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ヒーローインタビュー

  • posted at:2005-12-27
  • written by:砂月(すなつき)
ひーろーいんたびゅー
フジテレビジョン=ホリプロダクション
配給:東宝
製作年:1994年
公開日:1994年9月3日
監督:光野道夫
製作:村上光一 小田信吾
企画:堀口壽一 中村敏夫
プロデューサー:大多亮 小川晋一 増田久雄 佐倉寛二郎
アソシエイトプロデューサー:空閑由美子 重岡由美子 堀義貴
脚本:野島伸司 山崎淳也
撮影:矢田行男 笠間公夫
音楽:服部隆之 井上鑑
主題歌:「HEART」CHAGE & ASKA
オープニングテーマ:「NATURAL」CHAGE & ASKA
美術:金田克美
照明:渡辺三雄
録音:小野寺修
編集:川島章正
スクリプター:津崎昭子
助監督:崎田憲一
製作担当:山口謙二
出演:鈴木保奈美 真田広之 武田鉄矢 いしだ壱成 安達祐実
アメリカンビスタ カラー 100分

東京経済新聞社の国際経済部に所属する沢木霞は、得意の語学力と強引な性格を利用して数々のスクープをものにしていた。その彼女が突然スポーツ部への移動を命じられた。きっかけは局長からのカラオケの誘いを断わったという些細なことだった。霞にはスポーツの知識があまりなかったが、元の部署に戻ることが出来ることを信じて当分の間我慢することにした。

プロ野球の担当となった霞は、ナイターのヤクルトスワローズー横浜ベイスターズ戦を取材するために同僚の星野と神宮球場へ向かった。5-6の1点ビハインドで迎えた9回裏、2アウトから四球で同点のランナーが一塁に出た。ここでスワローズの梶原監督は代走の切り札としてベテランで俊足、そしてお調子者の轟仁太を送った。打者・上原はセンター前へヒットを放ったが、仁太はコーチが止めるのを無視して三塁を狙った。タイミングはアウト。そこで仁太は相手のグラブを交わして跳んだ。ところが勢い余ってベースから離れてしまい、タッチアウトでゲームセットとなった。激怒した梶原監督は仁太を監督室に呼び出すと二軍行きを命じた。

霞は初仕事でヒーローインタビューのコメントを取ることが出来ず、仲間からきつい言葉を浴びせられた。完璧主義の霞にとってそれは屈辱的な出来事だった。練習場で声を掛けられた仁太に特ダネがあると持ちかけられた彼女は、食事をおごることを条件に教えてもらうことになった。仁太は霞が新米の記者であることがわかると局長賞物のネタがあると触れ込み、飛びついた彼女におもしろがってとっておきのネタを紹介した。自宅に戻った霞はパソコンに向かい、淡々とキーボードを打った。スポーツ部の仲間を見返すために。翌日、スポーツ部は霞が書いた原稿で盛り上がっていた。その内容とは「スワローズ投手陣の新兵器 大リーグボール養成ギプス!!」というものだった。仁太に一杯食わされてわなわなと震える霞は、気持ちを切り替えて二軍の取材をすることにした。彼女はまず女性たちとファンサービスをしている暇そうな選手を捉まえてインタビューをすることにしたのだが、そこにいたのが仁太だとわかると謝罪を求めた。だが彼に謝る気などさらさらなく、逆に騙すより騙される方が幸せだと言われたことで霞の怒りはさらに増した。

屋台的映画館
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光戦隊マスクマン

  • posted at:2005-07-16
  • written by:砂月(すなつき)
ひかりせんたいますくまん
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年7月18日 併映「ドラゴンボール 魔神城のねむり姫」「聖闘士星矢」「超人機メタルダー」
監督:長石多可男
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:淡海悟郎
主題歌:「光戦隊マスクマン」影山ヒロノブ
・・・:「愛のソルジャー」影山ヒロノブ
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:いちごはうす 荻原直樹
イラスト:赤坂徹朗
録音:石川孝
効果:大泉音映
選曲:村田好次
編集:伊吹勝雄
製作担当:山本康郎
進行主任:室橋忠
計測:黒須健雄
記録:斉藤りさ
助監督:諸田敏
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:竹田道弘
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:東京衣裳
装飾:装美社
撮影協力:近藤玲子バレエ団
ダンス指導:井出真生 和田てるみ
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 峰沢和夫 近藤弘志 前岡良徹 鈴木康夫
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 尾上克郎
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 佛田洋
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:海津亮介 草刈滉一 広田一成 永田由紀 前田賀奈子
アメリカンビスタ カラー 20分

地底帝国チューブを率いる地帝王ゼーバは地上への侵攻を開始したが、強いオーラパワーを持つ光戦隊マスクマンの5人(タケル、ケンタ 、アキラ、ハルカ、モモコ)によって阻止された。妖魔道師・地奇地奇獣アナグマスは彼らを倒すための秘策を見つけ、前線指揮官の地帝王子イガムを涙の海に向かわせた。それは大勢の人間が流した涙が地面に染み込み何千、何万年も掛かって出来たと言われる涙の海に住む人魚レライを利用するためだった。偽りの愛で近づき結婚の約束をしたイガムに促されレライが愛の歌を歌うと地表を大地震が襲った。光戦隊基地の長官・姿三十郎はその音楽のような波長を問題視し東博士と原因究明に着手した。アナグマスはレライの歌声に地帝獣ホーンドグラーの歌声を干渉させると強力な超音波となり音楽の大地震を引き起こすことを突き止めた。そのためにイガムを派遣しレライの心を奪ったのだった。ゼーバはレライに悪魔の歌を命の限り歌わせ続けよとアナグマスに命じた。

地震が起きた際にプールにいたタケルたちは謎の渦に巻き込まれ地下の遺跡に飛ばされた。自分たちの居場所を確かめようとしていたところ何処からか女性の歌声が聞こえてきた。それがレライであることがわかると美しい歌声に耳を傾けたが再び地震が彼らを襲った。その先にイガムと地帝獣の姿を見つけると5人はマスクマンに変身し、イガムが何かを企んでいると見るやレッドマスクはレライを引き離し遺跡から外へ連れ出した。変身を解いたタケルは歌声がイガムに利用されていることを説明するが、レライは彼との愛を信じ耳を傾けなかった。するとレライは突然苦しみ始め、一刻も早く涙の海へ帰らなければ死んでしまうことがわかったタケルは手を貸そうとした。ところがそこに現れたイガムによって連れ去られてしまった。

畔にきたイガムは涙の海へ入ろうとするレライを引き留め、俺はお前の瀕死の歌が聞きたいのだと指揮棒の不思議な力で海の水を涸らした。自分が騙されていたことを知ったレライは、タケルの言葉を思い出しながら涙ながらに歌った。その悲しい歌を聞いたタケルは彼女の心情が変化したことを確信した。

屋台的映画館

びんばりハイスクール

  • posted at:2005-06-08
  • written by:砂月(すなつき)
びんばりはいすくーる
アジャックス
配給:東映クラシックフィルム
製作年:1990年
公開日:1990年8月25日
監督:鈴木則文
製作:鈴木早苗
製作協力:酒井尚志 大勝ミサ
プロデューサー:若松孝二
プロデューサー補:桜井陽一
原作:石井まゆみ
脚本:渡辺善則 鈴木則文
撮影:喜久村徳章
音楽:後藤次利
音楽プロデューサー:金原節夫
主題歌:「こんなキッスじゃ眠れない」日原麻貴
挿入歌:「い・ら・い・ら」日原麻貴
・・・:「今夜はLAMBADA」
美術:沢路和範
録音:辻健太郎
整音:杉崎喬
効果:井橋正美
照明:吉角荘介
編集:神谷信武
助監督:小久保利己
アクション監督:横山稔
擬斗:多賀谷渉
スタント:永島美佐子
製作担当:長田忠彦
アクション協力:倉田プロモーション
企画:アジャックス
協力:講談社 キングレコード
企画協力:東急エージェンシー
出演:藤瀬かおり 日原麻貴 三野友華子 南渕一輝 片桐はいり
アメリカンビスタ カラー 98分

名門・私立櫻陵学園高校は90年の伝統を誇っていたが、運動部の裏組織である男の組織・ブラックウォリアーズと女の組織・レッドウォリアーズが幅を利かせ、評判は地に落ちていた。そこに転入してきたのは、湘南暴走族の守護神として知られた鬼怒羅のヨーコこと織田陽湖だった。陽湖は早々不良たちの洗礼に遭ったが、明晰な頭脳と類まれな運動神経で難関を次々にクリアしていった。目立たず、気取らず、嫌われずがモットーの彼女は、ウォリアーズだけにとどまらず活躍しないと予算が下りない運動部などからも追い回された。その様子を見て陽湖を花の温室にかくまったのは、同じ2年D組の石坂葉月だった。

陽湖の悩みの種は幼稚園からの腐れ縁・三橋珠子の存在だった。彼女のちょっとした予知能力のおかげで陽湖はいつもトラブルに巻き込まれた。そんなこともあり陽湖は珠子に黙って引越しをしたのだが、何処から聞きつけたのか彼女はたくさんの荷物とともにやってきた。居候する気満々の珠子は、すでに転入の手続きを済ませていた。そしてもう一人の厄介者は、野本慎一だった。陽湖一筋の慎一も珠子同様、時之台高校を辞めて転入してきたのだ。葉月は、自分を助けてくれたのは慎一ではないかと考えていた。 珠子から誰かに殴られると告げられた慎一は、ブラックウォリアーズに靴を見せろと言って追いかけられた。昨夜、彼らは葉月を理科実験室に閉じ込め、教師である彼女の兄から受けた仕打ちをレイプで返そうとしたが、そこに現れた何者かによって徹底的に叩きのめされたのだ。葉月は自分を助けてくれた青い指輪の美少年に恋焦がれた。ブラックウォリアーズはその美少年を見つけ出して仕返しをしようと企んでいたが、とばっちりを受けたのが慎一だった。暗くて顔が見えないにも関わらずそうだと断定した理由は、背格好がそっくりでなおかつ実験室に残された靴と同サイズだったからだ。放課後、ブラックウォリアーズに呼び出された慎一は、殴り具合が違うという理由で無実が証明された。大の字に伸びた姿を見つけた珠子は、だから殴られると言ったろうと言った。

陽湖がこの学園にやってきた理由は、親友・片山渚の死の真相を究明するためだった。転入日の前日、校長室に忍び込んだ陽湖は事故報告書を手に入れた。学園側が渚の死を自殺として片付けようとしていることに疑問を持った陽湖は、自分の力で真相を解明することにしたのだ。この事件に体育教師の花輪啓介が関わっているのではないかと考えた陽湖は、水泳部に入部して渚のことを聞き出そうとしたが、部員たちは皆多くのことを語ろうとはしなかった。

学園の理事長に就任した桜沢コンツェルンの令嬢・桜沢樹里は、学園の秩序回復させるためにネオ・ニルという自警部隊を結成した。それは運動部の中でも特に秀でたエリートで組織され、指導、管理は花輪が行っていた。理事長就任パーティーに招待された陽湖は、樹里からネオ・ニルのリーダーを任せたいと言われた。いつでも冷静な判断が出来るというのが理由だったが、陽湖は団体行動は苦手だと言って断わった。生まれて初めて依頼を断わられたことに腹を立てた樹里は、このままでは返さないと言った。

屋台的映画館

氷点

  • posted at:2005-04-25
  • written by:砂月(すなつき)
ひょうてん
大映(東京撮影所)
配給:大映
製作年:1966年
公開日:1966年3月26日 併映「わが愛星を祈りて」
監督:山本薩夫
企画:三輪孝仁 伊藤武郎
原作:三浦綾子
脚本:水木洋子
撮影:中川芳久
音楽:池野成
録音:須田武雄
照明:渡辺長治
美術:間野重雄
編集:中静達治
助監督:崎山周
製作主任:林秀樹
協賛:北海道旭川市
出演:若尾文子 安田道代 山本圭 森光子 船越英二
シネマスコープ モノクロ 97分

辻口病院院長・辻口啓造が予定を一日早めて出張から帰ってくると妻・夏枝が上機嫌でピアノを弾いていた。やがてピアノ線が切れ、側らに立っている夫に気付いた夏枝は狼狽した。穏やかに話しかけた啓造だったがテーブルに置かれいる物を見て一変した。二つのティーカップ、そして灰皿の中には煙草の吸殻。徹たちはどうしたんだと啓造が苛立たしげに尋ねると、徹はお手伝いの次子と映画に出掛けたと夏枝は答えた。「ルリ子は?」。視線を合わさない啓造に、夏枝は何処かその辺に遊んでいませんでしたかと心の乱れを隠しながら言った。その夜、七時を過ぎてもルリ子は帰ってこなかった。電話のベルが鳴り啓造が慌てて出ると、眼科医の村井靖夫が夏枝だと思ってなれなれしく話し掛けて来た。昼間の客は村井だったのか。啓造は受話器を無言で夏枝に渡した。翌早朝、漁師からの知らせを受けて川原に向かった啓造と夏枝は横たわる三歳児に駆け寄ると何度も呼び掛けた。だがルリ子は答えてはくれなかった。夏枝は卒倒したが、彼女を支えたのは村井だった。 ルリ子の葬式から数日後、警察は佐石土雄を殺人の容疑で逮捕した。だが自供後、留置場独房で首を吊り自殺した。

娘の死が心因となり精神病院にひと月あまり入院した夏枝は、退院後のあるときを境に子供を欲しがるようになった。彼女は以前、肋膜を患ったときに避妊手術を行ったため子供が産めない体になっていたのだ。そこで啓造は親友で産婦人科医の高木雄二郎に相談を持ち掛けた。高木が嘱託する乳児院にいる佐石の子供を引き取りたいというのだ。そもそもそれは学生時代から汝の敵を愛せよと訴え続けていた啓造をからかうための冗談だった。だが啓造はそれを実行することで妻に復讐しようと考えていたのだ。真実を知らない高木は、出生の秘密を誰にも漏らさないという条件付きで認めることにした。

辻口家に新たな家族が加わり、賑やかな生活が始まった。啓造が出勤しようと玄関を出ると、村井が運転する車が停まった。彼は結核を患っており、診断結果を見てから洞爺で療養することに決めたのだ。病院まで送るという村井に、啓造は役場に出生届を出しに行かなければならないと断わった。そして「避妊手術にも失敗はあるんだよ。女の子だから夏枝がよろこんでね」とにこやかに笑った。それとは対称的に村井の表情は曇った。

事件から七年経ったある日、次子は嫁ぐために辻口家を離れて行った。お手伝いがいなくなり、自分で掃除をすることにした夏枝は啓造の書斎に入ってハタキを掛けた。机の書類の中から落ちた手紙を読んだ夏枝は、陽子にまつわる秘密を知ってしまった。夫が苦しみ嘆いて逆上するのを待っているのだと考えた夏枝は、絶対に取り乱した姿を見せてはならないと心に誓った。だが学校から帰って来た陽子を見た途端、怒りを抑えることが出来なくなった。夏枝は陽子の首に手を掛けた。

屋台的映画館

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