日活
配給:日活
製作年:1972年
公開日:1972年11月29日 併映「色情姉妹」
監督:沢田幸弘
企画:伊地智啓
脚本:大和屋竺
撮影:畠中照夫
美術:菊川芳江
録音:高橋三郎
照明:高島利隆
編集:山田真司
音楽:多摩零
助監督:上垣保朗
色彩計測:仁村秀信
現像:東洋現像所
製作進行:斉藤英宣
技斗:田畑善彦
振付:漆沢政子
出演:伊佐山ひろ子 青山美代子 ジョージ・ハリソン 相川圭子 美里かおり
アメリカンビスタ カラー 69分
岡本春彦が服役していたのは妹の夏子のことで起こした傷害事件のせいだった。ある日、面会の弁護士からその夏子が死んだことを聞かされた。所長の許可を取ってあるからここで読みなさいと渡されたのは新聞の切り抜き記事を綴じたファイルで、そこには事件の概要が書かれていた。バー「カーネ」に勤める夏子と同僚の悦子がアメリカ兵らしき男たちに輪姦されたのだ。しかも縊死した夏子は全裸の状態で鳥居に吊るされていたのだという。妹を溺愛する春彦は復讐に燃え刑期が終わるのをただひたすら待った。
刑を終えて出所した春彦は東京にある基地の街へ行き事件現場となった鳥居の前に立った。そして所轄の警察署へ向かうが、捜査は既に打ち切られており遺留品や証人の供述書はMPが全て持ち去っていた。安全保障条約第六条に基づく刑事特別法により日本の警察が無力であることを知った春彦は独自に調べることにした。カーネを訪ねた春彦はマスターにバーテンとして住み込みで働きたいと申し出た。そうすれば悦子から夏子の情報が得られるかもしれないからだ。探偵の真似事をしても無駄だと言われたがどうしても諦めきれないのだ。マスターから鍵を渡されると2号室へ向かうが、部屋の中は二年前のままだった。押し入れにあるスーツケースを開けると服の下にはアルバムが入っており、春彦は夏子のあまりにも短い人生を想像しながらそれを眺めた。
カーネでの仕事が終わると春彦はマスターが運転するバスにホステスたちとともに乗った。彼らが次に向かった場所は高級クラブで、そこで「ライブショー」と呼ばれるストリップを披露するのだ。春彦は悦子のパートナーを務めることになったが、ステージ後に夏子のことを聞き出そうとしても口を開こうとしなかった。するとそこにやってきた滝という男がそいつの頭はパンクしちまっているからいくら聞いても無駄だと言った。彼が夏子の男だったことを知った春彦は隠していることをしゃべらせようとして取っ組み合いになりクラブのオーナーからつまみ出された。滝は春彦を車に乗せると目撃した事件の全てを話し彼の復讐心に火を点けた。そして目的地に到着すると行けと言った。そこは夏子を輪姦したマイケル・アンダーソン海兵隊伍長の自宅だった。
屋台的映画館
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