東映ビデオ
配給:東映
製作年:1994年
公開日:1994年2月19日 併映「BE-BOP HIGHSCHOOL」
監督:鹿島勤
製作:渡邊亮徳
企画:黒澤満
プロデューサー:服部紹男 國松達也
企画協力:山口敦規 高橋尚子
原作:西森博之
脚本:田部俊行
撮影:森勝
照明:井上幸男
美術:小林正義
録音:柴山申広
編集:阿部嘉之
助監督:大津是
キャスティング:飯塚滋
スクリプター:桑原みどり
俳優担当:河合啓一
製作担当:岩下真司
音楽:大内義昭
音楽監督:鈴木清司
音楽プロデューサー:高桑忠男
挿入歌:「ヒーロー」大内義昭
エンディングテーマ:「何でもありの17歳!!」三橋貴志 中倉健太郎
衣裳:斉藤昌美
メイク:竹間美雪 斎藤みわ
スチール:安保隆
進行:益岡正志 橋本靖
擬斗:二家本辰己
刺青:霞涼二
カー・スタント:TA・KA
操演:特殊効果 亀甲船
特殊美術:スペシャルアーツ GOM
製作協力:セントラル・アーツ
出演:三橋貴志 中倉健太郎 高橋かおり 久我陽子 塩見三省
アメリカンビスタ カラー 93分
高校生の三橋貴志と伊藤真司は軟葉高校への転校をきっかけにして今までとは違う新しい自分を演じることにした。三橋が金髪に短ラン、伊藤がトゲトゲ頭に長ランという出で立ちにしたことから、その目立ち過ぎる姿は他校からすぐに目をつけられた。ある日、たくさんの子分を引き連れてやってきた紅羽高校の番長・今井勝俊は彼らに決闘を申し出ようとするが、その前に三橋にあっさりと伸されてしまった。ヤバいと思った谷川安夫は彼を起こすと束になって二人に向かって行くがそれでも互角の勝負だった。騒動を聞きつけてやってきた登校中の赤坂理子は好意を抱く三橋にケンカを止めさせようとするが、今井は彼女に一目惚れした。いいところを見せようと今井は再び決闘を申し出ようとするがまたもその前に三橋に伸されてしまった。二人が今井たちと大立ち回りを繰り広げているところを陰から見ていた生徒たちはいつも紅羽高からコケにされていることを理由に番長になってくださいと頭を下げるが、俺たちはヤンキーじゃないと無視された。
ある日、理子を怒らせた三橋は切れた時に願いが叶うというプロミスリングを作ることにした。金のない彼は軍手を切って作った即席のプロミスリングをつけた腕を見せて彼女の機嫌を取ろうと思ったのだが、私の気持ちをわかっていないとさらに怒らせてしまった。虫の居所が悪い三橋は目の前にいた強面の他校の生徒を殴り倒してから彼女を追い掛けて行ったが、その様子を事務所から見ていた小豆組の幹部・香川琢朗とその手下はいい素材を見つけたといきり立った。早速親分に報告するが金髪は嫌いだと一蹴され、それでも諦めきれない香川たちは三橋の後を追った。
かつてスケバン京子として恐れられていた青蘭女子高校の早川京子はその世界から足を洗ったのだが、メンツが足りないから力を貸せと昔の仲間から声を掛けられた。もう関係ないと断ると袋叩きに遭ったが、そこを通り掛かった伊藤に助けられた。二人は恋人同士で、伊藤は今度会ったらただじゃ済まさないと気遣うが、京子は放っておいて欲しいと言った。戸惑う伊藤が俺の気持ちだと言って腕のプロミスリングを見せるとこれじゃあいつまで経っても無理よねと結び目をほどき始めた。伊藤は京子にキスをねだるが、その隣にいたのは三橋だった。焦ってこんなところで何やってんだよと文句を言うと、どうせ俺は嫌われ者だと三橋はいじけた。何があったか知らないけど元気出しなよと京子は元気づけるが、そこに現れたのは理子ではなく小豆組のヤクザたちだった。
屋台的映画館
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