伊丹プロダクション
配給:東宝
製作年:1997年
公開日:1997年9月27日
監督:伊丹十三
製作:玉置泰 細越省吾
脚本:伊丹十三
音楽:本多俊之
撮影:前田米造
照明:桂昭夫
録音:小野寺修
美術:中村州志
編集:鈴木晄
記録:堀北昌子
衣裳:小合恵美子
装飾:山崎輝
特機:落合保雄
SFX:白組 サンク・アール
音楽プロデューサー:立川直樹
キャスティング:笹岡幸三郎+N.C.P.
グラフィック・デザイン:佐村憲一
助監督:久保田延廣
製作担当:川崎隆
出演:宮本信子 近藤芳正 あき竹城 三谷昇 加藤善博
アメリカンビスタ カラー 131分
舞台を中心に活躍する女優の磯野ビワコは思ったことをすぐに口にするのが災いして周囲とは距離を置かれていた。ある夜、港が見える高台で発声練習をしていたところ、男たちが争う声が聞こえたため気になって見に行った。すると作業着の男が拳銃を発砲して老人を殺害したのだ。驚いたビワコが思わず悲鳴を上げると男は銃口を彼女に向けた。だが拳銃に弾は残っておらず男は用意していたナイフでビワコに斬り掛かった。必死に抵抗するビワコ。そこに偶然車が通り掛かったため男は用意していた車で慌てて逃げて行った。怖い目に遭ったにも関わらずおせっかいなビワコは老人に呼び掛けると携帯電話で救急車を呼び、病院まで付き添ったのだった。二人は無関係だからすぐに帰ることが出来ると安易に考えていたが、表には噂を聞きつけてやってきたマスコミが大挙押し掛けていた。すると母が彼女の大ファンだという救急隊員が機転を利かせて裏口から逃げることを勧めた。だがそこで待っていたのは刑事だった。事件現場への同行を求められたビワコは断るつもりでいたが、波多野管理官から緊急手配が必要になると言われ仕方なく従った。現場検証の後、ビワコはマスコミの取材に答えることにしたが、波多野から犯人と自分しか知りえない情報はしゃべってはならないと釘を刺されていた。
翌日、ビワコは自分の関わった事件がスポーツ紙の一面を飾っていることに気を良くして全紙を購入した。これだけ大々的に報道されれば準備中の舞台が大入り満員になることは確実だからだ。そんな彼女の身辺保護として立花刑事と近松刑事が付くことになった。今回の事件には宗教団体「真理の羊」が関わっている噂があり、ビワコが証人を断ろうがそうでなかろうが既に命を狙われている可能性があるからだ。二人の刑事は彼女の自宅や仕事場、美容院に小唄などの稽古場に帯同し、移動中の車にも必ずどちらか一人が同乗した。もちろんプライベートな場所へも行かねばならず、初日から振り回されっぱなしの二人はへとへとになった。
屋台的映画館
PR