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女子ーズ

  • posted at:2026-04-22
  • written by:砂月(すなつき)
じょしーず
キングレコード
配給:キングレコード
製作年:2014年
公開日:2014年6月7日
監督:福田雄一
製作:重村博文
プロデューサー:森山敦 山下義久 松橋真三
アソシエイトプロデューサー:平野宏治
ラインプロデューサー:鈴木大造
脚本:福田雄一
コスチュームデザイン:島本和彦
撮影:吉沢和晃 工藤哲也
美術:工藤哲也
照明:小西章永
録音:高島良太
スタイリスト:澤田石和寛
衣裳:加藤友美
ヘアー&メイクディレクション:池田真希
特殊メイク/造型進行:飯田文江
編集:栗谷川純
スクリプター:廣瀬順子
選曲:小西善行
音響効果:荒川望
助監督:末永賢
制作担当:桜井恵夢
主題歌:「A S A P」E-girls
オープニングテーマ:「女子ーズのテーマ」浪川大輔
音楽:ミラクル・バス
制作プロダクション:スタジオタイラー ロックワークス
出演:桐谷美玲 藤井美菜 高畑充希 有村架純  山本美月
アメリカンビスタ カラー 97分

地球にはしばしば宇宙から世界征服を企む怪人たちがやってきているが、我々の目に触れる前に正義の戦隊たちがそれらを倒してきた。ところが任期満了に伴って正義の戦隊が解散することになり、次の戦隊をどうすべきかということになったのだ。司令官のチャールズが雑誌で今は女性が強い時代だという記事を読んだことから、次は女子の集団で行こうということになったのだった。秘密基地に無理矢理連れて来られた五人(赤木直子、緑山かのこ、青田美佳、黄川田ゆり、紺野すみれ)は何故自分たちが選ばれたのか不思議でならなかったが、その理由は単純に「名字に色がついている」からだった。五人は能力が関係ないことがわかると怒るよりも呆れた。そんな戦隊が勝てるわけがないと青田が文句を言うと、チャールズは戦っているうちに強くなるから心配ないと説得した。これ以上批判をされたくない彼は話題を変え、「女子ーズ」として出動せよと命じた。そのダサい名前にうんざりするが、真面目な性格ということでリーダを任された赤木が引き受けたことで皆ついて行くしかなかった。

豊島建設に勤務する赤木は上司の課長であろうと物怖じすることなく進言した。黄川田は実家の母親へ仕送りや大学受験を控える弟の面倒を見なければならないため日夜アルバイトに精を出していた。アパレルショップに勤める青田はバカップル相手でも接客に努めた。アングラ劇団の劇団員の緑山は演出家から無理な演技プランを要求されても素直に従った。紺野は誰もが羨む財閥の令嬢でありパーティーは日常茶飯事だった。だが怪人は如何なる時にも容赦なく現れ、その度にチャールズから呼び出された。五人は新たな怪人が現れる度に大きな壁にぶち当たるが、話し合いと必殺技の「女子トルネード」で乗り越えて行った。幸いにも怪人が現れるのは日中であり、倒した後は居酒屋で反省会を行った。反省会では五人が揃わなくても大丈夫なのではないかという意見も出たが、全員が揃っての女子ーズであり地球を守るためにはどんなに苦しくても戦わなければならないと赤木が熱く語るため、皆黙って従うことにした。

屋台的映画館
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樹氷悲歌

  • posted at:2026-02-02
  • written by:砂月(すなつき)
じゅひょうえれじー
大映(東京撮影所)
配給:ダイニチ映配
製作年:1971年
公開日:1971年5月5日 併映「君は海を見たか」
監督:湯浅憲明
企画:斎藤米二郎
脚本:高橋二三
撮影:上原明
録音:飛田喜美雄
照明:久保江平八
美術:矢野友久
音楽:菊地俊輔
主題歌:「樹氷悲歌」高田和明
・・・:「愛の日記」関根恵子
編集:宮崎善行
助監督:小林正夫
製作主任:川村清
現像:東京現像所
協力:山形県上山市
出演:関根恵子 篠田三郎 小野川公三郎 松坂慶子 三崎千恵子
シネマスコープ カラー 84分

蔵王連峰を間近に望む温泉地上山にやってきたハーフコート姿の青年は少年に手紙を預けた。すると少年は桂みやが通う高校へ向かい、放課後の掃除中だった彼女に無事に届けたのだった。その手紙には「栗川稲荷にすぐ来い。来ないと命はないぞ」と書かれており、それを知ったクラスメイトたちは脅迫状だから今すぐにでも警察に届けた方がいいとアドバイスした。手紙を頼んだのはどんな人だったのかと少年に尋ねると、「俺はZ団の団長だと伝えてくれ」と青年が言ったのだという。それを聞いて手紙の主が誰なのかピンときたみやは慌てて教室を出て行った。子供の頃、死ぬときは一緒だと誓い合ったギャングごっこの時につけたグループの名前がZ団だったのだ。栗川稲荷で待つ幼馴染の米沢信一と再会したみやは心から喜んだ。何故なら競馬の騎手を目指して故郷を後にした彼が戻ってきたということは一人前になれたのだと確信したからだ。だが現実は違った。トレーニングセンターを卒業しそれぞれの厩舎に所属して見習い騎手として公営競馬で10勝を挙げれば一人前と呼ばれるのだが、同期生たちが10勝ラインを超えている中で信一はまだ4勝しか出来ていなかったのだ。彼は才能がないことを理由に辞めたいと打ち明けたが、みやは何か隠している事があるのではないかと考えていた。

信一の母・秋江は温泉旅館よねやを経営していた。みやは母に会いたくないと言う信一を残して秋江に会いに行くがいい顔はされなかった。三年前、大学卒業後に家業を継がせるつもりでいたが、馬事公苑にある騎手の養成学校へ行くようにそそのかしたのがみやだと信じて疑わなかったからだ。今でも怒りが収まらない秋江は、頭を下げるのなら自分一人で来るように伝えなさいと言った。みやの顔を見て母親の答えを察した信一は街を出ようとするが、一晩泊まって相談しましょうと引き留めた。路線バスの車両基地へ向かったみやは仕事を終えた運転手の父・源三にそのことを話そうとするが、ダービーに出るまで死んでも帰らないと決めたにも拘わらず途中で挫けるような奴は人間の屑だと言われ信一はショックを受けた。公園で途方に暮れる二人。するとそこに声を掛けてきたのは幼馴染の町田邦夫だった。クラスメイトの話で信一が戻ってきていることを知った彼は父・雄作が経営するロッジに泊まればいいと提案した。

屋台的映画館

昭和おんなみち 裸性門

  • posted at:2025-11-30
  • written by:砂月(すなつき)
しょうわおんなみちらしょうもん
日活
配給:日活
製作年:1973年
公開日:1973年7月4日 併映「団地妻 火遊び」
監督:曽根中生
プロデューサー:岡田裕
脚本:大和屋竺
撮影:森勝
美術:徳田博
録音:神保小四郎
照明:川島晴雄
編集:辻井正則
音楽:奥沢散策
助監督:浅田真男
色彩計測:水野尾信正
現像:東洋現像所
製作担当者:高橋信宏
技斗:田畑善彦
出演:梢ひとみ 絵沢萠子 江角英明 葉月かおる 沢田情児
アメリカンビスタ カラー 72分

時は大正時代。侯爵の桂川実篤は財界の大物だったが子宝に恵まれなかった。実篤が妻の綾子に愛想をつかし妾を囲うようになると、綾子も若い男と浮気をするようになった。実篤が妾としたのは彼の護衛役を務める書生・藤堂貞之助の恋人の戸田しのだった。藤堂は実篤がしのを抱くことをただの気まぐれだと思っていたが、時が経つに連れて真剣に愛していることがわかり身を引くことに決めたのだった。程なくして妊娠していることがわかるとしのは別荘へ連れて行かれた。

しのは男女の双生児を生んだ。男児は養子縁組によって正式な桂川家の跡取りとなったが、このことは桂川家にとって重大な秘密であり、しのはそれを十分理解して他言はしないと約束した。だがそれだけでは心もとないということで実篤は藤堂に後の一切の面倒を見るように命じ、当座の費用と桂川家の宝である太刀・備前兼光を授けた。それはしのやその子供が桂川家へ近づいた際は斬れという意味だった。警視庁の師範への道を閉ざされた藤堂は桂川家のために骨を埋める決心をした。

十九年後のある日、藤堂が営む道場に一通の手紙が届いた。それは行方がわからなくなっていたしのからだった。汽車の切符を手配し全財産を用意した彼は人里離れた集落で暮らす彼女のもとへ急いだ。ひっそりと建つ茅葺屋根の一軒家の方へ歩を進めると、若い娘が何処かへ飛び出して行った。藤堂が御免と声を掛けるが返事はなし。そこで勝手に部屋に上がるとしのは床に臥せっていた。どうしてもっと早く知らせてくれなかったのかと怒鳴るが、彼女にはもう返事をする気力さえ残っていなかった。娘のことなら心配するなと藤堂が言うとしのは安心して息を引き取った。

しのの娘の鏡子は藤堂のもとで暮すことになった。彼は「お父さん」や「おじさん」と呼んでもらいたかったが、鏡子は頑なに「藤堂さん」と呼んだ。更には遊郭で働きたいと言い出したことで頭痛の種が増えたのだった。

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新 高校生ブルース

  • posted at:2025-10-07
  • written by:砂月(すなつき)
しんこうこうせいぶるーす
大映(東京撮影所)
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年12月25日 併映「可愛い悪魔 いいものあげる」
監督:帯盛迪彦
企画:神吉虎吉
原作:柴田成人
脚本:今子正義
撮影:喜多崎晃
録音:高橋温生
照明:渡辺長治
美術:山口熙
音楽:伊部晴美
編集:中静達治
助監督:程原武
製作主任:薮本和男
現像:東京現像所
出演:関根恵子 内田喜郎 菅野直行 水谷豊 三笠すみれ
アメリカンビスタ カラー 83分

陽明高校の学園祭が迫る中、文芸部では校内の話題を搔っ攫うようなテーマはないものかと討議を重ねられていた。古今東西の名作といわれる文学作品の中で青春における性の問題が如何に描かれているかということにテーマを絞って研究発表すればいいと田村京子が提案した。するとそれに関連させた自分自身の悩み多きセックスに触れてみてはどうかという意見が出た。小説やシナリオを制作する上でも高校生の実態を知る必要がある。文芸部のアイデアを分析し心理学や生化学の文献を参考にしてアンケートに落とし込めば有意義な回答が得られるのではないかと部長は言った。

この世の中には掃いて捨てるほど女がいるというのに京子のクラスメイトの椎名健次、岡田正樹、和島亘の童貞三人組は全くもって女にモテない。椎名の好みは断然スマートで少し華奢な感じがする清純派。岡田はフェイ・ダナウェイのような何処となく白痴めいた美人。和島に至ってはソフィア・ローレンのように肉感的で情熱的な女がいいという始末。彼らはいずれも理想が高すぎるのだ。ある日、理由をつけて早引けした三人は何か面白いことをして時間を潰そうと考えていた。気分がスカッとするヤクザ映画。いや、同じ映画ならアート系のエロか芸術かってヤツ。でも大事なところは全てカットされているからつまらない。関西ストリップならバッチリ見せるし学割もある。だがそれだと刺激が強過ぎるので後処理が困る。パチンコかボウリングか。それならいっそナンパしに行こうということで話がまとまった。私服に着替えた三人は街に繰り出しきれいな女性に声を掛けるが誰も相手にしてくれなかった。こうなったら破れかぶれだ。おかちめんこでもお多福でも構わない。三人は理想像をかなぐり捨てて手当たり次第に声を掛けた。そんな椎名たちの必死な姿を帰宅中に偶然目撃した京子は思わず笑った。

三人は粘りに粘るがそれでも成果はゼロだった。どうしても童貞を捨てたい彼らは小遣いを出し合いじゃんけんで勝った者が特殊浴場へ行くことになった。勝利を勝ち取った はなけなしの580円を握りしめてサービスタイムの店内に乗り込むが、従業員のエミは馬鹿にして体すら触らせてくれなかった。

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新 網走番外地

  • posted at:2025-07-28
  • written by:砂月(すなつき)
しんあばしりばんがいち
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1968年
公開日:1968年12月28日 併映「博徒列伝」
監督:石井輝男
企画:俊藤浩滋 矢部恒
原案:伊藤一
脚本:村尾昭
撮影:坪井誠
録音:井上賢三
照明:川崎保之丞
美術:藤田博
編集:田中修
助監督:三堀篤
擬斗:日尾孝司
進行主任:伊藤源郎
装置:松野太三郎
装飾:上原光雄
記録:宮本衣子
現像:東映化学工業
音楽:八木正生
主題歌:「網走番外地」高倉健
出演:高倉健 長門裕之 松尾嘉代 佐々木愛 志村喬
アメリカンビスタ カラー 94分

唱和二十二年、春。復員してきた末広勝治は母ふみと会うために故郷の新橋を訪ねたが、終戦の年の五月にあった大空襲で家は跡形もなくなっていた。近くにいた人に聞いても行方は知れず、諦めて新橋駅の方へ向かった。すると進駐軍の兵士たちが無理矢理若い娘を連れて行こうとするところに遭遇し、全員を殴り倒して彼女を救出した。だが知らせを聞いて駆け付けたMPに逮捕され北海道の占領軍網走収容所に収監された。極寒の地での辛い日々を送る中、看守のジミー・中田との出会いが心の支えとなった。クリスマスの夜、ヘンリーとブラッドたちがジープで脱走した。この収容所では囚人は連帯責任を負っており、脱走者が出たことで末広が早期に釈放される可能性は潰えた。そこで彼は繋いであった馬に飛び乗るとジープを追った。するとその先で雪にはまって立往生しているところに遭遇し、母親に一刻も早く会いたい末広は彼らと対決した。三人は再び収監され、末広は囚人仲間から感謝された。

それから四か月後、釈放された末広は再び新橋を訪れて母を捜すことにしたのだが、その際に駅の北口を縄張りにしている石津組に目をつけられた。金が必要な彼は持っていたアメリカ軍の外套を路上で販売したからだ。取っ組み合いをしていると騒動を聞きつけたMPがやってきたため、捕まっては元の木阿弥と末広は雑踏に紛れて逃げようとした。するとそこに声を掛けてきたのは顛末の一部始終を見ていた喧嘩太郎こと小松太郎だった。彼は解散した松鐘組の元ヤクザで、喧嘩と聞くと居ても立っても居られない性分なのだ。その後に小松の友人が同じようにして駆け付けたが、末広はその顔を見て驚いた。昔馴染みの沖田源吉だったからだ。ふみの死ばかりでなく妹の秋子も行方知れずになっていることを知った末広は生還したことを悔やんだ。すると小松は生きてさえいれば妹にきっと会えると勇気づけた。だが彼の魂胆は別のところにあった。石津組は力があることをいいことにやりたい放題ではらわたが煮えくり返っていたのだ。沖田との二人ではどうにもならないため、死ぬ気なら命懸けで手を貸して欲しいとしつこく懇願した。すると末広は腹を決め、覚悟の証として背中に「不惜身命」と刻んだ。

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