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Zero WOMAN 警視庁0課の女

  • posted at:2026-06-01
  • written by:砂月(すなつき)
ぜろうーまんけいしちょうぜろかのおんな
ワニブックス=ギャガ・コミュニケーションズ=ビジョンスギモト
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
製作年:1995年
公開日:1995年1月21日
監督:榎戸耕史
製作:横内正昭 山地浩 椙本英雄
企画:横内正昭
プロデューサー:山崎伸介 千葉善紀 沢藤保
キャスティングプロデューサー:斎藤緑
アシスタントプロデューサー:北條知子
原作:篠原とおる
脚本:橋場千晶 榎戸耕史
音楽:梅林茂
音楽製作:セブンノーツ
撮影:栢野直樹
照明:長田達也
録音:堀内戦治
美術:種田陽平
装飾:大光寺康
編集:飯塚勝
スクリプター:今井文子
助監督:猪越弘之
製作担当:高橋伸行
擬斗:國井正廣 岡本隆志
ガン・アドバイザー:小峯隆生
衣裳:樋口泉
メイク:久保秀美
効果:帆苅幸雄
出演:飯島直子 高杉亘 春木みさよ 岡本秀寿 鈴木美穂
アメリカンビスタ カラー 81分

警視庁の閑職に追いやられ個室を与えられた武藤正洋は自由気ままにやっている。そして彼の部下で秘書的な存在のレイも資料の整理などをして時間を潰している。だがそれは表向きで、二人は何処の部署にも関係がない0課に所属していた。0課とは極秘任務によって悪を葬り去る闇の組織で、特殊な訓練を受けたレイが夜を中心にしてその役目を担うのだ。例えば中国系マフィア「スネークテイル」とたった一人で戦った勇敢な刑事とされる新宿署捜査四課警部補の長田哲也が裏で繋がっていることを突き止めれば現場に乗り込み容赦なく射殺した。その後、長田は警視庁内で殉職として処理された。

ある日、連続強盗殺人犯の若倉雅夫が逮捕されたが護送中に脱走した。武藤から任務を命じられたレイが彼の住むアパートを張り込んでいると、若倉は予想通り幼い娘のエツコに会いに来た。レイが銃を構えると若倉は娘に包丁を突き付け、銃をよこせと怒鳴った。人質の命を優先し銃を投げると若倉はエツコを突き放しそれを拾いに行った。その隙にレイはエツコを背後に匿うと隠し持っていたもう一丁の銃で若倉を射殺した。翌日、レイはボランティア界のヒロインとして名高い小笠原由美がオーナーを務める児童養護施設にエツコを連れて行った。彼女の父親の純蔵は小笠原グループ会長として経済界に多大な影響を与えていたが、由美は援助を断っていた。

捜査1課の小田雅作は若さゆえに取り調べで暴走し上司から度々たしなめられた。そんな彼が相談相手として頼りにしているのが日中いつも暇そうにしているレイだった。休日になり二人がオープンテラスでランチを食べているとクラクションが鳴った。手を振るのは小田の友人の福岡貴子で、中古のSUVをついに買ったとうれしそうにする彼女の運転でドライブに出掛けることになった。その夜、三人は奇妙なひき逃げ事件に遭遇した。二度轢いた形跡があることから殺意があったとみなし小田は上司に通報した。だが後日この事件は何故か交通事故として処理された。運転していた女が由美に似ていたことから小田は独自に捜査を行うが、何者かによって殺害された。

屋台的映画館
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賭場の牝猫 捨身の勝負

  • posted at:2026-05-28
  • written by:砂月(すなつき)
とばのめすねこすてみのしょうぶ
日活
配給:日活
製作年:1966年
公開日:1966年3月12日 併映「エロ事師たちより 人類学入門」
監督:野口晴康
企画:浅田健三
脚本:浅田健三 西田一夫
撮影:中尾利太郎
照明:土田守保
録音:米津次男
美術:川原資三
編集:丹治睦夫
助監督:橋本裕
製作担当者:松吉信幸
音楽:河辺公一
主題歌:「一発勝負」野川由美子
・・・:「流れ星仁義」野川由美子
挿入歌:「北海の満月」井沢八郎
・・・:「嵐に立つ兄弟」白根一男 井沢八郎
刺青:河野弘
賭場所作指導:笛田直一
振付:漆沢政子
技斗:高瀬将敏
出演:野川由美子 宍戸錠 山本陽子 平田大三郎 郷鍈治
シネマスコープ モノクロ 80分

イカサマ賽作りに手を染め命を奪われた父・金次郎の仇を討った江口雪子は遺骨を抱えて列車に揺られていた。和歌山県にある温泉街の駅で降りた雪子だったが黒いスーツの男たちに拉致された。彼女は列車の中でスリを捕まえてそのうちの一人を警察に突き出したのだが、待ち伏せしていたのは残りのメンバーだった。舞坂興業の事務所へ連れて行かれた雪子は組長の舞坂竜二から体で償えと迫られるが、客人の山口幸吉が止めに入ったことで事なきを得た。彼は箱根の総長賭博での雪子の鮮やかなツボ振りに魅せられた一人だった。敵に回せば怖いが味方にすれば大した力になると舞坂に助言した山口は、今日のことは詫びさせるからその気になったらここの賭場でツボを振って欲しいとお願いした。

翌日、常楽寺での骨納めを終えた雪子は職を紹介してもらうために金次郎の昔馴染みである郡司組を訪ねた。するとそこには列車内でスリから助けた仙吉がいたのだ。事情を知った親分の郡司礼三郎はおかげで組が潰れずに済んだと頭を下げた。郡司組は東京から流れてきた舞坂興業にシマを食い荒らされており、今は新風座という劇場の上がりで細々と生き長らえていた。仙吉は大切な荷の契約書が入った財布を懐に入れていたが、舞坂はそれを狙っていたのだ。話を聞き終えた雪子がこの組で働かせて欲しいと願い出ると郡司は困った顔をした。彼女を雇う程の余裕がないからだ。だからこそ働かせて欲しいと雪子が頭を下げると郡司はとても喜んだ。新風座は舞坂興業の妨害を度々受けており、それが原因で客足が遠のいていた。だが雪子が小屋を仕切るようになってからは形勢が逆転した。いつ見られるかわからない追い出し劇が話題を呼び連日満員が続いた。同じ頃、この街にアメリカ軍の基地が半年後に建設されることが決まり、近々先発隊が乗り込んで来ることがわかった。秘密賭博場やエロフィルムの上映を行える大娯楽センターを新風座の跡地に建設しようと画策する舞坂は問題を一気に片付けることした。

新風座では二大スター歌手による歌謡ショーが行われることになっており、郡司はこれで風が変わると考えていた。だがその矢先に山口によって契約書を奪われ郡司組は窮地に陥ったのだった。郡司の一人息子である光一から助けを求められた雪子は山口と取り引きをした。今後郡司組と関わらないことを条件に舞坂興業でツボを振ることに決めたのだ。

屋台的映画館

暴動・島根刑務所

  • posted at:2026-05-24
  • written by:砂月(すなつき)
ぼうどうしまねけいむしょ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年6月7日 併映「青春讃歌 暴力学園大革命」
監督:中島貞夫
企画:日下部五朗
脚本:野上龍雄
撮影:増田敏雄
照明:若木得二
録音:荒川輝彦
美術:佐野義和
音楽:広瀬健次郎
編集:堀池幸三
助監督:清水彰
記録:梅津泰子
装置:稲田源兵衛
装飾:宮川俊夫
背景:西村三郎
美粧・結髪:東和美粧
スチール:中山健司
衣裳:豊中健
演技事務:森村英次
擬斗:上野隆三
進行主任:野口忠志
挿入歌:「おとこ流れ唄」松方弘樹
出演:松方弘樹 伊吹吾郎 川地民夫 田中邦衛 室田日出男
シネマスコープ カラー 97分

昭和二十三年、山口県徳山市。闇市で知り合った仲間とともに暴力団幹部の氷藤辰雄を殺害した沢本保は死体を採石場に埋めた。ところが二ヶ月後に作業員が発見したことで事件が発覚し沢本は逮捕された。目撃者がいないのをいいことに正当防衛を主張するが、取り合ってもらえず殺人罪で懲役九年を宣告され島根刑務所へ送られた。入所時は警察と変わらないと考えていた沢本だったが、時間が経つに連れてそれを改めなければならなくなった。

食事の時間になると自分たちで配膳を行い、それが終わると吉成虎雄(懲役五年)が辺りを確認して合掌する。それが開始の合図となり、腹が減ってたまらない沢本は貪り食うが、隣の皆川喜一(無期懲役)からそれじゃあダメだと注意された。そして社会にいた時と同じ食べ方をしていたら腹が減って役目が十分に果たせないから満腹感を覚えるようなやり方でなければならないと言われた。改めてそのやり方で食事をしていると、吉成が傍にやってきて今夜から三日間の夕飯をわしのところへ回せと言った。ここでは牢名主的な役割を受け持つ彼が全てを取り仕切っており、それが新人のしきたりとなっていた。隣で静かに聞いていた皆川が勘弁してあげてはどうかと提案するが、それが吉成の逆鱗に触れた。皆川は覚えのない喫煙の罪を着せられて独房に入れられるが、その見え透いたやり方に業を煮やした沢本は作業中の便所休憩を利用して吉成を複数回殴打した。看守たちによって取り押さえられ制裁を加えられた沢本は懲罰房へ送られた。懲罰房には指導員を務める川村勇次(懲役八年)がおり、真面目に働いたことで仮釈放を迎えていた。川村は最後の仕事として沢本に吉成が死んだことを伝えた。

裁判を待つ間、沢本は村井吉蔵看守の下で絞首台の掃除を行うことになった。その日は一件が執行されておりそこら辺に血が飛び散っていた。彼の仕事はバケツに汲んだを使ってブラシで流し落とすのだ。昼までにやっておけと言って村井が出て行くと、沢本はふざけて絞縄を自分の首に掛けてみた。ところが足を滑らせてしまい、何とか抜け出したものの死の恐怖を味わった彼は脱走を決意した。

屋台的映画館
きょーれつもーれつこだいしょうじょどぐちゃんまつりすぺしゃるえでぃしょん
毎日放送=キングレコード
配給:日活
製作年:2010年
公開日:2010年2月20日
監督:井口昇
企画プロデュース:登坂琢磨
プロデューサー:野村ノブヨ
構成:井口昇
原案:井口昇
脚本:継田淳
音楽:石井雅子
撮影監督:長野泰隆
照明:安部力
録音:鈴木昭彦
美術:福田宜
特殊造型・特殊メイク:西村喜廣
キャラクターデザイン:西村喜廣
音響効果:石井雅子
VFXスーパーバイザー:鹿角剛司
アクションコーディネーター:鈴村正樹
衣裳スタイリスト:吉田実穂 野村千名美
ヘア&メイク:リョータ
制作担当:内山亮
助監督:井上雄介
編集:和田剛 山田宏幸
整音:水津一博 中澤志保 山本英樹 矢内康公
主題歌:「誰だ!」電気グルーヴ
制作協力:サムシングクリエイション
出演:谷澤恵里香 窪田正孝 桐島里菜 柄本時生 ソニン
アメリカンビスタ カラー 115分

高校1年生の杉原誠は5年前に母親の小百合を交通事故で亡くして以来、自宅で引きこもりの生活をしている。そんな彼を心配した父親で考古学者の謙三は仕事場である遺跡の発掘現場に連れて行くことにした。縄文時代に人々が神に祈りを捧げたとされる神聖な場所で地道な作業を行う謙三に誠はこんなことをして何になるのかと言った。すると謙三は掘ってみなければわからないところが楽しいんだと笑った。父親の言葉が理解出来ない誠はその場を離れるが、黙々と作業を続ける謙三はついに土偶のような物を見つけたのだった。うれしさのあまり山中を駆け回っている父親を心配した誠は辺りを捜したが、その時に何かにつまずいて転んだ。その原因となった出っ張りが輝き始めると右手で掴むが火傷をするくらい熱くなり慌てて離した。手のひらには渦巻き模様が浮かんだが、消えると同時に地面が揺れ始めた。そして地面が割れたその中から出てきたのは1万年の眠りから目覚めた古代少女ドグちゃんだった。ドグちゃんは誠を指差し、私を目覚めさせたからには覚悟が出来ているのでしょうねと言った。そして勝手に下僕に指名して妖怪退治に向かった。

ドグちゃんが匂いを頼りに向かった先は街中だった。彼女はさっさと行ってしまい、一人取り残された誠は周りの人たちが自分を引きこもりだと思っているのではないかと不安になった。するとそこに現れた新興宗教の教祖のウオナが私の「こいびと」になりませんかと言った。彼女が主宰する「こいびとの家」では信者をこいびとと呼んだ。同じ頃、臭いを嗅ぎまわっていたドグちゃんはその建物の地下に放置されている人骨を発見したがボディーガードに羽交い絞めにされた。お前もああなりたいのかと脅される彼女が「ドキゴロー!」と叫ぶと、謙三の研究室の土偶が目を覚まし宙を飛んだ。

屋台的映画館

奇々怪々 俺は誰だ?!

  • posted at:2026-05-17
  • written by:砂月(すなつき)
ききかいかいおれはだれだ
東宝=渡辺プロダクション
配給:東宝
製作年:1969年
公開日:1969年9月27日 併映「地獄変」
監督:坪島孝
製作:渡辺晋 田波靖男
脚本:田波靖男 長野卓 坪島孝
撮影:内海正治
美術:竹中和雄
録音:増尾鼎
照明:森弘充
音楽:広瀬健次郎
整音:下永尚
監督助手:砂原博泰
編集:武田うめ
合成:三瓶一信
現像:東京現像所
製作担当者:島田武治
出演:谷啓 吉田日出子 吉村実子 山茶花究 田崎潤
シネマスコープ カラー 96分

牛印乳業の総務課に勤める鈴木太郎は郊外の団地で妻の民子、息子の一郎と暮らす平凡なサラリーマン。民子は夫の体を心配するあまり口数が多くなり、それが耐えられない太郎は耳栓をしてやり過ごしていた。ある朝、いつものように家を出た彼は会う人会う人から顔色が良くないとと言われて気になった。元気いっぱいなのに。会社に着いても同僚や上司で課長の大場末吉、更には部長の荒井にまで同じことを言われたため、実は病気なのかもしれないと思い始め太郎は早退することにした。家に帰ると民子のマシンガントークが耳に刺さり、本当の病人のように寝込んでしまった。

ぐっすりと眠ったことで太郎は元気を取り戻した。ところが今度は出勤途中で会う人会う人から無視されるようになったのだ。変だなと思いながらも出社するが、同僚たちはおかしな態度を取るしタイムカードは誰かに押されていた。しかも自分の席には知らない男が座っていたのだ。僕の席だからどいてくれと凄むが、その男の名前も鈴木太郎だということを知り驚いた。同僚や大場も自分のことを知らないと言うし、鈴木太郎はその男の方だと皆断言するし。太郎はいたずらにしては悪質過ぎると怒って出て行ったが、全員で示し合わせて自分をからかっているんだと考え直し再び会社に戻った。そして悪い冗談はやめようと笑顔で訴えかけるが、ふざけているのは君の方だと言われた。それならば課長や部長に認めてもらうと啖呵を切るが、専務すら自分のことを知らないと言うのだ。クビにするための陰謀だと考えた太郎は工場へ行き労働組合の幹部でもある製品部の山中に会おうとするが彼にも知らないと言われた。ショックを受けて家に帰るが一郎にも知らないと言われた。しかもあの男が平然と食事をしているのだ。騒動の末に警察に連行された太郎は取り調べを受けるが、堂々巡りの会話に警官が音を上げ釈放された。翌日、会津の過疎村にある実家へ向かい母親に会うことにしたが、そこでも知らないと言われた。不審者と思われて村を追われる太郎。失意の末に死ぬことを決意した太郎は線路に横たわるが、同じように死のうとしている若い女と出会った。

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