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ビューティ・ペア 真赤な青春

  • posted at:2020-02-28
  • written by:砂月(すなつき)
びゅーてぃぺあまっかなせいしゅん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1977年
公開日:1977年7月2日 併映「ドーベルマン刑事」
監督:内藤誠
企画:吉峰甲子夫 松永高司
脚本:中島信昭
撮影:花沢鎮男
録音:宗方弘好
照明:大野忠三郎
編集:鈴木宏始
助監督:渡辺寿
進行主任:瀬戸恒雄
現像:東映化学
音楽:八木正生とエレクトリック・ファミリー
主題歌:「真赤な青春」ビューティ・ペア
挿入歌:「かけめぐる青春」ビューティ・ペア
製作協力:全日本女子プロレス興業(株)
企画協力:ワイド プロモーション
音楽:八木正生
協力:九州産業交通株式会社 熊本スズキ株式会社 青年の酒 美少年
出演:ジャッキー佐藤 マキ上田 赤城マリ子 池下ユミ 阿蘇しのぶ
アメリカンビスタ カラー 57分

世界女子プロレス選手権の試合会場においてタッグマッチ3本勝負が行われた。アイドル的人気を誇るビューティ・ペア(ジャッキー佐藤、マキ上田)と対戦するのは悪役レスラーのブラック・ペア(池下ユミ、阿蘇しのぶ)だった。1本目はビューティ・ペアが制したが、2本目はブラック・ペアのフォール勝ち。そして3本目はジャッキーが場外乱闘の際に古傷の右ひざを凶器のパイプ椅子で殴打され、あまりの痛みに気を失いリングに戻ることが出来なかった。ビューティ・ペアは敗れタイトル獲得に失敗した。

ジャッキーが目を覚ますとそこは病室だった。マキと滝川有造コーチは弱気を見せずに頑張れと励ますが、怪我の状態は予想以上に悪かったのだ。そのことを知らないジャッキーは一日も早く治ることを信じながら今までのことを思い返した。神奈川県立商工高校でバスケットボール部のエースだったジャッキーはスポーツ万能だった。そんな彼女を親友のちあきは憧れの目で見ていた。ある日、二人が自転車に乗って帰宅していると、応援団団長の重山が行く手を遮りちあきに話があると言った。彼女が嫌がる素振りを見せたことでジャッキーは諦めるように諭したのだが、突然殴り掛かってきたため金的攻撃をした。団長がもんどり打って倒れ込むと今度は団員たちが情け容赦なく向かってきた。多勢に無勢でピンチに陥った時、偶然通り掛かった女性が男たちを次々と投げ飛ばしたのだ。彼女は女子プロレスラーの赤城マリ子でトレーニング場に向かう途中だったのだ。その強さに魅了されたジャッキーはプロレスラーになる決意を固めた。家に帰って母親の里枝にそのことを話してみたが相手にされなかったため、旅行カバンに荷物を詰めると書き置きを残し家族が寝ている間に家出をした。ベッドの上のジャッキーは心配を掛けた里枝のことを思い、くじけるもんかと復帰への決意を固めた。
 
滝川は練習中のマキを呼び出すとジャッキーの代わりにペアを組む相手を決めるように言った。再起不能となるかもしれない程の怪我をジャッキーが負っていることを初めて知ったマキは考える時間が欲しいと嘆願し、黙々とランニングを行った。鳥取県立農業高校のバレーボール部で活躍していたマキは浜村先生による鬼のような特訓に対し必死に食らいついていた。ところがその浜村が突然辞めて長野の実家に帰ることがわかると、心の支えを失ったマキはバレーボールへの熱意をも失った。そのことに激怒した彼女の父・強は滝川の先輩だったこともあり、精神力と肉体を鍛えさせるために全日本女子プロレスに無理矢理入門させることにしたのだ。マキはプロレスに興味がなかったが、入門にやってきたジャッキーから一緒にやろうよと声を掛けられたことで決心したのだった。そのことを思い出したマキは練習場に急いで戻り、ジャッキーが復帰するまでシングルマッチで試合を行うことを滝川に伝えた。

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BU・SU

  • posted at:2020-02-24
  • written by:砂月(すなつき)
ぶす
東宝映画=日本テレビ放送網
配給:東宝東和
製作年:1987年
公開日:1987年10月31日
監督:市川準
製作:小倉斉
プロデューサー:平林邦介 出口孝臣 中沢敏明
脚本:内館牧子
撮影:小林達比古
美術:金田克美
照明:磯崎英範
録音:宮本久幸
助監督:天間敏広 吉田多喜男
編集:奥原好幸
記録:加藤八千代
製作担当:高橋憲行
音楽:板倉文
主題歌:「あじさいのうた」原由子
・・・:「Tonight’s the night」原由子
音楽プロデューサー:山本久 安藤賢次
スタイリスト:下田眞知子
アートコーディネーター:市川敏明
企画:アミューズ・シネマ・シティ
製作協力:SEDIC
出演:富田靖子 大楠道代 高嶋政宏 藤代美奈子 伊藤かずえ
アメリカンビスタ カラー 95分

心が「BU・SU」な高校3年生の森下麦子。彼女の母・雪乃は東京の神楽坂にある「蔦屋」という古い芸者置屋の長女だった。かつて神楽坂のナンバーワンと呼ばれた雪乃だったが、ある日料亭の板前と全てを捨てて駆け落ちし、板前の故郷である静岡弓ヶ浜に落ち着くと小料理屋「雪乃」を始めた。麦子が3歳になった冬に父親が土地の人妻と海で心中したが、何故か雪乃は弓ヶ浜から離れようとしなかった。自分の生い立ちが不幸なのは母のせいだと決めつけ殻に閉じこもって生きてきた麦子は18歳になったその日にあることを決断した。それは見知らぬ東京へ行き新しい自分として生活を始めることだった。だがその理由が思い当たらず考えを巡らせていると今まで思ってもみなかった考えが突然浮かんだ。それは東京で芸者になることだった。蔦屋の女将は雪乃の妹の胡蝶が継いでいたため、そこから新しい学校へ通えばいいのだ。麦子は雪乃を説得して九段にある学校への転校手続きを行った。

胡蝶から新しい名前をもらい麦子から鈴女となった彼女の新たな生活が始まった。3年D組の一員となったその日は文化祭の出し物を決めることになっており、ホームルームでは学校創立100周年として特別なことをやりたいと考えていた実行委員長の京子がクラスメイトからアイデアを募っていた。まだ学校のことが何もわからない鈴女はその様子を静かに聞いていた。休み時間に入ると興味本位の男子がちょっかいを出してきたが、鈴女は平手打ちでそれに答えた。そして授業が終わると思い切り遠回りして帰り家に着いたときは辺りが薄暗くなっていた。その日は神楽坂の料亭「井筒」での宴会はあり、呼ばれた揚羽の付き人は鈴女が受け持っていた。揚羽は胡蝶の娘で、鈴女とはいとこの関係だった。慣れない仕事で疲れた鈴女は布団の上に寝そべった。

学校から帰ると鈴女はすぐに踊りの稽古に加わった。自分ではうまくやっているつもりでも胡蝶からは厳しい声が飛んだ。胡蝶はいつもうつむき加減な彼女の姿勢を直すために人間は顔を上げなきゃダメだと指摘し、宴会には人力車の後ろを走って行くことを命じた。着物姿のスニーカー娘が街中を走る光景はとても珍しく、子供たちが面白がってついてきた。私だけ何故こんな仕打ちに遭うのだろう。そんな彼女は仕事を終えるとゲームセンターのテーブルゲームで憂さを晴らした。「ざけんじゃねえよ」とゲームのキャラクターが代弁していた。

夏の夕暮れ、白山にある三味線屋でのおつかいを終えて帰る途中、着付けの辰巳はふと「八百屋お七」は知っているかいと鈴女に尋ねた。だが知らないことがわかると近くにあるお七の墓へ連れて行き、16歳で男のために江戸の町を火の海にした少女の話をした。そしてその話を題材にした「人形振りのお七」を雪乃が浅草公会堂で踊り、娘の情けのようなものが見事に表現されていたと感慨深げに話すと、鈴女の脳裏に笑顔の母が浮かんだ。

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恐怖女子高校 アニマル同級生

  • posted at:2020-02-20
  • written by:砂月(すなつき)
きょうふじょしこうこうあにまるどうきゅうせい
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1973年
公開日:1973年12月1日 併映「実録安藤組 襲撃篇」
監督:志村正浩
企画:三村敬三 杉本直幸
脚本:掛札昌裕 中島信昭
撮影:増田敏雄
照明:中山治雄
録音:野津裕男
美術:富田治郎
音楽:鏑木創
編集:神田忠男
助監督:野田和男
記録:牧野淑子
装置:稲田源兵衛
装飾:柴田澄臣
美粧結髪:東和美粧
スチール:諸角良男
演技事務:饗庭益雄
衣裳:豊中健
擬斗:土井淳之祐
進行主任:長岡功
出演:池玲子 田島晴美 織部ゆう子 成瀬正孝 一の瀬レナ
アメリカンビスタ カラー 86分

「自由」が校風の聖和女学院。アメリカ・カリフォルニア州の名門セントグレゴリーカレッジと姉妹校である学院では成績優秀者で選考にパスすれば無償で留学出来る特典があった。ある日、5人の転校生がくることになった。麻生政江、阿部静子、荒木真砂美の3人はいずれも前の学校で問題を起こして見放されたが、親が300万円の入学金を支払ったことで編入となった。小早川一絵は成績優秀者だったが留学制度に魅力を感じ編入を志願した。そして残りの風花亜紀は姿を現さなかった。彼女の姉・美紀は学園切っての成績優秀者でアメリカに留学中だった。その日の夜、4人は入寮することになったが、学園を仕切る「黒バラ会」によって身体検査を強要された。だがそれを黙って見ていられなかったのは遅れてやってきた亜紀だった。番長の紅原竜子は彼女が「口笛の亜紀」だとわかると手下に手を出すなと命じた。竜子は誰よりも亜紀の厄介さを知っているからだった。

5人の転校生は3年B組に入ることになったが、そこは黒バラ会の巣窟だったこともあり亜紀と竜子の対立は激しさを増した。そんな中、体育会会長・深沢嵐子はフェンシング部に入部した亜紀の身体能力に目をつけ正選手として選手権に出場するように勧めた。その夜、学園の関係者が開いたパーティーに亜紀を連れてきた嵐子は理事長の篠原角太郎に紹介した。頑張ってくれたまえと声を掛けられたものの、堅苦しい場に不慣れな亜紀は片隅に置いてあった椅子に座るを一息ついた。すると何処からか口笛が聞こえてきたため音の出処を探した。窓の外にいたのは洗車中の男。嵐子の話によると彼は最近入った篠原のお抱え運転手の梶村政男で、近寄らない方がいいと忠告されたが気になって仕方がなかった。

体育館でフェンシング部が練習を行っていると黒バラ会がやってきた。すると嵐子は練習を途中で切り上げ竜子らを部室へ連れて行った。不審に思った亜紀が中の様子を立ち聞きすると、体育会が黒バラ会を支配下に置き毎月5万円の上納金を搾取しているがわかった。だが亜紀はしばらく見ないふりをすることに決めた。嵐子に絶対的な権力を与えたのは篠原だった。篠原との愛人関係を結んだ嵐子は体育会の援助費増額を要求するなどやりたい放題だった。一方、反撃の機会を狙う竜子は政江らを黒バラ会に誘い込みメンバーを増やしてチャンスを窺っていた。

口笛のメロディーを誰から教わったのか。それが知りたくて亜紀は梶村に会いに行った。何故ならその曲は美紀が彼女のために作ったものだったからだ。それがわかると梶村は美紀とのことは黙し、調べていた体育会と学園の関係についてだけ明かした。

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REX 恐竜物語

  • posted at:2020-02-16
  • written by:砂月(すなつき)
れっくすきょうりゅうものがたり
「REX」製作委員会
配給:松竹
製作年:1993年
公開日:1993年7月3日
監督:角川春樹
製作:角川春樹 奥山和由
プロデューサー:霜村裕
ダイアローグライター:内館牧子
原作:畑正憲
脚本:丸山昇一 角川春樹
撮影:飯村雅彦
照明:小林芳雄
録音:瀬川徹夫
美術:稲垣尚夫
特技監督:大岡新一
編集:稲垣恵一 荒川鎮雄
助監督:長谷川計二 原田昌樹
音楽:朝川朋之
主題歌:「ときの旅路 REXのテーマ」米米CLUB
挿入歌:「GOOD NIGHT」米米CLUB
・・・:「REX 恐竜物語」安達祐実
恐竜製作:カルロ・ランバルディ
出演:安達祐実 大竹しのぶ 伊武雅刀 平田満 山崎裕太
アメリカンビスタ カラー 106分

自然豊かな北海道・十勝に住む立野千恵は古生物学者の父・昭良、祖母・早苗との三人暮らし。発生学の研究者である母の直美はニューヨークの大学から誘われたことを最後のチャンスだと思い離婚して海を渡った。その影響からか、それとも昭良の転勤が多いせいか千恵は学校へ行かなくなり自宅で大好きな絵ばかり描くようになった。そんな彼女を元気づけようと早苗は昭良の調査に半ば強引に同行させることにした。先日、昭良と助手の盛岡大助が調査を行った縄文人の洞穴から五千年程前に作られたとみられる小さな土偶が発見されたが、それはティラノサウルスレックスに少年が乗っている形状をしていた。恐竜は一億年前に絶滅していることからその土偶はオーパーツである可能性が高かった。そこで今度の調査ではアイヌの老人・信田仙次郎にガイドを頼み、TVプロデューサーの福富吉行を同行させた。洞穴を進んで行くとその奥にはペトログラフが彫られた縄文時代中期の遺跡と御神体があり、信田が管理し祀るその場所で昭良は前回の調査で卵の欠片と土偶を見つけたのだった。御神体は黄金の恐竜でペトログラフにはムーの古代文字らしきものが刻まれていた。その先にも洞穴は続いていたが信田は祟られる恐れがあるために行ったことがなかった。だが道中でここから出して欲しいという誰かの声を聞いたという千恵が希望したことで更に奥へ進むことになったが、頭が痛いと彼女がいい出すと信田はその場所から祈りを捧げた。すると信田の体は宙に浮き、奥へと吸い込まれて行った。昭良たちは後を追い掛けたが大きな滝に阻まれた。だが滝の奥から声が聞こえると千恵が言ったため脇を通って裏に抜けようとした。ところが四人は足を滑らせて穴に落ち、氷の滑り台を落ちて行った。たどり着いた場所にはクリスタルで出来た祭壇があり、一足先にきた信田が祈りを捧げていた。その前にはクリスタル製のピラミッドがあり、その中には何かの卵があった。ここから出して欲しいという声がそこから聞こえてくると千恵が言ったことから、昭良は恐る恐る近づきピラミッドに触れた。するとそれは一瞬輝くと結界が解かれ、露わになった卵を昭良と盛岡が大事そうに抱え上げると突然祭壇のクリスタルスカルが光ったのを合図に洞穴が崩れ出したのだった。信田はカムイの怒りを鎮めるために残り、千恵に不思議な力を持つオカリナを託した。

落盤事故から一週間後、昭良の研究所に福富がやってきた。昭良は取材を許可したが孵卵器の中にある謎の卵について孵化するまで一切放送しないことを約束させた。福富は放送局の上層部に掛け合い必要経費として三億円を用意させていた。つまり恐竜が産まれなければ彼は責任を取らなければならなくなるのだ。そこで福富は勝手に発生学の第一人者をニューヨークから呼んでいた。それは伊藤直美、つまり千恵の母だった。長い間心待ちにしていた再会に千恵は喜びを隠せなかったが、仕事にしか興味を示さなかったことで落胆した。

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色情海女 乱れ壷

  • posted at:2020-02-12
  • written by:砂月(すなつき)
しきじょうあまみだれつぼ
日活
配給:日活
製作年:1976年
公開日:1976年7月31日 併映「犯される」
監督:遠藤三郎
プロデューサー:岡田裕
脚本:大工原正泰
撮影:高村倉太郎
照明:直井勝正
録音:古川恒夫
美術:林隆
編集:堀田好倫
音楽:奥沢散策
助監督:飛河三義
色彩計測:中島光男
現像:東洋現像所
製作担当者:山本勉
出演:八城夏子 渡辺とく子 石津康彦 丘奈保美 堂下かづき
シネマスコープ カラー 71分

外房の小さな町で海女として働く布川初子は兄の浩一を仕事のパートナーとしている。ある日、いつものように鮑を獲った初子がボートで休息を取っているとカップルが浜に打ち上げられているのを見つけた。すぐに意識を取り戻したのは前島鈴子という女の方で、彼女は警官の質問に答えようとせず、一途に杉田安男の回復を願った。その杉田も海女たちの介抱により意識を取り戻した。

初子は、昼は海女として働き、夜は潮路ホテルで海女芸者のアルバイトをしていた。そんな彼女を浩一は心配で見ていられなかった。母親は同じだが父親が違う兄妹の兄。初子がだらしないと死んだ母親までバカにされることになるからだ。たとえ血が繋がっている兄妹とはいえ、時には初子を女として見てしまうこともあった。

民宿の手すりにもたれ掛かり海を眺めていたのは鈴子と安男だった。元々死ぬつもりでいた二人に今後の予定はなく、網元の大高吉太郎のところへ相談に行ったことがきっかけで鈴子は彼が経営するバー・いずみで働くことを勧められた。店を任せられる人がおらず長い間、閉店状態が続いていたことから吉太郎にとって願ったり叶ったりだったのだ。二階には三畳の部屋が備わっていることから鈴子はここに腰を据えることに決めた。

ある日、初子は家を出る決意を口にした。前夜、初子は酔って寝たふりをしたが浩一は体を求めようとしなかった。二人の間には強い愛情があったが、それを阻むのが兄妹という壁だった。それをいつまでも打ち破ろうとしない浩一に初子は苛立っていた。更に浩一がいつまでも結婚しないことを海女仲間の若松玉江たちからバカにされていることもその理由だった。兄のために何かを変えなければならないという自分なりの答えだった。

浩一と口論になり家を飛び出した初子が夜の海岸で時間を潰していると何処からか歌声が聞こえてきた。その声の主は安男だった。彼は初子に助けられたことを誰かから聞いて知っており、いつかお礼をしなくちゃと言って去ろうとした。だが彼女は引き留めて死のうとした理由を聞き出そうとした。すると安男は、身も心もボロボロになりこの町にたどり着いたが海岸に打ち上げられた漂着船を見てその姿を自分に重ね合わせたのだと言った。生きていても意味がないと考えたが、生き返ってみるともう一度船がみたくなり海岸へやってきたのだった。そんな彼に興味を持った初子は家に連れて帰り体を重ねた。隣の部屋にいる浩一に見せつけるように。すると翌日、浩一は町を出て行った。

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