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男はつらいよ ぼくの伯父さん

  • posted at:2021-11-21
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよぼくのおじさん
松竹
配給:松竹
製作年:1989年
公開日:1989年12月27日 併映「釣りバカ日誌2」
監督:山田洋次
製作:内藤誠
プロデューサー:島津清
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:金田正
進行:副田稔
監督助手:五十嵐敬司
装置:森篤信
装飾:露木幸次
美粧:宮沢兼子
衣裳:松竹衣裳
現像:東京現像所
撮影機材:パナビジョン
製作担当:峰順一
協力:佐賀県 佐賀県観光協会
撮影協力:シネマ倶楽部富士 柴又 神明会 本田技研工業(株)
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
出演:渥美清 倍賞千恵子 檀ふみ 吉岡秀隆 下條正巳
シネマスコープ カラー 106分

浪人生活を送る諏訪満男は時折、伯父の車寅次郎のことを考える。生まれつき人に親切だが少々押しつけがましく、しかも気が短いからその親切が仇になって最後には大ゲンカになったりする。いつも人の世話ばかり焼いていて世間では変人扱いされているが、近頃そんな寅次郎に魅力を感じていた。

予備校通いが半年も過ぎると満男は家庭であまり話さなくなり、月日とともに言葉遣いが荒くなってきた。母・さくらはその変化に胸を痛めていたが、別のことで気になることがあった。それは満男が恋をしているのではないかと感じたからだ。及川泉という人物から度々手紙が届くことから卒業アルバムを調べてみると、どうやらブラスバンド部の後輩だったらしい。そのことを伝えると俺のプライバシーに干渉するなと満男は真っ赤な顔をして怒り出したのだった。困ったさくらは夫の博に相談するが、仕事で疲れているんだと言って関心を持たなかった。部屋に籠った満男は早速手紙の封を切った。母子家庭の泉は転校して名古屋に住んでいるが、母親がスナックに勤めるようになり夕食を一緒に取ることがなくなったことを寂しく思っていると書いてあった。満男は身近に両親がいて当たり前に食卓を囲めることを改めてありがたく思った。

茨城県を旅していた寅次郎は久しぶりに生まれ故郷である葛飾柴又に帰ってきた。団子屋にはおじちゃん、おばちゃん、そしてさくらの顔があり、いつ帰ってきても何も変わっていないことが彼の心に安らぎを与えた。そんな寅次郎の一番の関心事は満男だった。いつもイライラして気が晴れないようださくらがこぼすと、あいつだって悩んでいるのだから仕方がないと満男を庇った。そして何か人に言えない悩み事を抱えているのではないかと考えた寅次郎は相談に乗ることにした。夕方になり満男が予備校から帰ってくると馴染みのどじょう鍋屋に連れ出し、勉強が手につかない原因が恋愛の悩みであることがわかると指南した。二人は夜遅く帰ってきたが、未成年である満男に酒を飲ませたことを知った博は寅次郎と大ゲンカをした。翌朝、自分のやり方が間違っていたことを反省した寅次郎は静かに旅に出た。

屋台的映画館
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花と蛇2 パリ/静子

  • posted at:2021-11-18
  • written by:砂月(すなつき)
はなとへびつーぱりしずこ
東映ビデオ
配給:東映ビデオ
製作年:2005年
公開日:2005年5月14日
監督:石井隆
企画:石井隆 松田仁
プロデューサー:新津岳人
原作:団鬼六
脚本:石井隆
音楽プロデューサー:石川光
音楽:安川午朗
撮影:柳田裕男 小松高志
照明:市川徳充
特機:平山茂
美術:山崎輝
録音:北村峰晴
編集:村山勇二
記録:田中小鈴
音響効果:中村佳央
スタジオエンジニア:越智美香
ヘア―メイク:金森恵
技闘:秋永政之
衣裳:高畠裕介
緊縛指導:有末剛
製作担当:小橋孝裕
配給協力:東映
製作協力:ファム・ファタル
出演:杉本彩 遠藤憲一 不二子 荒井美恵子 伊藤洋三郎
アメリカンビスタ カラー 113分

美術評論家の遠山隆義には35歳も年の離れた若くて美しい静子という名の妻がいた。ある日、取材のために洋画界の長老である及川清輝を訪ねた遠山は緊縛姿の静子が描かれた春画を見せられた。それは彼女をモデルにして描いたものではなく、カメラで顔を盗み撮りした画像を参考にして及川がパソコンのペイントソフトを使って描いた物だった。その出来栄えに驚き感服した遠山が発表しないのかと尋ねると、及川はそんなことをしたら画壇がぶっ飛ぶよと呆れた。

及川が死去すると遠山は自身が経営する画廊で偲ぶ会を静かに執り行った。彼の心に引っかかっていたのは及川の言葉だった。「やり残したことを思う存分やってから死ぬこと」。肖像画を見ながらそのことを思い出していると、静子が及川の妻から預かった遺品を持ってきた。それはパソコンの記録ディスクであり「BLACK MARKET」とタイトルが書かれてあったことから遠山はピンときたのだった。自室に籠った彼は及川の別の言葉を思い出していた。「世間がくだらないことでも本人にとってはこの世で一番美しいことかもしれない」。部屋に静子が入ってくると遠山は依頼された仕事に使う一冊の本を手渡した。それは中世の刑罰に関する絵の監修を任されることのなった彼が手に入れた奇譚サロンという古い雑誌だった。中には江戸時代の刑罰の写真などの資料が載っており、その残酷さに驚いた静子もやがて刑罰を受ける女たちに自分の姿を重ね合わせた。

その夜、遠山は及川がどうしても世に出したかった画家がいることを静子に話した。池上亮輔というその画家は芸大の学生の頃に及川を罵倒したのだが、その行為は日本画壇での死を意味した。そのきっかけを作った自分が一人の天才を葬り去ったのではないかと気にしていた及川はパリへ逃げた池上に仕送りをして欲しいと遠山に頼んだのだ。それ以降、池上は絵を描くことを止めて酒に溺れるようになったのだった。彼を育てるべきか、それとも捨てるべきか。思い悩んだ遠山は、静子をパリへ行かせ直接会った彼女の判断でどちらかに決めることにした。

屋台的映画館

ちょっとかわいいアイアンメイデン

  • posted at:2021-11-15
  • written by:砂月(すなつき)
ちょっとかわいいあいあんめいでん
KADOKAWA
配給:KADOKAWA
製作年:2014年
公開日:2014年7月19日
監督:吉田浩太
エグゼクティブプロデューサー:井上伸一郎
製作:安田猛
企画:菊池剛
プロデューサー:大森氏勝 千綿英久 柴原祐一
ラインプロデューサー:本島章雄
原作:α・アルフライラ 深見真
脚本:吉田浩太
撮影:関将史
照明:成毛紗恵子
録音:島津未来介
美術:山下修侍
装飾:西渕浩祐
ヘアメイク:及川奈緒美
編集:鳴海誠之
音響効果:中村佳央
拷問アドバイザー:月花
縄師:ミラ狂美
特殊造形:笹野茂之
キャスティング:楠間由野
助監督:川松尚良
制作担当:細谷光
脚本協力:角田ルミ
音楽:松本章 一塚優絵
主題歌:「Waking Up」しらほしなつみ
製作プロダクション:角川大映スタジオ
制作プロダクション:ダブ
出演:木嶋のりこ 吉住はるな 間宮夕貴 矢野未夏 本山なみ
アメリカンビスタ カラー 107分

全国から成績優秀なエリート女子だけを集めた憧れの名門女子校・私立聖アネスティ学園を受験した武藤結月だったが、超難関なだけあって結果は最悪。後は運を天に任せるしかなかった。すると祈りが届いたのか合格通知が舞い込んだのだった。入学式を終えると彼女は上級生の小橋悠里に突然拉致された。彼女が連れて行かれた先、そこは拷問の研究と実習を行う最も古い学園公認の拷問部の部室だった。部長の悠里は、拷問の適性を調べるために入試の問題にさりげなく適性検査を混ぜてあったことを結月に説明した。問題が難し過ぎて結月は仕方なく直感でマークシートに記入したのだが、その直感によって人を拷問する才能があると評価されたのだ。学園で罪を犯した生徒は拷問を受けて反省するのが習わしで、学園の秩序を保つために拷問部は必要だった。その罪を犯した生徒の一人が結月であり、部員で上級生の舟木碧生が彼女への拷問を行うことになった。入試の日、何かを叩くような音が聞こえた方へ歩いて行き静かに覗くと碧生がシャワー室で体を虐めていた。その美しさに心奪われた結月は思わずロッカーから彼女のスリングショットビキニを勝手に持ち出したのだった。問い詰められた彼女は無意識のうちに相手の背後に回り込むと結束バンドで両手の自由を奪った。結月の持って生まれた才能を認めた碧生は、お前こそ拷問部に入るべき逸材だと言った。

拷問部のもう一つの目的は拷問を通じて強い心を育成し戦地へ派遣されても通用する拷問人やスパイを育成することだった。機密情報を得るために仕掛けられる様々な拷問に耐え得る強い忍耐力を鍛えるために設立されたのだ。碧生によって手足を縛られ吊り下げられると結月は恥ずかしくて痛いと音を上げた。すると碧生はこれが今のお前の限界であり心の弱さが問題だと言った。肝心なのは心を強く保つことであり、それが出来なければ冤罪でも自供をしてしまう。傍で様子を見ていた悠里がこのままでは国家機密を扱う一流の拷問人やスパイにはなれないと冷たく言うと、碧生は心を強くするためのレッスンに取り掛かった。拷問人としての資質を見るために悠里はもう一人の新入部員である新崎苺花を責めて見ろと命じ、人には責める才能と責められる才能があることを説いた。これから死ぬ気でついてこいと言われた結月はもうこの世界から逃れられそうにないと考えていた。

屋台的映画館

ekiden 駅伝

  • posted at:2021-11-12
  • written by:砂月(すなつき)
えきでん
「ekiden」製作委員会(電通=TBS=東映=デスティニー=エンジンネットワーク)
配給:東映
製作年:2000年
公開日:2000年11月18日
監督:浜本正機
製作:塩原徹 児玉守弘 黒澤満 安田匡裕
企画:遠谷信幸 原田俊明 石井徹 藤本俊介
プロデューサー:小滝祥平 千野毅彦 間瀬泰宏
アソシエイトプロデューサー:加藤悦弘 柳沢光俊 豊山有紀
原案:飯田健三郎
脚本:遊川和彦
撮影:栢野直樹
照明:長田達也
録音:野中英敏
美術:及川一
装飾:松本良二
編集:奥原好幸
スクリプター:津崎昭子
助監督:久保朝洋
キャスティング:日比恵子
プロダクションマネージャー:秋枝正幸
企画協力:青柳教載 西村寛
脚本協力:長谷川康夫 関賢嗣
音楽プロデューサー:中澤次徳
音楽:氷室マサユキ
制作プロダクション:エンジンネットワーク
出演:伊藤高史 中村俊介 田中麗奈 近藤芳正 小倉久寛
アメリカンビスタ カラー 115分

全日本学生選抜駅伝大会で優勝を果たした陵明大学駅伝チーム。4年生の岬壮介と早川義彦は卒業後、それぞれの道を歩むことになった。陵明大のエースで絶対的アンカーだった早川は実業団チームの強豪であるランテックに迎え入れられた。一方、どの企業からも声が掛からなかった岬は、どんな仕事でもすると人事課に掛け合って幼い頃から憧れていた横須賀造船に就職した。その会社には強豪の駅伝部があったが、長引く不況により昨年廃部になったのだ。それでもこの会社に就職したのには理由があった。仕事を終えた岬が真っ先に向かった先はかつての駅伝部の部室だった。古びた看板が掛かったそのプレハブは今は物置として使われているが、まだ記念写真や賞状、トロフィーなどはそのまま飾られていた。岬が室内でそれらを眺めていると、ドアが開いていることに気づいた芦田がやってきた。駅伝部に入りたいと無理なことを言う岬に、芦田はつい新人のときに全日本選手権で3連覇した頃の話を始めた。

駅伝部を復活させることに決めた岬はまず部員集めから始めた。駅伝をしたくて入社したと思われる工員の村橋渉に一緒に走りませんかと声を掛けるがあっさりと断られた。次に目をつけたのは大学時代に陸上経験があると聞いた営業の和田行だった。岬は返事を聞く前にグラウンドで待ってますからと言って走り去った。他にも労使交渉に神経をすり減らす大森に声を掛けると、切り売りされて不完全な状態になったグラウンドで走りながら皆を待った。そんな彼の扱いに困った芦田は勝手に練習をされたら上から何を言われるかわからないからと止めようとするが、岬はそんなのお構いなしだった。その二人が追いかけっこをしている様子をベランダからうらやましそうに眺めていたのは船の設計士の横井だった。

ある朝、横井は寿司詰めの通勤バスの中でスリを目撃した。停車と同時に飛び降りた男を横井は懸命に追い掛けるが通勤途中の大森とぶつかった。横井の代わりに男を追い掛けることになった大森だったが寄る年波には勝てず、薬局で栄養ドリンクを飲む和田に交代した。だが長年のブランクによって失速すると、今度はパン屋から出てきた芦田に代わった。へとへとになった彼の横には走って通勤する岬の姿が。芦田からタスキを受け取った彼は男にあっさりと追いつき、そろそろ諦めませんかと声を掛けたのだった。犯人逮捕に協力したことで五人は警察から表彰された。署長から関係を聞かれた岬は、迷わず駅伝部ですと答えた。

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男はつらいよ 寅次郎心の旅路

  • posted at:2021-11-09
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうこころのたびじ
松竹
配給:松竹
製作年:1989年
公開日:1989年8月5日 併映「夢見通りの人々」
監督:山田洋次
製作:内藤誠
プロデューサー:島津清 黒須清皓
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:金田正
監督助手:五十嵐敬司
装置:森篤信
装飾:露木幸次
衣裳:松竹衣裳
美粧:宮沢兼子
現像:東京現像所
進行:副田稔
製作担当:峰順一
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
撮影機材:パナビジョン
協力:柴又 神明会 ウィーン市観光局 オランダ政府観光局 インターコンチネンタルホテル・ウィーン KLMオランダ航空
出演:渥美清 倍賞千恵子 下條正巳 三崎千恵子 前田吟
シネマスコープ カラー 119分

大学受験に失敗した諏訪満男は春から代々木にある予備校に通い始めた。将来の目標が見出せない彼は浪人生活を送るようになってからダラダラと毎日を過ごすようになり、母のさくらからは小言を言われた。その度に満男は思った。伯父さんはいいなあ、と。

みちのくを旅する車寅次郎はローカル線を走る一両列車の中で車掌と談笑していたが、突然の急ブレーキに驚いた。その原因は線路を枕にして横たわる自殺願望を抱いたサラリーマンのせいだった。彼は坂口兵馬といい、一流商社に勤めていたが日々のストレスが祟って抜け殻のような状態に陥っていたのだ。目撃者として車掌と一緒に栗沢警察署に出向いた寅次郎は、坂口がまた騒動を起こすのではないかと考え自分が泊まる旅館に連れて行った。そして俺の言う通りにして温泉にでも浸かれば何とかなると諭した。夜になり寅次郎が芸者を呼んで宴会を開くと坂口は思い切って羽目を外したのだった。この味わったことない経験は坂口の凝り固まった心を溶かし、寅次郎のことがもっと知りたくなった彼は夜が明けると質問責めにした。そしてその自由な生き方に陶酔した坂口は出社するのを諦めて寅次郎について行くことに決めたのだった。

ある日、くるま菓子舗に旅行会社・極東ツーリストの馬場が寅次郎の航空券を持って訪ねてきた。旅行の手続きに必要なパスポート番号を教えて欲しいと言うのだが、兄が飛行機が苦手であることを知っているさくらは何かの間違いだと思った。しかも行く先がウィーンだというのだ。旅行代金は既に支払われており、パスポートは以前ハワイ旅行を計画した際に取得したのを叔母のつねが預かっていた。その夜、家族会議が開かれているところに寅次郎が帰ってきた。この何から何まで謎だらけの旅行について尋ねてみると、そのきっかけは彼が坂口に思い切って自分のやりたいことをやってみろと言ったことだった。坂口は少し照れながらウィーンに行ってみたいと言ったのだが、寅次郎はそれを湯布院と聞き間違えたのだ。後になってそのことがわかり一人で行ってこいと言ったが、一緒でなければダメだと泣いてせがむため寅次郎は渋々了承したのだった。さくらたちの説得により旅行を中止することに決めた寅次郎は、翌日に坂口が訪ねてくると理由を説明した。すると落胆した彼の顔が一瞬のうちに青ざめ今にも自殺しそうな様相に変わったのだ。驚いた寅次郎は慌てて荷物をまとめると後を追った。

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