東宝=キティ・フィルム
配給:東宝
製作年:1984年
公開日:1984年2月11日 併映「すかんぴんウォーク」
監督:押井守
製作:多賀英典
企画:落合茂一
原作:高橋留美子
脚本:押井守
音楽:星勝
主題歌:「愛はブーメラン」松谷祐子
音楽監督:早川裕
演出:西村純二
作画監督:やまざきかずお 森山ゆうじ
作監補:青木康直
キャラクターデザイン:やまざきかずお
美術設定:小林七郎 森山ゆうじ
美術監督:小林七郎
撮影監督:若菜章夫
編集:森田清次
音響監督:斯波重治
アシスタント・プロデューサー:長谷川洋
制作担当:渡辺明
アニメーション制作プロデューサー:久保真
企画協力:週刊少年サンデー 岡正
製作協力:スタジオぴえろ
声の出演:平野文 古川登志夫 神谷明 杉山佳寿子 島津冴子
アメリカンビスタ カラー 98分
学園祭を翌日に控え、友引高校では各クラスが準備に追われていた。2年4組は諸星あたるが美人喫茶を提案したが、ラム親衛隊の最高幹部会議長のメガネが彼女にそんなことはさせられないと猛反対しドイツ国防軍をテーマとした「純喫茶 第三帝国」に落ち着いたのだった。準備の最中に担任教師の温泉マークが責任者のあたるを捜しに来たが何処にもいない。だが聞こえてきた壮大な寝言は面堂終太郎が持ち込んだ面堂財閥私設機甲師団の戦車・レオパルド1の砲手席からだった。後から来て事情を知らないラムはあたるが浮気をしていると勘違いし電撃を喰らわせると戦車の周囲にいた人たちは皆感電した。ラムの電撃のせいで戦車の電装品は全てスクラップとなり完成した模擬店は滅茶苦茶になった。面堂は怒りを何とか抑えながらあたるを連れて夜食の買い出しに出掛けるが、信号で停車した車の前をちんどん屋が横切り唖然とした。
夜が明けた学園祭の前日、あたるたちが水飲み場で歯を磨いていると温泉マークが疲れ果てた姿で歩いているのが目に留まった。ハードなスケジュールに連日のドタバタ騒ぎ、そして校長室の上にはいつ落ちてもおかしくない40トンの戦車がミシミシと音を立てていた。巫女で保険医のサクラから心身ともに疲労していると診断された彼はトランキライザーを一瓶貰って静養することにした。だが後にサクラは超強力下剤を誤って渡したことに気づきバイクを飛ばしてアパートに向かうが、部屋の中は何故かカビやキノコに侵食されていた。温泉マークを救出し自宅へ招いたサクラがこれまでの経緯を尋ねると、部屋を数日空けただけで廃墟のようになっていたというのだ。彼は疲れているから既視感という奇妙な考えに取り憑かれるのだと思っていたが、校長が言った「あと一日、明日は学園祭初日ですからな」というセリフを何処かで聞いたような気がした。そう考え出して初めて気づいたのは、昨日やその前日のこと、うっかりすると数時間前のことまで忘れていることがあり、何時何処で誰と会い何をしたのか、そして学校に泊まり込んで何日経過したのかもわからなくなっていた。温泉マークが立てた仮説は、気の遠くなる前から学園祭の前日という同じ一日の同じドタバタを繰り返しているのではないか、と。
屋台的映画館
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