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希望の国

  • posted at:2018-06-19
  • written by:砂月(すなつき)
きぼうのくに
「希望の国」製作委員会(キングレコード=鈍牛倶楽部=ビターズ・エンド=RIKIプロジェクト=グランマーブル=ピクチャーズデプト=マーブルフィルム)
配給:ビターズ・エンド
製作年:2012年
公開日:2012年10月20日
監督:園子温
製作:大月俊倫 富田敏家 永井拓郎 山本正典
プロデューサー:定井勇二 國實瑞恵 Yuko Shiomaki
共同プロデューサー:Adam Torel James Liu
ラインプロデューサー:鈴木剛
原作:園子温
脚本:園子温
撮影:御木茂則
照明:松隈信一
美術:松塚隆史
装飾:石毛朗
録音:小宮元
整音:深田晃
音響効果:齋藤昌和
編集:伊藤潤一
助監督:吉田聡
制作担当:竹岡実
VFXディレクター:馬場革
スクリプター:貞木優子
キャスティング:杉山麻衣
共同制作:Third Window Films Joint Entertainment International
制作プロダクション:ビターズ・エンド
出演:夏八木勲 大谷直子 村上淳 神楽坂恵 清水優
アメリカンビスタ カラー 133分

長島県大葉町で酪農業を営む小野泰彦は認知症気味の妻・智恵子、息子の洋一とその妻のいずみと平凡ながらも満ち足りた生活を送っている。ある日、長島県の東方沖でかつての東日本大震災を思い起こさせる程の地震が発生し、泰彦はまず家族が無事であることを確認した。次に彼は酒屋を営む友人の松崎に電話を掛けたが、いくら待っても繋がらなかった。町からの退避命令が出るはずだと泰彦が外に出ると、農業を営む向かいの鈴木健の息子・ミツルとヨーコがバイクで帰ってきてお互いが無事であることを確認すると、健とその妻のめい子にそのことを報告した。泰彦が退避命令を気にしている理由は、この大葉町には原子力発電所があるからだった。地震が発生したのは午後4時5分頃で、規模はマグニチュード8.3と推定された。県内では大規模な停電が発生し沿岸部では大津波警報が出されていた。ラジオからは新しい情報が次々と流れている中、泰彦が物置から引っ張り出したのはチェルノブイリ事故のときに心配で買ったガイガーカウンターだった。原発事故のことが頭から離れない彼にとってお守りのような物だ。情報無線が停電で役に立たないことと、情報統制を敷いた場合の政府を当てにしていないからだ。まだ暖房が必要な時期であることから泰彦は早めに就寝するために寝床確保の片づけを家族に命じた。

翌早朝、泰彦は町内を巡回する広報車の音声で目覚めた。それは長島第一原発から半径20キロ圏内の住民に対する避難命令だった。彼が外へ出るとサイレンをけたたましく鳴らしたパトカーなどの緊急車両が到着し、敷地に規制線を張った。彼らが放射能防護服を着ていたことで原発がやられたのかと泰彦は質問したが、警官は詳しいことはわからないの一点張りだった。やがて準備が整うと警官は警戒区域の住民に対して避難を命じたが、小野家は規制線の外側にあった。いずみはその基準に疑問を持ち抗議を行ったが受け入れられなかった。一方、健たちも我が家から強制的に離れなければならないことに対し抗議を行ったが受け入れられなかった。そういったやり取りや警察官による作業の様子を泰彦は静かに見ていた。

避難所へ向かうバスに乗った健たちは二、三日したら家に戻れると説明を受けたが、それが無理なことは東日本大震災の報道で知っていた。やがて何があっても帰ると一人が言い出すと同乗する自衛隊員に不信感を抱いていた者たちが騒ぎ始めたのだ。するとミツルが立ち上がり、生きているのだから何とかなると一喝して治めたのだった。その頃、辺りが静かになった小野家では話し合いが行われていた。洋一といずみにここから出て行くべきだと泰彦が促すと、これが今生の別れとなるかもしれないと感じた洋一はせめて明日の朝まで居させて欲しいと涙ながらに頼み込んだ。

屋台的映画館
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ハイハイ3人娘

  • posted at:2018-06-16
  • written by:砂月(すなつき)
はいはいさんにんむすめ
宝塚映画
配給:東宝
製作年:1963年
公開日:1963年1月29日 併映「六本木の夜 愛して愛して」
監督:佐伯幸三
制作:杉原貞雄
原作:川上宗薫
脚本:井手俊郎
撮影:梁井潤
美術:小島基司
録音:鴛海晄次
照明:下村一夫
助監督:竹前重吉
編集:庵原周一
現像:東洋現像所
制作担当者:安恵重喜
ショウ構成:渡辺晋 平岡精二
音楽:平岡精二
振付:ラウル・アペル
出演:中尾ミエ 園まり 伊東ゆかり 長沢純 手塚しげお
シネマスコープ カラー 83分

間宮今日子、天野千恵子、江藤悠子は高校二年生で音楽部の仲良し三人組。間宮医院院長の甲太郎を兄に持つ今日子は、義姉の房江、姉の早苗、弟の雅義と騒がしく暮らしている。天野楽器店の店主で新婚の兄・清一郎と同居する千恵子は、妻・静代との仲にあてられていた。教頭のもとで厳しく育てられたが何故か天真爛漫な性格になった悠子は悩める二人の相談役を務めていた。そんな三人の頭の中は翌日行われる英語の試験のことよりも後日行われる学園祭のことでいっぱいだった。ある日の夕方、間宮家の電話のベルが六時キッカリに鳴った。今日子が受話器を取ると、電話口の向こうから「僕、あなたが大好きです。キスしたいくらい好きです」という男の声が聞こえた。突然の告白に驚いた今日子は思わず受話器を置いた。連日掛かる電話にどうするべきかと二人に相談することにしたのだが、千恵子は相手がハンサムだったらもったいないと警察への通報を控えるべきだと主張した。すると悠子もその意見に乗っかり、私のところへも掛かってこないかしらと言った。誘拐されるかもしれないという今日子の不安などお構いなし。千恵子たちは、そうなれば新聞にも載るし有名になるからいいじゃないと楽観的だった。一昨日掛かった二回目の電話では「僕はあなたが好きです。すごく好きです。キスしたいくらい好きです」。昨日も同じ時間に掛かってきた。思い切ってあなたは誰かと尋ねると、ばれるのが怖くて水原弘の声色を使っていると答えた。そこで同じ楓高校の生徒ではないかと尋ねるとあまり深く聞かないでくださいと言った。電話の主が校内にいる可能性が高くなったことで今日子たちは犯人を捜し出すことに決めた。

犯人の特徴は物まねが上手で低音ボイスの持ち主。更に電話の向こうでフットボールを蹴るような音が聞こえたことを今日子が思い出したことから物まね上手なラグビー部の浦太一をリストアップした。だがタイプじゃないからもしそうだったら幻滅だなと彼女は言った。次にリストアップしたのは動物の鳴き声が得意な内村満春だった。そして次に目をつけたのは一年生で雅義の友人の岡本和雄だった。放課後に彼を校庭に呼び出すと三人でゾウの物まねを聞いたが、和雄の姿が見えなくなると今日子はあんな子供に胸を焦がすなんてエレガントじゃないと毒づいた。帰宅中の今日子たちに奢るからボウリングに行かないかと声を掛けてきたのは折口敬治だった。喜んでボウリング場に向かった三人だったが、今日子はそこであることに気づいた。電話のバックノイズがこの場所の音だったことに気づいたのだ。折口も怪しいと考えた今日子たちは今度の日曜日に音楽部の親睦会を行い、リストアップした二年生を招待してその中から犯人を見つける計画を立てた。

屋台的映画館

嗚呼!!花の応援団 役者やのォー

  • posted at:2018-06-12
  • written by:砂月(すなつき)
ああはなのおうえんだんやくしゃやのぉー
日活
配給:日活
製作年:1976年
公開日:1976年12月25日 併映「サチコの幸」
監督:曽根中生
プロデューサー:三浦朗
原作:どおくまんプロ
脚本:田中陽造
撮影:山崎善弘
照明:松下文雄
録音:橋本文雄
美術:柳生一夫
編集:鍋島惇
助監督:山口友三
色彩計測:鈴木耕一
現像:東洋現像所
製作担当者:天野勝正
音楽:コスモスファクトリー
主題歌:「嗚呼花の応援団」異邦人
・・・:「南河内大学節」異邦人
挿入歌:「夕陽と団旗」異邦人
協力:テレス紳士服株式会社 株式会社市川工務店 篝火荘
撮影協力:高瀬道場
南河大応援技術指導:日本大学応援団
技斗:高瀬将敏
振付(ロック座):斉藤智恵子
出演:井上治之 宮下順子 香田修 深見博 片桐夕子
アメリカンビスタ カラー 105分

南河内大学一回生の富山一美や北口良一が応援団員として板につき始めた頃、一人の学生が入団を希望した。その変わり者は応援団に入れば金がガバガバ入ってくるし、授業に出なくても単位はくれるし、おまけに女は抱き放題という根も葉もない噂を聞きつけた少し足りない河内八郎太だった。副団長の下村から面倒を見るように言われた富山たちは一回生としての心得を教え込もうとしたが何処吹く風。幹部室から出てきた下村がタバコを差し出しても無視をした。頭にきた彼は副団長の小川が止めるのも聞かずに八郎太を殴り倒したが、実は暴力団関西悪心会会長・河内一郎の孫だったことがわかり態度を翻したのだ。団長の木村やリーダー長の柏原も一緒になってご機嫌を取ったことで何とか治まったが、八郎太はその代わりに何でもするという幹部四人に犬になれと命じたのだった。そこに親衛隊隊長の青田赤道がやってきたことで八郎太は彼にも犬になるよう命じた。すると事情を知らない青田は狂犬となって八郎太に噛みついたのだった。俺たちは知らないと木村たちが幹部室へ逃げ込む中、南河大に黒塗りの車が列を成してやってきた。逃げ帰った八郎太が一郎たちを引き連れて戻ってきたのだ。富山と北口の心配をよそに青田は正面から出て行き話をつけることにした。青田がコテンパンにやられることを期待していた木村たちだったが予想は外れ、一郎は迷惑を掛けたと頭を下げるとお詫びの気持ちとして金を差し出した。それを鷲掴みにした青田は微動だにせずに車を見送ったが、やがて見えなくなると気が抜けて倒れ「非常に怖かったのネンノネン」とつぶやいた。その夜、彼は富山と北口を引き連れて飲み屋を梯子した。

ある日、団員全員が部室に集められた。富山と北口は幹部連中がご機嫌なことで嫌な予感がしていたがそれが的中した。応援団恒例の秋合宿が始まるというのだ。手渡された封筒には主意書が入っており、費用は交通費や宿泊費等々で10万円と書いてあった。その破格な金額をめぐって部室で騒動が起きる中、一本の電話が掛かった。それはOBの薬痴寺からだった。かつて「しごきの鬼」と呼ばれた先輩が急遽視察にくることになったことで木村たちは慌てて集団練習の支度をした。薬痴寺は真剣に打ち込む団員たちの様子にご満悦だったが、腹痛で見学中だという前田等に近づくと「役者やのォー」と気合を入れた。その夜、屋台で一杯引っ掛けた薬痴寺が心斎橋筋商店街付近をフラフラと歩いていると、三人のホステスをはべらせた青田を見かけた。そこで彼は一人分けて欲しいと言い寄ったのだが川へ投げ込まれたのだった。翌日、青田が部室に顔を出すと幹部たちとともに薬痴寺が入ってきた。昨夜の学生が青田であることがわかると、薬痴寺は復讐のために彼をグラウンドに呼び出し制裁を加えることにした。

屋台的映画館

くの一忍法 観音開き

  • posted at:2018-06-08
  • written by:砂月(すなつき)
くのいちにんぽうかんのんびらき
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年2月14日 併映「玉割り人ゆき 西の廓夕月楼」「愉快な極道」
監督:皆川隆之
企画:佐藤雅夫 今川行雄
脚本:松本功 志村正浩
撮影:塚越堅二
照明:井上孝二
録音:格畑学
美術:園田一佳
音楽:津島利章
編集:玉木濬夫
助監督:俵坂昭康
記録:梅津泰子
装置:稲田源兵衛
装飾:白石義明
美粧:長友初生
結髪:白鳥里子
スチール:木村武司
演技事務:西秋節生
衣裳:豊中健
擬斗:菅原俊夫
進行主任:伊藤彰将
出演:橘麻紀 衣笠恵子 堀めぐみ 汐路章 成瀬正
シネマスコープ カラー 66分

元和八年、碓氷峠で信州上田真田藩の一行が何者かに襲われ、江戸城本丸修築のために差し出すはずだった御用金三万両が奪われた。それが上州一帯に暗躍する山賤ではないかと疑う伊賀組頭領服部半蔵だったが、既に潜入している手の者からの報告が途絶えたことで知る術を失っていた。そこで半蔵は虚無僧姿の三人を呼び寄せると至急彼らと連絡を取るよう命じた。落ち合う場所になっている上州高崎の寺に向かう三人だったが、その道中で謎の集団に襲われた。深編笠を取った姿、それはお妖、お炎、お乱のくの一忍者だった。お妖たちは何とか危機を回避して目的の寺にたどり着いたが、そこら中の木に忍者の死体が逆さ吊りにされていた。そしてそのうちの一体を見たお乱は思わず泣き崩れた。右目を潰されたその伊賀者は彼女の兄だったのだ。三人は結束を固め復讐を誓った。

伊賀者を惨殺した寺で襲われたということは三人がその場所に来ることを一味が知っていたに違いない。そう考えたお乱は内情を探るために、高崎城下の廓に女郎として忍び入った。そして唯一覚えていた顔に痣がある男に近づくと色仕掛けで迫ったのだ。そして罠に掛かったと見るや隠し持っていた観音像を取り出し「伊賀忍法かまきり観音」で相手の一物を締め付けたのだった。お乱は御用金の在り処を聞き出そうとしたが、頑として口を割ろうとはしなかったため更に締め上げると狂七は匕首を取り出し彼女を殺そうとしたのだ。ところが死んでも体が一生くっついたままになると言われると苦渋の決断をし、一物を匕首で斬ると障子を突き破って逃げた。それを待ち伏せていたお妖が追い掛けたが、狂七は何者かによって殺された。

狂七が死んだことで手掛かりを失ったお妖たちは尼寺に身を隠すことにした。ある日、山伏が訪ねてきたためお乱が相手をすると山伏は禅問答を仕掛けてきた。その様子を見ていたお妖は山伏が只者ではないことを見抜いたのだった。男は風響之介と名乗り、幕府の犬であるお前たちに三万両は渡さないと言った。それを聞いたお妖は彼に勝負を挑んだのだった。懐から観音像を取り出したお妖は「伊賀忍法招き観音」で裸体の幻覚を見せて相手を惑わせたが、響之介は術を破った。彼は戦うのを止め、真田の三万両を奪った鍬形一族はお前たちが手に負える相手ではないと告げると去って行った。その頃、お炎とお乱は腹痛を訴える旅の娘を尼寺に連れ帰った。お炎は苦しみに悶える娘の太股に咲いた薔薇の刺青に見惚れたが、それは鍬形の幻術だった。くの一の葉月は「鍬形殺法薔薇の刃」で自由を失ったお炎を仕留めようとしたが、戻ってきたお乱によって阻止された。お乱は三万両を奪ったのが鍬形一族であることを二人に話し、葉月から鍬形一族の拠点も聞き出すと「伊賀忍法うつし絵観音」でそっくりの姿に成り済ました。

屋台的映画館

野良猫ロック 暴走集団’71

  • posted at:2018-06-03
  • written by:砂月(すなつき)
のらねころっくぼうそうしゅうだんななじゅういち
日活=ホリ企画制作
配給:ダイニチ映配
製作年:1971年
公開日:1971年1月3日 併映「新・ハレンチ学園」
監督:藤田敏八
制作:笹井英男 岩澤道夫 真下武雄
企画:佐々木志郎
脚本:永原秀一 浅井達也
撮影:萩原憲治
照明:大西美津男
録音:杉崎喬
美術:千葉和彦
編集:丹治睦夫
音楽:玉木宏樹
助監督:岡田裕
色彩計測:前田米造
現像:東洋現像所
製作担当:坂田則正
技斗:田畑善彦
出演:梶芽衣子 藤竜也 原田芳雄 地井武男 司美智子
アメリカンビスタ カラー 87分

新宿の公園などの空き地を使ってテントに寝泊まりする奇妙な若者集団。ピラニアをリーダーとする彼らは気ままに移動しながら自由を求めて生きていた。ある早朝、皆が寝ている隙に抜け出した隆明と振り子がじゃれ合っているとミリタリールックに身を包んだバイクの集団が取り囲んだ。彼らは黒い親衛隊ブラックSSという5人組で、隆明の父・荒木義太郎が家出をした息子を取り戻すために派遣したのだ。隆明はSSの一人・ヘスを刺殺したが抵抗も虚しく連れて行かれた。そして総統に腹を殴られて気絶した振り子は隆明が持っていたナイフを握らされた。二人が突然姿を消したことを心配したレモンたちが駆けつけると振り子は呆然とヘスを眺め、やがて悔しさをぶつけるように死体を滅多刺しにし始めたことから彼女らは必死に止めた。二ヶ月後、関東女子教護院に収監された振り子はそこで知り合ったアヤの手引きでともに脱走した。そして街に出ると人気のない通りで待ち伏せして学生を引き込み服を奪ったのだった。隆明を取り返しに行くことに決めていた振り子はアヤにピラニアのところへ行くように言った。

新宿センター建設予定地に居を構えていたピラニアたちは資金を稼ぐために週刊誌の取材に応じたが、ギャラ交渉で決裂し一方的に破棄した。そこにやってきたアヤがマッポにそのことを話すと、彼は振り子に課せられた危機的状況を黙って見過ごすか否かの意見を聞いた。彼女が勝手過ぎるという意見が飛び出す中、口を挟んだのはアヤだった。ヘスを刺したのは隆明だったと。するとユメは振り子が握っていたナイフが隆明の物だったことを思い出したのだ。行ってやろうよという女性陣の提案を、ピラニアは男の問題として今夜考えようと言った。夕食後、街をぶらついているとネクロが突然道路の工事現場へフラフラと歩いて行き、借りた削岩機の持ち手を股間に当てた。やがて彼は昇天したが、心臓が止まり本当に昇天してしまった。悲しみに暮れるバスの中でマッポはこの街から出て行こうかとつぶやいた。それが決心のきっかけとなった。

翌朝、ピラニアたちは自転車で隆明の生まれ故郷である来海町に向かった。その頃、荒木邸では町長の義太郎が職務に専念出来るよう、父の経営する各種事業の跡継ぎに専念する隆明の襲名披露が行われていた。一方、振り子も既にこの町に入っていた。彼女の目撃情報は義太郎にも伝わっており、振り子の口から隆明が人を殺したことが漏れれば、近日に迫っている町長選に影響が出ることは間違いなかった。そこで秘書の深沢は弟の総統に彼女の口を封じるように命じた。

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