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ブルーバ

  • posted at:2026-02-21
  • written by:砂月(すなつき)
ぶるーば
大映(東京撮影所)
配給:大映
製作年:1955年
公開日:1955年10月25日 併映「幻の馬」「グーフィの健康法」
監督:鈴木重吉
製作:永田秀雅
企画:久保寺生郎
原作:南洋一郎
脚本:小國英雄
撮影:高橋通夫 板橋重夫
オペレーター:ペリー・ヘンナーマン
録音:米津次男
照明:山口信經 トム・パウエル
美術:佐藤忠夫 エドワード・ステファンソン
装置:大塚武雄
装飾:佐渡栄吉
小道具:薫森秀夫
工作:田村誠
移動:小野秀吉 ビル・トーマス
園芸:高花重孝
電飾:金谷三郎
技髪:牧野正雄
結髪:岩堀郁代
衣裳:東郷次夫 アルバート・デンド
音響効果:花岡勝次郎
スチール:板垣公章
俳優事務:中山照子 ビル・メイベリー
記録:立花慎子
撮影助手:石川信司 ジャック・ウエンデル
録音助手:野尻次郎
照明助手:田熊源太郎 レイ・ムーア
進行係:白川武夫
特殊撮影:築地米三郎
音楽:伊福部昭
助監督:中村大佑 フランク・マティソン
編集:鈴木東陽
製作主任:熊田朝男
プロダクションマネージャー:アウガスト・シュローダー
出演:浜口喜博 八潮悠子 見明凡太郎 丸山修 南弘二
スタンダード モノクロ 88分

アフリカへ渡った薬学博士の志賀とその妻がケニアで消息を絶った。それから二十年後、彼の友人である渡部清一郎博士は娘の礼子と義兄で昆虫学者の山田健吉を連れてケニアに向かった。三人を出迎えたのはアニマルマーチャントの島村時男で、彼は依頼された動物をジャングルで捕獲し動物園などに売却する仕事を請け負っていた。

志賀はアフリカの奥地に住む長生きの老人に興味を持ち研究をしていたが、文献に特殊な薬草を用いているということが書かれてあったことから妻を助手にして薬草探しにやってきたのだ。彼女と亡くなった渡部の妻は幼友達であり、山田はその兄だった。渡部は度々志賀から手紙をもらっていたが、消印がケニアだったことからここに来れば何か手掛かりが掴めるのではないかと思ったのだ。そこで写真を手渡すと島村は当時のことを思い出し、確かに一晩うちに泊まったと証言した。当時、島村の息子の時男が原因不明の熱を出して大騒ぎをしていたが、志賀が薬を使って治したのでその時のことを鮮明に覚えていたのだ。その後、志賀はウガンダ中南部のエンテベに向かったらしいが、現地へ行くには困難を極めるため時男が案内役となってマサイ集落から調べることになった。だが酋長から話を聞くと夫妻はそこで亡くなったことがわかった。湖のほとりで壊されているのが見つかったテントの傍にはライオンの足跡があり、赤ん坊を抱いていたから襲われたのだろうと酋長は言った。

時男は志賀たちの死が決定的になったにも拘わらず渡部が捜索を中止しないことに疑問を感じていた。その夜、手紙の中に何が書かれているのかと詰め寄ると、渡部は黙ってその手紙を渡した。一通り読んだ時男はこれで目的がはっきりしたと上機嫌になり、旅の成功を祈りましょうと乾杯した。彼は一行が見たというダイヤモンドで光る山を自分の目で確かめたいと思ったのだ。

屋台的映画館
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卍舞2 妖艶三女濡れ絵巻

  • posted at:2026-02-17
  • written by:砂月(すなつき)
まんじまいつーようえんさんじょぬれえまき
ファニーエンジェル
配給:東映ビデオ
製作年:1994年
公開日:1994年11月12日
監督:小笠原佳文
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司 西村維樹
脚本:井上誠吾
撮影:宮島正弘
照明:中岡源権
美術:有田裕美
録音:生水俊行
編集:谷口登司夫
整音:林基継
スクリプター:谷慶子
装飾:福井啓三
殺陣:宇仁貫三
助監督:山下智彦
音楽プロデューサー:藤本久美子
俳優担当:岡原伸行
製作担当:佐々木治
企画:ファニーエンジェル
製作協力:映像京都
出演:武田久美子 三原じゅん子 三ツ木清隆 谷崎弘一 中井信之
アメリカンビスタ カラー 84分

武家の娘だったお絹は旗本の黒岩によって許婚を殺された。復讐の鬼と化した彼女はお蝶と名を変え丹前風呂で湯女として働き情報を収集してその時を待った。そしてついに本懐を遂げると姿を消したが、お尋ね者となったお蝶の首には五十両の賞金が懸けられたのだ。旅先では待ち受ける七人組の賞金稼ぎに襲われたが、しなやかな動きで次々と斬り倒した。その様子を陰で見ていた虎松は彼女に惚れ込み、姐御と慕って勝手についてきたのだった。

お蝶は旅の途中で夜盗に追われる家族と遭遇した。相手の人数が多いため、幼いおさきを救い出すことは出来たが両親を守れなかった。何処から来たのかと尋ねてもおさきはただ山の方を指差すばかり。そこでお蝶は彼女の手を引いて峠を越えることにした。やがて里に着くがそこの住民は皆お蝶の姿を見るなり家の中へ隠れた。だがそんな中、暖簾を出す居酒屋が一軒だけあった。女将のおゆうはおさきを見るなり家族が里を抜け出せなかったことを悟った。

おゆうの居酒屋には既に六人の用心棒がいた。だが女子供でも容赦なく殺す夜盗に立ち向かうにはまだ不十分だと考えていた彼女はお蝶に力を貸して欲しいと頭を下げたのだった。また二度とおさきのような子供たちを出してはいけないと考えていたお蝶も何かの縁だと思い力を貸すことにした。おゆうの屋敷の離れには彼女が先客と称する新八とその妻の志保が住んでいた。室戸藩の役人だった新八は藩の金を使い込んだ濡れ衣を着せられ居場所を失った。病弱なため仕官も叶わず志保を楽にさせるために賭場に通ったが、名主の庄左衛門にによって多額の借金を抱えたのだった。庄左衛門は志保を屋敷に呼びつけ茶の相手をさせていたが、その目的は体だった。

ある夜、平太の家を夜盗が襲い、父親が惨殺され姉のみつえが連れ去られた。悲鳴を聞きお蝶は急いで駆け付けるが、馬の世話で家を離れていた平太は彼女を犯人だと疑った。彼は道端に立てられたお蝶の人相書を見ていたからだ。

屋台的映画館

お笑い三人組

  • posted at:2026-02-14
  • written by:砂月(すなつき)
おわらいさんにんぐみ
日活
配給:日活
製作年:1958年
公開日:1958年6月10日 併映「四季の愛欲」
企画:水の江滝子
監督:吉村廉
原案:名和青朗
脚本:鈴木三千夫
撮影:峰重義
照明:三尾三郎
録音:古山恒夫
美術:西玄一郎
音楽:土橋啓二
編集:中村正
助監督:齋藤和三郎
製作主任:栗橋正敏
出演:江戸屋猫八 一龍齋貞鳳 三遊亭小金馬 稲垣美穂子 天路圭子
スタンダード モノクロ 52分

あまから横丁で有名なお人よし三人組(パン屋の六さん、保険外交員の良夫さん、酒屋の金ちゃん)はある日、警察署の遺失物係に呼び出された。何事かと思い恐る恐る出頭すると係官は君たちに渡すものがあると言った。彼が連れて来たのは六歳くらいの薄汚い少年だった。少年が持っていた手紙には、言うに言われぬ仔細あって一時的に身を隠さねばならなくなったため、大財閥の御曹司である伊部紋太をひと月程人情あふれる篤志家と噂に聞く三人組預かって欲しいと書いてあった。三人は当初断ろうと思っていたが、いずれ十二分のお礼を差し上げるという追記に惹かれたことと、手紙の主が伊部家の執事だったことから文面を信用して引き取ることにした。

三人組はまず油を売るときに立ち寄るほがらか軒に行き、紋太を預かる順番を決めることにした。そしてじゃんけんの結果、良夫さんが最初に預かることに決まり、早速紋太をアパートに連れ帰った。翌日、良夫さんは保険の契約書類を持ってマサ美容室を訪れた。その際、紋太に留守番をさせるわけにはいかないので一緒に連れて来たのだ。紋太の調子のいい言葉にマダムはメロメロになり大口契約はまとまるかと思われた。ところがちょっと目を離した隙に紋太がいたずらを仕出かし美容室は大混乱。契約は破棄され良夫さんは店から追い出されたのだった。紋太を次の日まで預かる約束だったが、もう面倒なことに巻き込まれたくない良夫さんはニコニコ堂へ行き前倒しで六さんに彼を譲った。

紋太を預かれることがうれしい六さんは店の主人に彼を紹介した。そしてパンを焼いている間に子供の扱い方を参考書で勉強することにしたのだが、しばらくすると頭にたんこぶが出来た子供を連れた母親が怒鳴り込んで来た。話を聞くとどうやら紋太に殴られたのだという。その母親がお得意様だとわかった主人が勘弁してもらおう売り物のパンを渡すと、そんなことをしてもらわなくてもいいのにと言って帰って行った。紋太は主人の長男の一郎が公園に連れて行ったのだ。体の大きい相手とケンカして紋太が勝ったことを喜んでいると、早川組の職人が子供を連れてやってきた。六さんが勘弁してくださいとパンを渡すと帰って行ったが、今度は同じ子供を連れた母親がやってきた。もうここのパンを絶対に買わないように触れ回るというので勘弁してくださいとパンを渡すと帰って行ったが、今度は同じ子供を連れたヤクザ風の兄がやってきたのだった。主人はこのままだとうちは破産だと嘆き、あの子を何処かへ預けてもらわなければ困ると六さんに言った。

屋台的映画館

きんぴら

  • posted at:2026-02-10
  • written by:砂月(すなつき)
きんぴら
東映
配給:東映
製作年:1990年
公開日:1990年12月22日 併映「ゴールドラッシュ」
監督:一倉治雄
企画:岡田裕介 黒澤満
プロデューサー:小島吉弘 服部紹男
脚本:丸山昇一
撮影:柳島克己
美術:小澤秀高
照明:長田達也
録音:林鑛一
編集:西東清明
助監督:大津是
キャスティング:飯塚滋
記録:桑原みどり
撮影(B班):浜田毅
進行主任:望月政雄
音楽:大谷和夫
音楽監督:鈴木清司
音楽プロデューサー:高桑忠男
擬斗:國井正廣
刺青:栩野幸知
カースタント:TA・KA
現像:東映化学
製作協力:セントラル・アーツ
出演:大竹しのぶ 仲村トオル 鈴木早智子 綿引勝彦 香川照之
アメリカンビスタ カラー 95分

東京の一角では金曜日の夜8時頃になると決まってテレビが電波ジャックされた。視聴者にとってそれは迷惑な話だが、逆にそれを面白がる者たちもいた。手作り感満載の1分程度の海賊放送(金曜日のぴらにあ=きんぴら)は何が飛び出すかわからないまるでびっくり箱のような物であることから若者たちに絶大な人気があった。そんな彼らの穴場となっていたのはテレビディスプレイを店内に複数配置するマシューズバーという店だった。8時少し前に店内の音楽が切り替わると、関係者入口の扉から現れるのはマシューこと経営者の間舟(はざま・ふね)だった。舟が司会者として客を煽っていると、1分遅れできんぴらが始まった。カーチェイスでスタートしたのは意外な展開を見せる吉野屋葬儀社のCMだった。

事故で死んだ幽霊がダンスしている頃、違法電波の発信源の特定に勤しんでいたのは警視庁違法電波取締官たちだった。ついにその拠点が工場跡地だと突き止めたものの到着した時には跡形もなかった。その責任を負わされたのは無能のレッテルを貼られた午忘零児だった。ヤケ酒を飲んだ後、憂さ晴らしにアクション映画を観た午忘は興奮冷めやらぬままマシューズバーに立ち寄った。閉店の時間を過ぎていたため店員の松本千代は断ろうとするが、商魂たくましい舟はそんな客からふんだくってやろうと企んだのだった。カッコつけた午忘が生卵入りのビールを飲み干すと、彼女は1万円を置いて出て行けと言った。頭にきた午忘が閉店時間だとしても何故少しばかり待てないんだと文句を言うと、男はどうして勝手なのかと舟も反論した。結局、口ゲンカで負けた午忘は言われた通りに金を払って店を出た。

きんぴらが流すのは企業から依頼されたものではなく彼らが勝手に作ったCMだった。なので何も知らない吉野卓矢社長はその反響に驚くばかりだった。翌日、ご機嫌な吉野は会員制ホテルへ向かうが、午忘はきんぴらの一味と合流するのではないかと考え車を追った。地下駐車場で様子を窺っていると、吉野と入れ替わるように出てきたのは舟だった。赤いバッグの中には謝礼金が入っていると睨んだ午忘は彼女が離れている間に車を調べようとするがまんまと罠にはまったのだ。仕方なく正体を明かした彼が手柄を立てたかったと正直に言うと、舟は店に連れて行き酒を思い存分飲ませた。午忘は泥酔して寝込んだが、その様子は次のCMに使われていた。

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柘榴館

  • posted at:2026-02-06
  • written by:砂月(すなつき)
ざくろやかた
ケイエスエス
配給:ケイエスエス
製作年:1997年
公開日:1997年8月23日
監督:伊藤秀裕
製作:須崎一夫
企画:内田ゆき
プロデューサー:川崎隆 霜村裕
原作:山崎洋子
脚本:井上正子 伊藤秀裕
撮影:安藤庄平
照明:清水達巳
美術:稲垣尚夫
録音:土屋和之
整音:小峰信雄
編集:島村泰司
スクリプター:石川和枝
助監督:橋本匡弘
制作担当:山本英之
音楽:アトリエ・シーラ
制作協力:エクセレントフィルム
出演:清水美砂 朱門みず穂 松岡俊介 樋口かおる 村松恭子
アメリカンビスタ カラー 107分

介護福祉士の資格を持つ森岡沙季は人里離れた場所にある洋館にやってきた。この屋敷に住む高齢の立花久代の面倒を見ることになるかもしれないからだ。出迎えた娘の香織は履歴書と白川氏からの紹介状を確認し軽い面接を行ってから本人と会わせることにした。二階の自室に籠る久代に沙季は挨拶をするが、彼女は一瞥しただけで何も答えなかった。沙季が紹介された部屋は同じ階にあり、掃除や食事の支度は家政婦の田所が行うことになっているから母の介護に専念すればいいと言われた。24時間勤務だが久代はいつもベッドにいるため、暇な時間はこの部屋で自由に過ごしていいという。休みは日曜日と祭日。沙季はその条件をのむことにした。立花家には香織、久代、田所の他に希和の夫・隆二と息子の煉、そして娘の希和が住んでいた。沙季は準備の都合もあることから翌週からの勤務をお願いした。

介護初日、沙季は常に言葉を掛けることを心掛けていたが、気難しい久代は相手にしなかった。そこで気を利かせて空気の入れ替えのために窓を開けたところ、久代は突然「窓を閉めて頂戴!」と叫びながら苦しみ始めたのだった。そこに高校から帰ってきた希和が部屋に入ってくると久代の様子がおかしいことに気づいた。沙季が私のせいかもしれないと説明を始めると、希和はお婆様が汚れていると信じているから外の空気がお嫌いなのよと言った。繊細でチャーミング、そして信じられないくらい情熱家だという久代のことが大好きでたまらない希和はキスをして慰めたが、沙季はその様子に唖然とした。

久代の食事は田所がカロリー計算をして作っているがほとんど手をつけることはなかった。そこで試しに翌日の朝食を沙季が作ってみたところ、今までにないような食欲を見せたのだった。食器を下げると食堂には隆二がいた。彼は立花病院の院長を務めているが、養子であるが故に居場所がないと感じていた。久代は二年程前から車椅子生活を送るようになったが、それまでは週に二日病院に通っており優秀な内科医と患者から慕われていた。立花家は代々医者を受け継いでおり、どんなことがあっても医者の血を絶やしてはならないというのがこの家の掟だった。煉が芸大で彫刻の勉強をしているため、希和が医大に進むことになっていた。

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