虫プロダクション
配給:日本ヘラルド映画
製作年:1970年
公開日:1970年9月15日
監督:手塚治虫 山本暎一
製作:米山安彦
原案・構成:手塚治虫
脚本:里吉しげみ
考証:カセム・アリ
キャラクターデザイン:小島功
音楽:冨田勲
作画:中村和子 波多正美 赤堀幹治 上口照人 杉井ギサブロー 島村達雄 古沢日出夫 木下蓮三
トレス:池田径子
ペイント:福永雅子 木戸桂子 松田和子
ブラシ:安斎儀之
美術:伊藤主計
背景:槻間八郎 伊藤攻洋
色彩設定:山本義也
装置:深田達郎
撮影:三沢勝治
実写撮影:本田毅
実写合成:堀口忠彦
実写演出:佐藤肇
編集:古川雅士
音響:田代敦己
効果:柏原満
録音:熊谷良兵衛 東京スタジオセンター
指揮:中村英夫
主題歌:「クレオパトラのテーマ」由紀さおり
挿入歌:「ゲリラの歌」六文銭
製作進行:中山宏徳 南川博 本橋誠 若尾博司
資料:飯塚正夫
現像:東洋現像所
声の出演:中山千夏 ハナ肇 なべおさみ 吉村実子 加藤芳郎
アメリカンビスタ カラー 112分
時は21世紀。宇宙征服に乗り出した地球のある組織は遠征隊をパサトリネ星に派遣したが、歓迎しない原住民の抵抗によって計画が大幅に遅れていた。ゲリラたちの合言葉は「デケス・ド・マント」、すなわち地球語に訳すと「クレオパトラ計画」。何故彼らが地球人の名を計画につけたのか。タラバッハ所長は、その謎を解くためにはその時代に遡って調査をするのが一番だと考え、部下のマリア、ジロー、ハルミッチャーの三人をクレオパトラが生きている時代へ送ることにしたのだ。その方法はタイムマシンではなくサイコテレポートというものだった。タイムマシンは肉体を未来や過去へ送るが、サイコテレポートは肉体から精神だけが離れて過去の人物の体の中に入り込むのだ。タラバッハは三人に同意を得る間を与えずスイッチを入れた。何故なら装置は完成したばかりで実験をほとんど行っていないため、成功するかわからないからだ。
古代エジプトはシーザーが指揮するローマ軍の侵略を受けていた。首都アレキサンドリアに駐留することにしたシーザーは市長の娘を市民の前で誘拐したが、それはこの街にいるゲリラを炙り出すためわざと市民の反感を買う真似をしたのだ。その結果、ぺルシオンにゲリラのアジトがあることがわかったのだった。シーザーは市長の娘に無礼を詫びて解放すると、ぺルシオンに兵を送ってゲリラを皆殺しにせよと部下に命じた。
地下組織では女を使ってシーザーの寝首を搔く計画を思案していたが、彼をのぼせ上らせるような逸材を見つけることが出来なかった。そこに現れたアポロドリアは生贄を志願する生娘のリビアにあなたは一晩で捨てられると言った。彼を振り向かせるには天賦の名器と娼婦のテクニックが必要であり、聖女の気品と世界一の美貌を兼ね備えた特別な女でなければ無理だと言った。アポロドリアが連れてきたのはプトレマイオス王の姉のクレオパトラだったがお世辞にも美人とは言えなかった。プトレマイオスは権力を一手に握るために内戦を起こして姉を追放したが、シーザーを前にするとあっさりと降伏したのだった。そこで彼女は全身の整形手術を受けて別人に生まれ変わりシーザーの命を奪うというアポロドリアの計画に賛同したのだ。アジトはローマの兵隊の襲撃を受けゲリラは壊滅したが、リビアの手引きでクレオパトラとアポロドリアは秘密の通路から脱出した。アポロドリアは、ぺルシオンの仲間は全滅したがクレオパトラがいると街に帰って同志に伝えよとリビアに伝えた。舟で川を下る二人を見送るリビアだったが突然変化が起きた。彼女の体にマリアの精神が入り込んだのだ。
屋台的映画館
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