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玄海つれづれ節

  • posted at:2025-06-21
  • written by:砂月(すなつき)
げんかいつれづれぶし
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1986年
公開日:1986年1月15日
監督:出目昌伸
企画:岡田裕介 坂上順 和田徹
原作:吉田兼好
脚本:笠原和夫 下飯坂菊馬 兵頭剛
撮影:飯村雅彦
美術:中村州志
照明:川崎保之丞
録音:林鑛一
助監督:吉崎元 長谷川計二
編集:西東清明
記録:久保田民子
音響効果:原尚
装置:開米慶四郎
装飾:若松孝市
背景:植田義明
演技事務:宮下博
メイク:井上守
美容:宮島孝子
衣裳:福崎精吾
音楽事務:新井明美
擬斗:清水照夫
方言指導:滝まさと
九州ロケコーディネーター:前田秀一郎
製作協力:柳弥寿子
衣裳協力:加藤悦子 宇野喜子
ヘアーデザイン:佐藤満
振付:一の宮はじめ
方言考証:喜連川脩 吉田正人
スチール:渋谷典子
宣伝:佐々木嗣郎 森澄桂子
製作デスク:山田光男
進行主任:高井義典
現像:東映化学
音楽:星勝
テーマ音楽:マーク・ゴールデンバーグ
劇中歌:「キャバレー・フラミンゴ」吉永小百合 八代亜紀 風間杜夫
出演:吉永小百合 八代亜紀 風間杜夫 伏見扇太郎 山谷初男
アメリカンビスタ カラー 135分

大きな会社とは言えないが地道に三代続いた横浜にある山岡商会が倒産し、社長の山岡駿介が蒸発した。妻のゆきは関係者を集めて会議を行うことにしたが、誰も彼女に救いの手を差し伸べようとしなかった。社長夫人の力量を問われカチンときたゆきは皆の力に頼れないのなら自分であの人を捜し出して山岡商会を立派に再建してみせますと啖呵を切ったのだった。執事たちに暇を出しひと息ついているとケースワーカーの女性が優という少年を連れて訪ねてきた。優の母親は赤坂の料理屋で仲居をしていたが急性の心臓病で亡くなり、親戚がいないということで調べたところ彼の父親が駿介であることがわかったのだ。突然のことでゆきは話が飲み込めなかったが、ケースワーカーが持ってきた戸籍抄本の写しには駿介と中西ふじえの子と記されていたのだ。ゆきは何かの間違いだと思ったが、父親が健在であれば養護施設に入れられないということで無理矢理おしつけられた形となった。事情がわからない優にゆきはパパの会社が倒産したこと、そのパパが家出していないこと、今いる家が他所の人の物になりこれから出て行かなければならないことを説明した。車に乗せて何処かで置いて逃げようかと考えたが、やはりそんな残酷なことは出来なかった。その夜、レストランで食事をしようとしたところ隣席の女性が声を掛けてきた。彼女は緑川月代という借金の取立人で、駿介がゆきと何処かで落ち合うのではないかと考え尾行していたのだ。月代と言い合いをするうちに駿介が福岡にいることを知ったゆきは彼女の車を奪うと北九州に向かった。そこはゆきの生まれ故郷だった。

泊まるところのないゆきはバタバタ横丁の玄海荘で世話になることになった。そこの女主人のハナエは育ての親のようなものだった。今でも彼女に思いを寄せるテキヤで幼馴染の竹田一平が加わり駿介捜しが始まるとゆきは目星をつけた小倉競馬場に向かった。駿介がつきあいのあった馬主を辿って行けば何か情報が掴めるのではないかと考えたのだ。だが問題はその馬主の名前がわからないのだ。そこで競馬場の事務所で名簿を見せてもらおうとしたのだが、そこにいたのは頭から湯気を立てた月代だった。

屋台的映画館
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