イレブンアーツ=京都市太秦ライムライト製作委員会
配給:リバー
製作年:2013年
公開日:2014年7月12日
監督:落合賢
プロデューサー:コウ・モリ 佐野昇平
エグゼクティブプロデューサー:川畑宣尚
協力プロデューサー:浜野高宏
制作プロデューサー:増田悟司
プロダクション統括:竹村寧人
ラインプロデューサー:森洋亮
原案:岡原伸幸
脚本:大野裕之
撮影監督:クリス・フライリク
音楽プロデューサー:戸田信子
音楽:戸田信子 陣内一真
美術:吉田孝
照明:山中秋男
録音:林基継
編集:洲崎千恵子
助監督:中川裕介
監督助手:中野広之
殺陣:清家三彦
DIT:今西貴充
キャスティング:増田悟司
特別協力:京都市産業観光局
出演:福本清三 山本千尋 合田雅吏 萬田久子 本田博太郎
アメリカンビスタ カラー 104分
京都の西郊にある太秦は東洋のハリウッドと呼ばれ数々の名作映画を生んできた。そこには主役を引き立てる「斬られ役」がいた。全盛期には百名以上いたその斬られ役も時代劇の激減により今では数える程しかいなくなっていた。その中の一人である香美山清一は太秦の日映撮影所に所属する斬られ役一筋の大部屋俳優だった。ある日、四十年以上続いたテレビ時代劇「江戸桜風雲録」の打ち切りが発表された。理由は番組視聴者層の高齢化や若者のテレビ離れ、製作関係者の後継者不足など様々な事情が囁かれていたが、この長寿番組が終了する一番の原因となったのは俳優出身のプロデューサーの川島明彦が昔ながらの時代劇を毛嫌いしていたからだった。最終回のクランクアップ後、主役の片岡勘右衛門役を務める大御所スターの尾上清十郎は香美山のもとに歩み寄り、いつかまた斬らせてくれと固い握手を交わした。
香美山は次の仕事があろうがなかろうが稽古を休むことはなかった。彼がこの仕事に本気で打ち込むようになったのは先代の尾上清十郎との出会いがきっかけだった。江戸桜風雲録の初代主役を務めた尾上は、若き日の香美山に斬られ方がうまいということは芝居がうまいということだと言って愛用の木刀を渡した。するとその様子を見ていた紅かんざしのさつき役の田村美鶴もしっかり稽古すればいい役者さんになれますと助言した。この出来事により香美山は役者として生きていくことを決めたのだった。
テレビ時代劇が終了したことで斬られ役たちは行き場所を失った。そんな中、撮影所では現代劇の「京都茶柱殺人事件」の撮影が始まり、若い役者たちは監督によって刑事役に抜擢されたが高齢の香美山たちは候補から外れた。あぶれた彼らを心配する演技課の中嶋洋子はプライドを傷つけないように配慮しながら奔走した。
屋台的映画館
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