東宝
配給:東宝
製作年:1962年
公開日:1962年2月10日 併映「明日ある限り」
監督:杉江敏男
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三 田波靖男
撮影:完倉泰一
美術:小川一男
録音:斉藤昭
照明:森弘充
整音:下永尚
音楽:広瀬健次郎
監督助手:野長瀬三摩地
編集:小畑長蔵
現像:東京現像所
製作担当者:喜多村俊男
協力:万座温泉スキー場
擬斗:阿部幸四郎
出演:加山雄三 団令子 星由里子 有島一郎 北あけみ
シネマスコープ カラー 94分
京南大学法学部政治学科の田沼雄一は水泳部がシーズンオフの間、軽音楽部で活動をしていた。ある日、授業中に早弁をしていることを石山新次郎から告げ口された。石脇教授は弁当箱を出したまえと言い、肉のうま煮をつまみ食いするとさすが「田能久」の肉だと絶賛した。雄一の実家は麻布の老舗すき焼き屋なのだ。授業が終わると同じ授業に出ていた団野京子が彼に声を掛けた。京子は新聞部に所属しているが学校からもらう予算だけでは足りないため田能久の広告を学生新聞に載せて欲しいと頼んだのだ。困った雄一はうちよりいい店を紹介してやると言った。銀座の「のーすぽーる」というレストランは父・久太郎の幼友達が社長をしており、評判がいいから間違いないはずだ。話がうまく行けば英文学と経済学の論文を録音音声を無料で提供してくれると聞いた雄一は上機嫌になった。二人は早速レストランに向かったが、その隣がラベルという洋裁店だとわかると京子は先にそっちと交渉すると言った。彼女は「らべる」のマダムと知り合いなのだ。店内で待っていると雄一を見た客たちが加山雄三に似ているとひそひそ話は始めた。やがて従業員室から出てきた京子は交渉がうまくいったと喜び彼を連れて出て行った。
すぐ帰ってくるというのーすぽーるの社長を待つ間、雄一と京子は食事をすることにした。すると店内でちょっとしたいざこざから京南大学と城東大学の拳闘部同士のケンカが始まり、居ても立っても居られない雄一は仲裁に入った。ところが相手が手を出してきたためやむを得ず大暴れしたのだった。雄一の強さに惚れ込んだ拳闘部マネージャーの江口敏は再建に力を貸して欲しいと頭を下げるが、バンド活動が忙しいからとけんもほろろに断られた。
数日後、拳闘部の部長をしている石脇は部員を引き連れて田能久を訪れた。その目的とは客としてではなく雄一を拳闘部に勧誘するためだった。石脇と雄一の祖母・りきは学生時代からの付き合いであり、何かあれば相談し合える仲なのだ。城東大学との試合で完敗し責任を取って坊主にした部員たちの頭を見たりきは協力を約束した。
屋台的映画館
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