トリウッドスタジオプロジェクト(東京ビジュアルアーツ=トリウッド)
配給:トリウッドスタジオプロジェクト
製作年:2010年
公開日:2010年10月9日
監督:鋤崎智哉
エグゼクティブプロデューサー:橋本邦比兒 大槻貴宏
プロデューサー:日根野晋一 山本達也
脚本:鋤崎智哉
撮影:浪谷昇平
照明:田中佳輔
録音:直江良恵
美術:羅眞嬉
編集:山本達也 鋤崎智哉
助監督:寺島麻美 銀川旭洋
制作担当:柴田将臣
音楽:萬遊亭
劇中曲:「てんとう虫のサンバ」堂島玲子
出演:安藤聖 古舘寛治 山本剛史 鈴真紀史 播田美保
アメリカンビスタ カラー 60分
女子大生の希は特に頑張らなくてもある程度のことが出来た。失敗を経験したことがないことから「バカがウラヤマシイ」とまで思えるようになっていた。就職の時期となり面接は一社で十分だと考えた彼女は広告の会社を受けることにした。どうすれば面接官に気に入ってもらえるかを熟知しておりここでもそつなくこなした。あとは二次面接通過者への連絡を待つばかりとなっていたが、電話は掛かってこなかった。親友の藤子が大手企業に就職が決まったと知り焦る希。結局、自分の理想とはかけ離れた小さな会社に就職した。社内の雑用で書類を運ぶことになった彼女は地下の社史編纂室で曽根という野暮ったい男と出会った。用事を済ませて帰ろうとしたところ、週末に面白い仕事をしているから一緒にやらないかと誘われた。だが面倒なことに巻き込まれては大変だと考えた希は逃げるようにして部屋を出て行った。
その日の夕方、有栖川勇三という芸能人スカウトに声を掛けられた希は自分にも運が向いてきたと思った。ところが夕食の時に見ていたニュースで自分が詐欺に遭ったことを知り青くなった。十八万円の借金を抱えてしまいにっちもさっちも行かなくなった彼女は翌日出社すると曽根のところへ行った。そして仕事の内容にもよるが一回につき二万円程度の給料がもらえるとわかるとすぐに返事をした。
土曜日になり希は内容を知らされないまま曽根について行った。どうやら仕事は明日で、今日はアパートで打ち合わせを行うらしい。その仕事は違う自分になれる感じがスパイっぽくてとても面白いらしく、曽根ははまった勢いで会社まで作ってしまったというのだ。アパートには玲子、相馬、恵の三人がおり、結婚式の披露宴の打ち合わせが始まった。彼らは友達の少ない新郎のために会社の上司や同僚、友人を演じるのだ。今まで一度も披露宴に出席したことがない希は不安になった。
屋台的映画館
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