東映
配給:東映
製作年:1973年
公開日:1973年12月29日 併映「ゴルゴ13」
監督:長谷部安春
原作:篠原とおる
脚本:神波史男 松田寛夫 長谷部安春
企画:吉峰甲子夫
撮影:仲沢半次郎
美術:北川弘
音楽:鏑木創
主題歌:「怨み節」梶芽衣子
照明:元持秀雄
録音:内田陽造
編集:祖田冨美夫
助監督:小平裕
記録:勝原繁子
スチール:藤井善男
擬斗:日尾孝司
進行主任:松本可則
装置:石井正男
装飾:上原光雄
美粧:井上守
美容:宮島孝子
衣裳:宮下貞子
演技事務:石川通生
現像:東映化学
出演:梶芽衣子 細川俊之 中原早苗 渡辺やよい 田村正和
シネマスコープ カラー 88分
警視庁の児玉警部は執拗な捜査を行い、ついに松島ナミの潜伏場所を特定した。そして結婚式場に踏み込むと花嫁衣裳の着付けをしていた松島ナミを取り囲み逮捕した。だがナミの抵抗により護送中の車両は大破し、彼女はその隙を見て脱走した。
怪我をしたナミはストリップ劇場のトイレに身を隠していた。その様子に気付いた照明係の工藤安男が近寄るが、ナミは気を失って倒れ込んでしまった。工藤はナミを人目につかない場所へ連れて行き傷の手当をした。そして上演が終わり客が帰ると、昔アジトとして使っていた建物へ誘導した。工藤は学生時代、過激派の運動家として活動していたが、公安から壮絶な拷問を受けて片足の自由を失ったのだ。そのときに指揮を執っていたのが児玉だった。ナミがストリップ劇場に潜伏しているという情報を手に入れた児玉は、彼女の行方を聞き出すために工藤を犯人隠匿罪で逮捕し署に連行した。そして再び拷問にかけナミの居場所を吐かせようとしたが、工藤の口を割らせることは出来なかった。そこで児玉は工藤を一旦釈放して泳がすことにした。ナミの待つ建物に戻った工藤は児玉との勝負に勝ったと喜んでいた。そのときナミは外の様子がおかしいことに気付いた。周囲は警官に包囲されていたのだ。工藤は物置からライフル銃を取り出すと警官隊へ向けて発砲した。その銃声を合図に警官隊も応戦した。建物は蜂の巣になったが、二人の遺体は見つからなかった。
工藤は児玉が住む部屋に上がり込み、妻・君代を後手に縛った。彼は児玉が帰ってくるのを待って復讐するつもりでいたが、取り乱した君代がバルコニーへ逃げ出し誤って転落した。翌日、工藤は警察への見せしめに俸給を奪う計画を立て、現金輸送車を襲撃した。現金の入ったジュラルミンケースを運び出すことに成功したが、すぐに足がつき取り押さえられてしまった。工藤とともに行動したナミは逃亡に成功したが、彼の稚拙な行動に終始振り回された。
一夜にして最愛の妻と未だ見ぬ子を失った児玉はナミへの憎悪を一層燃やした。あのアクシデントはナミが計画的に行ったことだと信じて疑わなかったからだ。そこで工藤の母・トメを弘前から呼び寄せ、工藤を説得することにした。工藤はナミの居場所を白状し逮捕された彼女は再び女子刑務所へ送られた。
屋台的映画館