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色情海女 乱れ壷

  • posted at:2020-02-12
  • written by:砂月(すなつき)
しきじょうあまみだれつぼ
日活
配給:日活
製作年:1976年
公開日:1976年7月31日 併映「犯される」
監督:遠藤三郎
プロデューサー:岡田裕
脚本:大工原正泰
撮影:高村倉太郎
照明:直井勝正
録音:古川恒夫
美術:林隆
編集:堀田好倫
音楽:奥沢散策
助監督:飛河三義
色彩計測:中島光男
現像:東洋現像所
製作担当者:山本勉
出演:八城夏子 渡辺とく子 石津康彦 丘奈保美 堂下かづき
シネマスコープ カラー 71分

外房の小さな町で海女として働く布川初子は兄の浩一を仕事のパートナーとしている。ある日、いつものように鮑を獲った初子がボートで休息を取っているとカップルが浜に打ち上げられているのを見つけた。すぐに意識を取り戻したのは前島鈴子という女の方で、彼女は警官の質問に答えようとせず、一途に杉田安男の回復を願った。その杉田も海女たちの介抱により意識を取り戻した。

初子は、昼は海女として働き、夜は潮路ホテルで海女芸者のアルバイトをしていた。そんな彼女を浩一は心配で見ていられなかった。母親は同じだが父親が違う兄妹の兄。初子がだらしないと死んだ母親までバカにされることになるからだ。たとえ血が繋がっている兄妹とはいえ、時には初子を女として見てしまうこともあった。

民宿の手すりにもたれ掛かり海を眺めていたのは鈴子と安男だった。元々死ぬつもりでいた二人に今後の予定はなく、網元の大高吉太郎のところへ相談に行ったことがきっかけで鈴子は彼が経営するバー・いずみで働くことを勧められた。店を任せられる人がおらず長い間、閉店状態が続いていたことから吉太郎にとって願ったり叶ったりだったのだ。二階には三畳の部屋が備わっていることから鈴子はここに腰を据えることに決めた。

ある日、初子は家を出る決意を口にした。前夜、初子は酔って寝たふりをしたが浩一は体を求めようとしなかった。二人の間には強い愛情があったが、それを阻むのが兄妹という壁だった。それをいつまでも打ち破ろうとしない浩一に初子は苛立っていた。更に浩一がいつまでも結婚しないことを海女仲間の若松玉江たちからバカにされていることもその理由だった。兄のために何かを変えなければならないという自分なりの答えだった。

浩一と口論になり家を飛び出した初子が夜の海岸で時間を潰していると何処からか歌声が聞こえてきた。その声の主は安男だった。彼は初子に助けられたことを誰かから聞いて知っており、いつかお礼をしなくちゃと言って去ろうとした。だが彼女は引き留めて死のうとした理由を聞き出そうとした。すると安男は、身も心もボロボロになりこの町にたどり着いたが海岸に打ち上げられた漂着船を見てその姿を自分に重ね合わせたのだと言った。生きていても意味がないと考えたが、生き返ってみるともう一度船がみたくなり海岸へやってきたのだった。そんな彼に興味を持った初子は家に連れて帰り体を重ねた。隣の部屋にいる浩一に見せつけるように。すると翌日、浩一は町を出て行った。

屋台的映画館
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恐怖女子高校 不良悶絶グループ

  • posted at:2020-02-09
  • written by:砂月(すなつき)
きょうふじょしこうこうふりょうもんぜつぐるーぷ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1973年
公開日:1973年9月1日 併映「まむしの兄弟 恐喝三億円」
監督:志村正浩
企画:天尾完次
脚本:関本郁夫 志村正浩 鈴木則文
撮影:赤塚滋
照明:若木得二
録音:堀場一朗
美術:吉村晟
編集:堀池幸三
助監督:俵坂昭康
記録:森村幸子
装置:近藤幸一
装飾:松原邦四郎
美粧結髪:東和美粧
スチール:諸角良男
演技事務:伊駒実麿
衣裳:岩逧保
擬斗:土井淳之祐
進行主任:真沢洋士
挿入歌:「好きではじめた女じゃないが」太田美鈴
挿入歌:「私が今愛し始めた女は」愛川まこと
音楽:荒木一郎
協力:福田レーシングチーム
出演:池玲子 白石襄 叶優子 春日朱美 芹明香
アメリカンビスタ カラー 87分

米軍基地の街にある私立聖愛女子学園の三年A組は良家の女子ばかりで構成されている。学園は彼女らの親による多額の寄付金で運営されていることを理由に特別扱いを行い、一流の政治家夫人や実業家夫人などトップレディーとなるべく特別なエリート教育を施した。信頼とともに権力を与えられたA組は紅ばら会を結成し学園内の風紀を取り締まったが、頭痛の種はD組の存在だった。スクラップコースと呼ばれるD組は商店街で万引きした商品を売り捌いて小遣い稼ぎするようなワルの集団で、紅ばら会番長・西園寺美也の片腕である副番の野中鷹子はいつか粛正したいと考えていた。ある日、父親の仕事の都合で美也が北海道へ転校することになり、新番長を決める選挙が行われることになった。鷹子ともう一人の副番の速水絹枝が候補者として選ばれ、1票差で鷹子が大役を引き継ぐことになった。ところがその夜、市会議員で父親の信孝が泥酔状態で多重事故を起こし即死。助手席に乗っていた妊娠5ヶ月の尾形雪子という女性も即死したことで世間は興味本位に大騒ぎした。雪子は速水グループのトップ・速水勇策の秘書だったからだ。相手家族への償いで野中家は財産を失ったため鷹子は学校を辞めて働こうとしたが、母・紀代子はどんなことがあっても学校だけは卒業しなさいと引き留めた。PTA会長の速水の援助により最低限の暮らしをすることが出来るようになった鷹子だったが、所定の寄付金を2ヶ月分滞納していることを理由に学園長の二階堂寛からD組への編入を通告された。 その結果、クラスメイトからは今までの恨みをリンチという形で仕返しされた。だがメリケンリンダこと山崎リンダとサシの勝負をしたことで二人の間に友情が芽生え、紅ばら会と戦う決意をした。鷹子はスクラップコース全員で恐竜会を結成し、番長としてハヤブサお鷹と名乗ることにした。

仕事のパートナーであるシェパードと密輸で私腹を肥やす、速水は身辺を嗅ぎ回る信孝を事故に見せかけて消した。そのために犠牲になった雪子はただの駒だったのだ。二人の関係を更に強くするために、速水はシェパードが目をつけた紀代子を提供することにした。その一方で番長の座を手に入れたが鷹子の存在が疎ましく感じていた娘の絹枝はジープで鷹子を襲ったが、窮地に陥った彼女を助けたのは通りすがりのダンプの運転手・尾形二郎だった。鷹子の名前を知った二郎は何かの縁を感じていた。それは彼が雪子の弟だったからだ。二郎はこの街が嫌になり東京へ出て働いていたが、姉の死で舞い戻ってきた。そして様々なことを調べて行くうちに事故が実は仕組まれたスキャンダルではないかと考えるようになったのだ。重大な秘密を握ったことでの抹殺。黒幕が誰なのか知りたがる鷹子に、二郎は死んだ二人の名誉のためにこの俺がきっと暴いてやると約束した。

屋台的映画館

男はつらいよ

  • posted at:2020-02-05
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよ
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1969年
公開日:1969年8月27日 併映「喜劇 深夜族」
監督:山田洋次
製作:上村力
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 森崎東
美術:梅田千代夫
撮影:高羽哲夫
照明:内田喜夫
編集:石井厳
録音:小尾幸魚
調音:松本隆司
音楽:山本直純
監督助手:大嶺俊順
装置:小野里良
進行:池田義徳
製作主任:峰順一
現像:東京現像所
協力:柴又 帝釈天読踊会 川甚 東京きものセンター
出演:渥美清 倍賞千恵子 光本幸子 笠智衆 志村喬
シネマスコープ カラー 91分

全国を渡り歩く香具師の「フーテンの寅」こと車寅次郎。20年前に父親とつまらないことでケンカをし、血が出る程ぶん殴られたことがきっかけで二度と戻るものかと家を出た。とはいうものの花の咲く頃になるといつも故郷のことを思い出すのだ。風の便りで両親や兄が死に、たった一人残された妹だけが達者に生きていることを知っていた。生まれ故郷まできたもののどうしても帰る気になれず江戸川の土手に佇む寅次郎だったが、それでも子供の時分を思い出し柴又帝釈天の参道の方へ歩いて向かうと何やら賑やかな音が聞こえてきた。その日が庚申の祭りであることがとわかると寅次郎は居ても立っても居られなくなり、ねじり鉢巻きを締めると纏を若い衆から受け取り思い切り振り回すのだった。やがて住職の御前様と再会して涙。そして境内で叔母のつねとも再会したことで実家の敷居を跨ぐ決心をした。彼の実家は帝釈天の門前にある団子屋「本家とらや老舗」で、改めてつねや彼女の夫でとらやの6代目の主人である叔父の竜造と挨拶を交わした。だが寅次郎の本当の目的は妹のさくらを一目見ることだった。ところがその日はオリエンタル電器の電子計算機係でキーパンチャーとして働く彼女が残業で遅くなると聞き、それではと土産話に花を咲かせた。するとそこにさくらが帰ってきた。馴れ馴れしく近づいてくる見知らぬ中年男を気味悪がるさくらだったが、やがてそれが長年離れていた兄だとわかると笑顔に変わった。

明くる日、寅次郎が庭を散歩しているとつねの大声が響いた。その日はオリエンタル電器の下請け会社社長子息とさくらの見合いの日だったが、付き添いで行くはずだった竜造が寅次郎の帰宅に浮かれ過ぎて泥酔してしまい二日酔いで動けなくなったのだ。彼女がこの話に乗り気でないことを知った寅次郎は安請け合いしたのだが、場所は高級ホテル。不作法な寅次郎は調子に乗ってしゃべり続けるうちに酔いが回り、自分とさくらが腹違いの兄妹であること、酔っ払って芸者に産ませた子だからお前はバカだと事あるごとに女道楽の父親から言われていたことなどを話したことで場はしらけた。さくらの助けがなければ歩けないほど泥酔して帰宅した寅次郎は、自分の手柄で縁談は成功したと確信していた。ところが翌日、破談になったことを竜造とつねから聞かされその原因がお前だと言われた寅次郎は自棄になり暴れた。すると竜造は、このザマなら死んでいた方がマシだったとお前の親父は草葉の陰できっと泣いているだろうと言った。その言葉が堪えた寅次郎は夜が明けると置手紙をして出て行った。

屋台的映画館
よしもとしんきげきえいがしょうてんがいせんそうすちこ
吉本興業
配給:KATSU-do
製作年:2016年
公開日:2017年3月4日
監督:谷口仁則
プロデューサー:東郷泰樹 田島雄一 安達澄子 谷口友紀
脚本:久馬歩 覚王山 谷口仁則
撮影:和田卓
照明:本村毅
録音:杉本崇志
美術:伊藤祐太 濱田美希
特殊効果:松尾美穂 道廣晃聖
編集:谷口仁則 岡貴文 三好和也
音響効果:田口雅敏
スチール:渡邉俊夫
音楽:南方健太郎 上條智志 上條みずほ
制作主任:谷本春華
挿入歌:「フレフレ」エイリアンズ
製作:藤原寛
エグゼクティブプロデューサー:片岡秀介
スーパーバイザー:黒井和男
制作協力:ゾフィープロダクツ ウォークオン
制作:MBS KATSU-do
出演:すっちー 武田幸三 吉田裕 中川貴志 清水けんじ
アメリカンビスタ カラー 108分

大阪の団地で銃の発砲事件が発生した。応援の連絡を受けた刑事の春日昌平は愛車を駆って現場に向かうが、その途中で息を切らして走る女性警察官の姿を見つけた。乗れと指示したが、彼女は何故か断ろうとする。不審に思いながらも現場へ行くんだろうと尋ねると、現場は現場なんですけどねと煮え切らない返事をした。だがコワモテの春日からの命令に断り切れずに乗り込み、何処の署かと聞かれるとしばらく考えた末に本当のことを打ち明けた。彼女は吉本新喜劇の座長でもある芸人のすち子で、舞台の稽古をしながら楽屋で寝落ちしてしまい衣裳のまま劇場まで走って向かっていたのだ。そのまま現場へ向かった春日はすち子に車で待っているように言うと団地の一室に踏み込んだ。ところが拳銃を持った犯人は人質になっていた女性を春日が介抱しているうちに逃げ出し、エレベーターから降りてきた少女を人質に取ると銃を突きつけた。廊下に張りつめる緊張感。春日と犯人が睨み合う中、ポカンという間の抜けたような音が響いた。待ち切れずにエレベーターで上ってきたすち子が劇場で使うマキザッパで犯人を後ろから殴ったのだ。事件は彼女の活躍によってあっけなく幕を閉じた。

三戦町では平成27年12月13日から28年1月25日に掛けて既に二十数名の行方不明者が発生していた。被害者は年齢、性別、特徴に共通点がないことから犯人が無差別に誘拐を行っている可能性が高かった。いつまた次の犠牲者が出てもおかしくないことから、兵働警部は捜査本部に集まった刑事たちに喝を入れた。そして暴走が過ぎる春日にはこの捜査から外す代わりに新しい任務を命じた。それは明日から3日間、一日署長としてくる芸人の世話をすることだった。兵働から写真を見せられた春日は思わずうめき声を漏らした。そこに写っていたのはすち子だったからだ。

三戦町商店街の定食屋でひたすらナポリタンを食べ続けていた芸人の酒井藍は見知らぬ男に襲われバッグに詰め込まれた。そうとは知らない新喜劇メンバーは、連絡が取れないことを気にしながらも何とか舞台を乗り切った。その後、すち子は商店街を春日と防犯の広報活動をしながら歩いていたが、店主もお客さんも皆朗らかな人たちばかりだったことで上機嫌だった。三戦署に戻ってくつろいでいると春日が娘のゆいを連れてきた。彼女はすち子の大ファンで、一緒に写真を撮ってもらうととても喜んだ。明日の舞台に招待されたゆいだったが、そのとき気になることを口にした。彼女の友人が商店街に行ってから連絡が取れなくなったとその母親から聞いたというのだ。最近、商店街から人が消えるという噂が学校でも話題になっており、気になった春日はいち早く聞き込みを行おうと部屋から飛び出した。その慌て様を見てまた暴走するのではないかと考えたすち子は急いで後を追い掛けた。

屋台的映画館

怪獣大奮戦 ダイゴロウ対ゴリアス

  • posted at:2020-01-24
  • written by:砂月(すなつき)
かいじゅうだいふんせんだいごろうたいごりあす
円谷プロダクション
配給:東宝
製作年:1972年
公開日:1972年12月17日 併映「ゴジラ電撃大作戦」「パンダコパンダ」
監督:飯島敏宏
製作:円谷一
脚本:千束北男
撮影:稲垣湧三
美術:池谷仙克
音楽:冬木透
照明:新井盛
録音:東京映画映像部
整音:西尾昇
光学撮影:宮重道久 茂田幸男 中村司 吉田和広 木村金男 鯨井実 兵頭文造
監督助手:山本正孝
編集:白江隆夫
視覚効果:飯塚定雄
現像:東京現像所
製作担当者:笠井一美
特殊技術:大木淳 中野稔
出演:三波伸介 小坂一也 小林昭二 三角八朗 犬塚弘
スタンダード カラー 85分

今から6年前、水面下数千メートルにある太古の地層で眠り続けていた謎の怪獣が原子力潜水艦の海底爆発事故によって目覚めた。東京湾に現れたその怪獣は上陸後、市街地を火の海に変えたが、自衛隊の攻撃を受けて死んだ。ところがあの怪獣の子供が発見されたことで、罪滅ぼしとばかりにダイゴロウと名付けて保護することになったのだ。その任務には動物園の飼育員の斉藤が抜擢されたが、その理由は子牛やヤギの世話をした経験があるということだけだった。斉藤の愛情を受けたダイゴロウはすくすくと育ったが、大きくなり過ぎて孤島に隔離されるようになった。そして食欲も旺盛であることから今では国費で賄っていたエサ代の予算も底を尽きようとしていたのだ。ダイゴロウは成長期に入ったことで更に食欲が増し、一日50~60キロの食料では間に合わなくなった。そこで斉藤は環境衛生省の鈴木を呼び出し何とかして欲しいと頼んだのだが風向きは変わらなかった。

ダイゴロウを救いたいと願う発明家のオジサンは、エサ代を何とかしたいと考え自分の技能を活かした挑戦をすることにした。それはBCB-TVの人気番組「ビックリ発明大ショック」に出演し、制作したエアロバイクで1分間空を飛んで賞金の200万円を手に入れることだ。ところが離陸直後にエアロバイクは大爆発を起こし、飛んだのはオジサンの方だった。結果は失格。パラシュートで何とか命拾いしたが、引っ掛かった木から滑り落ちて右足を骨折し病院に運ばれた。その後、退院したオジサンは青葉台駅前で街宣活動を行いダイゴロウの救済を訴えたのだが、俺たちの税金を無駄に使うなと通りがかりの男たちから猛反発を受けた。その様子に黙っていられない大工の熊五郎がなだれ込み、オジサンを擁護するつもりで大暴れしたことで聴衆の理解は益々遠のいたのだった。子供たちのお小遣いだけでは到底足りないことから、オジサンは新たな発明品の開発を始め、熊五郎も大好きな酒を我慢してその分を寄付することに決めた。

ある日、政府はダイゴロウのエサ代を節約するためにアンチグロウという薬品で成長を止める方針を打ち出した。新聞でそのことを知ったオジサンが発明にやる気を出す一方、斉藤はアンチグロウを使うことをためらっていた。その煮え切らない態度に怒った鈴木は自ら食料にそれを混ぜたのだった。そしてダイゴロウは事情を察したかのようにそれを口へ運んだ。その新聞記事を読んで熊五郎のはらわたが煮えくり返っていた頃、オジサンはついに発明品を完成させた。再びビックリ発明大ショックに出演すると「雨降りミサイル」を披露した。それは雲の中の水蒸気を冷やすことで雨を降らせる人工降雨装置で、3分以内に雨を降らせることが出来れば今度こそ200万円を手にすることが出来るのだ。ミサイルの打ち上げは成功し程なくして雨ではなく雪が降り出した。テレビ局側はそれを成功とみなし200万円の小切手を手渡したが、オジサンは知っていた。装置が地上に落下していたことを。そして突然の雪が偶然の産物だったことを。良心の呵責を感じるが、ダイゴロウのことを思うと本当のことを明かせなかった。

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