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てんそうせんたいごせいじゃーたいしんけんじゃーえぴっくおんぎんまく
「ゴセイジャーVSシンケンジャー」製作委員会(テレビ朝日=東映ビデオ=東映=東映エージエンシー=木下工務店)
配給:東映
製作年:2010年
公開日:2011年1月22日
監督:竹本昇
製作:平城隆司 福原英行 鈴木武幸 松田英史 木下直哉
企画:桑田潔 日達長夫 遠藤茂行 小川政則 星野竜雄
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登 疋田和樹
原作:八手三郎
脚本:下山健人
音楽:三宅一徳 高木洋
撮影:松村文雄
美術:大谷和正
照明:本田純一
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:関根秀子
助監督:荒川史絵
製作担当:小林智裕
計測:岩崎智之
装置:紀和美建
装飾:塩満義幸 高津装飾美術
小道具:淀名和祐介
持道具:山口康孝
衣裳:滝口晶子
美粧:和田しづか
操演:橋本一輝
絵コンテ:前澤大樹
ダンス振付指導:井上由紀子
ラインプロデューサー:谷口正洋
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行.R
スタジオエンジニア:宮本明子
視覚効果:沖満
キャラクターデザイン:酉澤安施 篠原保
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:前澤範
・・・:「侍戦隊シンケンジャー」サイキックラバー
・・・:「天装戦隊ゴセイジャー」NoB(Project.R)
・・・:「ガッチャ☆銀幕~ゴセイジャーVSシンケンジャー」高橋秀幸(Project.R) ヤング・フレッシュ
音楽プロデュース:津島玄一 Project.R
音楽製作:東映音楽出版 日本コロムビア
音楽製作協力:ジェニュイン
協力:東映東京撮影所 東映デジタルセンター
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
プロデュース:佐々木基 加藤和夫 中野剛 日笠淳 若松豪 大森敬仁 矢田晃一 深田明宏
特撮監督:佛田洋
アクション監督:石垣広文
出演:千葉雄大 さとう里香 浜尾京介 にわみきほ 小野健斗
アメリカンビスタ カラー 63分

成り行きで仲間たちから買い物を頼まれたアラタは、その帰り道で幽魔獣でもウォースターでもない化け物と遭遇した。彼はテンソウダーにチェンジカードを装填してゴセイレッドに変身するが、倒しても倒しても湧くように現れるナナシ連中に手を焼いた。そしてボス格のマダコダマが現れるとツイストルネードカードを使って止めを刺そうとするが、そのエネルギーを吸収し倍返しの攻撃を受けたのだった。天装術が破られたことにショックを受けるアラタ。すると太鼓の音ともに陣幕と幟旗を持った黒子が現れシンケンレッドが登場した。秘刀・シンケンマルに秘伝ディスク・獅子ディスクを装填し火炎の舞を見舞うと、ダメージを受けたマダコダマは急激な水切れ起こし隙間から三途の川へ逃げ帰った。アラタがお礼を言うと変身を解いた志葉家十九代目当主・志葉丈瑠は外道衆からこの世を守ることが俺たちの運命なだけだと素っ気なく言った。外道衆はシンケンジャーが倒したはずだったが、こうして現れたということは何かおかしなことが起こっているに違いなかった。丈瑠は各々別の場所にいる家臣を召集しようかと考えているとアラタは自分たちにも協力させて欲しいと言った。外道衆からこの世を守るのがシンケンジャーの使命であるように護星天使は地球を守ることが使命だからだ。丈瑠は申し出を受けることにした。

アラタは天知天文研究所に丈瑠を連れ帰ったが、殿様を見るのが初めてなメンバー(エリ、アグリ、モネ、ハイド)は興味津々だった。しかも彼の周囲には黒子だけでなく家老の日下部彦馬までいるからだ。家臣不在の今はゴセイジャーの力を借りるのが得策だと考える彦馬は、外道衆の復活は総大将の血祭ドウコクの復活を意味するのではないかと言った。そこにやってきたのは歌舞伎の世界に戻っていた家臣の中でもひと際忠誠心の強い池波流ノ介だった。天使が理解出来ない流ノ介と侍が理解出来ないアラタたちがいがみ合っていると、黒子から彦馬に外道衆が現れたという電話が掛かってきた。7人はスタジアムに急行したが、そこにいたのはナナシ連中ではなく魔虫兵ビービだった。だが何故かそれをマダコダマが率いていたのだ。苦戦する中シンケングリーンが遅れて加わるが、そこに現れたのはドウコクによく似た姿の「血祭のブレドラン」だった。ゴセイジャーが倒したはずのブレドランは死んでおらず、外道衆の御大将としてドウコクの遺志を継いだのだ。ブレドランは対決を挑んだが、インロウマルを使ってパワーアップしたスーパーシンケンレッドには敵わなかった。シンケンマルはブレドランの体を貫通し勝負は決したかに見えたが、罠にはまりビービ虫に覆われて身動きが出来ないシンケンレッドは連れ去られてしまった。

屋台的映画館
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現代悪党仁義

  • posted at:2023-04-21
  • written by:砂月(すなつき)
げんだいあくとうじんぎ
日活
配給:日活
製作年:1965年
公開日:1965年2月3日 併映「ギャングの肖像」
監督:中平康
企画:水の江滝子
原作:佐川桓彦
脚本:岩井基成
撮影:山崎善弘
照明:三尾三郎
録音:橋本文雄
美術:千葉和彦
編集:辻井正則
音楽:三保敬太郎
助監督:村田啓三
製作担当者:岡田康房
技斗:渡井嘉久雄
出演:宍戸錠 二谷英明 桂小金治 稲野和子 山本陽子
シネマスコープ モノクロ 103分

握りカッパとは詐欺賭博のニセ丁半である。碁石をひと掴み握りをその数を当てるという簡単な丁半博奕だが、ちょっとしたカラクリで胴元が必ず勝つというものだった。例えば丁を張るとまずその印に二つの石を取る。そして残りの石を数えて行けば目の前で結果がわかるのだ。奇数から一つ取れば必ず丁になり、奇数から二つ取れば必ず半になる。この法則をうまく利用し金を吐き出させるのが詐話師の白神善六だった。その手口はカモを料亭に誘い込むと賭場に誘導し仲間たちと協力して大金を巻き上げるというものだったが、捕まる時はやはり捕まるのだ。

加古川刑務所で5年の刑期を過ごした白神は出所後、高台に建つ城の展望台から「みんな早く出てこいよ」と叫んだ。するとそこに謎の女が現れた。緑さとりというその女は苦労をしてきたのだから幸せにならなければと言い飲食店に連れて行ったが、久々のビールということで酔いが回り白神は足腰が立たなくなった。困ったさとりは連込み旅館へ白神を運びそのまま帰るつもりだったが、彼の巧みなしゃべりに乗ってしまいひと時を過ごすことになった。帰り支度をしたさとりは起きたばかりの白神にあなた詐話師でしょと話し掛けた。彼女の父親は詐話師に騙されて会社の公金を巻き上げられ、同じ頃に入った金庫破りではないかと疑われた。アリバイを証明出来なかった父親は金庫破りの汚名を着せられたまま加古川刑務所に収監され獄死したのだった。それ以来さとりは詐話師は怖い人だと思っていたが、白神と出会ったことで印象が変わり個人的な話を打ち明けたのだった。父親が獄死したのは1年前の今日であり、刑務所が見える展望台を訪れたのはそれが理由だった。このままでは離れられなくなると感じ隙を見て姿をくらますが、彼女に惚れ込んだ白神は当てもなく後を追った。

翌日、白神は出所前に同じ雑居房にいた田島から頼まれた約束を遂行するために淀競馬場へ向かった。当初は受けるつもりはなかったが、取り立てた借金80万円のうち50万円で殺した女の墓を建て、残りの30万円を報酬としてもらえると聞いたからだ。頼まれたら嫌と言えない白神は競馬場でくすぶるコーチ屋の才助を捜していたが、偶然再会した出目金たちのおかげで会うことが出来た。そこで白神は田島から借金をしていたのが貸金業を営む大神商事社長の大場死四郎であることを知った。

屋台的映画館
てんそうせんたいごせいじゃーえぴっくおんざむーびー
劇場版「W・ゴセイジャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2010年
公開日:2010年8月7日 併映「仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ」
監督:渡辺勝也
製作:鈴木武幸 平城隆司 高橋浩
企画:遠藤茂行 桑田潔 日達長夫 篠田芳彦 松田英史 竹中一博
エグゼクティブ・プロデューサー:杉山登
原作:八手三郎
脚本:大和屋暁
音楽:三宅一徳
撮影:松村文雄
美術:大谷和正
照明:柴田守
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:渋谷康子
助監督:荒川史絵
製作担当:式守修
計測:岩崎智之
装置:紀和美建
装飾:塩満義幸 高津装飾美術
衣裳:滝口晶子
美粧:小林裕恵
操演:橋本一輝
絵コンテ:前澤大樹
ガンエフェクト:近藤佳徳
カースタント:西村信宏
ラインプロデューサー:谷口正洋
音響効果:阿部作二
選曲:宮葉勝行.R
スタジオエンジニア:竹田直樹
光学録音:薄井洋明
ネガ編集:村木恵理
タイトル:道川昭
仕上進行:友安真富果
技術業務:八木明広
現像・技術協力:東映ラボ・テック(株)
視覚効果:沖満
デジタル合成:日本映像クリエイティブ キューテック他
特撮:(株)特撮研究所 東映アニメーション(株)
キャラクターデザイン・劇中イラスト:酉澤安施
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:レインボー造型企画
スチール:スタジオ・エイティー
主題歌:「天装戦隊ゴセイジャー」NoB(Project.R)
・・・:「星を護る者」MAKE-UP
音楽プロデュース:Project.R
協力:東映東京撮影所 東映デジタルセンター
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
プロデュース:日笠淳 若松豪 大森敬仁 佐々木基 矢田晃一 深田明宏
特撮監督:佛田洋
アクション監督:竹田道弘
出演:千葉雄大 さとう里香 浜尾京介 にわみきほ 小野健斗
アメリカンビスタ カラー 30分

「何処にあるの?、早く探さないと・・・」。誰かの心の声を聞いたアラタはゴセイレッドに変身するとその人のもとへ駆けつけた。そこにいたのはラシルという名の不思議な女性だった。困ったことがあるのならば力になるよと変身を解いたアラタが言うと、悲し気な目をした彼女は振り向くと姿を消した。

天上の世界「護星界」に住む護星天使は、太古の昔から地球を守ってきた。だが宇宙虐滅軍団ウォースターの攻撃によって天の塔が破壊され、地上研修中の見習い護星天使・天装戦隊ゴセイジャー(アラタ、エリ、アグリ、モネ、ハイド)は護星界へ帰ることが出来なくなった。このままでは取り返しのつかない出来事が起きるのではないかと考えた5人はそうなる前に黒幕を倒すことを誓った。ゴセイジャーの活躍により辛酸を嘗めるウォースターの首領「惑星のモンス・ドレイク」は宇宙母艦インデベーダーを地球に衝突させようとするが、巨大ロボ・ハイパーゴセイグレートの放つハイパーヘッダーストライクによってともに空に散った。

アラタたちは天文学者の天知秀一郎が所長を務める「天知天文研究所」で住み込みで働いている。ある日、日本に落下した二つの隕石のうち一つが科学博物館で公開されることを知った天知が浮かれているとウォースターの反応を示す小型ロボ・データスのアラートが鳴った。同じ頃、北斗大学の研究員が何者かに襲われ運んでいたもう一つの隕石が奪われた。このままでは科学博物館の隕石も危ないと考え5人は確認に向かうが、展示されている物に異常はないように見えた。だがランディック族のアグリとモネは一目でそれがただの石であることを見抜いたのだった。するとアラタは柱の陰にラシルがいることに気づいた。

建物の外に逃げ出したラシルの前に現れたのはウォースターの最高幹部「超新星のギョーテンオー」だった。ゴセイジャーを引きつけている間に補佐役の「明星のデインバルト」がラシルから隕石を取り上げ二つを合体させた。すると隕石は「ラグナロクの角笛」に変化したのだった。ギョーテンオーはすぐに楽にしてやると言い残しデインバルトと姿を消した。

屋台的映画館

ゴジラVSデストロイア

  • posted at:2023-04-14
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらぶいえすですとろいあ
東宝映画
配給:東宝
製作年:1995年
公開日:1995年12月9日
監督:山下賢章
製作:田中友幸 富山省吾
脚本:大森一樹
音楽監督:伊福部昭
撮影:関口芳則
美術:鈴木儀雄
照明:望月英樹
録音:宮内一男
編集:長田千鶴子
助監督:三好邦夫
製作担当者:前田光治
アソシエイトプロデューサー:鈴木律子
特殊技術・撮影:江口憲一 大根田俊光
特殊技術・美術:大澤哲三
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭
特殊技術・操演:三橋和夫
特殊技術・助監督:鈴木健二
特殊技術・製作担当者:篠田啓助 小島太郎
特技監督:川北紘一
出演:辰巳琢郎 石野陽子 林泰文 小高恵美 大沢さやか
アメリカンビスタ カラー 103分

国連G対策センターによる「Tプロジェクト」の拠点となった南太平洋に浮かぶバース島が消滅し、そこに棲んでいたゴジラとリトルゴジラが姿を消した。それから1ヶ月後、香港にゴジラが上陸した。だがその姿は今までとまるで違い燃えるように赤く光っていた。急遽Gサミットが開かれ、リモートでワシントンから参加した原子力エネルギー専門のマービン教授は、日本の大学生が執筆したゴジラに関する論文に興味を持っていた。それは「ゴジラの体内構造に関する私的考察」というもので、執筆者の山根健吉は40年前に大戸島に異変が起きた際に自ら団長として調査を行った古生物学者・山根恭平の孫だった。彼はゴジラの研究を卒業論文のテーマにしたが、不真面目として受理されず留年の身となっていた。そんな健吉を訪ねた国連G対策センター長官の国友満は協力して欲しいと願い出た。健吉の父・新吉はゴジラの襲撃によって家族を失い、孤児となった彼を山根が引き取った。ゴジラの話は小さい頃から新吉に聞かされていたし、山根の部屋にはたくさんの資料が残っていたことが健吉をゴジラ狂にしたのだ。だがそれはあくまで趣味の範囲と考え断ろうとしたのだが、リトルゴジラの行方を追っているサイキックセンター主任の三枝未希がGサミットに参加していることを知り前言を撤回した。健吉は未希の大ファンなのだ。

健吉の姉・ゆかりはJBSのニュースキャスターを務めている。ある日、番組に国立物理化学研究所所属の物理学者・伊集院研作がゲスト出演した際に彼が発明し国際物理学賞を受賞した物質・ミクロオキシゲンの副作用や兵器転用について皮肉交じりに質問した。その番組を観たゆかりの伯母・山根恵美子は彼女を自宅に招くと、かつてミクロオキシゲンと同じような効果をもたらす薬剤が40年前に開発されていたことを打ち明けた。それは恵美子が兄のように慕っていた薬物化学者の芹沢大助が研究中に偶然発見し開発を進めた「水中酸素破壊剤=オキシジェン・デストロイヤー」だった。自分の発明が大量破壊兵器として使われることを恐れた芹沢は一切の資料を焼却しゴジラと運命をともにしたのだが、恵美子はミクロオキシゲンに危険性を感じていたのだ。

屋台的映画館

極道兵器

  • posted at:2023-04-11
  • written by:砂月(すなつき)
ごくどうへいき
日活=AG-ONE
配給:日活
製作年:2010年
公開日:2011年8月6日
監督:坂口拓 山口雄大
製作:杉原晃史 中西孝
プロデューサー:千葉善紀 高篠秀一 木村俊樹
企画:盛田正和
原作:石川賢
脚本:坂口拓 山口雄大
撮影:岡雅一
照明:松本憲人
録音:井家眞紀夫
美術:福田宣
特殊造型監修:西村喜廣
特殊造型:百武朋
殺陣:下村勇二
助監督:吉田聡
制作担当:高橋浩一郎
編集:堀善介
合成:鹿角剛司
音楽:森野宣彦
主題歌:「Brand new song」Spyralcall
ラインプロデューサー:坂井正徳
出演:坂口拓 村上淳 鶴見辰吾 黒川芽以 麿赤兒
アメリカンビスタ カラー 100分

関東有数の武闘派ヤクザ・岩城組の御曹司である岩鬼将造はあまりにも好戦的で凶暴なため日本を追い出された。そんな彼は組員の三太郎と拓三を引き連れて傭兵となり南米を所狭しと駆けずり回っていた。ある日、日本の内閣特務捜査官・赤尾虎彦と部下の沙織に出会い、父親の権造が死んだことを知った将造は4年ぶりに日本へ帰ることにした。ところが岩城組の事務所があった場所はあけぼのローンというサラ金になっており、そこを仕切っているのは倉脇系島田組というヤクザだった。権造が死んで以来、岩城組は散り散りになったのだという。倉脇重介は岩城組の若頭だった男で今では日本を操るドンにまでのし上がっていた。一方、舎弟だった島田は社長となりローン会社を細々と経営していた。話を聞き終え腹の虫が治まらない将造は大暴れした。

これからのヤクザは切った張ったではなくビジネスだと考える倉脇は西日本連合と東日本連合を倉脇組が仕切る全日統一連会の傘下に入れようとした。だがその強引なやり方に違和感を覚えた山鬼組組長の山鬼なよ子が断固として反対すると参加者全員が退席した。

将造が見慣れない超高層ビル。それは4年のブランクの間に建った倉脇組のビルだった。高い所から見下ろすあいつをすぐにでも引きずり下ろしてやるなどと考えている彼の前に突然現れたのは倉脇、ではなくなよ子だった。よくもノコノコと戻ってきたなとマシンガンをぶっ放し将造を追い詰めると馬乗りになってぶん殴った。なよ子は父親同士で約束をした将造の許婚なのだ。寂しかったと言って抱きつくと日本を発つ前に書いた手紙を見せようとするが、将造は空蝉の術を使って逃げ出したのだった。手紙には「今度戻ってきたらお前とケッコンしちゃる」と書いてあった。

将造たちが次に向かったのはオカザキという喫茶店だった。そこのマスターは裏事情に詳しく、倉脇が海外のマフィアと組んだことで勢力を拡大させた噂があると言った。そのマフィアはシャブよりも100万倍ヤバいハイパードラッグを日本に持ち込もうとしているのだという。シャブだけには手を出すなという権造の教えを守らない倉脇にブチギレた将造は、俺を敵に回したらどれだけ危ないか思い知らせてやると叫んだ。

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