忍者ブログ
さむらいせんたいしんけんじゃーぎんまくばんてんかわけめのいくさ
劇場版「ディケイド・シンケンジャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2009年
公開日:2009年8月8日 併映「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」
監督:中澤祥次郎
製作:鈴木武幸 亀山慶二 高橋浩
企画:中曽根千治 梅澤道彦 日達長夫 篠田芳彦 松田英史 竹中一博
原作:八手三郎
脚本:小林靖子
音楽:高木洋
撮影:松村文雄
照明:柴田守
美術:大谷和正
編集:佐藤連
録音:伝田直樹
整音:小林喬
スクリプター:渋谷康子
助監督:安養寺工
製作担当:小林智裕
主題歌:「侍戦隊シンケンジャー」サイキックラバー(Project.R)
エンディング曲:「四六時夢中 シンケンジャー 銀幕版」シンケンジャーと高取ヒデアキ
音楽プロデュース:Project.R
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
エグゼクティブプロデューサー:杉山登
プロデュース:宇都宮孝明 大森敬仁 佐々木基 矢田晃一 深田明宏
アクション監督:石垣広文
特撮監督:佛田洋
出演:松坂桃李 相葉弘樹 高梨臨 鈴木勝吾 森田涼花
アメリカンビスタ カラー 21分

時は平成二十一年夏、外道衆の中の外道衆と呼ばれるクサレ外道衆のおよそ一万体にも及ぶ大軍があの世からこの世に侵攻した。それを率いるのは御大将・血祭ドウコクによって封印が解かれたクサレ外道衆の頭目・脂目マンプクだった。この世の平和を守るために戦うシンケンジャーは総力を挙げてこれを迎え撃つが、戦いは既に三日目を数えそれでも岩を削る波のように押し寄せる大軍の前にシンケンジャーの疲れは色濃かった。彼らの休息は、体内に取り込んだ三途の川の水切れを起こしたクサレ外道衆が撤収した時だけだった。

志葉家十八代目当主・志葉丈瑠、家臣の池波流ノ介、白石茉子、谷千明、花織ことは、そして丈瑠の幼馴染の梅盛源太は志葉家の屋敷に戻り傷の手当てを行った。脂目マンプクは約三百年前に初代シンケンレッドこと志葉烈堂によって封印されたが、この時に武器として使った初代秘伝ディスクがあれば封印だけでなく倒すことが出来るかもしれなかった。そのディスクは長い間行方不明になっていたが、家老の日下部彦馬が配下の黒子に方々を探させ、ついに幻竜神社にあることを突き止めたのだった。だがそこは今、敵陣のど真ん中にあった。強行突破することも考えられたが、戦いは避けた方がいいという茉子の助言に従い、天然ボケの流ノ介とことはの奇抜なアイデアを借りて敵の意表を衝く作戦を練ることにした。

翌日の総攻撃に備え五人は幻竜神社に向かった。二人が思いついた作戦とは、雑兵・ナナシ連中のコスプレをした流ノ介、千明、ことはが酒をふるまう間に丈瑠と茉子が忍び込むというものだった。これなら正面突破も可能だが、成功する確率は限りなく低いはずだった。ところが雑兵たちは酒にしか興味を示さず丈瑠たちは易々と御社殿に辿りついたのだった。中に入ると秘伝ディスクは壁に飾られており、それを手にした丈瑠は戦闘に使う刀・シンケンマルにセットして起動させた。するとホログラム姿の烈堂が現れたが、短いメッセージに脂目マンプクを倒すヒントはなかった。成す術なく立ちすくんでいると、小さな姉弟がお参りに訪れ、みんなやお父さん、お母さんを助けてくださいと願い事をして帰った。それを聞いた丈瑠たちは迷いを捨てクサレ外道衆の陣内に乗り込む決意を固めた。

屋台的映画館
PR

テルマエ・ロマエ

  • posted at:2022-12-24
  • written by:砂月(すなつき)
てるまえろまえ
フジテレビ=東宝=電通=エンターブレイン
配給:東宝
製作年:2012年
公開日:2012年4月28日
監督:武内英樹
製作:亀山千広 市川南 寺田篤 浜村弘一
プロデューサー:稲葉直人 菊地美世志 松崎薫
原作:ヤマザキマリ
脚本:武藤将吾
音楽:住友紀人
撮影:川越一成
照明:鈴木敏雄
録音:加藤大和
美術:原田満生
編集:松尾浩
衣裳:纐纈春樹
ヘアメイク:豊川京子
装飾:茂木豊
スクリプター:渡辺美恵
VE:阿部友幸
VFXプロデューサー:西尾健太郎
ミュージックエディター:小西善行
サウンドエディター:伊東晃
フォーリーアーティスト:伊東晃
オープニングデザイン:赤松陽構造
タイトルデザイン:赤松陽構造
監督補:洞功二
助監督:野尻克己
製作担当:嘉藤博
ラインプロデューサー:宮崎慎也
ローマ編ラインプロデューサー:小沢禎二
特別協力:日本出版販売
制作プロダクション:フィルムメイカーズ
出演:阿部寛 上戸彩 北村一輝 竹内力 宍戸開
シネマスコープ カラー 108分

紀元128年、時の皇帝ハドリアヌスは反対勢力を粛清するなど暴君として恐れられていた。そうしたローマであっても民衆はテルマエと呼ばれる浴場を愛し、皇帝は巨大なテルマエを建設することで民衆の支持を集めていた。浴場の設計を任されたルシウス・モデストゥスは古き良き時代を再現させようと試みるが、それが理解されず厄介払いにされた。そんな彼を勇気づけようと親友のマルクスはテルマエに連れて行くが、ルシウスは本来体の疲れを取るべき場所で格闘技や水泳に興じる者たちがいることが気に食わなかった。浴槽に浸かりながら我がローマ帝国が凋落する日が近いかもしれないなどと考えていた彼は、湯に潜り派手なテルマエがもてはやされる現状を打破出来るような斬新な発想はないものかと考えを巡らせた。すると突然排水口が大きく広がり彼は水流に飲み込まれてしまった。

湯の中から姿を現したルシウスはそこが何処だかわからなかった。壁にはポンペイのベスビオ火山の絵、そして浴場にいるのは皆わからない言葉をしゃべる顔が平たい者ばかりだった。きっとさっきの場所に隣接した奴隷用の公衆浴場にうっかり入り込んでしまったのだろうと思ったが、そこには彼が今まで見たことがない様々な設備があった。このアイデアは使えるぞとルシウスはほくそ笑んだ。

ルシウスが現れたのは稲荷湯の男湯の湯船だった。富士山のペンキ絵に感動した彼は洗い場に設置されている蛇口や風呂桶、併設された脱衣場の扇風機に驚き、大きな一枚鏡や掲示されたポスター、脱衣かごなどはアイデアに取り入れられるのではないかと考えた。奴隷用の浴場だと信じて疑わない彼は、まだ何か隠している物があるのではないかと思い素っ裸のまま外に出ると隣の部屋に入った。そこは女湯で、驚いたおばさんが投げた体重計が頭に当たりルシウスは気を失った。着ていた服を盗られた外国人の客が間違って女湯に迷い込んだと思った客の男たちは心配してルシウスを連れ戻した。そして意識を取り戻すとこれでも飲んで元気を出しなとフルーツ牛乳を差し出した。言われるがままに一口飲んだルシウスは今まで味わったことがない果実風味の冷たい牛乳に驚き、ローマ文明が「平たい顔族」の文化に敗北したことを悟った。悔しさを堪えていた彼が目を開けると、そこはテルマエだった。マルクスによると溺れてのぼせ上がっていたところを皆で助けたのだという。あれは夢だったのか。そう考える彼の足元に牛乳瓶が転がっていた。

屋台的映画館

パンク侍、斬られて候

  • posted at:2022-12-21
  • written by:砂月(すなつき)
ぱんくざむらいきられてそうろう
東映ビデオ
配給:東映
製作年:2018年
公開日:2018年6月30日
監督:石井岳龍
製作:若泉久央
エグゼクティブプロデューサー:西澤力 笹岡敦
企画:伊藤和宏
プロデュース:伊藤和宏
プロデューサー:湊谷恭史
共同プロデューサー:上田徳浩 鈴木健太郎 古賀俊輔 紀伊宗之 新野安行
原作:町田康
脚本:宮藤官九郎
特撮監督:尾上克郎
美術:林田裕至
撮影:松本ヨシユキ
特殊撮影:鈴木啓造
照明:宮西孝明
録音:古谷正志
セットデザイナー:郡司英雄
特殊美術デザイン:佐久嶋依里
装飾:須坂文昭 郷原慶太
小道具:松永一太
キャラクターデザイン: 澤田石和寛
衣裳デザイン: 澤田石和寛
衣裳:横山智和
床山:荒井孝治
結髪:丹羽峯子
メイク:船引美智子
ヘア:TAKUYA BABA
ヘアメイクアドバイザー:JIMI FUJIU
アクションコーディネーター:諸鍜治裕太
助監督:茂木克仁
制作担当:森田勝政
スクリプター:田口良子
編集:武田峻彦
キャスティングディレクター:杉野剛
俳優担当:奥田由美
ラインプロデューサー:斎藤大輔
プロダクションマネージャー:佐藤正晃
テクニカルプロデューサー:大屋哲男
VFXプロデューサー :道木伸隆
DIプロデューサー:齋藤精二
カラーグレーダー:齋藤精二
VFXスーパーバイザー: 森田淳也
音楽:森俊之
主題歌:「Anarchy in the U.K.」Sex Pistols
エンディングテーマ:「夜のスピード」感覚ピエロ
企画制作:dTV
制作プロダクション:THEFOOL
制作著作:エイベックス通信放送
出演:綾野剛 北川景子 東出昌大 染谷将太 村上淳
アメリカンビスタ カラー 131分

時は江戸時代、北にある黒和藩に一人の流れ者がやってきた。街道を進む男が峠の茶屋を通り過ぎると盲目の娘を連れた巡礼の老人が近づいてきた。すると男は刀を抜くが早いか一瞬で斬り捨てたのだった。その浪人の名は掛十之進と言った。茶屋で一服していた黒和藩藩士長岡主馬は突然のことに驚き何故斬ったのかと問うと、十之進はこの者たちがいずれこの土地に恐るべき災いをもたらすため事前に斬ったのだと答えた。近頃流行病のように急速に蔓延している新興宗教の腹ふり党は隣の牛逐藩を壊滅状態に追い込んだ。老人は牛逐藩からの流れ者であり、黒和藩の民も邪教に既に蝕まれていた。黒和藩もいずれ滅亡だろうと言い残し十之進は去ろうとしたが、それは脅迫だと言って主馬は刀を抜いたが超人的剣客の十之進に軽くあしらわれた。そして残って欲しければ仕官させろと言われた主馬は慌てて城に戻った。十之進は初めから主馬を騙すつもりで巡礼の老人を斬ったのだ。腹ふり党を根絶する方法なんてある訳ねえだろうがよと独り言ちながら老人の死体を蹴飛ばすとその体にあるはずの腹ふり党信者の刺青がなかった。焦った彼はその横で泣き続ける娘の処分に困るが、結局斬れずに立ち去った。

主馬から十之進の話を聞いた筆頭家老の内藤帯刀は、腹ふり党の件を利用して次席家老大浦主膳を追い落とすことが出来るのではないかと考えた。帯刀と主膳は幼い頃から犬猿の仲。その上司である藩主黒和直仁は全く融通の利かない堅物であり直情径行であるが故に藩の政は混乱を極め、藩内は内藤派と大浦派に分かれていた。十之進の魂胆を見抜いていた帯刀は彼を利用しようと考え城の本丸大広間で行われる会議に同席させた。そして腹ふり党対策要員として十之進を起用し今すぐ策を講じることを殿に進言すると当然の如く主膳は反対した。その後、腹ふり党によって藩内に混乱が生じれば主膳の責任問題となり大浦派は一掃される、という筋書きだった。一方、大広間で恥をかかされ怒りが収まらない主膳は、用人の幕暮孫兵衛を通じて十之進に刺客を送った。十之進は真鍋五千郎と斬り合うが、その途中で二人が超人的剣客養成所「そこの穴」で剣や武術を超えた修羅の技を学んだ竹馬の友だったことがことがわかり意気投合した。五千郎は自分が主膳に雇われたことを十之進に話し、報酬を孫兵衛に返した。二人の会話を聞いてどうでも良くなった孫兵衛の密告により主膳は屁高村のさるまわ奉行に左遷された。それから数日後、帯刀のもとに牛逐藩に派遣していた江下レの魂次という密偵から中間報告が届いたが、そこには腹ふり党がとっくの昔に滅び牛逐藩は至って平和だと書いてあった。嘘がばれれば帯刀は失脚し十之進も処刑されることは確実だった。そこで帯刀は腹ふり党をでっち上げることに決めた。

屋台的映画館

ゴジラVSメカゴジラ

  • posted at:2022-12-18
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらぶいえすめかごじら
東宝映画
配給:東宝
製作年:1993年
公開日:1993年12月11日
監督:大河原孝夫
製作:田中友幸
プロデューサー:富山省吾
脚本:三村渉
音楽監督:伊福部昭
撮影:関口芳則
美術:酒井賢
照明:望月英樹
録音:宮内一男
編集:米田美保
助監督:三好邦夫
製作担当者:前田光治 金澤清美
特殊技術・撮影:江口憲一 大根田俊光
特殊技術・美術:大澤哲三
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭
特殊技術・操演:鈴木豊
特殊技術・助監督:鈴木健二
特殊技術・製作担当者:小島太郎
特技監督:川北紘一
出演:高嶋政宏 佐野量子 小高恵美 原田大二郎 宮川一朗太
アメリカンビスタ カラー 107分

1992年、留まることを知らぬゴジラの被害に対し日本政府は国連G対策センター本部を筑波に設立した。この施設に世界中の英知を集め、対ゴジラ用戦闘マシンの開発に着手した。まず1号機としてガルーダを試作したが、優れた飛翔能力に比べ戦闘能力に大きな課題を残した。より強力な2号機の開発を課されたG対策センターは海底からメカキングギドラを引き揚げ23世紀のロボット工学を徹底的に解明、分析した。更にこれまで考案された幾多の対G兵器の技術と経験を活かして史上最強最高の戦闘マシンを誕生させようとしていた。

1994年、ガルーダの開発チームにいたロボット技師の青木一馬は左遷され格納庫の管理を任されていたが、辞令によりGフォースへの出向を命じられた。2号機にはハイパーオペレーションシステムが搭載され精鋭3名で全ての操縦を行うが、彼はその補欠メンバーとして選ばれたのだ。准尉となった青木がGフォース隊長の佐々木拓也大尉や曽根崎淳少尉にしごかれていた頃、国立生命科学研究所の調査隊がベーリング海のアドノア島に到着した。日露合併油田会社の調査員・桂木邦雄の依頼によるものだが、掘削作業中にある物を発見したからだ。古生物学博士の大前裕史と研究員の五条梓は翼竜・プテラノドンの化石よりも貴重な卵があることに驚いた。調査隊はヘリコプター内に卵を持ち込み研究を行っていたが、その夜巨大なプテラノドン=ラドンが現れそれに呼応するように卵が光り始めたのだった。ラドンが調査隊を襲い始めると、今度は海からゴジラが現れた。2体が争う間に調査隊は島を脱出した。

アドノア島で発見された翼竜の卵は国立生命科学研究所に運び込まれた。大々的に報じられたニュースを食堂で見た青木は居ても立っても居られなくなった。何故なら彼は履歴書の趣味の欄にプテラノドンと書く程の翼竜マニアだからだ。Gフォースを無断で抜け出した青木は車で京都に向かうと勝手に研究所の関係者ブースに入り込み孵卵器の卵と対面した。怒った梓に追い返されたが、ただでは転ばない一馬は卵に付着していた植物のサンプルを持ち出すと独自で調べることにした。食堂で同席した職員の三枝未希は机に置いていたその植物から微弱なエネルギーを感じた。彼女には一般の人にはない特殊な能力があるのだ。

屋台的映画館

1000年女王

  • posted at:2022-12-15
  • written by:砂月(すなつき)
せんねんじょうおう
1000年女王製作委員会
配給:東映
製作年:1982年
公開日:1982年3月13日 
演出:明比正行
製作総指揮:今田智憲
プロデューサー:横山賢二
企画:松本零士
原作:松本零士
構成:松本零士
脚本:藤川桂介
作画監督:山口泰弘
美術監督:角田紘一 勝又激
音楽・演奏:喜多郎
撮影監督:細田民男
編集:千蔵豊 花井正明
録音:池上信照
主題歌:「星空のエンジェル・クィーン」デラ・セダカ
メカニック作画監督:金田伊功
メカニックデザイン:板橋克己
作画監督補佐:青山充
製作担当:佐伯雅久
製作協力:東映動画
声の出演:藩恵子 戸田恵子 永井一郎 小山茉美 麻上洋子
アメリカンビスタ カラー 121分

1999年、筑波天文台では千年の長大円周回軌道を巡る遊星・ラーメタルが冥王星の軌道に近づいていることを掴んでいた。このままでいくとあと180日と18時間で地球に接触する。誤差により直撃を免れたとしてもラーメタルは地球の9倍の大きさがあるため勝ち目はなかった。

教職の傍ら天文台で雨森の秘書を務める弥生の正体は1000年女王だった。地球を見守るために千年周期でラーメタル人が派遣されるが、彼女もまたその一人であり任期も残り少なくなっていた。女王の交代が近づく中、彼女の周囲は慌ただしくなっていた。目の前にホログラムの姿で現れた女は新女王を名乗り、交代を拒否するならば私と戦う用意をしておきなさいと言って姿を消した。姉の苦悩を知る妹のセレンはマンションを訪ねると、あなたが支配した千年の間に地球に残したのは血の歴史だったと言った。すると弥生は私なりの考えがあるからいずれ責任を取るつもりだと答えた。セレンは次の接近でラーメタル人が地球を乗っ取ろうとする情報を掴んでいた。今度くる千年の春がお互いの最後の春になるかもしれないと言ってセレンが帰ろうとすると、彼女の覚悟を知った弥生はきをつけてねとだけ言った。

遅れて天文台に出勤した雪野弥生は雨森教授からあと180日で地球が終わるという説明を受け愕然とした。どうしていいかわからず悩んでいると夜森大介が声を掛けてきた。探査チームの彼は探索艇でラーメタルへ飛び調査を行ったが、千年の間に死滅したのかその星に生命反応がないことを発見した。同じ頃、雨森の兄が経営する工場で爆発事故が起こり、息子の始だけが生き残った。雨森が彼を引き取ることになったが、その後病院から姿を消した。受け持ちの生徒である始を心配した弥生は思い当たる場所を訪ねた。それは彼が常々口にしていた国立歴史博物館だった。展示されているゼロ戦のコクピットで泣いていた始を説得し天文台へ連れて行った弥生は今宇宙で起こっていることを全て見せた。雨森は辛かろうが気を落とすなと慰めるが、目の前の現実に関心が移った始はラーメタルが地球に衝突しない方法がないか考えていた。雨森は資料室の文献を片っ端から読み漁り、紀元前のエジプトの古文書にラーメタルに関する記述があることを発見した。それを聞いた始は地球上にいる1000年女王を見つけ出すことが先決だと考えた。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

最新記事

 

P R

 

フリーエリア