忍者ブログ

コント55号水前寺清子の大勝負

  • posted at:2018-05-30
  • written by:砂月(すなつき)
こんとごじゅうごごうすいぜんじきよこのだいしょうぶ
松竹
配給:松竹
製作年:1970年
公開日:1970年12月30日 併映「誰かさんと誰かさんが全員集合!!」
監督:野村芳太郎
制作:杉崎重美 浅井良二
脚本:野村芳太郎 砂山圭介 山根成之
撮影:川又昻
美術:重田重盛 佐藤之俊
音楽:八木正生
照明:三浦礼
録音:栗田周十郎
調音:松本隆司
編集:浜村義康
監督助手:山根成之
装置:小野里良
装飾:印南昇
進行:宗本弘美
衣裳:東京衣裳
現像:東洋現像所
制作主任:吉岡博史
主題歌:「大勝負」水前寺清子
挿入歌:「いっぽんどっこの唄」水前寺清子
・・・:「どうどうどっこの唄」水前寺清子
・・・:「あすなろの唄」水前寺清子
・・・:「島原地方の子守唄」水前寺清子
出演:萩本欽一 坂上二郎 水前寺清子 有島一郎 長山藍子
アメリカンビスタ カラー 85分

九州島原の小さな炭鉱町の長屋に住む粉田金市と隣家の片谷次郎は小さい頃からケンカばかりして育った。虫が好かない二人は顔を合わせればケンカという具合で、それは中学生になっても治まらなかった。その原因の一つは、同級生の庄司澄子をめぐってのことだった。東京への集団就職が3か月後に迫る頃、金市と次郎は澄子へのラブレターのことでケンカした。二人は恥ずかしくて直接手渡しすることが出来なかったため、おやつで釣って澄子の妹・清子に頼んだ。ところが要領のいい清子はおやつだけせしめ、金市の手紙を次郎に、次郎の手紙を金市に渡すいたずらをしたのだ。そうとは知らない二人はそれが澄子からの返事だと思い込んだことでケンカに発展したのだった。そのことを知った澄子は二人をなだめ将来の夢を話した。金市は政治家、次郎は実業家、澄子は素晴らしい恋人を見つけて結婚すると言った。それを聞いた金市はその恋人候補に立候補し、次郎も負けじと名乗りを上げた。

昭和29年、上京した金市は床屋の見習いとなったが、客の大事なヒゲを剃り落としたことでクビになり、玩具工場に勤める次郎の寮に転がり込んだ。新入りは食事の後片付けなど先輩の身の回りの世話をしなければならず、寝る場所は押し入れの中だった。一晩だけならと次郎は受け入れることにしたが、翌朝社長に見つかった。社長は床屋のあの客で、金市の顔を見るなり出て行けと怒鳴った。そして次郎もとばっちりを受けてクビになった。行く当てのない二人は澄子が働く中華料理店にでも行けばラーメンの一杯でも食べられるのではないかと考え足を向けたが、既に辞めた後だった。女将によると洋裁に英会話と暇さえあれば本ばかり読んで仕事のことを覚えようとしなかったため辞めさせたのだという。澄子の居場所もわからず二人でいても埒が明かないので、ここで別れて今度は成功したときに会おうと金市が言うと次郎も同意した。とは言ったものの成功の仕方を知らない金市はパチンコ店に入り落ちている玉で一獲千金を狙った。そこへやってきた近源組のヤクザに声を掛けられたが、口八丁でうまく取り入り拾われたのだった。だが金市は親分から近いうちに敵対する天城組とのいざこざがある可能性を示唆され震え上がった。さらに成り行きで鉄砲玉に選ばれた彼は相手の親分の命を狙うことになったのだ。決行日、カフェで新聞を読む男の胸にドスを突き刺したが背広を貫通しただけだった。一方、刺されて驚いたのは親分の身代わりとなっていた次郎だった。お互いが顔を見合わせていると張り込んでいた刑事が姿を現し関係者を逮捕した。そして震えて縮こまる二人も連行された。集団就職から5日目のことだった。

屋台的映画館
PR

恋の季節

  • posted at:2018-02-16
  • written by:砂月(すなつき)
こいのきせつ
松竹
配給:松竹
製作年:1969年
公開日:1969年2月21日 併映「永訣」
監督:井上梅次
制作:猪股尭
脚本:田波靖男
撮影:丸山恵司
美術:森田郷平
照明:佐久間丈彦
録音:栗田周十郎
調音:佐藤広文
編集:浜村義康
監督助手:増田彬
装置:中村文吾
進行:柴田忠
現像:東京現像所
制作主任:峰順一
協力:ハガスキー 横浜・スワロー運動具商会
音楽:いずみたく
主題歌:「恋の季節」ピンキーとキラーズ
挿入歌:「涙の季節」ピンキーとキラーズ
制作協力:オールスタッフプロダクション
出演:今陽子 ジョージ浜野 エンディ山口 ルイス高野 パンチョ加賀美
シネマスコープ カラー 87分

既に就職が決まり卒業式を待つばかりとなっていた高校生の守屋洋子は朝から浮かれていた。午後6時から行われるダンスパーティーに出席することになっているからだ。友達のボーイフレンドが東西大学のサッカー部にいてパーティー券を大量に買わされたために一枚付き合うことにしたのだが、彼女はそれに見合う洋服を持っていなかった。そこで頼みの綱である同級生のピンキーを訪ねたのだった。ピンキーは「ピンキーとキラーズ」のボーカリストとして忙しく活動していたことで自由な時間を作ることが出来なかった。そうなると当然、洋子が誘うパーティーに参加することは出来なかった。そこでピンキーは、遅れた授業内容を補い卒業に貢献してくれた洋子のために洋服選びを手伝うのだった。

仲間たちが積極的なアプローチをして次々とカップルになって行く中、洋子はひとり取り残されていた。そんな彼女に声を掛けてきたのはバンドでドラムを担当している法学部の安村圭介だった。踊っているうちにふたりの気持ちが打ち解け、圭介は赤坂のゴーゴークラブで踊り直さないかと誘った。車に乗せてくれるというので洋子はてっきりスポーツカーか何かだと思っていたが、それは楽器を運ぶために仲間と買ったというバンだった。しかも車内でいきなりキスを要求してきたことで幻滅し、突き飛ばして逃げたのだ。圭介をやり過ごすために別の車の後部座席に乗り込んだのだが、運転手が恋人を連れて戻ってきたことで降りるタイミングを失った。やがて車は恋人の自宅に着き、ふたりが別れると洋子は意を決して男性に理由を話した。彼はとても驚いたが話をするうちに理解を示し洋子を自宅まで送ると言った。だが何故か恋人にライバル心を燃やした洋子は自宅近くにある豪邸が自分の家だと嘘をついて門をくぐり車がいなくなるのを待ったが、番犬に追われてスカートを破られてしまった。理由を知らない父・武夫と母・信子は帰ってきた娘の姿を見て大騒ぎし、洋子は納得させるのに苦労した。

数学の試験が合格点に達しておらず再試験を行わなければ卒業が取り消しになるという通知が学校から届き、洋子は翌日学校に向かった。すると同じ理由でピンキーもやってきた。何故なら、芸能活動が忙しいピンキーは授業についていけないため、試験のときは洋子の答案を丸写ししていたからだ。同じ箇所を正解し同じ箇所を間違うのだから洋子が不合格なら当然ピンキーも同じ結果なのだ。ピンキーから借りたスカートを破いてしまった罪滅ぼしに洋子は今回も協力しようとしたのだが、試験官を務める立野先生は二人を離して座らせた。ところが春の陽気に誘われて居眠りしてしまい寝ぼけて体調が悪化したと勘違いして医務室に向かったため、ピンキーは洋子の回答を丸写しした。その結果、二人は試験を無事にパスしたのだった。

屋台的映画館

ゴジラ対メカゴジラ

  • posted at:2018-02-03
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらたいめかごじら
東宝映像
配給:東宝
製作年:1974年
公開日:1974年3月21日 併映「ハロー! フィンガー5」「新造人間キャシャーン」「ウルトラマンタロウ 血を吸う花は少女の精」「侍ジャイアンツ 殺生河原の決闘」「アルプスの少女ハイジ」
監督:福田純
制作:田中友幸
原作:関沢新一 福島正実
脚本:山浦弘靖 福田純
撮影:逢沢譲
美術:薩谷和夫
録音:矢野口文雄
音楽:佐藤勝
主題歌:「ミヤラビの祈り」ベルベラ・リーン
照明:森本正邦
演出助手:西川常三郎
編集:池田美千子
スチール:田中一清
整音:東宝録音センター
効果:東宝効果集団
現像:東京現像所
制作担当者:篠田啓助
特殊技術・撮影:富岡素敬 山本武
特殊技術・美術:青木利郎 小村完
特殊技術・合成:三瓶一信
特殊技術・光学撮影:宮西武史
特殊技術・光学作画:川名正
特殊技術・操演:小川昭二
特技監督:中野昭慶
協力:日本高速フェリー 全日空 沖縄玉泉洞 照国郵船
出演:大門正明 青山一也 田島令子 ベルベラ・リーン 松下ひろみ
シネマスコープ カラー 84分

沖縄海洋博の会場建設を請け負う國場組の建設技師・清水敬介は、工事現場で奇妙な洞穴を見つけたという知らせを受け急行した。洞穴を進んで行くと奥に祠があり、その周囲には壁画が描かれていた。調査を行った首里大学の考古学者・金城冴子はそれが沖縄の古代人の描いた予言だと推測した。そして祠に安置されているシーサーの像がアズミ王の守り神だとし、王家の言い伝えを敬介に説明した。その昔、本土の人間がアズミ王家を滅ぼしにやってきたときに一頭の朱銅色に輝く怪獣が現れて彼らを救った、と。冴子は像を大学に持ち帰ると謎解きを始めた。

久しぶりに休暇をもらった敬介は、東京へ向かう旅客機の中で冴子と再会した。彼女は壁画の予言を解読することに成功したのだが、像の方は手に負えなかった。そこで考古学の世界的権威である城北大学の和倉博士に研究を依頼することにしたのだ。二人が会話をしていると、前の席の男が割り込んできた。彼はトップ屋の南原と名乗り、真っ先にスクープすればいい金になるからその像にはとても興味があるんだと笑った。すると突然乗客が騒ぎ出したことから、何事かと窓の外を見ると黒い富士山のような雲が確認出来た。それを見た冴子は、古代人の予言の一節「大空に黒い山が現れるとき大いなる怪獣が現れ、この世を滅ぼさんとする」ではないかと考えたのだった。予言には続きがあった。「しかし赤い月が沈み西から陽が昇るとき、二頭の怪獣が現れ人々を救う」。冴子の話で敬介は以前にあったある出来事を思い出した。それは洞穴を見つけた頃、東京から観光でやってきた弟の正彦を案内する際に安豆味城跡を訪れたときのことだった。そこでは昔から伝わる民族衣装を着た国頭那美が伝統舞踊を披露していたが突然意識を失い、心配して駆けつけた祖父に大きな怪獣が街を焼き払い逃げる人々を踏みつぶすというお告げを受けたと伝えたのだ。それが予言と関係あるのではないかと考えた敬介だったが、今はただ雲を見つめるしかなかった。

冴子は荷物持ちとしてタクシーに乗ってきた敬介が率先して和倉邸入って行くのを見て不審に思っていた。だが二人が親し気にしている理由を知り彼女はようやく理解した。和倉は敬介の叔父だったのだ。三人が談笑していた頃、宮島研究所を訪れた正彦は玉泉洞を見学した際に見つけた金属片を物理学の権威である宮島博士に分析を願い出ていた。その結果、地球上には存在しない「スペースチタニウム」という宇宙金属であることがわかった。富士山の裾野にある研究所では10日間に及ぶ大きな地震を観測していたが、その夜ついに噴火した。巨大な噴石の中からゴジラが現れたというニュースは瞬く間に日本中に広がり、テレビニュースを見ていた冴子と和倉は予言が的中したことを認めた。

屋台的映画館

ゴルゴ13 九竜の首

  • posted at:2017-12-13
  • written by:砂月(すなつき)
ごるごさーてぃーんくーろんのくび
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1977年
公開日:1977年9月15日 併映「世界の戦略兵器」
監督:野田幸男
企画:俊藤浩滋 杉本直幸 佐藤雅夫
原作:さいとう・たかを さいとうプロダクション
脚本:中島信昭 松本功
撮影:赤塚滋 勝木勝夫
照明:金子凱美
録音:荒川輝彦
美術:井川徳道
音楽:伊部晴美
編集:市田勇
助監督:土橋亨
記録:森村幸子
装置:吉岡茂一
背景:西村和比古
装飾:白石義明
擬斗:斉藤一之
美粧結髪:東和美粧
衣裳:佐々木常久
演技事務:西秋節生
進行主任:伊藤彰将
協力:嘉倫電影有限公司 嘉倫 黄乗棋 何家駒
ファッショングラス提供:ルソチカ
出演:千葉真一 嘉倫 志穂美悦子 新藤恵美 ジェリー伊藤
アメリカンビスタ カラー 93分

香港のビクトリア湾に男の死体が上がった。捜査に当たった香港警察の主任刑事・スミニーは、これまでの2件と殺しの手口が同じだったことからいずれも同一犯による犯行と推測し署長に報告した。その頃、マイアミでは麻薬シンジケートの代表であるロッキー・ブラウンがクルーザーで男の到着を待っていた。彼が待ち続けていたのは超一流の腕前を持つスナイパーの「ゴルゴ13」だった。ところが時間が近づいても船影が見えないため気を揉んでいると、ゴルゴはアクアラングを背負って水中から現れたのだった。人目を避けるという条件であることからロッキーは海上を選んだのだが、用心深い彼はビルの高層に部下を配置し監視させた。そのことをゴルゴは見抜いており、持ってきた袋から愛用のライフル・アーマライトM16を取り出すと500メートルはあろうかという距離の二人を狙撃した。それを見て震え上がったロッキーは報酬に5万ドルを上乗せをすると言った。

ロッキーの依頼はシンジケートの香港支部長である周雷鋒を暗殺することだった。東南アジアの原産地から集めた麻薬を精製しそれを本部に送ることが周の役目だったが、ひと月前に彼が一部を横流ししているという情報が入った。本部は出頭命令を出したがそれに応じず、更に守りを固めて派遣した3人の殺し屋を返り討ちにしたことから強硬手段に出ることにしたのだ。本部が急いでいる理由は麻薬捜査担当のスミニーが積極的に動き出したからだった。組織は取り締まりに異常なファイトを燃やす彼によって何度も苦い思いをしていた。組織とスミニーの両側から責められれば周は組織を売ってスミニーに命乞いをするはず。そこで彼が意図的に捕まる前に消して欲しいというのだ。ゴルゴが了承したことを確認したロッキーは報酬の10万ドルに5万ドルを加算した金額をスイスの口座に振り込むと約束した。

スミニーは飲食店を中心に大々的な摘発を行い、どの麻薬密売ルートを辿っても同じ人物に行きつくことを突き止めた。その頂点に立つ人物が香港の名士である周雷鋒だった。ビクトリア湾で起きた殺人事件の被疑者である男はアメリカの麻薬組織に属しており、周とアメリカの組織との間で何かが起きていると考えたスミニーはこれが香港から麻薬を一掃するチャンスだと署長に訴えた。だが署長は逮捕に対して二の足を踏んだ。何故なら周は各種の観光事業を経営する実業家であり、確証なく逮捕すれば不起訴となった場合に痛い目に遭うからだ。そこで彼は慎重に捜査をするようにと言うに止めた。その夜、スミニーからの命令を受けた女性潜入捜査官の林玲が周の車を尾行するとサンダル工場に到着した。見張りを倒した林玲が建物に潜り込むと、そこでは麻薬の精製が行われていた。スミニーへの報告をするために車へ戻ろうとしたところ追手に撃たれて動けなくなった。そこで彼女は捕まる前に電波発信機を車の下に投げ入れた。

屋台的映画館

ゴジラ対メガロ

  • posted at:2017-12-07
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらたいめがろ
東宝映像
配給:東宝
製作年:1973年
公開日:1973年3月17日 併映「パンダコパンダ 雨ふりサーカス」「飛び出せ! 青春」「ジャングル黒べえ」
監督:福田純
制作:田中友幸
原作:関沢新一
脚本:福田純
撮影:逢沢譲
美術:本多好文
録音:林頴四郎
照明:森本正邦
効果:東宝効果集団
整音:東宝録音センター
音楽:真鍋理一郎
主題歌:「ゴジラとジェットジャガーでパンチ・パンチ・パンチ!」子門真人
演出助手:西川常三郎
編集:池田美千子
現像:東京現像所
制作担当者:篠田啓助
協力:本田技研工業株式会社
特殊技術:中野昭慶
特殊技術・撮影:富岡素敬
特殊技術・美術:青木利郎
特殊技術・光学撮影:宮西武史
特殊技術・操演:小川昭二
特殊技術・合成:三瓶一信
出演:佐々木勝彦 林ゆたか 川瀬裕之 森幹太 富田浩太郎
シネマスコープ カラー 82分

197X年、アリューシャン列島の外れにあるアスカ島で第二回地下核爆発実験が行われたが、その凄まじい破壊力の連鎖は島の崩壊に止まらず太平洋一帯にまで及び、遥か南の怪獣島にまで影響を与えた。その頃、湖に遊びにきていた青年科学者の伊吹吾郎と小学生の弟の六郎、そして吾郎の後輩で駆け出しのレーサーの陣川博は巨大な地震に遭遇した。湖の底に亀裂が生じ六郎が乗るボートが引き込まれそうになったが、博の協力で吾郎は何とか弟を連れ戻すことが出来た。湖水が枯れるという稀な現象を目の当たりにした三人は日が暮れることもあって家路を急いだが、自宅に戻ると鍵が開いていることに六郎が気づいた。不審に思った吾郎が先に入ると部屋から二人の男が飛び出してきたのだった。様子がおかしいことに気づいた博が中を覗くと男の一人がいきなり鈍器で殴りかかり、それをまともに受けた彼は転倒した。その隙に男たちは逃げ出したが、博は瞬間的に何かを掴んでいた。それは背広の赤いボタンだった。気絶している吾郎たちが心配ないことがわかると博は車で追跡した。

吾郎は電子工学の第一人者で奥の部屋では人型ロボットの研究を行っていたが、男たちが部屋を滅茶苦茶に荒らしていたものの、不思議なことに何も盗られていなかったのだ。一方、六郎の部屋は指一本触れていなかった。研究室を片付けていると六郎はファイルの下から奇妙な物を発見した。それは砂のようにサラサラしていた。一方、男たちに巻かれ追跡を止めて帰ってきた博が吾郎にボタンを見せるとその色があの砂の色と酷似していたことがわかった。博は早速、地質研究所に依頼して物質の特定を急いだ。数日後、博が分析結果を持って伊吹邸を訪れると吾郎が制作していたロボットが完成していた。試運転に成功したそのロボットには「ジェットジャガー」という名が与えられた。赤い砂の正体は海底3千キロの地層の物で、同じ砂はタヒチ島から東へ約3千キロのところにあるイースター島で採取することが出来るのだという。だがそのことと部屋が荒らされたことを吾郎は関連付けようとしたが、ますますわからなくなった。

六郎を誘拐した男たちは彼を使って新たに付けられた家のロックを解除させ、再び部屋に押し入った。テーブルの下にはジェットジャガーの製作状況を知るための盗聴器がついており、そのカモフラージュのために部屋を荒らしたのだった。催眠弾で3人を眠らせると、男の一人は無線機で研究室を占領し研究者を捕虜にしたことをシートピアへ報告した。シートピアとは300万年前に海底へ没したレムリア大陸人が築いた帝国のことで、地上人のよる核実験によって一部の国土を失ったことから司令官のアントニオは工作員を地上へ送り込みジェットジャガーの強奪を命じた。そしてそれを帝国の守護神である「メガロ」の攻撃目標への誘導装置として利用しようとしていた。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R