忍者ブログ

秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン

  • posted at:2020-09-26
  • written by:砂月(すなつき)
ひみつせんたいごれんじゃーばくだんはりけーん
東映
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年7月22日 併映「アリババと40匹の盗賊」「グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦!大海獣」「ザ・カゲスター」「宇宙鉄人キョーダイン」「一休さん 虎たいじ」「母をたずねて三千里」「山口さんちのツトム君」
監督:山田稔
企画:平山亨 吉川進
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
撮影:山沢義一
照明:城田昌貞
美術:小川富美夫
仕上制作:映広音響
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:伊藤克己
選曲:村田好次
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「進め!ゴレンジャー」ささきいさお 堀江美都子
・・・:「秘密戦隊ゴレンジャー」ささきいさお こおろぎ’73
助監督:真川敏夫 福島孔道
進行主任:工藤孝行
技斗:岡田勝
制作担当:伊東暉雄
装置:日向勤
記録:徳永絵里子
トランポリン:湯川泰男
美粧:入江プロ
衣裳:東京衣裳
特撮研究所:鈴木昶
大平特殊効果:菊地潔
オートバイアクション:室町健三
キャラクター制作:エキスプロダクション
現像:東映化学
オートバイ協力:スズキ自動車
撮影協力:日本高速フェリー ホテル奥道後
出演:誠直也 宮内洋 だるま二郎 小牧りさ 伊藤幸雄
アメリカンビスタ カラー 21分

人間社会の完全破壊と地球制服を目論む悪の軍隊・黒十字軍は次々と仮面怪人を送り込んできたが、無敵を誇る国際秘密防衛機構イーグルの精鋭部隊・ゴレンジャーによってことごとく阻止された。そこで黒十字軍総統は一気に逆転勝利を収めるためミサイル攻撃を計画し、その拠点として選んだ四国・松山にミサイル基地を建設した。攻撃目標である北海道、東京、名古屋、大阪、四国、九州の6か所を抑えれば日本全土を手に入れたも同然だ。大幹部のゴールデン仮面大将軍は完成前にゴレンジャーに気づかれることがあれば全て水泡に帰すと恐れていたが、総統は計画を成功させる自信があった。何故なら黒十字軍きっての無法者・鋼鉄剣竜を参加させるからだ。

四国地方に黒十字軍のミサイル基地があるらしいという情報をキャッチしたゴレンジャーはフェリー・さんふらわあ号で密かに四国へ向かった。ひとときの休息をプールサイドで取る中、ペギー松山とイーグル連絡員007は水着の美女と老紳士のカップルがテーブルに口が開いたままのポーチを忘れて行ったことに気づいた。その中の化粧道具には無線機などが仕込まれており、ペギーがそのことを報告すると海城剛と新命明は調査を開始した。海城が二人の動きを監視する中、船室に忍び込んだ新命とペギーは長距離ミサイルの設計図を見つけ出しカメラで撮影した。

ケン伊藤が隠し持っていたミサイルの設計図が黒十字軍と何らかの関係があると考えたゴレンジャーチームは、港に着くと彼が乗る車を追跡した。そしてホテル奥道後に夫婦名義で泊まっていることも突き止めた。同じ頃、江戸川権八総司令からケン伊藤についての報告が入り、彼の正体が世界を股に兵器を売り歩く死の商人であることがわかった。その人物が松山にいるということは既にミサイルが持ち込まれている可能性が高い。そう考えた海城はチームに地域の調査を命じた。ロープウェイに乗った新命が山頂駅で降りると戦闘員ゾルダーに襲われた。基地が近いと考えた新命は、ゾルダーを倒すと飛行要塞バリドリーンを無線機で呼び出し空から偵察することにした。

屋台的映画館
PR

青蛇風呂

  • posted at:2020-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
あおへびぶろ
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1959年
公開日:1959年1月22日 併映「天竜の鴉」
監督:弘津三男
製作:三浦信夫
企画:高椋迪夫
脚本:吉田哲郎
撮影:竹村康和
録音:長岡栄
照明:斎藤良彰
美術:神田孝一郎
音楽:渡辺岳夫
装置:本島陽三
編集:西田重雄
邦楽:中本敏生
擬闘:楠本栄一
助監督:古川俊男
製作主任:吉岡徹
出演:島田竜三 毛利郁子 伊沢一郎 中田ダイマル 中田ラケット
シネマスコープ モノクロ 57分

料亭白ふじでは主人清吉の弟である佐助と武蔵屋喜三郎の娘お妙との婚約のお披露目が行われていた。その最中に北町奉行所の与力平田数馬が現れ佐助に縄を打った。昨夜、浅草の海産物問屋に賊が入り主人秘蔵の唐香炉が盗まれたのだという。骨董品を集めることを趣味にしている佐助は三日前に確かにそこを訪ねたが、家宝と聞いて諦めたのだった。だが平田は裏口に落ちていたという紙入れを見せ、これが動かぬ証拠だと見得を切った。信じられない清吉は後日改めてこちらから参上するから今日のところは穏便にと頭を下げたが、平田は耳を貸さず佐助を連行した。

残った役人たちは屋敷の中から唐香炉を探し出そうとするが、見つけることが出来ずに帰って行った。騒動によって武蔵屋やお妙、世話人の津田屋幸兵衛らが帰ると清吉はひとりで考え事をした。すると彼の身を案じた妻おえんはそれが誰かの罠かもしれず、一緒に証を立てれば道を拓けるかもしれないと言った。その言葉に力を得た清吉だったが、帳場を預かる源七の言葉で希望は打ち砕かれた。役人たちが荒らした佐助の部屋を片付けていたところ盗まれた唐香炉が出てきたというのだ。部屋に入ると源七が言う通りに台の上の砂時計を横にずらした。するとカラクリ仕掛けによってあの唐香炉が姿を現したのだった。驚いた清吉はすぐさまそれを奉行所に届けようとするが、それでは佐助の罪が決まってしまうとおえんが止めた。佐助が捕らえられた影響は三代続いた由緒ある白ふじにまで及ぶ可能性があるからだ。唐香炉のことを知っているのは源七ひとりだけ。口を封じてしまえば他に知る者はいないと考えたおえんは清吉に耳打ちした。芸者だった彼女が婚約を許さなかった姑の死後に晴れて夫婦と呼ばれるようになったのは佐助の計らいがあったからであり、白ふじを潰したとなれば姑に申し訳が立たなかった。嘆くおえんに同情した清吉は仕方なく心を決めた。

その夜、ひとり黙々と帳付けをする源七におえんは頼みごとがあるから部屋にきて欲しいと言った。部屋では清吉が待っており、一杯やりながら話をしたいと酒を勧めた。清吉が唐香炉について切り出すと、源七は安心してくださいと言った。源七は佐助を罪に落とすことは考えておらず初めから見なかったことにするつもりでいたのだ。お世話になるものとして当たり前のことですと源七は言ったが、清吉は予定を変えずに彼を毒殺し死体を古井戸に投げ込んだのだった。

屋台的映画館

拝啓総理大臣様

  • posted at:2020-09-20
  • written by:砂月(すなつき)
はいけいそうりだいじんさま
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1964年
公開日:1964年4月29日 併映「いいかげん馬鹿」
監督:野村芳太郎
製作:杉崎重美
脚本:野村芳太郎
美術:宇野耕司
撮影:川又昻
照明:三浦礼
編集:浜村義康
録音:栗田周十郎
調音:佐藤広文
助監督:杉岡次郎
装置:岩井三郎
進行:岸本公夫
出演:渥美清 長門裕之 宮城まり子 山本圭 壷井文子
シネマスコープ カラー 89分

大阪天王寺の一軒家ではお笑い界の大師匠・鶴川鶴松の葬儀が行われていた。集まったのは彼の弟子ばかりで、在りし日の思い出をにぎやかに語っていたところにやってきたのは大阪市衛生局で働く角丸だった。彼は鶴松の一番弟子だったが、芽が出ず今の職に就いたのだった。そんな角丸に師匠が死んだことを伝えるのを皆忘れており、たまたまこの界隈へ仕事にきたことで知ったのだ。鶴松が念願通り舞台の上で死んだことを聞いた角丸は感激して大粒の涙を流し、再び漫才師として舞台に上がる決心をした。早速上京した角丸はテレビ局の待合室で関係者と接触し売り込みを掛けた。彼の元相方の鶴吉は、時事漫談「拝啓総理大臣様」が大ヒットし今や押しも押されぬスターとなった夫婦漫才師の東京ムーラン・ルージュのムーランだった。その話をきっかけにして仕事を貰おうと考えた角丸だったが全く相手にされなかった。

その夜、ドラマ撮影が深夜まで長引く可能性が出てきたためルージュはそのことをムーランに伝えるために電話を掛けた。だが主演の女優がすっぽかしたために仕事がなくなり急いでマンションに帰ってきたのだ。バスルームからシャワーの音が聞こえてくるのでドアを開けたところ、そこには彼女の見知らぬ男がいた。ムーランを訪ねた角丸だったが、部屋の主は妻の帰りが遅くなることを知り浮気に出掛けるところだった。急な仕事に行くので留守番を頼む代わりに部屋の物は自由に使っていいと言われた角丸はシャワーを浴びていたのだが、そこにルージュが帰ってきたのだ。得体の知れない男を気味悪がったルージュはもう大丈夫ですからと角丸を追い出した。

翌日、角丸とこそこそ会うムーランに不信感を抱いたルージュはマネージャーに夫の追跡を命じた。一方、元相方から紹介状を書いてもらった角丸は意気揚々と中央芸能へ向かうが、何も聞いていない社長の小石はとりあえず彼を大衆演劇の尾上梅五郎一座に回した。どうしても舞台に上がりたい角丸はどんな仕事でもやると売り込んだが、もらったのは漫才ではなくヘルスセンターの釜焚きだった。ヘルスセンター主任の松本から何事も修行だと説得されるも、納得が行かない彼は頭取の徳さんに相談した。もう一度座長に話をさせて欲しいと頭を下げるが、漫才をしようにも一人ではどうにもならないから相方が見つかるまで我慢しろよと言った。徳さんは角丸を元気づけようと一杯飲み屋に連れて行くが、そこで黒人ハーフの村瀬アヤ子が客から罵声を浴びせられている現場に出くわした。見兼ねた角丸は得意な話術を繰り出し彼女を救い出したのだった。

屋台的映画館

秘密戦隊ゴレンジャー 真赤な猛進撃!

  • posted at:2020-09-17
  • written by:砂月(すなつき)
ひみつせんたいごれんじゃーまっかなもうしんげき
NET=東映
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年3月20日 併映「長靴をはいた猫 80日間世界一周」「ロボコンの大冒険」「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」「一休さん」
監督:田口勝彦
プロデューサー:荻野隆史 平山亨 吉川進
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
撮影:吉田重業
照明:城田昌貞
美術:市丸博幸
仕上制作:映広音響
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:松田昭彦
記録:植村よし子
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「進め!ゴレンジャー」ささきいさお 堀江美都子
・・・:「秘密戦隊ゴレンジャー」ささきいさお こおろぎ’73
助監督:高橋正治
進行主任:伊藤隆造
技斗:岡田勝
メークアップ:野佐根まさえ
装置:日向勤
制作担当:大里俊博
トランポリン:湯川泰男
衣裳:東京衣裳
オートバイ協力:スズキ自動車
現像:東映化学
特撮研究所:鈴木昶
大平特殊効果:菊地潔
オートバイアクション:室町健三
出演:誠直也 畠山麦 小牧りさ 伊藤幸雄 宮内洋
アメリカンビスタ カラー 26分

国際秘密防衛機構イーグルのロケット研究所のパトロールにきていた大岩大太と明日香健二。明日香が特殊バイク・グリーンマシーンで巡回する間に大岩は用意されていた大好物の特注カレーライスに舌鼓を打っていたが、仕込まれていた睡眠薬で眠らされた。そこに現れたのは黒十字軍の軍艦仮面と戦闘員・ゾルダーだった。彼らはゲートを突破すると内部に忍び込むと研究員の命を奪いロケットエンジンの設計図を奪って逃走したのだった。明日香は大岩を起こすとミドレンジャーに変身しふらつくキレンジャーとともに戦った。ミドレンジャーがミドメランを使って応戦する中、キレンジャーは高性能無線機・YTCを使って本部と連絡を取ろうとしたが繋がらなかった。その一方で軍艦仮面が何故か苦しみ出したのだった。その様子をアジトからモニターで見ていた二代目大幹部・鉄人仮面テムジン将軍はコンドラー戦闘爆撃隊を出動させて軍艦仮面の窮地を救った。

ゴレンジャーは奪われた設計図を奪回するために敵アジトの捜索を開始した。設計図に記されたロケットエンジンは1万トンの重量を打ち上げることが出来る優れものだった。海城剛やペギー松山はゴレンジャーマシーンを使って地上から、新命明はバリブルーンで上空から様子を窺ったが、軍艦仮面を取り逃がしたことに責任を感じた大岩は単独で行動した。その頃、テムジン将軍のアジトでは軍艦仮面の脳波のチェックが行われていた。だがあらゆる周波数の電波テストを試したがこれといった異常は認められなかった。キレンジャーがYTCを操作する際に発する特殊な電波が原因ではないかと考えたテムジン将軍は、無類のお人好しと聞く大岩を利用してYTCを奪うよう軍艦仮面に命じた。

アジトを見つけられず落胆する大岩は海岸にいた。あの時ロケット研究所でカレーさえ食べなければこんなことにならなかったのに。そんなことを考えていると一人の女性が崖から身投げするのを目撃した。驚いた大岩は海に飛び込み救助すると砂浜に運び蘇生したが、息を吹き返した水木亜矢はどうせ殺されると何故か死にたがった。そこに現れたゾルダーに追われていたことがわかると大岩はキレンジャーに変身して戦い彼女を守った。だが江戸川権八総司令官から亜矢が敵のスパイだと疑われて憤慨した大岩は潔白を証明するために奔走した。

屋台的映画館

隠密同心 大江戸捜査網

  • posted at:2020-09-14
  • written by:砂月(すなつき)
おんみつどうしんおおえどそうさもう
東京12チャンネル
配給:東宝
製作年:1979年
公開日:1979年12月1日 併映「花街の母」
監督:森谷司郎
総指揮:国保徳丸
プロデューサー:元村武 小川清澄 内藤三郎
脚本:永原秀一
撮影:山田一夫
美術:川島泰造 大橋豊一
照明:嶋田宜代士
録音:片桐登司美
音楽:玉木宏樹
主題歌:「燃えよ夕陽」たきまさと
編集:井上親弥
殺陣:高倉英二
助監督:下村優
スチール:中尾孝
記録:照井鈴子
製作担当:飯田康之
企画協力:日産自動車グループ
製作協力:三船プロダクション
出演:松方弘樹 瑳川哲朗 土田早苗 かたせ梨乃 中村竹弥
スタンダード カラー 86分

寛永十一年秋、のどかな武州小牧村に突然代官所の役人がやってきた。彼らは村人を惨殺すると何事もなかったように去って行った。その頃、江戸の町では秋祭りが行われていた。桔梗屋板前の清次郎が櫓の上で景気良く太鼓を叩いていると血を流した男が倒れ込むのが見えた。左平次は襲われた村の生き残りで、目の前で起きた出来事を訴状にしたためて奉行所に訴えようとしたのだが、それを阻まれたのだった。清次郎は慌てて駆け寄ったがすぐに事切れたため何の手掛かりも得ることが出来なかった。むしゃくしゃしながら台所で魚をさばいていると、庭の地蔵に赤い鉢巻が巻かれていることに気づいた。その印は老中松平定信の命を受けた寄合席内藤勘解由が自らの配下隠密同心に発する緊急集合の合図だった。

隠密同心は清次郎こと左文字右京、井坂十蔵、稲妻のお竜、流れ星おりんで構成される。松平定信邸に用人稲村重兵衛と訪れたのは将軍徳川家斉の御落胤と称する信吾だった。十九歳の信吾は二年前に亡くなった側室お牧の方の子だと言い、証拠として葵の御紋が入った品々を持っていた。相手の要求通りに家斉との対面を実現させ、万が一その後で信吾が偽物だとわかれば定信が責任を取って腹を切らねばならなくなるのだ。勘解由が調べたところ重兵衛は一介の浪人者で信吾との関係がわからなかった。陰で糸引く黒幕がいるのではないかと右京が口にすると、十蔵は小牧村で起きた皆殺しの生き残りについて話し始めた。惨劇の後、村に入った十蔵は村人の数と死体の数が違うという役人たちの話を聞いた。それは左平次という中年者と信吉という若者で、若者の方は半年前に神隠しに遭ったのだという。その信吉が十九歳になることから彼が信吾と同一人物ではないかと考えたのだった。その後、五人が命を狙われたことで黒幕が隠密同心による探索を恐れていることがわかると、勘解由は右京たちに六日間で御落胤の正体を暴くよう命じた。

右京はお牧の方の実の父親を当たるが、大奥から逃げた娘の消息など知らぬと冷たくあしらわれた。おりんは宿下がりの大奥女中から話を聞こうとするが、正室からひどく憎まれていることもあり名前を聞いただけで逃げ出した。そうなると取る手段は一つ、大奥に保管されている役務日記を盗み見るのだ。書庫に忍び込んだお竜は該当する日記を見つけ出し、寛政九年十一月にお牧の方が死去した際、届け出をしたのがお牧の方付だった元奥女中の叔父に当たる庄屋の徳右衛門であることを突き止めた。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R

 

フリーエリア