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ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル

  • posted at:2023-09-25
  • written by:砂月(すなつき)
はーどりべんじみりーぶらっでぃばとる
ハード・リベンジ、ミリー フィルムパートナーズ(エースデュース=デイズ)
配給:エースデュース
製作年:2009年
公開日:2009年7月11日
監督:辻本貴則
製作:小林洋一
プロデューサー:久保淳
脚本:辻本貴則
撮影:辻本貴則 石田肇
視覚効果:石田肇
照明:関輝久
美術:野村哲也
編集:辻本貴則
音楽:吉田光
アクション監督:園村健介
特殊造形・特殊メイク・残酷効果監修:西村喜廣
特殊造形・特殊メイク・残酷効果:石野大雅 奥山友太
ガンエフェクト:栩野幸知
ヘアメイク:渡辺順子
衣裳:江頭三絵
オープニングタイトル:矢野素行
武器デザイン:田原実
助監督:金子功
制作担当:村瀬正憲
アシスタント・プロデューサー:黒田仁子
脚本協力:楠野一郎
主題歌:「WITHOUT A TRACE」the GazzettE
劇中歌:「かたつむり」銀盤旅行
・・・:「偽造花」銀盤旅行
制作:デイズ
製作:エースデュース
出演:水野美紀 長澤奈央 辻本一樹 藤田玲 栩野幸知
アメリカンビスタ カラー 75分

復讐を終えてもミリーにやすらぎが訪れることはなく、むしろ生き甲斐を失ったこれからが地獄だった。20XX年、大都市の砂漠化により無法都市となったヨコハマに戻ってきた彼女は廃工場を新たな住処とするが、ある日そこに一人の女が訪ねてきた。ハルという名の女は大事な人が殺されたから復讐を手伝って欲しいと訴えたが、その答えが出る前に追手の四人の男たちが彼女を取り囲み拉致しようとした。ミリーはライフルなどの武器を駆使して男たちを倒すと彼らが持っていた銃を全て回収した。そして格闘中に傷を負い気を失ったハルを車の後部座席に乗せると別の場所へ移動した。

ミリーがやってきたのは「LAND」と呼ばれる関係者以外立ち入り禁止の地下居住区だった。左肩に銃弾を受けたハルを診せるためにイワマツと会ったが、天才的な外科の腕を持つ彼にとって大したことのない手術だった。そのイワマツこそ瀕死だったミリーの肉体に改造手術を施した人物なのだ。ミリーが回収した銃を鉄砲店店主のナンブは一つ一つ丁寧にチェックしていたが、ふと思い出したようにあんたのところに若い女が来なかったかと口にした。殺しを頼める者はいないかと聞かれたためミリーを紹介したのだが、厄介事に巻き込まれたくない彼女には迷惑な話だった。元気を取り戻したハルはミリーの前に現れ、助けてくれてありがとうと礼を言った。そしていつもあんな目に遭っているのかと尋ねると、私は人殺しだが殺し屋ではないとミリーは言った。それを聞いたハルは私も恋人のために復讐をしたいから一緒に捜し出して欲しいを懇願したが、ミリーはあなたの気持ちは痛いほどよくわかるが好きで人を殺しているわけではないと席を立った。

ミリーに協力を断られたハルは独自にトンファーの訓練を行い技に磨きを掛けた。覚悟を決めた彼女は「LAND」を出て行こうとするが、駐車場で待っていたのはミリーだった。自室に籠り銃の手入れをしていたミリーはハルの真剣に訴える表情や死んだ自分の娘が成長した姿を想像したことで考えを変えたのだ。あなたに殺しを頼まないが戦い方を教えて欲しいとハルが言うと、ミリーは今すぐ始めるとトンファーを取り出した。その頃、ミリーに殺された殺人鬼のジャックを敬愛するイッキと弟のヒューマが「LAND」に乗り込んできた。

屋台的映画館
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空飛ぶゆうれい船

  • posted at:2023-09-22
  • written by:砂月(すなつき)
そらとぶゆうれいせん
東映動画
配給:東映
製作年:1969年
公開日:1969年7月30日 併映「飛びだす冒険映画 赤影」「もーれつア太郎」「ひみつのアッコちゃん」
演出:池田宏
製作:大川博
企画:関政次郎 茂呂清一 旗野義文
原作:石森章太郎
脚本:辻真先 池田宏
作画監督:小田部羊一
美術:土田勇
色彩設計:秦秀信
撮影:片山幸男 武田寛
録音:波多野勲
編集:古村均
音響効果:大平紀義
記録:的場節代
製作進行:古沢義治 岸本松司
現像:東映化学工業
音楽:小野崎孝輔
主題歌:泉谷広 ハニー・ナイツ
声の出演:野沢雅子 田中明夫 名古屋章 納谷悟朗 岡田由紀子
シネマスコープ カラー 60分

快活な少年の嵐山隼人は両親とモーターボートで沖合まで釣りに出掛けていたが、その日は一匹も魚が釣れなかった。諦めて帰ろうとしていると、一台の車がガードレールを突き破って崖から転落するのが見えた。急いで救助に向かったが助けを求めに行ったのか運転手はいなかった。後部座席では夫婦が気を失って倒れていたが、それを見た父親はとても驚いた。何故なら男性の方は彼が技師として働く造船所の親会社である黒汐コンツェルンの会長だったからだ。怪我人を背負って切り立った崖を下りることは難しいことから、父親はモーターボートで待つ妻に港へ回して警察に連絡するように指示した。そして隼人と一緒に上の道路まで二人を運ぶことにしたのだが、運が悪いことに終わった頃に雨が降り始めた。このまま雨ざらしにするのは申し訳ないと考えた父親がその先になる屋敷に運び込もうとした矢先、夫人が目を覚ました。彼女は父親を見るなり「幽霊!」と叫んだが、突然車の前に現れた骸骨の幽霊と勘違いしてしまったらしい。詫びる夫人をなだめた父親は会長を背負って屋敷へ向かった。

四人が入った屋敷はまさに「幽霊屋敷」という名が相応しいくらい気味が悪かったが、雨を凌ぐならそれも仕方がなかった。会長をソファーに寝かせると父親は薪を探しに行った。一方、濡れた夫人を可哀想に思った隼人は乾いた衣服を探しに行くが、一人になると心細い彼女もついてきた。奥へ進んで行くと灯りの点いた部屋があり、そこに人影があったことから父親だと思った隼人は声を掛けた。ところが振り向いたのは船長の制服を着た骸骨の幽霊だった。驚いた二人は慌てて駆け出し会長のもとへ戻った。やがて父親が薪を抱えて戻ってくると隼人は目の前で起きた出来事を全て話した。近頃、深い霧の夜になると決まって船の沈没事故が世界各地で起きていた。そして事故に遭った船の乗組員たちは皆その原因が突然現れた幽霊船だったと口をそろえて言った。新聞やテレビではその船長が骸骨の幽霊ではないかと騒いでおり、二人はそれを見たと証言したが父親は信じようとしなかった。暖炉に火が入り部屋が暖かくなると会長が目覚めた。すると何処からともなく靴音がカツカツと鳴り響き、不気味な笑い声とともに幽霊船の船長が窓の外に現れた。

屋台的映画館

映画大好きポンポさん

  • posted at:2023-09-18
  • written by:砂月(すなつき)
えいがだいすきぽんぽさん
映画大好きポンポさん製作委員会(KADOKAWA=ハピネットファントム・スタジオ=エイベックス・ピクチャーズ=スタジオマウス=ムービック=ムービーウォーカー)
配給:角川ANIMATION
製作年:2020年
公開日:2021年6月4日
監督:平尾隆之
プロデューサー:新井孝介 森井巧 兼岩元子 岩瀬智彦 向井地基起 長谷川嘉範
原作:杉谷庄吾【人間プラモ】(プロダクション・グッドブック)
脚本:平尾隆之
絵コンテ:平尾隆之
キャラクターデザイン:足立慎吾
作画監督:加藤やすひさ 友岡新平 大杉尚広 矢吹智美
3DCG監督:高橋将人
撮影監督:星名工 魚山真志
演出:居村健司
監督助手:三宅寛治
色彩設計:千葉絵美
美術設定・美術監督:二嶋隆文
編集:今井剛
音楽:松隈ケンタ
オープニングテーマ:「Dance On Fire」新妻聖子
主題歌:「窓を開けて」CIEL
制作プロデューサー:松尾亮一郎
アニメーション制作:CLAP
声の出演:清水尋也 小原好美 大谷凛香 加隈亜衣 大塚明夫
アメリカンビスタ カラー 90分

映画製作のアシスタントをしているジーン・フィニーは撮影現場で気になったことや参考になることを常にノートに書き記している。そんな彼が尊敬してやまないのは映画界の巨人と呼ばれる伝説の大プロデューサーのJ・D・ペーターゼンを祖父に持つジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネットだった。ペーターゼンの引退を機にコネクションを全て受け継いだ若きシネアスト(映画作家)の彼女は脚本や役者、監督を精査する審美眼、人間的魅力や決断力、映画作りの才能を全て持ち合わせており、そんな彼女を皆親しみを込めてポンポさんと呼んだ。ジーンは銀幕の申し子と言っても過言ではない彼女のもとで映画作りのノウハウを学んでいるのだ。ポンポさんは話がわかりやすいB級映画ばかりプロデュースしているが、特にこだわりがあるわけではなかった。今回の「MARINE」をプロデュースした理由は、夏映画に不可欠な海と水着、そして主演女優のミスティアのきれいな体を皆に見てもらいたいというそれだけの理由だった。

ある日、映画「MARINE」の公開初日にやってきたペーターゼンは観賞後、ロビーでポンポさんと映画談義に花を咲かせていた。ペーターゼンと話す機会を得たジーンは緊張しながら良い映画を撮る秘訣について尋ねてみた。するとペーターゼンは映画の撮り方に正解なんてないが、現場は生き物だから役者の息吹きやうつろう景色、一瞬のきらめきを逃さぬよう画に対する感覚を鋭く磨いておく方がいいとアドバイスした。いずれ映画を撮ってみたいというジーンの気持ちを見抜いていたペーターゼンは、ポンポさんが君を傍に置くのは能力があると認めているからだよと優しく言った。

ポンポさんはコルベット監督と相談し「MARINE」の予告映像をジーンに任せることに決めた。そして怖気づく彼に、一番多くの人が観る15秒スポットは出来栄えが直接売り上げに繋がるから全スタッフの生活を背負うくらいの気持ちで作ってねとにこやかに言った。掴みがあり、意外な展開があり、見どころを紹介しつつミスリードさせながら興味を引き、最後にドーン!。そんな映像を15秒の中に詰め込まなければならないのだ。

屋台的映画館

香港クレージー作戦

  • posted at:2023-09-15
  • written by:砂月(すなつき)
ほんこんくれーじーさくせん
東宝
配給:東宝
製作年:1963年
公開日:1963年12月22日 併映「海底軍艦」
監督:杉江敏男
製作:藤本真澄 渡辺晋
脚本:笠原良三
撮影:完倉泰一
美術:村木忍
録音:小沼渡
照明:西川鶴三
整音:下永尚
音楽:神津善行
挿入歌:「股旅の唄」植木等
・・・:「どうせやるなら」植木等
・・・:「女の娘だもん」中尾ミエ
ショウ構成:谷啓
監督助手:野長瀬三摩地
編集:小畑長蔵
合成:松田博
現像:東京現像所
製作担当者:島田武治
協力:パン・アメリカン航空
出演:植木等 ハナ肇 谷啓 浜美枝 中尾ミエ
シネマスコープ カラー 93分

第百商事の営業部に属する植田等は要領のいい無責任男。企業回りの前払い交通費を認めてもらうために上司の中村課長にゴマをすり、そのくせ営業活動は午前中に全て電話で済ます始末。運よくカッカウヰスキーから梱包資材300ダースの注文があり、空いた時間を埋めるために公衆浴場へ行くと自宅に帰って昼寝した。そして夕方に再び出社し活動報告すると何も知らない中村は彼を高く評価した。

その日は給料日だったが、等は行きつけののん平横丁に行く足取りが重かった。何故ならツケが溜まっている店がいくつもあり、見つかれば今すぐにでも払えと催促されることがわかっているからだ。今月はこの店に払ってやろうととんかつ屋「とん安」の暖簾をくぐろうとしたところ小料理屋「八ちゃん」の店主・花岡八太郎と鉢合わせした。初めから君のところで飲むつもりでいたと言い訳し八ちゃんでビールのグラスをグイッと空けた。そして料理を作るために八太郎が二階へ消えるとこっそり逃げ出そうとしたが、そこにホルモン焼「エネルギー」の谷田敬一がやってきたため慌てて顔を隠した。更にはとん安の安井安吉まで現れたことで、等はどうして忙しい時間に来たのかと話をすり替えた。そこで彼はのん平横丁に立ち退き問題が起きていることを初めて知った。のん平横丁一帯の土地を持っていた地主が勝手に香港の中南公司に売却したをという話を聞いた等は、立退料の増額交渉の成功報酬としてツケを棒引きにして欲しいと言った。そこに八太郎がやってきてお前たち何をやっているんだと敬一たちに怒鳴った。彼らが来た理由は立ち退きに対する作戦会議を行うためだった。だが他に誰も来ないことからきっと皆土地を明け渡すに違いないと勘繰った。中南公司に明け渡すということは日本料理の敗北を意味すると考えていた八太郎はいくら積まれてもこの土地から離れる気はなかった。そこに敬一たちが等の提案を口にしたものだから彼の怒りは頂点に達した。カウンターで飲んでいた等に帰れと怒鳴りつけると、店から逃げるタイミングを図っていた彼は喜んで出て行った。帰り道にいいアイデアを思いついた等は翌日、中南公司を訪ねることにした。

屋台的映画館
とくめいせんたいごーばすたーずざむーびーとうきょうえねたわーをまもれ
劇場版「フォーゼ・ゴーバスターズ」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー)
配給:東映
製作年:2012年
公開日:2012年8月4日
監督:柴﨑貴行
製作:鈴木武幸 平城隆司 高木勝裕
企画:白倉伸一郎 桑田潔 日達長夫 和田修治 松田英史 古澤圭亮
エグゼクティブプロデューサー:杉山登 加藤和夫
原作:八手三郎
脚本:小林靖子
音楽:大橋恵
撮影:松村文雄
照明:本田純一
美術:大谷和正
録音:工藤新一郎
編集:佐藤連
整音:小林喬
助監督:荒川史絵
スクリプター:渋谷康子
制作担当:東正信
AP:望月卓
ラインプロデューサー:道木広志
装置:福居勉
装飾:塩満義幸 山口康孝 淀名和祐介 大前瑠美
衣裳:滝口晶子
ヘア・メイク:一山あい子
絵コンテ:小池智実
製作デスク:佐々木幸司 平岩一輝
キャラクターデザイン:出渕裕 篠原保 原田吉朗 森木靖泰 K-SuKe
デザイン協力:プレックス
企画協力:企画者104
資料担当:松井大
選曲:宮葉勝行
音響効果:小川広美
造型:前澤範 前澤まさる 吉川学
主題歌:「キズナ~ゴーバスターズ」鈴木勝大&藤原啓治、馬場良馬&玄田哲章、小宮有紗&鈴木達央
音楽プロデュース:津島玄一 Project.R
レコーディングエンジニア:伊世照明
音楽製作:東映音楽出版 日本コロムビア
アクション監督:福沢博文
特撮監督:佛田洋
プロデュース:武部直美 佐々木基 矢田晃一 深田明宏
製作プロダクション:東映東京撮影所 東映テレビ・プロダクション
出演:鈴木勝大 馬場良馬 小宮有紗 松本寛也 榊英雄
アメリカンビスタ カラー 27分

新西暦2012年、都市生活は新エネルギー・エネトロンによって支えられていた。エネトロンは微量でも爆発的な熱量を発生させる上に人体に影響を及ぼさないことから、電気、ガス、ガソリンなどに代わる次世代のエネルギーとして期待されていた。東京地区のシンボルである東京エネタワーは各エリアとエネトロンタンクを繋ぐシステムの管理を担っているが、二つの展望台(トップデッキとメインデッキ)の間に転送装置を仕掛けたのはメサイアが生み出したアバターのエンターだった。

新西暦1999年に起きた正体不明のコンピューターウイルスの感染により転送研究センターのメインコンピューターが自我を持った邪悪なメサイアに乗っ取られ人間社会への侵攻を始めた。するとネット回線を通じて世界中に同じ現象が拡がることを恐れたセンター長の桜田ヨウスケはセンターの建物ごと亜空間に転送したのだった。メサイアはヴァグラスを組織し13年後に再び現実世界への侵略を開始したが、その目的は大量のエネトロンを奪うことだった。メサイアを現世に呼び戻すには莫大なエネルギーが必要になるからだ。エネルギー管理局はヴァグラス対策としてワクチンプログラムが移植された桜田ヒロム、岩崎リュウジ、宇佐見ヨーコの3人を特命部所属特殊部隊・ゴーバスターズに任命した。

エンターがラップトップ型の端末と工場の壁をコードで接続しメタウイルス「錆びる」をインストールすると、工場が瞬く間にメタロイド・スチームロイドへと変形した。同じ頃、特命部はエネトロンの異常消費反応を確認しゴーバスターズを出動させるが、それはエンターの罠だった。スチームロイドの煙突から噴出した特殊なスチームはパートナーロボットのバディロイドや専用マシンのバスターマシン、巨大ロボ・メガゾードに使用されている特殊金属を錆びつかせたのだった。それらが出撃不可能になっている一方で、特命部では東京エネタワーから微弱な転送エネルギーが漏れ出ていることを掴んでいた。ヒロムたちが調査を始めようとしていた矢先に現れたエンジニアの陣マサトは転送装置の在り処を指し示し、エンターが強制的にエネトロンを集めタワーとその周辺を亜空間へ転送しようとしていると言った。街ごと転送するとなれば何万人もの犠牲者が出るが、転送装置を外すにはバスターマシンが必要なのだ。打つ手のない彼らを救う鍵となるのは陣が開発した初期型バスターマシンのフロッグだった。

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