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えいがくれよんしんちゃんあらしをよぶうたうけつだけばくだん
シンエイ動画=テレビ朝日=ADK=双葉社
配給:東宝
製作年:2007年
公開日:2007年4月21日
監督:ムトウユージ
チーフプロデューサー:茂木仁史 太田賢司 生田英隆 中島一基
プロデューサー:和田泰 西口なおみ すぎやまあつお
アシスタントプロデューサー:大澤正享
原作:臼井儀人
脚本:やすみ哲夫
作画監督:原勝徳 大森孝敏 針金屋英郎 間々田益男
設定デザイン:末吉裕一郎
美術監督:川口正明 村上良子
キャラクターデザイン:原勝徳 末吉裕一郎
撮影監督:梅田俊之
編集:岡安肇
ねんどアニメ:石井卓也
音響監督:大熊昭
音楽:若草恵 荒川敏行 丸尾稔
絵コンテ:ムトウユージ 増井壮一 平井峰太郎
演出:石田暢
オープニング曲:「ユルユルでDE-O!」のはらしんのすけ&クレヨンフレンズ from AKB48
主題歌:「Cry Baby」SEAMO
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 103分

野原家の大黒柱である野原ひろしは勤続15年のご褒美として会社から沖縄旅行をプレゼントされた。砂浜で南国を満喫する野原一家。愛犬のシロはしんのすけとボール遊びをしたかったが、水着のおねいさんに夢中で取り合ってくれない。そこで人気のないところへ無理矢理引っ張って行ったのだが、やる気のないしんのすけのせいでビーチボールは明後日の方向へ飛んで行ってしまった。シロが海辺に落ちたボールを拾いに行くと見たことのない物体が海底に沈んでいるのを見つけた。それはまるで空飛ぶ円盤のような形をしており、しんのすけがフリスビーのようにして遠くに投げるとシロは楽し気に追い掛けた。だが円盤は不自然に停止すると触手のような物を伸ばし、岩場でお尻を出してケツだけ星人の物まねをするしんのすけに向かって飛び始めたのだ。危険を察知し身を挺して飼い主を守るシロ。だがその結果、円盤はおしめのような形になってシロのお尻に張り付いたのだった。

富士山の麓にある国際宇宙監視センターU・N・T・I(通称ウンツィ)では地球に落下する隕石の追跡を行っていたが、午前8時38分に大気圏突入で燃え尽きたと思われていた隕石が質量等が変わらないまま沖縄で再確認されたことがわかった。それは地球を破壊する程の威力を持つ爆弾で、人工衛星でその場所を追跡したところビジョンに映ったのはお尻にそれが張り付いたシロだった。そうとは知らずにしんのすけは爆弾を棒でつつこうとした。職員たちはハラハラしながらその様子を見ていたが、飯を食いに行くぞと呼びかけるひろしについて行ったためホッと胸を撫で下ろした。

レストランで食事をしていたしんのすけたちだったが、ひろしと妻のみさえがどうしても気になるのがシロのおしめだった。それは体にぴったりとくっついておりシロも嫌がっていることから、ひろしは帰ったら必ず取ってやると約束した。同じ頃、ウンツィではシロの飼い主が誰なのか突き止めていた。彼らは翌々日の正午に打ち上げるロケットに回収した爆弾を乗せ宇宙空間に放出しようとしていたのだ。

屋台的映画館
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えいがおうさませんたいきんぐおーじゃーあどべんちゃーへぶん
劇場版「ギーツ・キングオージャー」製作委員会(東映=テレビ朝日=東映アニメーション=東映ビデオ=ADKエモーションズ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2023年
公開日:2023年7月28日 併映「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」
監督:上堀内佳寿也
製作:吉村文雄 西新 高木勝裕 金子保之 野田孝寛 村松秀信 古澤圭亮
企画:出目宏 三輪祐見子 井上貴博 佐藤現 志村章 清水啓司 大矢陽久
プロデューサー:大森敬仁 久慈麗人 大川武宏 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:高野水登
音楽:坂部剛
挿入歌:「INFERNO(Movie ver.)」ナノ
撮影:上赤寿一
照明:堀直之
美術:田中涼
録音:関根光晶
編集:金田昌吉
記録:梅木望帆
助監督:茶谷和行
制作担当:伊藤渉
ラインプロデューサー:佐々木幸司
キャラクター管理: 佐藤藍 田山健
企画協力:企画者104
資料担当:松井大 神内大輝
デザイン協力:プレックス
キャラクターデザイン:余湖裕輝
筆文字:大山恵 平原ようす
造型:レインボー造型企画 前澤範 前澤まさる 吉川学
製作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:渡辺淳
出演:酒井大成 渡辺碧斗 村上愛花 平川結月 佳久創
アメリカンビスタ カラー 32分

宇宙の片隅にある惑星、チキュー。二千年の時を経て地の底からバグナラクが蘇り人類を滅亡させるという予言の年に、始まりの国シュゴッダムでは国王のラクレス・ハスティーが他の四つの国の国王(テクノロジーの国ンコソパのヤンマ・ガスト、芸術と医療の国イシャバーナのヒメノ・ラン、氷雪の国ゴッカンのリタ・カニスカ、農業の国トウフのカグラギ・ディボウスキ)を迎え同盟を結ぼうとしていた。だがラクレスに主導権を握られることを嫌ったヤンマが締結を拒否したことによって立ち消えとなった。予言は的中し地中から出現した地帝国バグナラクの戦闘兵サナギムや怪人ダンジームの攻撃で街が混乱に陥ると、ヒメノはカマキリオージャーに、リタはパピヨンオージャーに、カグラギはハチオージャーに王鎧武装して戦った。

シュゴッダムの児童養護園で育った青年ギラは襲われているにも拘らずラクレスが策を講じないことに疑問を感じていた。コーカサスカブト城へ向かい窮状を訴えるギラだったが、そこで彼はラクレスがバグナラクの襲撃を利用し国民の命を犠牲にしてでも五王国を統一しようと考えていることを知った。「民は道具、私が国だ」。その言葉を聞いて怒りが頂点に達したギラはラクレスから長剣オージャカリバーを奪うと邪悪の王になると宣言した。王者にした使えないオージャカリバーでクワガタオージャーに王鎧武装するとシュゴッダムの守護神と呼ばれるシュゴッドを率いて巨大ロボ・キングオージャーを復活させダンジームを倒したのだった。国王に刃を向けたことで反逆者として追われる身となったギラは四つの国の王、そしてバグナラクとの共存を掲げるジェラミー・ブラシエリの力を借りてバグナラク軍を撃退。決闘裁判にてラクレスに勝利しシュゴッダムの玉座を手に入れたのだった。

戴冠式の日、会場に鐘の音とともに現れたのはかつてギラと養護園で育った幼なじみのデボニカだった。彼女は死の国ハーカバーカの案内人で、先祖に戴冠の挨拶をさせるために五王国の王をそこへ連れて行った。「宵の太陽、暁の月、生はなく、死が息づく」。デボニカがそう唱えるとシュゴッダム国王が即位する時に開く死の扉が口を開けた。地上に降り立つとそこには倒したはずのバグナラクの怪人たちがおりそれらが一斉に襲ってきた。するとそこに屈強な男が現れ、剣で一閃するとそれらは一瞬で消し飛んだのだ。その男はハーカバーカを治めるシュゴッダムの初代国王のライニオール・ハスティーだった。

屋台的映画館
えいがくれよんしんちゃんでんせつをよぶおどれあみーご
シンエイ動画=テレビ朝日=ADK
配給:東宝
製作年:2006年
公開日:2006年4月15日
監督:ムトウユージ
チーフプロデューサー:茂木仁史 太田賢司 生田英隆
プロデューサー:和田泰 西口なおみ すぎやまあつお
アシスタントプロデューサー:大澤正享
原作:臼井儀人
脚本:もとひら了
作画監督:原勝徳 大森孝敏 針金屋英郎 間々田益男
キャラクターデザイン:原勝徳
美術監督:川口正明 古賀徹
撮影監督:梅田俊之
編集:岡安肇
ねんどアニメ:石井卓也
音響監督:大熊昭
音楽:若草恵 荒川敏行 丸尾稔
絵コンテ:ムトウユージ 増井壮一 きむらひでふみ 平井峰太郎
オープニング曲:「ユルユルでDE-O!」のはらしんのすけ
主題歌:「GO WAY!!」倖田來未
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 92分

ふたば幼稚園での勤務を終えたよしなが先生、まつざか先生、上尾先生の三人は春日部つぼみ通りにある「おでん うきづか」で晩酌をしていた。その際に話題になったのが近々行われる夏のお遊戯会の演目だった。幼稚園では恒例の「春日部音頭」を踊ることになっており、その日に向けて練習が行われているが、まつざか先生が突然サンバをやりたいと言い出したのだ。毎年同じものばかりではつまらないというのが理由だったが、自分の趣味の押し付けであることは誰の目にも明らかだった。よしなが先生と上尾先生が異議を唱えると、まつざか先生は酔いも後押しして二人の説得に拍車が掛かった。結局結論が出ないまま三人は店を出た。上尾先生が酔っぱらったまつざか先生を連れて歩き出すと、よしなが先生は逆の方向にある自宅へ向かった。ほろ酔い気分で帰宅していたが、誰かの視線を感じて振り向いた。そこには誰もいなかったが後をつけられている気がしたため、警報機が鳴ると走って踏切を渡り切った。もう誰も追い掛けてこないはず。そう思った瞬間、背後の何者かが彼女を襲った。

翌朝、野原家の前に停まった幼稚園バスはしんのすけが出てくるのを今か今かと待っていた。しんのすけは通園の時間になるといつも決まってトイレに籠るのだ。運転手の園長先生がしびれを切らして出発しようとしたところ、引率のよしなが先生がいつも以上のノリ良い対応したのだった。その様子に面食らったのはしんのすけの母・みさえだけでなく近くで見ていた園長先生もだった。

幼稚園ではまさおくんが浮かない顔をしていた。いつもならしんのすけ一途でまさおくんには目もくれないあいちゃんが最近人が変わったように優しく接してくれるのだ。優しいならいいじゃないかと風間くんが言うとそれじゃダメなんだと嘆いた。彼は直感であいちゃんが偽物だと見抜いていたのだ。ところがその話をしても誰も信じてくれず、ネネちゃんに至ってはどうでもいいと言われた。するとボーちゃんがそういう噂を聞いたことがあると言った。遊んでいるうちに辺りが暗くなり帰ろうとすると誰かがついてくる気配がする。振り返るが誰もおらず再び歩を進めると突然目の前に自分のそっくりさんが現れ、本物は消えてしまうというカスカベ都市伝説があるというのだ。その話にまさおくんたちが震えあがっていた頃、園長室を訪ねたよしなが先生はお遊戯会でホットでエキサイティングなサンバを踊りたいと園長に提案した。

屋台的映画館
えいがくれよんしんちゃんでんせつをよぶぶりぶりさんぷんぽっきりだいしんげき
シンエイ動画=テレビ朝日=ADK
配給:東宝
製作年:2005年
公開日:2005年4月16日
監督:ムトウユージ
チーフプロデューサー:茂木仁史 木村純一 生田英隆
プロデューサー:和田泰 西口なおみ すぎやまあつお
アシスタントプロデューサー:吉川大祐
原作:臼井儀人
脚本:きむらひでふみ ムトウユージ
作画監督:原勝徳 大森孝敏 針金屋英郎 間々田益男
キャラクターデザイン:原勝徳
美術監督:川口正明 古賀徹
撮影監督:梅田俊之
編集:岡安肇
ねんどアニメ:石井卓也
録音監督:大熊昭
音楽:若草恵 荒川敏行 澤口和彦 CHIKA
絵コンテ:ムトウユージ 榎本明広 増井壮一 きむらひでふみ 原恵一
オープニング曲:「ユルユルでDE-O!」のはらしんのすけ
主題歌:「Crayon Beats」AI
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 92分

いつものように春日部に陽が昇り、いつものように野原家に朝が来た。朝食を終えるとみさえはひろしを送り出すが、お出掛け前にトイレに行くしんのすけはいつものように幼稚園バスに乗り遅れてしまった。しんのすけをバスに乗せるためにみさえはひまわりを背負うと自転車を飛ばしたが、追いついた時には幼稚園に到着していた。疲れて帰宅したみさえは朝食がまだだったことを思い出すが、食卓の上にほったらかしになっている食器や料理したままで片付けていないシンクを見てため息をついた。とりあえずカップラーメンにお湯を入れると洗濯物を畳み始めるが、ふと鏡台に映った自分の顔を見て驚いた。髪の毛に数本の白髪が・・・。気力を失ったみさえは大の字になったがそのまま眠ってしまった。

スヤスヤと眠るみさえは異変に気付かなかった。突然壁の掛け軸が小刻みに揺れ始め、やがて大暴れし始めるとその裏から眩しい光が洩れたのだった。それに最初に気が付いたのはエサがもらえず催促にきた愛犬のシロだったが、見たこともない現象に驚き小屋に帰って震えた。掛け軸の裏から出てきた発光体は家の中を観察するが、腹が減っていることもあって出来上がったカップラーメンの匂いに釣られた。何とかそれを食べたいと思った発光体は床の上に転がっていた怪獣シリマルダシの人形に憑依したのだが、食べているところを起きてきたみさえに見られてしまった。言い訳しても仕方がないと考えた発光体は自分がミライマンという時空間の調整員だと説明するが、寝ぼけているみさえはひろしがしんのすけに買ってきた新しいおもちゃだと思い呆れた。

夜になり仕事を終えたひろしが帰ってくると家の中には誰もいなかった。テーブルの上には作りかけのカップそばがあったため風呂にでも入っているのかと思ったが、シロが庭からしきりに吠えて掛け軸の方を指差すのでめくってみた。するとそこには天辺に白い繭をつけた東京タワーが見える風景があったのだ。ひろしが踏み込むと同時に穴が消えてしまったが、その世界では怪獣が街を破壊していたのだ。

屋台的映画館

江戸へ百七十里

  • posted at:2024-12-11
  • written by:砂月(すなつき)
えどへひゃくななじゅうり
大映(京都撮影所)
配給:大映
製作年:1962年
公開日:1962年7月29日 併映「宝石泥棒」
監督:森一生
企画:財前定生
原作:山手樹一郎
脚本:笠原良三
撮影:今井ひろし
録音:林土太郎
照明:岡本健一
美術:西岡善信
音楽:斎藤一郎
装置:林米松
編集:谷口孝司
擬斗:宮内昌平
助監督:井上昭
音響効果:倉島暢
製作主任:村上忠男
主題歌:「いいから いいから」五月みどり
現像:東洋現像所
出演:市川雷蔵 嵯峨三智子 中村鴈治郎 島田竜三 五月みどり
シネマスコープ モノクロ 92分

ある日のこと、作州津山藩の家老中橋茂右衛門を訪ねて浪人風情の男がやってきた。若殿が登城前で忙しい時間だからと御付きの者たちが追い返そうとするが、男はこちらにも家庭の事情があってどうしても御目に掛からなければならないと引き下がらなかった。騒動を知って茂右衛門がやってくると男は突然お邪魔して申し訳ないと頭を下げた。その男は長谷部平馬と名乗り、城主小森佐渡守高久に拘わりのある話だと言った。茂右衛門が奥の書院へ通すと、平馬はお買い上げ願いたい品があると一振の刀を差し出した。それは藤四郎兼光という銘刀であり、茂右衛門がこれを何処で手に入れたのかと尋ねると平馬は母の形見だと答えた。母の死後、彼は十歳になるまで植木屋徳兵衛夫婦に育てられたが、それから城下に町道場を開いていた祖父と昨年の秋まで暮らしていた。そしてその祖父が亡くなる間際に母の形見だと言ってその刀を渡されたが、同時に実の父親が今江戸にいる佐渡守だと言ったというのだ。双子の弟して生まれた平馬は母が亡くなると間もなく旅籠に出されたが、その真偽はわからないとも。話を聞き終えた茂右衛門が何故銘刀を当家に買い上げてもらう気になったのかと尋ねると、平馬は小森家の家宝は小森家に返した方がいいと考えたからだと言った。江戸へ出て踊りや三味線など遊芸の道を志そうとする彼にはもう刀は必要ないからだ。納得した茂右衛門は藤四郎兼光を百両で買い上げることにした。

茂右衛門は息子の茂太郎に平馬の後をつけ住まいを突き止めるよう命じた。姿を見失わないために急いで屋敷を出る茂太郎だったが平馬は外で待っていた。御役目御苦労だったなと呼び止めると、自分が疚しい者ではないことを証明するために住処が山下町にある町道場だと言った。そして今日と明日は道場や身の回りの整理、借金などを返済してから明後日の早朝に晴雨に拘わらず江戸へ出発するとこれからの予定を説明した。そしてどうしても信用出来ないというのなら国境まで見送りしても結構だと言った。わかったならそのことを御家老に伝えなさいと命じて平馬は去って行ったが、その手際の良さに驚いた茂太郎は開いた口が塞がらなかった。

屋台的映画館

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