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銀座ジャングル娘

  • posted at:2026-11-08
  • written by:砂月(すなつき)
ぎんざじゃんぐるむすめ
日活
配給:日活
製作年:1961年
公開日:1961年8月20日
監督:春原政久
企画:茂木了次
原作:高橋二三
脚本:高橋二三 若井基成
撮影:峰重義
照明:吉田一夫
録音:宮永晋
美術:柳生一夫
音楽:馬渡誠一
編集:近藤光雄
助監督:樋口弘美
製作主任:薮内善明
主題歌:「銀座ジャングル娘」渡辺マリ
・・・:「恋の横断歩道」渡辺マリ
・・・:「チャキチャキパチャンガ」渡辺マリ
出演:沢本忠雄 清水まゆみ 藤村有弘 渡辺マリ 高原駿雄
シネマスコープ モノクロ 65分

石井五郎は特殊技能を持つ。その技能とは他人様の懐から財布をちょいと抜き取る天性の指使いだった。心を入れ替えてスリ稼業から足を洗った五郎は殿村商事に拾ってもらったまでは良かったが、社長の殿村泰助に呼び出されて仕事を命じられた。それは午後5時から行われるクラブ・パリジェンヌでの商談で取引相手のポケットから代金をスリ取ることだった。五郎は勘弁してくださいと頭を下げるが、彼が近々結婚するのを知っている殿村は所帯を持つなら金がいるだろうと1万円札の束をちらつかせたのだ。やりたくはないが金は欲しい。五郎は最後の仕事と割り切って引き受けることにした。

五郎の恋人はおにぎり食堂の娘の彰子だった。彼女の妹のマリは歌手をしているが引く手はなし。そんなマリをジャズ喫茶・ボンボンに紹介しステージに立たせるようにしたのは五郎だった。自身の結婚と妹のデビュー。二つの幸せが待つ彰子にとって気掛かりなのは新居だった。すでに場所は決まっているが、不動産屋からは早急に権利金を払ってもらわないと他にも借り手がいて困っていると急かされていたのだ。五郎が払いに行くことになっているが、彰子は今彼が何処にいるのか知らなかった。

根無し草の五郎が暮らすベッドハウス安眠荘に電報配達人がやってきた。電報を受け取った五郎が何事かと読んでみると、今日の昼12時に西郷銅像の下で待つと書かれていた。母親のお粂が東京見物に来ることがわかり大喜びするが、冷静になって考えてみると色々と厄介なことが数珠繋ぎだった。母親に会えばコトが出来ない。コトが出来なきゃ金にならない。そして金にならなきゃ権利金が払えないのだ。とりあえずおにぎり食堂に向かい彰子に金を渡すと慌てて出て行った。そして公園のベンチに寝転がりながらどうするか考えていると誰かが声を掛けてきた。その主は刑事の春山だった。課長昇進を目論む春山は五郎を現行犯で逮捕しようとつけ回すが五郎はそれどころではなかった。そこで母親が上京することを正直に話すが、それならばなおさら金が必要だろうと春山は高笑いした。

屋台的映画館
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シコふんじゃった。

  • posted at:2026-11-05
  • written by:砂月(すなつき)
しこふんじゃった
大映=キャビン
配給:大映
製作年:1992年
公開日:1992年1月15日
監督:周防正行
製作:平明暘 山本洋
プロデューサー:桝井省志
ノベライゼーション:周防正行
脚本:周防正行
企画:島田開 石川勝敏
撮影:栢野直樹
音楽:周防義和
使用曲:「悲しくてやりきれない」おおたか静流
使用曲:「林檎の木の下で」おおたか静流
美術:部谷京子
照明:長田達也
録音:米山靖
編集:菊池純一
助監督:高野敏幸
製作担当:佐々木芳野
出演:本木雅弘 清水美砂 柄本明 竹中直人 田口浩正
アメリカンビスタ カラー 103分

教立大学4年の山本秋平は、おじさんのコネで既に就職先が決まっているため残りの大学生活を面白おかしく過ごしていた。ところが穴山教授に呼び出されたことで状況が一変した。社会学科を専攻する秋平は皆勤賞であるにも成績は最低。そんな印象的な人物と穴山は初めて顔を合わせたのだ。いい友達を持っている君はいい奴かもしれないが、単位はあげられない。穴山はそう言って彼が友達に代返してもらっていたことを静かに指摘した。秋平は穴山が卒論の指導教授だとわかると青くなった。卒業出来なければ就職の話も泡と消えるからだ。すると穴山は卒業に必要な単位を与える条件を提示した。それは相撲部の試合に出場することだった。

かつて強豪と言われた教立相撲部も今は3部リーグのびりっけつ。部員は徐々に減って行き、残ったのは大学8年目の青木富夫だけになっていた。ここ3年間は他の運動部の人に頼んで試合には出ていたが、相撲を心から愛するが故に指導が厳しくなる青木を嫌がって断られていた。学生相撲選手権大会の団体戦に出場出来なければ廃部になる可能性があることから、まずは部員集めから始めなくてはならなかった。団体戦には5人必要なのであと3人が必要だった。

校内に置かれた机と椅子。やりたい奴がいれば来るという青木の言葉を信じた秋平だったが、3日間そこで待機しても何も起きなかった。しびれを切らした彼は向こうから歩いてきた体の大きな学生に声を掛けることにした。青木は太っているから相撲に向いているという考え方が間違っていると考えていたが、驚いて秋平から逃げる姿を見ていけるかもしれないと思った。その学生は歩く時に右手と右足が同時に出るので、相撲の基本が出来上がっているのだ。こうして田中豊作が仲間に加わった。次にやってきたのは秋平の弟の春雄だった。穴山の研究室にいる大学院生の川村夏子は相撲部のマネージャーを担当しているが、相撲人気に憧れる彼をプロレス部から引き抜いてきたのだ。欠員は1人いるがとりあえず団体戦に出場出来るということで相撲部は廃部を免れた。だがまともに稽古が出来ていない彼らは対戦相手に一度も土をつけることなくリーグ戦を敗退した。試合が終わるとちゃんこの店で慰労会が開かれ、穴山は部員たちに今日は良くやったと労った。だが度を越えた不甲斐なさに黙っていられなかったのがOBの熊田寅雄だった。長い間相撲を取っているにも関わらず一度も勝ったことがない青木を罵倒する熊田にキレた秋平は、勢い余って次こそ絶対に勝ってやると宣言したのだ。引くに引けない秋平は仲間たちと相撲を続けなければならなくなった。

屋台的映画館

ロボコンの大冒険

  • posted at:2026-11-02
  • written by:砂月(すなつき)
ろぼこんのだいぼうけん
東映
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年3月20日 併映「長靴をはいた猫 80日間世界一周」「秘密戦隊ゴレンジャー 真赤な猛進撃!」「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」「一休さん」
監督:畠山豊彦
企画:平山亨 斉藤侑
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
音楽:菊池俊輔
音楽制作:あんだんて
撮影:いのくままさお
照明:秋田富士男
録音:佐藤修一
美術:宮国登
編集:岩松幹久
効果:阿部作二
助監督:稲垣信明
記録:杉原温子
計測:中本憲一
進行主任:奈良場繁
特撮:特撮研究所
装置:紀和美建
装飾:寺崎英世
操演:佐藤幹雄
美粧:山口ちえこ
衣裳:鷹志衣裳
演技事務:野田邦夫
協力:勝浦 ホテル三日月
主題歌:「がんばれ!!ロボコン」水木一郎 山上満智子とコロムビアゆりかご会
・・・:「ロボコン・ロボット世界一」水木一郎 コロムビアゆりかご会
出演:大野しげひさ 加藤みどり 佐久間真由美 山田芳一 島田歌穂
アメリカンビスタ カラー 25分

銀河系第10星雲にあるバレリーナ星のお姫様・ロビンはロボコンやその仲間たちから慕われている。ある日、バレー留学で地球にきている彼女がいつものように教室で練習をしていると突然謎の声が聞え怯え始めた。見学に来ていたロボコンが驚いてどうしたのと尋ねると、キャプテン・ワルダーという宇宙海賊が海賊船でやってきてお嫁さんにされてしまうと言った。その夜、思い過ごしだよときれいな月を眺めていると突然強い風が吹き、月をバックにその海賊船が現れたのだった。ハッチに出てきたワルダーは、そなたを妃に迎えバレリーナ星の支配者となるつもりだと言った。そしてロビンが拒否すると部下たちが次々と下りてきて彼女を連れ去ろうとした。怒ったロボコンが100馬力で立ち回ったことで不利だと悟ったワルダーは部下たち引き揚げさせた。そして去り際に、手荒な真似はしたくないから明日の晩までに考えておけと言った。彼の並々ならぬ自信は配下に妖術師のアークマンを従えているからだった。

ロボコンの提案でロビンを大山家で匿うことになった。剣道着で俄然張り切るパパとそれに協力するロボコンの仲間たち、そして町田巡査もパトロールを強化した。そんな中、夜になると海賊船が上空に現れロビンにおとなしく出てきなさいと警告した。そしてアークマンが見せしめに妖術を使うと家の中の物が宙に浮かび、ロボットたちは様子がおかしくなり、町田が構えた拳銃の先がへし曲がった。ママたちは説得するが、もうこれ以上迷惑を掛けられないと考えた彼女は言うことを聞くことにした。気を失ったロビンはアークマンに連れて行かれ、正気を取り戻したロボコンはそのことを知って悔しがった。自分がしっかりしていればこんなことにならなかったのにと反省するロボコンは背中のプロペラで空を飛び海賊船を追い掛けた。

海賊船を見失ったロボコンだったが勝浦の火山に下りたことは確認していた。一晩中捜し回ったロボコンはワルダーが満月の夜に旅立つと言ったことを思い出し、今夜までに見つけ出せば何とかなると考えた。そこでタクシーロボットのロボカーを使ってパパたちに救援を要請した。

屋台的映画館

ハワイの若大将

  • posted at:2026-10-31
  • written by:砂月(すなつき)
はわいのわかだいしょう
東宝
配給:東宝
製作年:1963年
公開日:1963年8月11日 併映「マタンゴ」
監督:福田純
製作:藤本真澄 角田健一郎
脚本:笠原良三 田波靖男
撮影:内海正治 西垣六郎
美術:竹中和雄
録音:斉藤昭
照明:金子光男 西川鶴三
整音:下永尚
音楽:広瀬健次郎
監督助手:長野卓
編集:藤井良平
合成:泉実
現像:東京現像所
製作担当者:成田貫 井上卓之
協力:パン・アメリカン航空
出演:加山雄三 星由里子 田中邦衛 中真千子 上原謙
シネマスコープ カラー 94分

京南大学のヨット部キャプテンの「若大将」こと田沼雄一はマネージャーの江口敏とともに航海の練習をしていたが、暴走してきたモーターボートに追突された。海に投げ出された雄一はモーターボートを操縦していた中里澄子を助けに行くが、人の前に立ち塞がったあなたが悪いと言われてしまった。動力船は帆船に進路を譲らなければならないのだが、海でのルールを知らない澄子はスピード落とさなかったのだ。へたくそと言われて頭にきた雄一は、怪我がなくて良かったですねと彼女を気遣う江口にヨットの方を心配しろと言って海に突き飛ばした。

ヨットを修理したいが金はなし。困った雄一は老舗すき焼き屋「田能久」を営む父親の久太郎に頼み込むが、町内会で話題になっている翌年の東京オリンピック目当ての土地買占め問題が心配でそれどころではなかったのだ。どうしたものかと頭を悩ませていると妹の照子がダンスパーティーの開催を提案した。彼女は高校のクラス会を東京ホテルのスカイルームで行うことにしていたのだが中止になってしまった。そこで雄一がダンスパーティーを開いてくれればキャンセル料を取られなくて済むのだ。照子にまんまとはめられたと思ったが背に腹は代えられない。口車に乗ることにしたのだがパーティー券は思うように売れなかった。そこで部のOBである美粧堂の平岩を訪ねると、澄子が宣伝部で働いていたのだ。自分の無礼を詫びた彼女はヨットの修理代をパーティー券で賄うことがわかると10枚預かった。するとそれを聞いた同僚の大川夏子も争うように15枚引き受けた。パーティー券の売れ行きは良くなかったがダンスパーティーは何とか開催することが出来た。その理由はブルジョアの「青大将」こと石山新次郎が江口から持ち分全てを買い上げたからだ。女の子にモテたい石山はヨット部への入部を希望しており、背に腹は代えられない雄一は渋々認めることにした。

前期試験が始まったが雄一はいい点が取れるか自信がなかった。そんな彼に声を掛けてきたのは隣の石山だった。全く勉強をしていない彼は間違っていても書かないよりはましだとカンニングを強要した。パーティー券で負い目を感じていた雄一は仕方なく答案を見せるが、それが監督者の戸井田教授にバレてしまい学部長から二か月間の停学処分を言い渡された。雄一は学校に呼び出されてお冠の久太郎に勘当を命じられたが、石山はこれ幸いとハワイの大学への留学を準備していた。

屋台的映画館

いつか誰かが殺される

  • posted at:2026-10-27
  • written by:砂月(すなつき)
いつかだれかがころされる
角川春樹事務所
配給:東映
製作年:1984年
公開日:1984年7月14日 併映「麻雀放浪記」
監督:崔洋一
製作:角川春樹
プロデューサー:柴垣達郎 伊藤亮爾 黒澤満
原作:赤川次郎
脚本:高田純
撮影:浜田毅
美術:小川富美夫
照明:井上幸男
録音:小野寺修
助監督:成田裕介
編集:鈴木晄
製作担当:川崎隆
音楽:梅林茂
音楽プロデューサー:高桑忠男 石川光
主題歌:「いつか誰かが・・・・」渡辺典子
挿入歌:「Summer Time」渡辺典子 白竜
・・・:「Mysterious」白竜
制作協力:セントラル・アーツ
出演:渡辺典子 古尾谷雅人 松原千明 尾美としのり 白竜
アメリカンビスタ カラー 97分

財閥の永山家では家長である志津の誕生パーティーに毎回一人のゲストが招待される。これまでは出席する子供たちの初体験の相手や学生時代の恋人、別れた妻や夫など実在するサプライズ的な人物を招いていた。だが70歳を祝う今年は本人の希望で特別な趣向に挑戦することになった。それは誰も知らない架空の人物の名前を作り出し志津お抱えの探偵・橘進之介が捜し出すというものだった。彼女が子供たちの名前からいくつかの文字をチョイスし並べ替えて作った人名は「モリヤアツコ」。更に夫が亡くなって18年になることで、「18歳」との条件をつけた。志津は実在する方に1千万円賭けると皆にも促した。

高校生活最後の夏休みを満喫する守屋敦子は仕事で一週間ぶりに会う父親の陽一とカフェで食事をしていた。敦子は陽一と二人暮らしで、新聞記者をする多忙な彼は敦子が大学に進学したらしばらく仕事を休もうと考えていると打ち明けた。食事のあとでブランド物を扱うブティックに立ち寄ると敦子は試着室に入った。どうせ買わされるんだからと陽一が財布を取り出そうとしたところポケットベルが鳴り、店の向かいにある公衆電話から連絡を取ることにした。試着室から出てきた敦子は陽一がいないことに気づき外を捜そうとしたところ、店長の高良和夫に止められた。彼女は未精算のブルゾンを着たままだったのだ。万引きに間違えられて腹を立てた敦子は陽一が戻ってくるまで居座ることに決めたが、どうしてもその服が欲しい彼女は高良につけ馬として家まで来て欲しいと言った。

翌日、敦子は陽一が勤める極東流通経済新聞社の山形剛志編集長を訪ねた。前日の別れ方が変だったので会社に来れば何かわかるのではないかと思ったからだ。だが山形によると陽一はずっと出張中のはずだという。そこで渋谷で会ったことを話すと、山形はその時に何かを預からなかったかと尋ねた。だが敦子には身に覚えがなかった。帰り際にハーブキャンディーを食べようとバックの中を探ったところ、知らないフロッピーディスクが出てきた。これが山形に言っていた物かと思ったが、渡さずにそのまま帰ることにした。だがその中身が気になり始めクラスメイトでパソコンに詳しい渡壁正太に解析を頼むことにした。フロッピーディスクを彼に預けて帰宅すると家の中は滅茶苦茶に荒らされていた。

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