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ゴジラVSデストロイア

  • posted at:2023-04-14
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらぶいえすですとろいあ
東宝映画
配給:東宝
製作年:1995年
公開日:1995年12月9日
監督:山下賢章
製作:田中友幸 富山省吾
脚本:大森一樹
音楽監督:伊福部昭
撮影:関口芳則
美術:鈴木儀雄
照明:望月英樹
録音:宮内一男
編集:長田千鶴子
助監督:三好邦夫
製作担当者:前田光治
アソシエイトプロデューサー:鈴木律子
特殊技術・撮影:江口憲一 大根田俊光
特殊技術・美術:大澤哲三
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭
特殊技術・操演:三橋和夫
特殊技術・助監督:鈴木健二
特殊技術・製作担当者:篠田啓助 小島太郎
特技監督:川北紘一
出演:辰巳琢郎 石野陽子 林泰文 小高恵美 大沢さやか
アメリカンビスタ カラー 103分

国連G対策センターによる「Tプロジェクト」の拠点となった南太平洋に浮かぶバース島が消滅し、そこに棲んでいたゴジラとリトルゴジラが姿を消した。それから1ヶ月後、香港にゴジラが上陸した。だがその姿は今までとまるで違い燃えるように赤く光っていた。急遽Gサミットが開かれ、リモートでワシントンから参加した原子力エネルギー専門のマービン教授は、日本の大学生が執筆したゴジラに関する論文に興味を持っていた。それは「ゴジラの体内構造に関する私的考察」というもので、執筆者の山根健吉は40年前に大戸島に異変が起きた際に自ら団長として調査を行った古生物学者・山根恭平の孫だった。彼はゴジラの研究を卒業論文のテーマにしたが、不真面目として受理されず留年の身となっていた。そんな健吉を訪ねた国連G対策センター長官の国友満は協力して欲しいと願い出た。健吉の父・新吉はゴジラの襲撃によって家族を失い、孤児となった彼を山根が引き取った。ゴジラの話は小さい頃から新吉に聞かされていたし、山根の部屋にはたくさんの資料が残っていたことが健吉をゴジラ狂にしたのだ。だがそれはあくまで趣味の範囲と考え断ろうとしたのだが、リトルゴジラの行方を追っているサイキックセンター主任の三枝未希がGサミットに参加していることを知り前言を撤回した。健吉は未希の大ファンなのだ。

健吉の姉・ゆかりはJBSのニュースキャスターを務めている。ある日、番組に国立物理化学研究所所属の物理学者・伊集院研作がゲスト出演した際に彼が発明し国際物理学賞を受賞した物質・ミクロオキシゲンの副作用や兵器転用について皮肉交じりに質問した。その番組を観たゆかりの伯母・山根恵美子は彼女を自宅に招くと、かつてミクロオキシゲンと同じような効果をもたらす薬剤が40年前に開発されていたことを打ち明けた。それは恵美子が兄のように慕っていた薬物化学者の芹沢大助が研究中に偶然発見し開発を進めた「水中酸素破壊剤=オキシジェン・デストロイヤー」だった。自分の発明が大量破壊兵器として使われることを恐れた芹沢は一切の資料を焼却しゴジラと運命をともにしたのだが、恵美子はミクロオキシゲンに危険性を感じていたのだ。

屋台的映画館
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極道兵器

  • posted at:2023-04-11
  • written by:砂月(すなつき)
ごくどうへいき
日活=AG-ONE
配給:日活
製作年:2010年
公開日:2011年8月6日
監督:坂口拓 山口雄大
製作:杉原晃史 中西孝
プロデューサー:千葉善紀 高篠秀一 木村俊樹
企画:盛田正和
原作:石川賢
脚本:坂口拓 山口雄大
撮影:岡雅一
照明:松本憲人
録音:井家眞紀夫
美術:福田宣
特殊造型監修:西村喜廣
特殊造型:百武朋
殺陣:下村勇二
助監督:吉田聡
制作担当:高橋浩一郎
編集:堀善介
合成:鹿角剛司
音楽:森野宣彦
主題歌:「Brand new song」Spyralcall
ラインプロデューサー:坂井正徳
出演:坂口拓 村上淳 鶴見辰吾 黒川芽以 麿赤兒
アメリカンビスタ カラー 100分

関東有数の武闘派ヤクザ・岩城組の御曹司である岩鬼将造はあまりにも好戦的で凶暴なため日本を追い出された。そんな彼は組員の三太郎と拓三を引き連れて傭兵となり南米を所狭しと駆けずり回っていた。ある日、日本の内閣特務捜査官・赤尾虎彦と部下の沙織に出会い、父親の権造が死んだことを知った将造は4年ぶりに日本へ帰ることにした。ところが岩城組の事務所があった場所はあけぼのローンというサラ金になっており、そこを仕切っているのは倉脇系島田組というヤクザだった。権造が死んで以来、岩城組は散り散りになったのだという。倉脇重介は岩城組の若頭だった男で今では日本を操るドンにまでのし上がっていた。一方、舎弟だった島田は社長となりローン会社を細々と経営していた。話を聞き終え腹の虫が治まらない将造は大暴れした。

これからのヤクザは切った張ったではなくビジネスだと考える倉脇は西日本連合と東日本連合を倉脇組が仕切る全日統一連会の傘下に入れようとした。だがその強引なやり方に違和感を覚えた山鬼組組長の山鬼なよ子が断固として反対すると参加者全員が退席した。

将造が見慣れない超高層ビル。それは4年のブランクの間に建った倉脇組のビルだった。高い所から見下ろすあいつをすぐにでも引きずり下ろしてやるなどと考えている彼の前に突然現れたのは倉脇、ではなくなよ子だった。よくもノコノコと戻ってきたなとマシンガンをぶっ放し将造を追い詰めると馬乗りになってぶん殴った。なよ子は父親同士で約束をした将造の許婚なのだ。寂しかったと言って抱きつくと日本を発つ前に書いた手紙を見せようとするが、将造は空蝉の術を使って逃げ出したのだった。手紙には「今度戻ってきたらお前とケッコンしちゃる」と書いてあった。

将造たちが次に向かったのはオカザキという喫茶店だった。そこのマスターは裏事情に詳しく、倉脇が海外のマフィアと組んだことで勢力を拡大させた噂があると言った。そのマフィアはシャブよりも100万倍ヤバいハイパードラッグを日本に持ち込もうとしているのだという。シャブだけには手を出すなという権造の教えを守らない倉脇にブチギレた将造は、俺を敵に回したらどれだけ危ないか思い知らせてやると叫んだ。

屋台的映画館

マルサの女2

  • posted at:2023-04-07
  • written by:砂月(すなつき)
まるさのおんなつー
伊丹プロダクション
配給:東宝
製作年:1988年
公開日:1988年1月15日
監督:伊丹十三
製作:玉置泰 細越省吾
脚本:伊丹十三
音楽:本多俊之
撮影:前田米造
照明:桂昭夫
録音:小野寺修
美術:中村州志
編集:鈴木晄
記録:堀北昌子
衣裳:小合恵美子
装飾:山崎輝
特機:落合保雄
SFX:白組 サンク・アール
音楽プロデューサー:立川直樹
キャスティング:笹岡幸三郎+N.C.P.
グラフィック・デザイン:佐村憲一
助監督:久保田延廣
製作担当:川崎隆
出演:宮本信子 津川雅彦 丹波哲郎 大地康雄 益岡徹
スタンダード カラー 127分

バブル景気に沸く東京では都心部のオフィスビル建設に絡む土地の争奪戦が行われていた。100億円もの資金が投じられているプロジェクトには政治家、商社、建設業者、銀行が拘わっているが、成功のためには一人の地上げ屋の死など些細なことでしかなかった。代議士の漆原から次の地上げ屋を依頼された猿渡は鬼沢鉄平という男を紹介した。

東京国税局査察部(通称・マルサ)の査察官・板倉亮子は同僚の伊集院とともに宗教法人「天の道教団」を探っていた。管長を務める鬼沢は妻のキヌを教祖としたくさんの信者を集めていたが、陰のオーナーとしてラブホテルやナイトクラブの他にソープランドやパチンコ屋などを経営していた。それらは全てダミー会社が経営を行い、売り上げの一部からピンハネした金は天の道教団に渡っていた。だがそれらの決定的な証拠をまだ掴めていないのだ。

鬼沢は非課税となる宗教法人を隠れ蓑にして金儲けをしていたが、良心の呵責か毎晩のように悪夢にうなされていた。ある日、彼のもとに一人の男が訪ねてきた。サラ金に追われているが500万円の借金を今日中に返せば一家心中しなくて済むのだという。この男の仕事は中央駅の手荷物預かり所の主任であることから、彼を利用してコインロッカー替わりに使えばいいと考えた。だがそれよりも興味をそそるのは担保として娘の奈々を差し出したことだった。

鬼沢を追っていた亮子たちは彼がオフィスビル建設の地上げに拘っていることを知った。建設計画の支障となっているのは立ち退きを断固として拒否している住民であり、中でも彼らが手を焼いているのが大学教授の米田と写真週刊誌専門カメラマンの清原、そして自治会長を務める大衆食堂の主人だった。そこで猿渡は鬼沢に仕事を依頼したのだ。鬼沢の側近で地元ヤクザのまとめ役でもある猫田は一件1千万円という破格の報酬を提示して計画を早めようとした。その様子を亮子たちは外から盗聴していた。

屋台的映画館

網走番外地 吹雪の斗争

  • posted at:2023-04-04
  • written by:砂月(すなつき)
あばしりばんがいちふぶきのとうそう
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1967年
公開日:1967年12月23日 併映「兄弟仁義 関東兄貴分」
監督:石井輝男
企画:今田智憲 植木照男
原案:伊藤一
脚本:石井輝男
撮影:中島芳男
録音:広上益弘
照明:大野忠三郎
美術:藤田博
編集:鈴木寛
助監督:野田幸男
進行主任:武田英治
擬斗:日尾孝司
現像:東映化学工業
音楽:八木正生
主題歌:「網走番外地」高倉健
協力:層雲峡温泉 ホテル大雪
出演:高倉健 梅宮辰夫 谷隼人 中谷一郎 宮園純子
シネマスコープ カラー 87分

網走刑務所に送られてきた橘真一は四十二号として収監された。彼が入ることになった雑居房にはデカ虎という牢名主がおり、足を伸ばして寝るには人数を減らさなくてはならないと考えた。その矢面に立ったのが新入りの橘と肺病を患う吉だった。マサたちは体の弱った吉を病死に見せ掛けて殺そうとするが、見兼ねた橘が止めに入りデカ虎を絞めたことで形勢は逆転した。牢名主となった橘は吉をかばったが異論は出なかった。

極寒の作業場は死と隣り合わせだった。そんな中でも要領のいい蝮たちは点数稼ぎをして典獄の青鬼からタバコの分け前をもらっていたが、その際に橘と吉がヤキを入れてやると言っていたと吹聴して焚きつけたのだった。それを聞いて頭に血が上った青鬼は木を切る作業をしていた二人に、この方が能率的だと登らせようとした。俺一人でたくさんだとその役目を買って出た橘はあっという間の天辺についた。見上げて木を揺する橘に罵声を浴びせる青鬼たち。やがて木が倒れ始めると逃げようとするが、吉がこっそりと足元に置いた木の切れ端につまづいた。下敷きは免れたが重傷を負った青鬼は激怒し橘を懲罰房送りにした。

暗い懲罰房に入れられた橘は寒さと飢えに耐えながら逃げることばかり考えていた。そして長い時間を掛けて柱に体を擦りつけ拘束縄を切った。自由を手に入れた橘が床板を剥がすと抜け穴があり、先へ進んで行くと隣の懲罰房に繋がっていた。そこにはマルコフという無実の罪で投獄された外国人がいたが、身も心も疲れ果てていた。脱獄を試みて十三年間抜け穴を掘り続けたが実現することはなかったのだという。間近に迫った自分の死期を悟った彼は私の棺に入って逃げなさいと言った。この刑務所には夜遅く出棺するしきたりがあり、配膳する刑務官が死を確認すれば今夜にでも行われるのだ。マルコフは橘に懐中時計を渡しオルゴールが鳴ったら来なさいと言った。その夜、約束通りに隣の房へ行くと棺が置かれていた。脱獄するにはそれしかないと橘は覚悟を決めた。

屋台的映画館

赤胴鈴之助 三つ目の鳥人

  • posted at:2023-04-01
  • written by:砂月(すなつき)
あかどうすずのすけみつめのちょうじん
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1958年
公開日:1958年3月11日 併映「母」
監督:森一生
企画:土田正義
原作:武内つなよし
潤色:穂積純太郎
脚本:岡本繁男 松村正温
撮影:宮川一夫
録音:林土太郎
美術:太田誠一
照明:岡本健一
音楽:渡辺浦人
編集:宮田味津三
音響効果:倉島暢
擬斗:宮内昌平
助監督:田中徳三
主題歌:コロムビア・レコード ビクター・レコード
製作主任:小沢宏
現像:東洋現像所
出演:梅若正二 中村玉緒 林成年 近藤美恵子 黒川弥太郎
シネマスコープ カラー 71分

江戸の町に鳥の羽飾りをつけた奇怪な怪人が現れ戌年生まれの子供を次々とさらって行った。そして親元に「子供を返して欲しくば護持院ヶ原の一本杉まで千両箱を持参すべし」と書かれた矢文とともに小柄の刺さった人形を送りつけたのだった。言うことを聞かなければ我が子の命がないと考えた親たちは天狗の仕業だと恐れおののいていた。三つの目を持つ鳥人は風のように現れ煙のように消え失せた。奉行所はその鳥人の首に千両の賞金を懸けた。

師匠千葉周作の推挙により江戸町奉行土井安房守の剣術指南となった赤胴鈴之助は屋敷の庭で土井の一子鶴千代に稽古をつけていたが、ただならぬ気配を感じ庭の隅へ行くと小柄の刺さった人形が落ちていた。三つ目の鳥人は命が欲しければこの屋敷の指南役から手を引けと鈴之助に命じ姿を見せぬまま高笑いとともに飛び去った。翌日の夕方、屋敷を抜け出し鈴之助の長屋を訪ねた鶴千代は浅草へ連れて行ってくれと言った。稽古仲間の金二郎から武士の子なら肝試しに一度は行かなければならないとそそのかされ、夢に見るまでお化け屋敷に興味が湧いたのだった。殿様にお許しをいただかなければと鈴之助は断るが、一人ででも行くと駄々をこね出したため子供の扱いに慣れたしのぶも連れて行くことにした。

浅草にきた三人は南蛮渡来お化け屋敷と書かれた看板を掲げる小屋に入るが、それは鶴千代を連れ去るための罠だった。三つ目の鳥人は鈴之助をつけ狙う火京物太夫と岳林坊を利用して二人から引き離すと、次は妖婆の催眠術でしのぶを操った。三つ目の鳥人は一人になった鶴千代を易々と外へ連れ出すが、子供の叫び声を聞いて駆けつけた竜巻雷之進が立ちはだかった。そして遅れてやってきた鈴之助が剣を構えると雷之進は鶴千代を引き受けた。鈴之助は三つ目の鳥人に斬り掛かるがひらりと宙に舞うと同時に姿を消した。見えない者との勝負に苦戦する鈴之助。だが気配を感じて刀を振ると手応えがあり三つ目の鳥人は血を滴らせながら逃げて行った。勝負を見届けた雷之進は三つ目の鳥人が一瞬真空斬りの構えを見せたことに疑問を感じていた。

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