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俺の背中に陽が当る

  • posted at:2026-10-17
  • written by:砂月(すなつき)
おれのせなかにひがあたる
日活
配給:日活
製作年:1963年
公開日:1963年4月7日
監督:中平康
企画:水の江滝子
原作:渋谷健
脚本:佐原靖郎 中平康
撮影:高村倉太郎
照明:森年男
録音:片桐登司美
美術:大鶴泰弘
編集:丹治睦夫
助監督:武田一成
色彩計測:舟生幸
特殊技術:金田啓治
現像:東洋現像所
製作主任:牛山正夫
音楽:伊部晴美
主題歌:「俺の背中に陽が当る」浜田光夫
技斗:渡井嘉久雄
出演:吉永小百合 浜田光夫 小高雄二 深江章喜 佐野浅夫
シネマスコープ カラー 98分

銀座のビルで窓拭き清掃員として働く滋はゴンドラのロープが切れるという前代未聞な事故に遭遇した。その時に危険を顧みず相棒の俊夫を助けたことが評価され新聞社から写真と談話を求められた。だが世間に顔と名を知られたくない滋はぶっきらぼうに断ったのだ。そんな彼をハラハラしながら見守るのは恋人の朝子だった。

兄の健三が明日、刑務所から出てくる。そのことを彼の妻・幸子から聞いた滋はうれしくてたまらなかった。滋の父親はやくざ者であり健三もその道に走った。おかげで関係ない滋は周囲から白い目で見られて辛い目に遭ってきたのだ。新しい未来が待っていると期待して滋は幸子と一緒に迎えに行くが、小谷組の組員が先回りをして健三を連れ去ったのだった。組長の小谷は幹部の山田に跡目を継がせる際に彼を片腕として迎え入れ不動産や芸能部門を任せようと考えていた。小谷は事務所でその話をするが、健三は足を洗いたいと申し出て用意してあった札束に目もくれずに部屋を出て行った。滋は贅沢をせず幸子と一人息子の康夫の世話をしていたが、兄貴は好きだがやくざは大嫌いだという彼の言葉が今になって身に染みるようになっていたのだ。その夜、すき焼き屋で再起祝いを行うことになったが、そこに幹部の青島がやってきて高級ウイスキーのボトルを置いて行った。滋は絶対に飲んじゃいけないと注意し、新しい生活はここから始めるんだと言った。

健三は滋と同じ共栄清掃社で働くことになった。健三は慣れない窓拭きの仕事に苦労をするが、サポートする滋のおかげで何とか乗り切っていた。給料日になり健三は出納係から初めての給料袋を受け取るとうれしさのあまりその場で開けて見た。すると明細には弁償金が引かれていることが書かれていたのだ。それは滋も同じであり、説明を求めると担当したビルの応接室から置き時計がなくなり前歴のある職員が盗んだに違いないと一方的に疑われたというのだ。滋は悔しくてたまらなかったが、健三は一度手を汚した連中にはよくあることだと慰めた。

屋台的映画館
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へんげ

  • posted at:2026-10-14
  • written by:砂月(すなつき)
へんげ
オムニ・プロダクション
配給:キングレコード
製作年:2022年
公開日:2022年12月9日
監督:大畑創
制作:名倉愛 藤岡晋介 加藤綾佳
脚本:大畑創
撮影:四宮秀俊
音楽:長嶌寛幸
照明:玉川直人 星野洋行
美術:間野隼人 伊藤淳 福井早野香 須藤彰
録音:高田伸也 新垣一平 根本飛鳥
編集:大畑創
助監督:川口陽一 根本飛鳥
特殊メイク:上江田美希 宇田川祐 大竹千明 大森敦史 加藤正人 串淵徹也 近藤圭輔 鈴木佑実子 若山望友貴
衣裳:加藤麻矢
整音:中川究矢
脚本協力:高橋洋 にいやなおゆき 古澤健 名倉愛 川口陽一 頃安祐良 蔭山周 瀬川浩志
特撮スタッフ
 撮影監督:村川聡
 特殊美術:原島徳寿
 特殊効果:岩田安司
 操演:辻岡明宏
 ミニチュア制作:松野拓行
 ミニチュア協力:マーブリング・ファインアーツ
出演:森田亜紀 相澤一成 信國輝彦 柳有美 にいやなおゆき
アメリカンビスタ カラー 54分

閑静な住宅街に暮らす門田吉明の体を謎の発作が数日に一回のペースで襲った。無数の蟲に意識を乗っ取られるような恐怖は昼夜を問わず突然起こるため、心配した妻の恵子は吉明の医科大時代の後輩である坂下稔の診察を受けさせることにした。精神科を専門とする坂下は催眠療法などの治療を行うが改善は見えなかった。いつ起きるかわからない発作に怯える吉明は周囲に迷惑を掛けないために二年間外出を控えていたが、自宅で行う翻訳の仕事はささやかながら気晴らしになった。

ある夜、吉明がベッドで体を弓なりに反らせながら苦しんでいると腕がまるで化け物のように変化した。恵子は震える手で携帯電話のカメラを向けるが、暴れまわる吉明の体が当たり気を失った。窓の外が明るくなり恵子が目覚めると隣に吉明の姿はなかった。飛び起きて家の中を捜すと彼は何事もなかったように台所で朝食を作っていたのだった。恵子が携帯電話の画像を見せると吉明の顔が青ざめた。自分が意識を失っている時の姿を初めて見たからだ。恵子の助言により坂下に全てを委ねることにしたが、自宅での催眠療法中に意味不明の言葉を叫ぶと同時に家が小刻みに揺れガラスの小物が割れ飛んだのだった。そして再び苦しみ始めると右手が変化して暴れ出したため坂下は麻酔薬を打って対処した。

吉明は前の日のことを全く覚えていなかった。しかも何もなかったように落ち着いていることに恵子は恐怖を覚えていたのだ。入院を勧める坂下に対し彼女は本人が望まないことを理由にして断ろうと考えていた。だが吉明の苦しむ姿を目の前で見ることに耐えられない恵子は坂下を信じて託すことにしたのだ。吉明は自宅に現れた坂下と二人の男によって連れて行かれた。それから数日後、恵子は部屋の箪笥が荒らされ服がなくなっていることに気づいた。吉明が病院を抜け出して持ち出したのではないかと考えた恵子は恐ろしくなり玄関のドアの鍵を交換することにした。それと同じ頃、都内各地では通り魔殺人事件が多発していた。

屋台的映画館

ハワイ珍道中

  • posted at:2026-10-11
  • written by:砂月(すなつき)
はわいちんどうちゅう
新東宝
配給:新東宝
製作年:1954年
公開日:1954年9月14日 併映「たん子・たん吉珍道中 第一部 豆狸忍術合戰」
監督:斎藤寅次郎
製作:杉原貞雄
脚本:八住利雄
撮影:友成達雄
照明:秋山清幸
録音:矢野口文雄
美術:加藤雅俊
音楽:原六朗
振付:西崎緑 矢田茂
助監督:曲谷守平
編集:後藤敏男
特殊技術:新東宝特殊技術
製作主任:川田信義
出演:花菱アチャコ 田端義夫 堺駿二 伴淳三郎 江利チエミ
スタンダード カラー 88分

花村丈吉は十五年ぶりに日本に帰ってきた。空港から出てきた彼には人探しをしなければならないという目的があり、タクシーを捕まえると運転手に一番大きな新聞社に行ってくれと命じた。翌日の朝刊には「山田八千代に告ぐ 約束の日約束の時刻約束の場所にて待つ」という尋ね人の広告文が載った。するとそれを目にした八千代はどうしていいかわからず義兄の千三に相談することにした。彼女は娘で歌手のチエミと暮らしているが実の子ではなかった。そのチエミを丈吉は引き取りに来たのだ。十五年の歳月は八千代とチエミを本当の親子のようにしていた。

あの日交わした約束の場所で丈吉は八千代と再会した。十五年前、女房に死なれて生き甲斐を失った丈吉は貧乏な生活から抜け出せないでいた。だが一念発起した彼は女房の妹である八千代に赤ん坊を預けると再会の約束をしてハワイに渡ったのだ。慣れない場所での暮らしは苦労も多く、そんな時は約束のことを思い出して耐えた。今ではパイナップル工場を経営するまでになっており、現地の人たちは彼のことをミリオネアと呼んでいた。丈吉は八千代に迷惑を掛けたことを詫び、たくさんのお礼をさせていただくと言った。そして話が娘のことになると八千代は五年前のふとした風邪がもとで亡くなったと嘘をついたのだった。娘と逢うことだけを楽しみにして生きてきた丈吉はショックを受けハワイに帰って行った。

富士芸能社に所属する御園チエミは仲介人の半田の力を得てハワイ公演を行うことになっていた。八千代はマネージャーの東と会い事の顛末を話し、二人が会う可能性を心配して公演を止めさせようとした。だがそんなことは出来るはずもなく一行はハワイへ出発した。半田の話では大変な評判だと聞いていたが、現地では全くチケットが売れていなかった。そこでゲリラ的にチンドン屋活動を行い耳目を集めると、物珍しさでチケットは無事に完売した。

屋台的映画館

赤い蕾と白い花

  • posted at:2026-10-08
  • written by:砂月(すなつき)
あかいつぼみとしろいはな
日活
配給:日活
製作年:1962年
公開日:1962年6月10日 併映「帰ってきた旋風児」
監督:西河克己
企画:坂上静翁
原作:石坂洋次郎
脚本:池田一朗
撮影:岩佐一泉
照明:安藤真之助
録音:中村敏夫
美術:佐谷晃能
編集:鈴木晄
助監督:白鳥信一
色彩計測:小栗準之助
現像:東洋現像所
製作主任:三反田実
音楽:池田正義
主題歌:「赤い蕾と白い花」吉永小百合 和田弘とマヒナスターズ
出演:吉永小百合 浜田光夫 金子信雄 北林谷栄 高峰三枝子
シネマスコープ カラー 80分

高校三年生の三輪重夫と岩淵とみ子は仲のいいクラスメイトだ。重夫は幼い時に母を亡くし、三輪医院を経営する院長で父の貞一に育てられた。一方、とみ子も同じように父を亡くしており、似たような境遇が二人の関係を親密にさせていた。ある日、二人はある疑問を口にした。何故お互いの親が再婚をしなかったのかと。とみ子の母・真知子は岩淵服装学院の院長をしているが、お前のパパとの生活があまりにも楽しかったからその思い出だけで幸せだと彼女に言ったらしい。貞一の方はというとお前の母は美人でやり手だったから頭が上がらなかったと重夫に言ったとのこと。そこでとみ子はある提案をした。それは男っ気のない岩淵家と女っ気のない三輪家の主を自分たちと同じように交際させれば中和出来るのではないか、と。長い間自分たちのために窮屈な思いをさせてきた労いとして二人につき合うチャンスを与えるというのだ。それを聞いた重夫は自分たちの立場がどうなるのか心配になった。だがとみ子は彼らの人権を尊重すべきだと悪びれずに言った。貞一のことに興味を抱いたとみ子は授業が終わると重夫の家に行った。往診から帰った貞一は彼女を歓迎し夕食をした後に家まで送ると約束した。その日の夕食は貞一自慢のカニ入りコロッケで、重夫はとみ子がいるだけでいつもより食卓が明るく感じた。

翌日、とみ子が帰宅すると玄関には男性の靴が揃えてあった。どうやら真知子が風邪をこじらせたらしく掛かりつけの藤林医師が往診に来ていたのだが、とみ子は彼の年老いて危なっかしい手元に不安を覚えた。そこで三輪医院に電話を掛け往診をお願いしたのだった。貞一は患者の診察を終えて岩淵家を訪ねたが、熱は下がって顔色も良くなっていた。それ以来、彼は毎日のように診察を口実にして通うようになり、迎える真知子もおしゃれに気を遣うようになった。とみ子と重夫が仕掛けた作戦は成功したのだ。それと同じ頃、とみ子の祖母のかねが秋田から上京してきた。翌日、真知子が彼女を遊覧飛行機に乗せるために羽田空港へ向かうと、大阪の友人を見送りに来たという貞一と偶然出会った。かねが戻ってくるまでの間、空港のラウンジで話しながら時間を潰していた。だが予定の時間を過ぎても姿を現さないので心配していると場内アナウンスで国内線待合室にいることがわかった。二人が急いで駆け付けると、遊覧飛行で気を良くしたかねが夜の東京を空から見たいというだけの理由で北海道行きの手続きをしていたのだ。送迎デッキから見送ることになったが、真知子が階段でつまずいて捻挫したため貞一がお姫様抱っこをした。するとそれに気づいた服装学院の生徒たちが面白がってカメラで撮ったのだった。

屋台的映画館
ばくあげせんたいぶんぶんじゃーげきじょうぶーんぷろみすざさーきっと
映画「ガッチャード・ブンブンジャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=ADKエモーションズ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2024年
公開日:2024年7月26日 併映「仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク」
監督:中澤祥次郎
製作:吉村文雄 西新 高木勝裕 金子保之 柴田邦彦 村松秀信 古澤圭亮
企画:出目宏 服部宣之 井上貴博 佐藤現 志村章 清水啓司 大矢陽久
プロデューサー:久慈麗人 大川武宏 芝高啓介 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:冨岡淳広
音楽:池田善哉 横関公太
撮影:上赤寿一
照明:柴田守
美術:田中涼
録音:中山寿範
編集:金田昌吉
スクリプター:國米美帆
助監督:葉山康一郎
制作担当:伊藤渉
ラインプロデューサー:伊場野高嗣
キャラクター管理: 佐藤藍 田山健
企画協力:企画者104
資料担当:松井大 神内大輝
デザイン協力:プレックス
キャラクターデザイン:島本和彦とビッグバンプロジェクト
造型:レインボー造型企画 前澤まさる 吉川学
主題歌:「爆上戦隊ブンブンジャー」遠藤正明
・・・:「コツコツーPONーPON」ブンドリオ・ブンデラス(CV:松本梨香)
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:渡辺淳
出演:井内悠陽 葉山侑樹 鈴木美羽 齋藤璃佑 相馬理
アメリカンビスタ カラー 31分

動画クリエイターのHIKAKINは爆上戦隊ブンブンジャーとコラボ動画を撮ることになった。そのきっかけとなったのはチームのメカニックであるブンドリオ・ブンデラスが彼の大ファンだったからだ。撮影場所はブンブンジャーの支援者である範道大也が買い取った富士山の麓にあるサーキット場だったが、そこに国際宇宙対策機構(ISA)の特別調査官である細武調がやってきた。彼女が持ってきた緊急の依頼は王女のニコーラ・キードアーを大宇宙侵略大走力団ハシリヤンの苦魔獣から守ることだった。

惑星トリクルがハシリヤンの手に落ち、国王である父親の手引きによりニコーラは脱出に成功した。そして地球にたどり着くとISAは保護に努めたが、ハシリヤンは王女を渡さなければ惑星大破壊大ミサイルを地球に撃ち込むと脅しを掛けてきたのだ。ISA上層部は地球人類を守るためには止む無しと王女の引き渡しを決定したが、調は独断でブンブンジャーに力を借りることにしたのだ。大也は届け屋としての行動を起こす前に確認をした。ニコーラ自身がどう考えているのかを。その時、突然時空が歪み大也たちは外へ放り出された。ハシリヤンの捕物隊長デイモンサンダーがサーキット場にイグニッションキーを挿し込んで苦魔獣サーキットグルマーを生み出したのだ。惑星トリクルを襲った侵略ラップタイム最速の黒き稲妻、それがデイモンサンダーだった。彼がニコーラを狙う理由は、高貴な人物の悲鳴が上質なエネルギー「ギャーソリン」になるからだ。捕まえて王様たちの前で苦しめれば王女を慕う連中からも最高のギャーソリンを手に入れることが出来るのだ。大也は志布戸未来にニコーラの護衛を任せるとブンレッドにブンブンチェンジしてデイモンサンダーと戦った。

ニコーラを連れて逃げる未来は森に停めてあったブンブンスーパーカーが無事であることを確認した。だが目の前に現れたサーキットグルマーはサーキット場に集結していたブンブンカーを全て所持していたのだ。阿久瀬錠がブンブンチェンジしたブンブラックが時間稼ぎをしている間に未来はブンブンスーパーカーをスタートさせるが、サーキットグルマーは力を支配したブンブンカーを追跡に使った。

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