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BE-BOP HIGHSCHOOL

  • posted at:2025-05-29
  • written by:砂月(すなつき)
びーばっぷはいすくーる
東映ビデオ
配給:東映
製作年:1994年
公開日:1994年2月19日 併映「今日から俺は!!」
監督:きうちかずひろ
製作:渡邊亮徳
企画:黒澤満
プロデューサー:紫垣達郎
企画協力:高橋尚子
原作:きうちかずひろ
脚本:木内一雅
撮影:仙元誠三
照明:渡辺三雄
美術:今村力 岡村匡一
録音:曾我薫
編集:田中修
記録:勝原繁子
キャスティング:飯塚滋
俳優担当:河合啓一
助監督:鳥井邦夫
製作主任:金子哲男
製作担当:望月政雄
音楽:大谷和夫
音楽監督:鈴木清司
音楽プロデューサー:高桑忠男
主題歌:「気分はSUPER TOUGH」BE A GOOD BOY
挿入歌:「GIMMIE SOME MORE POER」ジェームス藤木
・・・:「いかしたグッド・モーション」ジェームス藤木
・・・:「恋のオーバー・ヒート」ジェームス藤木
・・・:「DANCE DANCE DANCE」ジェームス藤木
製作協力:セントラル・アーツ
出演:岸本祐二 庄司哲郎 宮崎光倫 家根本渉 花塚いづみ
アメリカンビスタ カラー 93分

愛徳高校2年F組の加藤浩志(ヒロシ)は待ち合わせをしている女子高生をナンパしたが、彼女は立花商業の副番・郷ミノルの恋人だった。ヒロシはそこにやってきたミノルに謝ると腹に一発パンチをカマし「俺は愛徳の加藤だ。文句があったらいつでも来い。」と言ってその場を去った。メンツを潰されたミノルは舎弟を使って学校帰りのヒロシを待ち伏せするが、声を掛けたのは彼のクラスメイトで悪友の中間徹(トオル)だった。「俺が加藤だったらなんだって言うんだ」とケンカを売るとそこにやってきた車に押し込まれて廃工場に拉致された。ミノルにより人違いであることが判明すると、トオルは俺をこんな目に遭わせてどうなるかわかっているんだろうなと凄んだ。すると番長の菊永淳一は謝るどころかガソリンの漏れたバイクに向けて火の点いたライターを投げたのだ。脅しのつもりが大爆発を起こし、トオルは菊永たちが呆気に取られている隙に逃げ出したのだった。

翌日の放課後、トオルが盛りに盛った武勇伝を舎弟たちに披露した。するとその近くでタバコを吸いながら黙って聞いていたヒロシが相手と同じようにビビってたんだろうにかっこつけるんじゃねえよと言った。お前の日頃の行いが悪いせいでとばっちりを受けたんだろうがとトオルが文句を言うと、二人のケンカは見たくないと兼子信雄(ノブオ)たちが間に割って入った。俺が菊永なんぞにビビるわけねえだろうとトオルが強がると、ヒロシは俺がそんな目に遭わされたらとっくに行っている言った。売り言葉に買い言葉。「上等だ。行ってやるよ!」と啖呵を切るとノブオたちは彼が今すぐにでも乗り込む気だと勘違いした。その日の夜は菊永たちが溜まり場としているライブハウス「JB」でイベントがあることなっており、そこに彼らがやってくることは間違いない。復讐話は一人歩きし最初は乗り気でなかったトオルもその気になった。だが会場でいくら待っても菊永たちが来そうにないのでトオルはトイレで時間を潰すことにした。マブい娘がいるからナンパをしに行こうとノブオと話しているといかつい男たちがわざと体を当てて通って行った。彼らは天保工業の不良集団で、トオルが田舎者呼ばわりしたことがきっかけとなって衝突した。

屋台的映画館
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ビーバップのおっさん

  • posted at:2025-05-05
  • written by:砂月(すなつき)
びーばっぷのおっさん
ラフター
配給:ラフター
製作年:2022年
公開日:2022年7月24日
監督:旭正嗣
エグゼクティブプロデューサー:塩月隆史
プロデューサー:旭正嗣
脚本:今井ようじ
撮影:田宮健彦
録音:丹雄二
音響効果:丹雄二
編集:小川幸一
音楽:オバタコウイチ
ラインプロデューサー:大塚和雄
キャスティング:鬼頭ちあき
アクションコーディネーター:玉寄兼一郎
助監督:野本雄一
衣裳メイクコーディネート:伊藤正美
ヘアメイク:高橋亮
白井光浩ヘアメイク:飯塚浩史
衣裳:まなべかずこ 鎌田歩
音楽プロデューサー:牧田和男 菊地圭介
主題歌:「結び」Sacra e sole
イメージソング:「GO! GO! A WAY」Sacra e sole
出演:白井光浩 清水宏次朗 直江喜一 村澤寿彦 杉浦幸
アメリカンビスタ カラー 97分

亡き父親から藤元鉄工所を引き継いだテルだったが、発注元からの度重なる嫌がらせによって借金が嵩み倒産に追い込まれた。町工場を手放すことになった上に愛想を尽かした妻にまで逃げられたが、元の生活を取り戻したい彼は一生懸命に働いて金を貯めることに決めた。だが10年経っても暮らしは楽にならず出るのはため息ばかりだった。ある日、工事現場での仕事を終えた彼が公園で缶コーヒーを飲みながら考え事をしていると、そこで偶然高校時代の悪友と再会した。それはテルが城東工業高校の2番格だった時に愛徳高校で番を張っていた2トップのうちの一人のヒロシだった。彼はいろんな街を回ってヤクザやチンピラに絡まれている連中のトラブルを解決して謝礼を貰う「解決屋」で生計を立てていた。苦労はあったが自由で楽しいと感じており、数々の経験は年を食ってもまだ若者に負けない自信に繋がっていた。力仕事をしているのなら殴り合いの方は行けるのかとヒロシが尋ねるとテルはまんざらでもない笑みを浮かべた。それを見たヒロシは暇があるのなら俺に手を貸せと言った。彼は腕の立つヤツを探していたのだ。だがその言い方が気に食わないテルは暇じゃないし明日も仕事があると言って断った。するとヒロシは、一生日雇いの仕事を続けたいのなら無理にとは言わないと静かに笑った。

トラブルの臭いを嗅ぎつけたテルとヒロシは三人のチンピラに囲まれているおっさんを助け出した。彼は加藤というおにぎり屋の店主で、奴らは最近この街にやってきた「腐ったミカン」のような連中だと説明した。そのトラブルを俺たちが解決してやるよとヒロシが言うと加藤は心から感謝した。だが彼の一存では決められないためこの後行われる商店街の寄り合いに出席して欲しいと言った。会長の神田の家ではブティックを経営する小川と惣菜屋の徳島が待っており、加藤は二人を助けてもらった恩人だと紹介した。商店街の近くに来年地下鉄の駅が出来ることになり、あちこちにマンションが建設され出した。それにより住民が増えれば商店街に足を運ぶ人が増えると喜んでいたが、その影響で地価が上昇し始めたことでチンピラたちがそこに目をつけたのだ。二人にお願いしたいがどうかと神田が提案すると、最初は渋っていた小川も毒を以て毒を制すればいいと了承した。

屋台的映画館
びーばっぷはいすくーるこうこうよたろうかんけつへん
東映
配給:東映
製作年:1988年
公開日:1988年12月17日 併映「恋子の毎日」
監督:那須博之
企画:黒澤満
プロデューサー:紫垣達郎
原作:きうちかずひろ
脚本:那須真知子
撮影:森勝
照明:野口素胖
録音:橋本文雄
美術:和田洋
編集:山田真司
キャスティング:飯塚滋
助監督:祭主恭嗣
製作担当:望月政雄 鎌田賢一
音楽:たかしまあきひこ
音楽プロデューサー:高桑忠男 天翔陽子
挿入歌:「ビー・バップ・ドリームス」ビー・バップ・オールスターズ
・・・:「幾千の涙を贈りたい」山口由子
・・・:「恋より近くに」立花理佐
技闘:高瀬将嗣 高山瑛光
衣裳:越智雅之
メイク:杵渕陽子 茂野由美
特殊造型:松井祐一
演技事務:河合敬一
製作進行:岩下真司 橋本靖
製作協力:セントラル・アーツ
出演:仲村トオル 清水宏次朗 立花理佐 宮崎萬純 我王銀次
アメリカンビスタ カラー 90分

街中で大暴れをして警察に拘留されていた加藤浩志(ヒロシ)が釈放されたが、それを誰よりも待ち望んでいたのは悪友の中間徹(トオル)だった。ある日、遅刻したヒロシが教室に入るとそこには転校生の丸野政次がいた。強面で態度がデカい丸野を早めに何とかしなければならないと考えた二人は屋上でタバコ休憩をしながら作戦を練っていたが、その丸野が威勢よくやってきた。彼は二年前までこの学校の近所に住んでいて、第五中学校(五中)で番を張っていたらしい。「狼のマル」と言えば知らぬ者はいないくらい有名で、この街にはダチが腐る程いるのだという。それならば一発かましてやろうと二人が立ち上がったところ、金が欲しくないかと丸野が言った。水に溶いた例のアレを金魚の形をした醤油入れに詰める仕事なのだという。やるのかやらないのかと二人に詰め寄る丸野。するとそこに割って入ったのは1年の大前均太郎(キンタロー)だった。丸野のホラ吹きは五中では有名で、転校したてで舐められないようにハッタリをかましたのだ。狼ではなく狼少年と呼ばれていたことをキンタローからばらされた丸野は捨て台詞を残して姿を消した。その翌日、彼は別の学校へ転校して行った。

トオルとヒロシは丸野に騙されたことを3年の三原山順子に馬鹿にされたが、ついでに指摘されたことを引きずっていた。舎弟の兼子信雄(ノブオ)や横浜銀一(銀)には女がいるのに何故俺たちにはいないのか。何とかしないといけないとトオルが喫茶店で話すと、それを聞いたヒロシは嫌味かと腹を立てた。トオルには彼に対して一方的に想いを寄せる五中の如月翔子がいるのだ。独り身の俺への同情かと噛みつくとトオルは可哀相だなとウソ泣きをしながら店を出て行った。そこに声を掛けてきたのはやり取りの一部始終を隣の席で見ていた1年の川端純(ジュン)だった。その気持ちが痛い程わかるとジュンが言うとヒロシは心を打たれ、これからは新しいコンビで活動することに決めた。ところが話しているうちにジュンが最近まで女とつき合っていたことがわかり、あっという間にコンビは解消した。それ以来ヒロシは何かと突っかかるようになり、トオルやノブオたちは彼とどう接していいかわからなくなっていた。

屋台的映画館

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭

  • posted at:2025-04-08
  • written by:砂月(すなつき)
びーばっぷはいすくーるこうこうよたろうおんど
東映
配給:東映
製作年:1988年
公開日:1988年8月6日 併映「菩提樹 リンデンバウム」
監督:那須博之
企画:黒澤満
プロデューサー:紫垣達郎
原作:きうちかずひろ
脚本:那須真知子
撮影:森勝
照明:野口素胖
録音:橋本文雄
美術:金田克美
編集:山田真司
キャスティング:飯塚滋
助監督:祭主恭嗣
製作担当:望月政雄 鎌田賢一
音楽:埜邑紀見男
音楽プロデューサー:高桑忠男 天翔陽子
主題歌:「高校与太郎音頭」BEーBOP社中
・・・:「BEーBOP音頭」BEーBOP社中
・・・:「リサの妖精伝説 BEーBOPーHIGHSCHOOL」立花理佐
・・・「さよならの後で」A-JARI
技闘:臼木基晴 帯金伸行
衣裳:越智雅之
メイク:杵渕陽子 博田佳子
特殊メイク:原口智生
演技事務:河合敬一
製作進行:氏家英樹 大澤茂樹
製作協力:セントラル・アーツ
出演:仲村トオル 立花理佐 宮崎萬純 小沢仁志 松井哲也
アメリカンビスタ カラー 95分

愛徳高校2年F組の中間徹(トオル)は世の中を面白くなく感じていた。学校に行けば先公に舐められるし、悪友の加藤浩志(ヒロシ)は先日街の中で大暴れして警察に逮捕され拘留されていたからだ。女にはモテないし寄り付くのはヤンキーの男ばかり。街中では少年課刑事の鬼島が目を光らせているからケンカも出来なかった。ふて腐れて川沿いの道を歩いていると女連れのヤンキーがガンを飛ばしてきた。相手が北高校2年のサダだとわかると事を荒立てたくないトオルは諭すことにした。何故なら彼と北高の番長の前川新吾(シンゴ)は友人の関係にあるからだ。仲間の早苗と恵美にかっこいいところを見せようとしたサダはシンゴが番長だろうが俺には関係がないと粋がるが、トオルはそれを拳で黙らせた。

痛い目に遭い怒りが収まらないサダはシンゴの後輩の工藤やナベにそのことを話した。工藤たちは奇行を繰り返すシンゴについて行く気など更々なく自分たちで独立した一派を組もうとしていたのだ。工藤は1年のカクを遣いに出し会いたいという女がいると言ってトオルを呼び出そうとしたのだが、たまたま三原山順子に逢いに来ていた立花商業高校の菊永淳一(菊リン)が女と聞いて居ても立っても居られなくなり自分がトオルだと名乗ったのだ。その結果、偽物とわかった菊リンは袋叩きに遭って倉庫に監禁され、工藤たちは本物のトオルを捜しに向かった。

工藤たちに拉致されたトオルは倉庫に連れて来られるが、菊リンは縄から抜け出しており二人で大暴れした。敗戦濃厚となった工藤は北高と全面戦争する気かと脅し、この状況を見たシンゴなら黙っちゃいないぞと叫んだ。するとそこにタイミング良くシンゴがやってきたのだが、トオルを見るなり先客がいたよと言った。彼はその場所で子連れの主婦と寝るつもりでいたのだ。やっぱりホテルでしようと出て行くと、トオルは俺たち何でケンカやっているんだと呟いた。

愛徳に舐められるのは屈辱だと吠える工藤にシンゴはトオル一人に何故大騒ぎしなきゃならないのかと言った。彼に馬鹿にされ悔しがる工藤に、恵美はシンゴが動かなきゃ動くように仕向ければいいと助言した。数に勝るものはないと考えた工藤は北高だけでなく愛徳や立花の下っ端に声を掛けて一大勢力を作り上げることにした。下剋上が成功すれば上下関係を逆転させることが出来るのだ。

屋台的映画館
びーばっぷはいすくーるこうこうよたろうきょうそうきょく
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年12月12日 併映「はいからさんが通る」
監督:那須博之
プロデューサー:黒澤満 紫垣達郎
原作:きうちかずひろ
脚本:那須真知子
撮影:森勝
照明:野口素胖
録音:橋本文雄
美術:和田洋
編集:山田真司
キャスティング:飯塚滋
助監督:祭主恭嗣
製作担当:望月政雄 鎌田賢一
音楽:埜邑紀見男
音楽プロデューサー:高桑忠男
主題歌:「It’s All Right」仲村トオル
挿入歌:「Young Blood」仲村トオル
・・・:「Love Balladeは歌えない」清水宏次朗
技闘:臼木基晴
衣裳:越智雅之
メイク:杵渕陽子 立川須美子
スチール:久井田誠
演技事務:河合敬一
製作進行:大澤茂樹 工藤圭一朗
製作協力:セントラル・アーツ
出演:仲村トオル 清水宏次朗 柏原芳恵 宮崎萬純 五十嵐いづみ
アメリカンビスタ カラー 90分

他校生とケンカしたことがバレて一週間の停学処分を受けたトオルとヒロシ。久しぶりに教室に入ると、彼らを待っていたのはスパルタ教育で鳴らした数学教師の戸塚だった。トオルとヒロシのデータを調べ上げた新任の戸塚は彼らを暴力で根本から鍛え直そうと試みるが、大方何処かの予備校から引き抜かれた金目当てのタコ助だろうと言われ頭に血が上った。持っていた竹刀を振り下ろすとトオルがそれを受け止め、これで俺たちに何をしようというのかと言った。そしてヒロシがお互いに暴力沙汰はよしましょうとなだめたが、怒りが収まらない戸塚は竹刀を離せと暴れた。始末に負えないのでトオルが言われた通りに竹刀を離すと戸塚は勢い余って飛んで行き教室の壁をぶち破ったのだった。

学校にいても面白くない二人はデパートの屋上で暇をつぶしていたが、そこに三人のかわいらしい女子中学生がいたため声を掛けた。するとそこに彼女らの同級生の男子学生二人が助けようとやってきたのだが、それに気づいたマサオが謝れと叫んだ。だが時すでに遅く二人は簡単に伸されたのだった。トオルの家の近くに住むマサオは彼と親しく、これから因縁の四中との対決に三人で行くはずだったと話した。肝心の二人が動けなくなりマサオが頭を抱えていると、この際この人たちに行ってもらえばいいと百合が提案した。トオルたちは何故俺たちが中学生とケンカしなきゃならないのかと考えていたが、行ってくれるなら三人分の乳を吸わせてあげると百合が言ったため俄然やる気を出した。

待ち合わせの場所である寺にいたのは四中の中学生と二人の高校生だった。普通なら卑怯だぞとマサオが叫ぶはずだが、彼の後ろに控えていたのはトオルとヒロシの他に立花商業の番長の菊リン、ナンバー2のミノル、そして北高校のシンゴという強者ばかりだった。菊リンたちはケンカの後で待っている乳吸い大会に期待してついてきたのだった。

屋台的映画館

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