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大奥浮世風呂

  • posted at:2021-03-26
  • written by:砂月(すなつき)
おおおくうきよぶろ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1977年
公開日:1977年2月11日 併映「激殺!邪道拳」
監督:関本郁夫
企画:佐藤雅夫 上坂久和
脚本:田中陽造
撮影:塚越堅二
照明:若木得二
録音:格畑学
美術:森田和雄
編集:荒木健夫
音楽:青山八郎
助監督:平野勝司
記録:森村幸子
装置:三浦公久
装飾:柴田澄臣
背景:西村和比古
結髪:白鳥里子
美粧:田中利男
スチール:中山健司
演技事務:葛原隆康
衣裳:高安彦司
擬斗:菅原俊夫
進行主任:俵坂孝宏
出演:松田英子 渡辺とく子 ひろみ麻耶 風戸祐介 岩尾正隆
アメリカンビスタ カラー 82分

夜這いで武士の女房の相手をし小遣い稼ぎをする全次郎。男の武器を最大限に活かして勤めに励む彼だったが、ある夜御人払いをして誰もいないはずの屋敷に亭主が突然帰ってきた。縮み上がる程に驚いた全次郎は血相を変えて追い掛けてくるその亭主の刃から何とか逃れ、目の前にある屋敷の塀を乗り越えたのだ。そこは徳川三代様御部屋様の菩提所の寿命院だった。そうとは知らずに部屋に入ると、住職の法行が若くて美しい顔立ちの法円の体を求めていた。そこで彼は機転を利かし、目の前の出来事を口外しないことを条件にして坊主に成り済ますことにしたのだった。翌朝、人目を避けるために駕篭で仲間の住処に戻った全次郎は稼いだ金で買い込んだ酒や食べ物、そして女を盛大に振る舞った。この気風の良さに恋人のおこよは惚れ直すだろうと考えていたが当ては外れた。野望を抱く彼女は全次郎が小遣い稼ぎをしている間に二千石の旗本山岡に見初められ、そこの養女として大奥に仕えることになったのだった。おこよが手の届かないところへ行ったことで全次郎は男泣きした。

御手付中臈の粂村は将軍徳川家綱が新しい中臈の初瀬に溺れていることに怒り心頭だった。愛情が床上手な初瀬の方へ移ったことに嫉妬していたのだ。そこで彼女は御末の中から体つきが良く将来それに成り代わるような者を見つけ出そうとした。するとおこよは待ってましたとばかりに着物を脱いで白い肌を見せたのだ。粂村はそこを気に入り部屋子に指名した。

隙を見ては体を求めてくる法行を疎ましく思う法円に、寺に入り浸る全次郎はそんなに嫌なら殺しちまいなと言った。だがその気はあるものの決心を渋るため、全次郎が成り代わって息の根を止めることにした。深夜を狙って寝所に忍び込み濡れた紙で口を塞ごうとしたのだが、既のところで失敗した。ところが突然の地震で倒れた観音像に挟まれ法行は御陀仏となった。ある日、新しい寿命院の住職となった法円のもとに粂村が訪ねてきた。初瀬が身篭ったことで、その子供を呪い殺して欲しいと法円に頼みにきたのだ。だが彼には法行の様な力がないため、全次郎がその役を買って出ることにした。粂村御用達の荷箱に潜んで大奥に入った彼は、毒蛇を従えて初瀬専用の厠の下に身を隠した。悪臭に耐え忍び待つことしばらく、ついにそのときがやってきた。ところが見上げた先の美しい花弁に思わず見惚れ機会を逸したのだった。

屋台的映画館
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男はつらいよ 寅次郎純情詩集

  • posted at:2021-03-23
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうじゅんじょうししゅう
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1976年
公開日:1976年12月25日 併映「おとうと」
監督:山田洋次
製作:名島徹
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:中村寛
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小島勝男
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:松竹衣裳
現像:東京現像所
製作主任:峰順一
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
協力:スバルの富士重工 長野県上田市 別所温泉観光協会 柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 檀ふみ 下條正巳 三崎千恵子
アメリカンビスタ カラー 104分

すっかり秋めいてきた葛飾柴又。題経寺の門前にある団子屋のとらやは朝からそわそわしていた。その日はさくらの一人息子・満男の家庭訪問の日だが、アパートは片づいていないためとらやの方にきて欲しいとお願いしたのだった。満男の担任の先生は産休中で臨時の柳生雅子先生がくることになっていたが、若くて美人という噂だった。寅次郎が帰ってきたら大変なことになるぞと油を売っていた朝日印刷所社長の桂梅太郎が軽口を叩いていると、その寅次郎が本当に帰ってきたのだった。竜造たちが慌てふためく中、梅太郎は機転を利かせて追っ払おうとした。ところがやりとりをする前に雅子が到着したのだった。彼女に一目惚れした寅次郎はいいところを見せようと出しゃばり、博やさくらがいるのをそっちのけでしゃべりまくった。おまけに雅子を家まで送って行く始末。肝心の満男の相談が出来なかったことで博は肩を落とした。その夜、反省を促すために博たちが待ち構えていると気まずそうにする寅次郎が帰ってきた。さくらが口火を切り大事な話が何一つ出来なかったことを説明すると、寅次郎はお前たちが口下手だから成り代わって教育論を語ったんだと言った。それを聞いた博が思わず何が教育だと漏らしたことがきっかけで大ゲンカとなり寅次郎は出て行った。

寅次郎が別所温泉を旅していると、今夜千秋楽を迎える坂東鶴八郎一座が通りでビラ配りをしているのを見つけた。そこに声を掛けてきたのは、数年前に甲州を旅した際に出会った花形女優の大空小百合だった。彼女は寅次郎のことを先生と呼んで慕っており、再会を喜ぶと芝居を観にきて欲しいとお願いした。その夜、約束通りに芝居小屋へ足を運んだ寅次郎は、芝居終わりにゲストとして紹介されたことで気が大きくなり宴席を開いた。座長の鶴八郎たちが恐縮する中、固い挨拶は抜きにしてと寅次郎が場を盛り上げて夜は更けて行った。翌朝、旅館の窓から一座のトラックを見送った寅次郎は、女中が請求書を持ってくると話があるから主人を呼んで欲しいと言った。

別所警察署からの電話で寅次郎が無銭飲食をしたという連絡を受けたさくらは急遽兄を迎えに行くことになった。警察署に着くと、渡辺巡査は先方が金さえ払ってくれればそれでいいと言ったことで事件にしないと判断したと説明した。そこに付き添いの警官とともに現れたのはひとっ風呂浴びてさっぱりした寅次郎だった。さくらは反省の色を見せない兄に腹を立て、とらやでは竜造たちが寅次郎をどう迎えようかと頭を悩ませていた。

屋台的映画館

男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け

  • posted at:2021-03-15
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうゆうやけこやけ
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1976年
公開日:1976年7月24日 併映「忍術猿飛佐助」
監督:山田洋次
製作:名島徹
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:中村寛
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小野里良
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:松竹衣裳
現像:東京現像所
製作主任:内藤誠
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
協力:ブルドックソース株式会社 柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 太地喜和子 下條正巳 三崎千恵子
アメリカンビスタ カラー 109分

さくらの一人息子の満男が小学校に入学することになった。入学式の日を迎えるととらやは朝から大忙しで、つねは細やかなご馳走を作って待っていた。朝日印刷所社長の桂梅太郎はお祝いを持って駆けつけ、竜造も仕事に切りをつけて一服した。話題は寅次郎のことになり、どうしているかと盛り上がっていると玄関先にその本人が現れたのだった。彼は満男の入学式の日をちゃんと覚えておりお祝いまで渡す準備をしていたのだ。竜造たちに褒められ上機嫌でいると、やがてさくらが浮かぬ顔をして帰ってきた。心配したつねがどうしたんだいと尋ねると、彼女はくやしいとこぼした。入学式が終わり生徒が教室に入ると担任の先生が一人ひとりの名前を読み上げるが、満男の番になるとその先生は彼の顔を見るなり君は寅さんの甥御さんねと言ったのだ。すると生徒ばかりか親たちまでがさくらを見て笑ったことで悲しい思いをしたのだった。それを聞いた寅次郎は学校に乗り込んで抗議しようとしたが、お前が今まで笑われるようなことをしてきたからだと竜造に言われたため腹を立てて出て行った。

皆が寝静まった頃、寅次郎がみすぼらしい姿の老人をとらやに連れてきた。店を飛び出したものの行く当てのない彼は上野の酒場でヤケ酒を飲んでいたが、そこで店員と揉めるその老人と出会った。どうやら無銭飲食をしたらしく、気風のいい寅次郎は彼の分まで支払うと一緒に次の店に向かった。そして泥酔した老人をおぶってとらやに戻ってきたわけだが、困ったのは竜造とつねだった。見ず知らずの泊めることに反対だが、連れてきたからには仕方がない。嫌なことには目をつぶって一晩だけ泊めることにした。ところが日が高く上っても二階から下りてくる様子がない。ぽっくりと死んでいるんじゃないかとつねが恐るおそる階段を上るが、起きたばかりの老人は茶だの風呂だのと贅沢を言う。頭にきたつねは竜造に不満を漏らすが、そもそもの元凶である寅次郎は縁日での商売に出掛けていた。日が暮れて寅次郎が帰ってくると竜造たちは腹に溜めていた不平をぶちまけたが、功徳だと思えばいいと言われて納得することにした。ところが出て行ったはずの老人がまた帰ってきたことで皆頭を抱えた。翌日、とらやを代表して寅次郎が説教をしたが、老人はこの建物を今の今まで旅館と勘違いしていたのだった。申し訳ない気持ちになった彼は満男の画用紙に筆でさらさらと絵を描き、それを神田の大雅堂という古本屋に持って行けばいくらか金を融通してくれると言った。半信半疑にその店へ持って行くと、主人は虫眼鏡で隅から隅までまじまじと眺め、七万円で手を打とうと言った。驚いた寅次郎は慌てて店に帰り、二階にいるのが日本画壇の第一人者の池ノ内青観だと説明した。一生世話をし続ければ左団扇で暮らせると考えた寅次郎だったが、青観はもういなかった。急いで追い掛けたが後の祭りだった。

屋台的映画館

男はつらいよ 葛飾立志篇

  • posted at:2021-03-06
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよかつしかりっしへん
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1975年
公開日:1975年12月27日 併映「正義だ!味方だ!全員集合!! 」
監督:山田洋次
製作:島津清 名島徹
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男 佐藤公信
音楽:山本直純
録音:中村寛
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小野里良
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:松竹衣裳
現像:東京現像所
製作主任:内藤誠
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
協力:ブルドックソース株式会社 柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 樫山文枝 下條正巳 三崎千恵子
アメリカンビスタ カラー 97分

葛飾柴又にある団子屋・とらやを修学旅行の女子高生が訪ねた。山形からやってきた彼女の目的は車寅次郎に会うことだったが、旅に出ているからいつ帰ってくるかわからないとつねが言うと女子高生は残念そうにうつむいた。そんな彼女にさくらはやさしく声を掛け、兄に会いにきた理由を尋ねた。彼女の名前は最上順子。毎年正月になると母親宛てに手紙が届き、その中に娘さんの学資の足しにと少額のお金が入っているのだという。寅次郎と母親との関係について尋ねると、順子は何故か口ごもった。するとそこに姿を見せたのはその寅次郎だった。店に入ってきた彼は順子の顔をしばらく眺めると、その面影から母である雪のことを思い出した。一方、顔を知らない順子がお父さんなのと尋ねると、さくらたちその言葉に驚いた。だが一番驚いたのは寅次郎だった。実の子を捨てたのではないかという疑惑が渦巻く中、寅次郎は雪に指一本触れたことがないこと、彼女が赤ん坊を背負っていたことを説明し無実を訴えた。その結果、その時の赤ん坊が順子であることがわかると皆、胸をなで下ろした。話をしていくうちに雪が亡くなったことを知った寅次郎は、別れ際に財布の中の有り金を全て渡し困ったことがあったらいつでもくるんだぞと元気付けた。

寅次郎が初めて雪と出会ったのは雪が降る寒い晩だった。何をやってもうまく行かず寒河江の街を無一文で歩いていた彼を空腹が襲い、矢も楯もたまらず駅前の食堂に飛び込んだ。そしてカバンと腕時計を差し出しこれで何かを食わせて欲しいと頭を下げると、女将の雪は困っているときはお互い様だと大盛の丼飯と湯気の立った豚汁にお新香を添えて出してくれたのだ。無我夢中でそれをかき込むうちに涙が止めどなく流れ、彼女が観音様のように思えたのだった。その時に雪の背中にいたのが順子だった。女手一つで娘を育てる雪の姿に感銘を受けた寅次郎は正月になるとお金を送るようになったのだ。その手紙の主が自分の父親であると16年間信じ続けた順子が訪ねてきたことに寅次郎は運命を感じていたが、その話を聞いた竜造がまともに結婚していたら同じくらいの娘がいたっておかしくないんだぞと言ったことでまた騒動が始まった。そして寅次郎は、だってしょうがねえじゃねえかと捨て台詞を吐き店を後にした。

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男はつらいよ 寅次郎相合い傘

  • posted at:2021-02-26
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよとらじろうあいあいがさ
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1975年
公開日:1975年8月2日 併映「ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!! 」
監督:山田洋次
製作:島津清
企画:高島幸夫 小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:佐藤公信
音楽:山本直純
録音:中村寛
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小野里良
装飾:町田武
進行:玉生久宗
衣裳:松竹衣裳
現像:東京現像所
製作主任:内藤誠
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
協力:柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 浅丘ルリ子 下條正巳 前田吟
アメリカンビスタ カラー 91分

葛飾柴又にある団子屋とらやでは来日しているイギリスのエリザベス女王の話題で持ち切りだった。テレビを見ていたつねが、夫のフィリップ殿下のおとなしそうなところが博に似ているというと、油を売りにきていた朝日印刷所の桂梅太郎社長がそれならば妻のさくらは女王様だと大笑いした。それを聞いた竜造は全国を放浪する「プリンス」のことがとても気になった。甥の車寅次郎はいつもならこの時期になると帰ってくるのだが、今年はまだ姿を見せていないのだ。どうしたんだろうと噂をしているところに女性が訪ねてきたためさくらが接客に出ると、顔を見るなり歓声をあげた。その女性は2年前に寅次郎を通じて知り合ったドサ周り歌手の松岡リリーだった。さくらたちが近況を尋ねると、彼女はうつむきながら「私、別れちゃったの」と寂しげに言った。寿司屋の主人・石田良吉と結婚したリリーだったが、堅気の生活には馴染めなかったのだ。彼女は旅の途中でとらやのことが懐かしくなり立ち寄ったのだが、寅次郎がいないことを少しがっかりしながら列車の時間があると言って足早に去って行った。その慌ただしい様子に竜造は自分たちの不用意な言葉が彼女を傷つけたのではないかと心配した。その夜、とらやに寅次郎から電話が掛かった。旅先で出会った兵頭という男は俺と一緒に旅をしているから安心して欲しいと家族に伝えてくれというのだ。さくらは彼がどのような人物なのかと聞き返すが電話が切れてしまい、訳がわからないまま先方へ電話を掛けることになった。ただ寅次郎が元気なのは確かだった。

青森市の神社の夏祭りで易断本を啖呵売する寅次郎。一仕事終えた彼が港町の宿屋に戻るとまだツレの男がいた。その男は兵頭謙次郎といい、八戸の駅のホームでぼーっと立っていた彼にお前自殺する気かと寅次郎が声を掛けるとそのままついてきたのだった。二人で旅を初めてもう一週間経つが何故か家族と連絡を取ろうとしなかった。兵頭は人生に物足りなさを感じていたが寅次郎と旅をすることで今まで感じたことのなかった人間の愛情への喜びやちょっとしたことでも感動する気づきを得たのだった。そして今までの縛られた生活から解放されたことで、例え金がなくても駅のベンチで寝ることだって出来るとさえ考えるようになった。その夜、寅次郎と兵頭が屋台でラーメンをすすっていると女性が客としてやってきた。その声に気づいた寅次郎がふと目をやるとそこにはリリーがいた。喜び盛り上がる二人がただの関係ではないことがわかると兵頭は静かに席を外そうとした。だが寅次郎たちは彼を引き留め細やかな宴会を始めた。

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