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残酷・女高生(性)私刑

  • posted at:2025-05-25
  • written by:砂月(すなつき)
ざんこくじょこうせいまるせいりんち
日活
配給:日活
製作年:1975年
公開日:1975年7月23日 併映「主婦の体験レポート 続おんなの四畳半」
監督:林功
プロデューサー:伊藤亮爾
脚本:久保田圭司
撮影:山崎敏郎
照明:川島晴雄
録音:木村瑛二
美術:土屋伊豆夫
編集:井上治
助監督:山口友三
音楽:多摩零
色彩計測:村田米造
現像:東洋現像所
製作担当者:天野勝正
出演:東てるみ 中島葵 谷ナオミ 浜口竜哉 五條博
アメリカンビスタ カラー 63分

国際線のパイロットの相沢正三は恭子と再婚をした。長期勤務を終え自宅に戻った彼が妻の体を貪っていると突然電話のベルが鳴った。それは娘のユキが入院したという知らせだった。ユキは父が恭子と結婚することに反対であり家庭に入ってからも反発した。ある日、家庭教師の谷村和夫との交際を批判されたことから彼と二人で伊豆大島へ旅行に出かけたのだが、ユキはある決意を固めていた。観光で誰もいない平原にやってくるとユキは和夫に缶コーラを渡した。それには大量の睡眠薬が溶かされており、それを飲んで和夫を道連れにして自殺しようと考えていたのだ。だが目覚めると病院のベッドの上にいた。そこに和夫の姿はなく、いるのは看護師と知らせを聞いて駆け付けた正三と恭子、そして正三の妹の三上かおるだった。こんなことになる前にひと言相談して欲しかったと問い詰める正三に、看護師はこれから患者が眠るところだから静かにしてくださいと三人に部屋の外へ出るよう促した。かおるは原因について説明を求めるが恭子は黙ったままだった。例え血が繋がっていなくても立派に育て上げる責任があるはずだと言っても目を伏せたまま。その曖昧な態度にユキを邪魔者だと考えているのではないかと感づいたかおるは彼女を引き取ることに決めた。

それから三か月後、かおるのマンションで暮らすことになったユキはそこから新しい高校に通った。その高校では転校生がスケバンの菊池忍と浜中潤子に挨拶をすることがしきたりになっているが、そうとは知らないユキは放課後に絡まれた。殴っても財布の中身を巻き上げても動じないかったが、潤子が面白がって左腕に巻いていた包帯を取ろうとしたところユキは思わず突き飛ばした。その見られたくない手首の傷は入院しているときにガラスのコップの破片で自らつけたものだった。ユキはあんたたちとケンカする気はないと静かに言い何事もなかったように立ち去った。その毅然とした態度に忍たちは何とも言えぬ不気味さを感じていた。

屋台的映画館
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沙耶のいる透視図

  • posted at:2025-05-13
  • written by:砂月(すなつき)
さやのいるとうしず
プルミエ・インターナショナル
配給:ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
製作年:1984年
公開日:1986年10月17日
監督:和泉聖治
製作:増田久雄
原作:伊達一行
脚本:石井隆
音楽:一柳慧
プロデューサー補:井上嘉大
撮影:佐々木原保志
照明:金沢正夫
美術:小川富美夫
録音:瀬川徹夫
助監督:森谷晁育
編集:大島ともよ
製作担当:堀井健一 佐倉寛二
記録:石田芳子
スチール:奥川彰
効果:帆苅幸雄
衣裳:川崎健二
装飾:松本良二 有村治
スタイリスト:吉田槇子
メイク:小沼みどり
製作デスク:綾井てるみ
製作進行:柴木貨雄 松岡弘
出演:名高達郎 土屋昌巳 高樹沙耶 山田辰夫  沢田和美
アメリカンビスタ カラー 102分

カメラマンの橋口裕は編集者の神崎繁が発行するビニ本の製作に助手の島みつるとともに参加している。ある夜、モデルのルミを交えた撮影を終え喫茶店で一服していると、神崎が橋口にズブロッカが飲める店を見つけたと伝えた。ズブロッカとはポーランド生まれのウォッカのことで都内では中々お目に掛かれる店が見つからないのだ。その話を聞いた橋口がすぐにでも行きたいと言ったため、神崎は次の打ち合わせがあると嘘をついて二人を喫茶店に残したまま青山へ向かった。車でその店に向かう途中、神崎は公衆電話で橋口が撮影したフィルムについてラボに問い合わせた。すると取りに来られないから替わりに届けてくれと言われたらしく、彼は先に行っておいて欲しいと名刺を渡すと走り出したのだった。

名刺に書かれた住所を頼りに探し当てたのは「K’s BAR」という落ち着いた店だった。席に着き神崎の名前を出すと店員はすぐにズブロッカの用意を始めた。だが橋口の今の関心はそれよりも外のテーブルにいる女性の方にあった。黒髪の魅力的なその女性に惹かれた彼は隠し撮りするがシャッター音が大きいのでバレバレだった。その後、店に神崎から橋口宛に電話があり、何事かと思って出ると都合で行けなくなったのだという。神崎は車の中で女性を紹介すると約束したがそれが彼女であり、ドタキャンは橋口と沙耶を会わせるための口実だったのだ。早速店員からもう一つグラスを貰うとご一緒していいですかと声を掛けた。そしてズブロッカをきっかけにして彼女のことをいろいろと聞き出そうとするが帰ると言い出したため車で送ることにした。神崎からカメラテストのモデルに使うようにと言われていた橋口はホテルに連れて行こうとするが、沙耶はハンドルにしがみついて車を無理矢理停めさせるとその隙に逃げ出したのだった。どうしようかと悩む橋口がふと助手席に目をやると、そこには彼女が忘れて行ったスケッチブックがあった。興味深げにページをめくると、そこにはケロイドに覆われたペニスが描いてあった。

屋台的映画館

残酷異常虐待物語 元禄女系図

  • posted at:2024-06-22
  • written by:砂月(すなつき)
ざんこくいじょうぎゃくたいものがたりげんろくじょけいず
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1969年
公開日:1969年1月9日 併映「待っていた極道」
監督:石井輝男
企画:岡田茂 天尾完次
脚本:石井輝男 掛札昌裕
撮影:吉田貞次
照明:中山治雄
録音:渡部芳丈
美術:鈴木孝俊
音楽:八木正生
編集:神田忠男
助監督:荒井美三雄
記録:塚越恵江
装置:近藤幸一
装飾:柴田澄臣
美粧:鳥居清一
結髪:横田三佳代
衣裳:岩逧保
擬斗:三好郁夫
緊縛指導:辻村隆
舞踊:藤間勘真次
進行主任:西村哲勇
出演:吉田輝雄 橘ますみ 葵三津子 賀川雪絵 カルーセル麻紀
アメリカンビスタ カラー 93分

『おいとの巻』
年の瀬も押し迫った頃、神社のお祭りで小間物を売っていたおいとはそこで妹のおきぬを見掛けた。悪い遊びを覚え始めたおきぬはしばらく家に帰っておらず、おいとは心配でたまらなかったのだ。そこにやってきたのは父親の借金の取り立てをするゴロツキだった。今日は堪忍して欲しいとおいとは頭を下げるが、男は払えないのならお前をしょっ引くしかないと腕を掴んだ。するとそこに現れた通りすがりの男がみっともない奴らだと叩きのめした。半次というその男が訳があるのなら相談に乗ると言うと、おいとは信頼し全てを話すことにした。次第に二人の距離が縮まる中、半次はある日借金が終わったら妹さんと一緒に暮らすんだなと金の入った包みを渡した。そして心を許したところを見逃さず体を奪った。それから数日後、半次はお前を助けたい一心で借金を重ねたことで俺は追われる身になったと告白した。それを知ったおいとは私で役に立つことがあれば何でもすると言うが、それは全て彼とゴロツキによる芝居だった。

『おちせの巻』
ある夜、豪商越後屋の娘おちせは夜這いを掛けた二人の小人に犯された。だが頃合いを見て起き上がると二人を鞭打ちにして部屋から追い出し高笑いした。これには深い訳があった。おちせには下賎な者や片輪者を見ると興奮するという異常な性癖があり、代の長吉に命じて奥山の見せ小屋の小人を雇い意図的に襲わせたのだ。これが世間に知られれば三代続いた越後屋の暖簾に傷がつくと考えた長吉は説得しようと試みるが聞く耳を持たなかった。そこで彼は蘭学に精通した玄達という医者に相談することにした。そのような症例のある患者は海外でも確認されており、玄達は医学書に書かれた事が真実なのか自分の目で確かめることにした。その後もおちせの男遊びは収まる気配を見せないことから、長吉は罰せられることを覚悟で彼女の性癖が病気であることを告げた。そして医者の診察を勧めるとおちせはしばらく考えた後に受け入れることにした。

『おみつの巻』
ある藩の藩主正親は女を人と見ておらず、狩りに行った帰りに見掛けた通りすがりの女を投縄で捕らえては引きずり殺した。城内では一堂に会した腰元を赤い襦袢一枚にさせ、そこに火の点いた松明を角に括りつけた牛を引き入れた。悲鳴をあげながら襦袢をひらつかせて逃げ惑う腰元たちの姿に牛は興奮し暴走した。そんな中、おみつは牛を前にして襦袢を脱ぐが、胸を隠していたため正親は激怒し矢を放った。すると彼女は直視して正親を挑発したのだった。その強気な性格が気に入った正親はおみつを側室に迎えることにした。一方、愛妾お紺の方は正親との営みが遠ざかり寂しい思いをしていた。それを紛らわすために狆を傍に置いていたが、そのことが側室の弓岡を通じて正親に伝わり、激怒した彼はお紺の方を広間に呼びだした。そこで行われるのは全身に金粉を塗って皮膚の呼吸困難を起こさせる窒息責めだった。

屋台的映画館

サルベージ・マイス

  • posted at:2024-03-12
  • written by:砂月(すなつき)
さるべーじまいす
「サルベージ・マイス」製作委員会(広島ホームテレビ=キングレコード=アマゾンラテルナ)
配給:ティ・ジョイ
製作年:2011年
公開日:2012年3月24日
監督:田崎竜太
製作:大辻茂 重村博文 倉内均
企画:亀井修 西垣慎一郎 重松修 椎名保
エグゼクティブプロデューサー:戸崎和良 紀伊宗之
プロデューサー:西冬彦 田原絹子 小川勝広 若林雄介
脚本:田口忠
撮影:小松高志
照明:藤森玄一郎
録音:九連石由文
美術:龍田哲児
編集:相良直一郎
音響効果:松浦大樹
ポストプロダクションプロデューサー:篠田学
VFXスーパーバイザー:大萩真司
カラリスト:長谷川将広
キャスティング:山口正志 安生泰子
ヘアメイク:酒井夢月
衣裳:齋藤ますみ
特殊造形:奥山友太
助監督:塩崎遵 山本大輔
アクションコーディネーター:永嶋美佐子
ラインプロデューサー:田口雄介
音楽:安川午朗
主題歌:「BIONIC CHERRY」ももいろクローバーZ
制作プロダクション:アマゾンラテルナ ダブ
アクション監督:西冬彦
出演:谷村美月 長野じゅりあ 佐藤祐基 長田成哉  リチャード・ウィリアム・ヘセルトン
アメリカンビスタ カラー 82分

世の中の騙され奪い取られた宝の数々を盗み出し、本来の持ち主に戻すのが怪盗サルベージ・マイスと相棒のマリクの仕事だった。ある夜、マイスとマリクは国際歴史美術館に忍び込み目的の虚空宝来菩薩像を盗み出すことに成功したが、そこに謎の集団が現れた。何が起こったのかとマイスが戸惑っていると、マリクは彼女を殴りつけ「お前とのサルベージは今夜で終わりだ」と言った。窃盗グループに幹部として迎えられることになったマリクはマイスを裏切り、像だけ奪ってその責任を縄で縛り上げた彼女になすりつけようとしたのだ。ピンチに陥るマイスだったが隙を見て抜け出し、大暴れして窃盗グループの一人から像を奪うと姿をくらました。

今はサルベージ・マウスとなった彼女もマスクを取れば一人の女性となる。有栖川真唯は虚空宝来菩薩像を元の持ち主の世良美智枝というおばあさんに返したが、介護ヘルパーとして来ていた山重という女性に帰ろうとしたところを呼び止められた。彼女はこの仕事をしていると怪盗の噂を良く聞くと言い、真唯の立ち振る舞いから怪我をしていることを言い当てた。自分の正体がばれているのではないかと不安に思った真唯は急いでその場を去った。その頃、広島では国際歴史美術館に展示されていた美術品が全て盗まれたことが話題になっていた。その額は1億6千万円にも及び、マリクが残した証拠のせいで「怪盗マイス」に容疑が掛かっているのだ。そのことを知った真唯はくやしがるが歩みを止める訳にはいかなかった。

広島の街をきれいにするために結成された自警団「広島クリーンズ」。その団長は人一倍広島愛が強い女子高生の宇佐木美緒だった。華奢に見える彼女だが実は空手の有段者で、ゴミ拾いだけでなく社会のゴミまで片付けようとした。ある夜、広島クリーンズがパトロールをしていると非常ベルが鳴った。広島西洋美術館からヴェネチアン・カラフェを持ち出したマイスと鉢合わせした美緒は対決するが、「広島の女の子は大したことない」と言われスイッチが入った。

屋台的映画館

さまよう小指

  • posted at:2023-01-21
  • written by:砂月(すなつき)
さまようこゆび
Team The Pinkie
配給:S・D・P
製作年:2014年
公開日:2014年9月14日
監督:竹葉リサ
プロデューサー:竹葉リサ
クリエイティブプロデューサー:蔭山周
脚本:竹葉リサ
撮影:釘宮慎治
照明:杉本周士
整音:平間文人
録音:小牧将人 光地拓郎
プロダクションスーパーバイザー:林和哉
助監督:Radley Silla
美術監督:片桐真理子
美術造形:今関舞香 早川剛史
アクション監督:園村健介
ヘアメイク:元木美紗 中川美香 進藤健志
特殊メイク:北落香奈子
衣裳:増田翠
アクセサリー装飾:松岡まゆむ
編集:蔭山周 竹葉リサ
制作:中野雄斗
音楽:藤永憲太郎
主題歌:「Young love」Andersons
編集:西村喜廣
出資協力:DIRECTIONS S・D・P
出演:小澤亮太 我妻三輪子 末永遥 かでなれおん  仁科貴
アメリカンビスタ カラー 63分

タバコをくゆらせる涼介は情事を終え着替える真奈美に子供の頃の話をした。彼が5歳の頃にまるでストーカーのようにつきまとってラブコールを送る桃子という女の子と出会った。好みでない女の子に追いかけられることを迷惑に思っていた涼介はいつも逃げ回っていたが、ある日家に火をつけられ一家は路頭に迷うことになった。話を続ける彼の背を花火の明かりが照らしているのを見た真奈美は、春の花火は不幸になるんだよと言った。どうしてと尋ねると、花がたくさんあるのに花火なんて必要ないからと真奈美は答えた。人って結局愛するより愛されたいのよと誰に言うでもなくつぶやくと、何があっても俺が守ると涼介は後ろから抱きついた。その時、部屋のドアが激しく開き男たちがなだれ込んできた。涼介がヤクザの親分の情婦を寝取ったことが組の連中にバレてしまった。というか真奈美がバラしたのだ。袋叩きに遭った涼介は真奈美を愛しているなら死ねるなと親分に迫られ、思わず「愛して・・・ません」と口走った。親分の逆鱗に触れたことで指を詰めなければならなくなった。

涼介の体から離れた左手の小指は勢いよく跳ね上がり、若頭の笹神がそれを蹴り飛ばした。空高く舞い上がった小指はやがて道路に転がり落ちたが、それを拾った女は臭いを嗅ぐとにんまりと笑った。「見ーつけた!」。桃子は満足げに小指を持つ手を空に突き上げた。急いで家に帰ると実験室と化した部屋に閉じこもり研究の成果が実るのを今か今かと待ち構えていた。そしてついにその時を迎えた。ひと眠りする桃子が明滅する強い光で目覚めると、そこには全裸の男がいた。彼は桃子が創ったクローン人間だった。「月刊クローン人間をつくろう」の愛読者である彼女は付録のキットを全て集め組み立てた。問題は涼介の遺伝子をどうやって手に入れるかだったが、散歩していた彼女の前に小指が偶然転がってきたのだ。大きなイチモツをぶら下げ仁王立ちする涼介そっくりの男に桃子は顔を赤らめながらパンツはボクサー派かブリーフ派かと尋ねた。こうしてクローン人間との奇妙な同棲生活が始まった。

屋台的映画館

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