劇場版「ギーツ・キングオージャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=ADKエモーションズ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2023年
公開日:2023年7月28日 併映「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」
監督:上堀内佳寿也
製作:吉村文雄 西新 高木勝裕 金子保之 野田孝寛 村松秀信 古澤圭亮
企画:出目宏 三輪祐見子 井上貴博 佐藤現 志村章 清水啓司 大矢陽久
プロデューサー:大森敬仁 久慈麗人 大川武宏 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:高野水登
音楽:坂部剛
挿入歌:「INFERNO(Movie ver.)」ナノ
撮影:上赤寿一
照明:堀直之
美術:田中涼
録音:関根光晶
編集:金田昌吉
記録:梅木望帆
助監督:茶谷和行
制作担当:伊藤渉
ラインプロデューサー:佐々木幸司
キャラクター管理: 佐藤藍 田山健
企画協力:企画者104
資料担当:松井大 神内大輝
デザイン協力:プレックス
キャラクターデザイン:余湖裕輝
筆文字:大山恵 平原ようす
造型:レインボー造型企画 前澤範 前澤まさる 吉川学
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:渡辺淳
出演:酒井大成 渡辺碧斗 村上愛花 平川結月 佳久創
アメリカンビスタ カラー 32分
宇宙の片隅にある惑星、チキュー。二千年の時を経て地の底からバグナラクが蘇り人類を滅亡させるという予言の年に、始まりの国シュゴッダムでは国王のラクレス・ハスティーが他の四つの国の国王(テクノロジーの国ンコソパのヤンマ・ガスト、芸術と医療の国イシャバーナのヒメノ・ラン、氷雪の国ゴッカンのリタ・カニスカ、農業の国トウフのカグラギ・ディボウスキ)を迎え同盟を結ぼうとしていた。だがラクレスに主導権を握られることを嫌ったヤンマが締結を拒否したことによって立ち消えとなった。予言は的中し地中から出現した地帝国バグナラクの戦闘兵サナギムや怪人ダンジームの攻撃で街が混乱に陥ると、ヒメノはカマキリオージャーに、リタはパピヨンオージャーに、カグラギはハチオージャーに王鎧武装して戦った。
シュゴッダムの児童養護園で育った青年ギラは襲われているにも拘らずラクレスが策を講じないことに疑問を感じていた。コーカサスカブト城へ向かい窮状を訴えるギラだったが、そこで彼はラクレスがバグナラクの襲撃を利用し国民の命を犠牲にしてでも五王国を統一しようと考えていることを知った。「民は道具、私が国だ」。その言葉を聞いて怒りが頂点に達したギラはラクレスから長剣オージャカリバーを奪うと邪悪の王になると宣言した。王者にした使えないオージャカリバーでクワガタオージャーに王鎧武装するとシュゴッダムの守護神と呼ばれるシュゴッドを率いて巨大ロボ・キングオージャーを復活させダンジームを倒したのだった。国王に刃を向けたことで反逆者として追われる身となったギラは四つの国の王、そしてバグナラクとの共存を掲げるジェラミー・ブラシエリの力を借りてバグナラク軍を撃退。決闘裁判にてラクレスに勝利しシュゴッダムの玉座を手に入れたのだった。
戴冠式の日、会場に鐘の音とともに現れたのはかつてギラと養護園で育った幼なじみのデボニカだった。彼女は死の国ハーカバーカの案内人で、先祖に戴冠の挨拶をさせるために五王国の王をそこへ連れて行った。「宵の太陽、暁の月、生はなく、死が息づく」。デボニカがそう唱えるとシュゴッダム国王が即位する時に開く死の扉が口を開けた。地上に降り立つとそこには倒したはずのバグナラクの怪人たちがおりそれらが一斉に襲ってきた。するとそこに屈強な男が現れ、剣で一閃するとそれらは一瞬で消し飛んだのだ。その男はハーカバーカを治めるシュゴッダムの初代国王のライニオール・ハスティーだった。
屋台的映画館
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