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男はつらいよ 幸福の青い鳥

  • posted at:2021-10-05
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよしあわせのあおいとり
松竹
配給:松竹
製作年:1986年
公開日:1986年12月20日 併映「愛しのチィパッパ」
監督:山田洋次
製作:島津清 中川滋弘
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小島勝男
装飾:町田武
衣裳:松竹衣裳
美粧:宮沢兼子
現像:東京現像所
進行:副田稔 玉生久宗
製作主任:峰順一
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
撮影機材:パナビジョン
協力:柴又 神明会
出演:渥美清 倍賞千恵子 志穂美悦子 下條正巳 三崎千恵子
シネマスコープ カラー 102分

吹く風が少し肌寒くなった秋の彼岸のある日、いつものようにさくらがとらやへやってくると印刷工場の裏で夫の博が工員のトシオと深刻な顔をして何やら話していた。後で聞いて見るとどうやら実家でクリーニング店を営む父親が故郷に帰ってこいと言っているらしい。朝日印刷所では一昨年にオフセット印刷の機械を導入したことで一人が余剰人員となっていた。人員の削減が懸案となっていたが、気の弱い社長の梅太郎は解決出来ずに今に至ったのだ。博が工場の現状について竜造たちに説明をしていると、ご機嫌な梅太郎の娘のあけみがやってきた。暗い話が苦手な彼女はそんなのやめて寅さんの話でもしようよと言うと、抜群のタイミングで寅次郎から電話が掛かってきた。彼は今、下関を旅しているが、ここ一年とらやには帰ってきていなかったのだ。あけみから受話器を受け取ったさくらは理由を尋ねるが、寅次郎は帰りたいのは山々だがここから江戸は遠すぎるとだけ答えた。これから何処へ行くか考えあぐねた彼はテキヤ仲間のポンシュウが開く出店のコンピューター占いで決めることにした。出てきた紙には南の方角に素晴らしい出会いが待っていると書いてあったことから九州の筑豊へ向かうことに決めた。

飯塚にやってきた寅次郎は町に懐かしさを感じた。その一つが古くから名所となっている嘉穂劇場の存在だった。炭鉱が盛んだった頃に何度も足を運んだことがあり、雑用をする男に声を掛けると彼は芝居に関することを何でも知っていた。そこで寅次郎は以前世話になった中村菊之丞について尋ねるが、今年の夏に亡くなったことを知り落胆した。お悔やみを言うために彼は直方にある菊之丞に向かうが、そこでかつて大空小百合という芸名で舞台に立っていた島崎美保と再会した。一座を解散すると菊之丞は急に老け込み、往生するまで彼女はとても苦労したのだという。その夜、寅次郎が泊まったのは美保が酒宴のコンパニオンとして働く旅館だった。美保は寅次郎とゆっくり話したくてその旅館を斡旋したのだが、結局恥ずかしくてドアをノックすることが出来なかったのだ。翌朝、香典返しの品を持って現れた美保は、電車を待つ寅次郎がこれから東京へ向かうことがわかると一緒について行きたいと漏らした。彼女は今の生活にとても疲れていたのだ。力になりたいと考えた寅次郎が何か欲しいものはないかと尋ねると、美保は青い鳥が欲しいと答えた。

屋台的映画館
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超電子バイオマン

  • posted at:2021-10-02
  • written by:砂月(すなつき)
ちょうでんしばいおまん
東映
配給:東映
製作年:1983年
公開日:1983年3月13日 併映「キン肉マン」「宇宙刑事シャイダー」「The・かぼちゃワイン」
監督:堀長文
製作:渡辺亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:成島一城
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:石川和枝
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
音楽:矢野立美
主題歌:「超電子バイオマン」宮内タカユキ
・・・:「バイオミック・ソルジャー」宮内タカユキ
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 白熊栄次
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 大澤哲三
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:阪本良介 太田直人 大須賀昭人 田中澄子 牧野美千子
アメリカンビスタ カラー 45分

超電子バイオマンの5人(郷史朗、高杉真吾、南原竜太、矢吹ジュン、桂木ひかる)は富士山の見える湖畔で久々の休暇を楽しんでいた。すると新帝国ギアのジューノイドに追われる少年が通り過ぎて行ったためその後を追った。巨漢型メカ人間・モンスターやジューノイド5獣士に追い詰められ取り囲まれた少年は恐ろしさのあまり気を失ったが、駆けつけたバイオマンによって救出された。

少年・ケイタは分教場で3年生まで一緒に学んだ友達のヒサオと高台にあるホテルの公園で3年後に会う約束をしていた。ヒサオが東京へ帰るときにケイタは小学校最後の夏休みの冒険をしようと話し、友情の印として家に代々伝わる地図を半分ずつに分けたのだった。史朗たちはケイタの地図を見てみたが、城と黄金像が何を示しているのか見当もつかなかった。ジュンが辺りの手掛かりを探していると、植込みの下にカメラを見つけた。それにはヒサオの名前があり、彼を誘拐したのがギアの仕業であることを史朗たちは確信した。

ヒサオを捕らえることに成功したギアのファラは彼が持っていた地図を見てほくそ笑んだが、モンスターがケイタからの奪取に失敗したことがわかると激怒した。その様子を見たヒサオはケイタが約束を守ったことを知り、地図が渡らないことを祈った。その頃、バイオマンの基地であるバイオベースに戻った史朗たちはサポートロボのピーボに地図の分析を頼んだ。その結果、巨大戦闘母艦・バイオドラゴンの在り処を示す地図であることがわかった。城のような絵は地面から突き出した戦艦の艦橋だったのだ。今から500年前、超科学戦争でバイオ星が滅んだ際にピーボはバイオドラゴンで地球に送り込まれた。それは過ちに気づいた科学者たちが宇宙で一番美しい星と語り継がれる地球が同じ悲劇を繰り返さないようにするためだった。そして地球にたどり着いたところを見たケイタの先祖はバイオドラゴンを城、ピーボを黄金像と地図に記したのだ。ギアが地図の謎を解けばバイオドラゴンの地下にあるバイオベースが見つかってしまう。5人は基地が暴かれる前にヒサオを助け出す作戦を決行した。

屋台的映画館
あかどうすずのすけ/あかどうすずのすけつきよのかいじん
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1957年
公開日(赤胴鈴之助):1957年5月21日 併映「白い山脈(再映)」「ドナルドの目ざまし時計」
公開日(赤胴鈴之助 月夜の怪人):1957年6月18日 併映「怪猫 夜泣き沼」
監督:加戸敏
製作:酒井箴
企画:土田正義
原作:武内つなよし
潤色:穂積純太郎
脚本:岡本繁男 松村正温 吉田哲郎
撮影:今井ひろし
録音:奥村雅弘
音楽:渡辺浦人
美術:菊池修平
照明:古谷賢次
編集:西田重雄
製作主任:竹内次郎
主題歌:コロムビアレコード ビクターレコード
装置:三輪良樹
装飾:松本春造
背景:滝野好男
美粧:日樫嘉雄
結髪:石井エミ
衣裳:伊藤準一
擬斗:宮内昌平
記録:中井妙子
普通写真:浅田延之助
助監督:西山正輝
撮影助手:木浦義明
録音助手:武田十九男
照明助手:山下礼二郎
移動効果:長谷川和夫
音響効果:倉島暢
美術助手:北川博之
演技事務:中村元次郎
進行:堀一郎
出演:梅若正二 林成年 黒川弥太郎 浦路洋子 中村玉緒
(赤胴鈴之助):スタンダード モノクロ 56分
(赤胴鈴之助 月夜の怪人):スタンダード モノクロ 56分

常州潮来に道場を持つ北辰一刀流の使い手の金野鉄斎は、親の顔を知らぬ孫の少年剣士金野鈴之助を育てていた。鈴之助にはしのぶという幼馴染がいたが、彼女が近所のわんぱく小僧たちにいじめられると決まって仕返しに行くという勇敢で優しい心の持ち主だった。父の形見である赤胴をつける鈴之助は鉄斎の下で修行を積み、それから数年の月日が流れると立派な青年に成長した。ある日、道場破りにきた山影流の達人である火京物太天と宝蔵院流の槍の使い手である岳林坊の二人を相手に鈴之助は鉄斎が禁じていた他流試合を行った。その結果、鈴之助は破門を命ぜられたが、それは旅をして見聞を広めよという鉄斎の思いやりからだった。村外れまで鈴之助を見送ったしのぶは別れ際に自分の代わりと簪を渡した。それを喜んで受け取った鈴之助は亡き父親と同門である千葉周作の道場へ入門するために江戸に向かった。彼が江戸へ行く理由はもう一つあった。それはまだ見ぬ母親と会えるかも知れないからだ。

周作から入門を認められた鈴之助だったが、門弟の出歯川鍔太郎や雨山傘太郎から掃除に洗濯、薪割りに風呂焚きと雑用ばかり押しつけられ朝から晩まで働かされた。いつまで経っても稽古をさせてもらえそうな様子はなく、これも稽古のうちだと割り切って洗濯をしていると周作の娘のさゆりが興味津々に声を掛けてきた。彼女の取り計らいで高弟の竜巻雷之進から稽古をつけてもらえることになったが、雷之進は鈴之助を容赦なく打ちすえたのだった。

浅草の観音様へお参りに出掛けるさゆりは、お供に雷之進ではなく鈴之助を指名した。江戸へ出てきたばかりの鈴之助にお供の役は務まらないと雷之進は進言するが、さゆりは町のことを案内すると言って聞かなかった。問題が起こらなければいいがと心配する雷之進だったが、その予想は的中した。待ち伏せていた物太天一味が周作をおびき出す囮としてさゆりを誘拐しようとしたのだ。鈴之助は果敢に立ち向かうが多勢に無勢。さゆりは物太天に連れ去られるが、旅から戻った師範代の横車押之助によって事なきを得た。事態を重く見た押之助が道場でそのことを伝えると、用心はしているつもりだがと周作は眉をひそめた。

屋台的映画館

科学戦隊ダイナマン

  • posted at:2021-09-26
  • written by:砂月(すなつき)
かがくせんたいだいなまん
東映
配給:東映
製作年:1983年
公開日:1983年3月13日 併映「Dr.スランプアラレちゃん ほよよ世界一周大レース」「バッテンロボ丸」「まんがイソップ物語」
監督:東条昭平
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:阿部征司 鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:森田ふみよし
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:山口一喜
助監督:加島忠義
製作担当:山本康郎
計測:黒須健雄
記録:石川和枝
進行主任:小原武羅夫
製作デスク:須田啓一
アクション監督:山岡淳二
音楽:京建輔
主題歌:「科学戦隊ダイナマン」MOJO こおろぎ’73
・・・:「夢をかなえてダイナマン」MOJO こおろぎ’73
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
視覚効果:東映化学合成室
合成:チャンネル16
音楽制作:東映企画プロモーション ベスト・フレンド
現像:東映化学
車輌制作:十和モータース
オートバイ協力:鈴木自動車
車輌協力:三菱自動車
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 大澤哲三
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 戸塚和夫
出演:沖田さとし 春田純一 卯木浩二 時田優 萩原佐代子
アメリカンビスタ カラー 26分

夢野発明センター所長・夢野久太郎は若い5人の科学者(弾北斗、星川竜、島洋介、南郷耕作、立花レイ)とともに日々研究を行っている。子供たちから親しみを込めて発明おじさんと呼ばれる夢野はついにある発明品が完成させた。それはてっぺんにプロペラがついた足漕ぎ式の空飛ぶ自転車だった。皆が応援する中、北斗が操縦する自転車は宙に浮いたが、程なくして墜落した。発明センターに出入りするユタカたちにバカにされるが、北斗やレイは飛べるまで挑戦することが大事だと説いた。すると通りすがりの小学生が夢野に話し掛けてきた。科学者の木田博士がとんでもないものを発明し実験しているところを目撃したのだという。ワタルたちが案内した場所では木田と男たちが取り引きを行っていた。彼が発明した物、それは強力な破壊力を持つ破壊兵器・パワーガンだった。その威力は臨海に立つビルを粉々に吹き飛ばす程で、それを見た男たちは驚きのあまり思わず「シッポ」を出した。彼らの正体がジャシンカ帝国のシッポ兵だとわかると5人はダイナマンに変身した。その様子を遠くで窺っていたメギド王子は進化獣・クモシンカを呼び出し木田からパワーガンを奪い取ろうとした。だが5人のチームワークによって目論見は外れたのだった。

ジャシンカ帝国は人類とは異なる進化を遂げた地底人「有尾人」一族によって築き上げられた。支配者である帝王アトンは尻尾のない地上人を下等生物と判断し、科学技術を駆使して侵攻を開始した。同じ頃、彼らの動きを察知した夢野は発明センターに優秀な科学者5人を集め科学戦隊を結成した。発明おじさんは仮の姿、夢野の正体は科学戦隊の総司令官なのだ。彼が開発した強化服・ダイナスーツによりダイナマンとなった5人は人類の平和のために戦う決意をした。

木田と夢野は子供たちに夢のある発明をすると誓った仲だった。だが研究中にパワーガンを開発してしまい、捨てるにはもったいないと考えるようになった。研究には資金が必要だからだ。説得する夢野から逃げ出した木田はクモシンカに襲われたが、追い掛けてきた北斗たちに助けられた。一方、木田がその時に手放したパワーガンが入ったケースはワタルたちが持ち去った。パワーガンを巡る熾烈な争奪戦が始まった。

屋台的映画館

男はつらいよ 柴又より愛をこめて

  • posted at:2021-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
おとこはつらいよしばまたよりあいをこめて
松竹
配給:松竹
製作年:1985年
公開日:1985年12月28日 併映「祝辞」
監督:山田洋次
製作:島津清 中川滋弘
企画:小林俊一
原作:山田洋次
脚本:山田洋次 朝間義隆
撮影:高羽哲夫
美術:出川三男
音楽:山本直純
録音:鈴木功
調音:松本隆司
照明:青木好文
編集:石井巌
スチール:長谷川宗平
監督助手:五十嵐敬司
装置:小島勝男
装飾:町田武
衣裳:松竹衣裳
美粧:宮沢兼子
現像:東京現像所
進行:玉生久宗
製作主任:峰順一
主題歌:「男はつらいよ」渥美清
撮影機材:パナビジョン
協力:柴又 神明会 式根島観光協会 東海汽船
出演:渥美清 倍賞千恵子 下條正巳 三崎千恵子 前田吟
シネマスコープ カラー 106分

以前から結婚生活に不満を抱いていた桂あけみがひと月程前に家出した。父親の梅太郎は思い悩んだ末に朝のテレビ番組の尋ね人のコーナーに出演し、涙ながらに帰ってこいと訴えた。梅太郎が生放送の番組に出ることは柴又中に知れ渡っていたが、泣き崩れるその大袈裟な様子に皆あきれ返った。だが只一人あけみだけは心打たれたのだった。伊豆・下田の旅館に泊まる彼女はとらやに電話を掛けてさくらに無事であることを伝えたが、寅次郎がまだ帰ってきていないこと知ると残念がった。彼女にとって寅次郎だけが理解者なのだ。あけみはそれ以上話さずに電話を切った。

あけみが下田にいることを知って梅太郎はカンカンだった。どうやって連れ戻そうかととらやで思案していると、そこに寅次郎が現れた。するとさくらは興奮する梅太郎を無視してこれまでに起きたことを丁寧に説明した。あけみが自分を必要としていることを知った寅次郎はわかったと答え、返す刀で下田に向かった。家出した女が金を稼ぐには水商売が手っ取り早い。そこで昔世話をした渡世人の長八を頼ると、あけみはあっさりと見つかった。港でボンヤリしている姿を見つけた寅次郎が声を掛けると、あけみはうれしさのあまり飛びついたのだった。その夜、博たちが家に帰ろうとしていたところに寅次郎から電話が掛かってきた。連れ戻しにきたことがわかるとあけみは頑なに拒否した。何か深い事情があるのではないかと考えた彼は同じ旅館に泊まって話を聞くことにしたのだが、疲れが出たのかあけみは夕食時に眠ってしまったのだ。博からそのことを聞いたさくらは早速、梅太郎に報告した。

翌朝、寅次郎とあけみは海岸にいた。彼女は聞いてもらいたいことが山ほどあったのだが眠ってしまい、目覚めたときには寅次郎は長八のところへ出掛けた後だった。改めて聞いてもらおうと話し掛けると、寅次郎は夫婦ゲンカの愚痴なんていくら聞いても面白くないと茶化した。あけみは夫・慎吾との愛について思い悩んでいたが、どうしても答えを導き出すことが出来なかった。時が解決すると考えた寅次郎は、お前次第で帰りたいならそれも良し、旅を続けるならずっと一緒に行くと言った。するとあけみは目の前に見える島に行きたいと指差した。そこは伊豆諸島の一つの式根島だった。寅次郎は行ってやろうじゃないのと梅太郎から預かった財布を見せた。

屋台的映画館

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