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爆発!750cc族

  • posted at:2023-11-15
  • written by:砂月(すなつき)
ばくはつななはんぞく
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年9月15日 併映「男組 少年刑務所」
監督:小平裕
企画:矢部恒 坂上順
脚本:小野竜之助
撮影:出先哲也
録音:小松忠之
照明:山口利雄
美術:中村修一郎
編集:祖田冨美夫
助監督:橋本新一
記録:宮本衣子
スチール:藤井善男
進行主任:志村一治
装置:畠山耕一
装飾:五十嵐靖治
美粧:井上守
美容:石川靖江
衣裳:山内三七子
演技事務:石原啓二
現像:東映化学
音楽:八木正生
主題歌:「マイ・ラストスピン」岩城滉一
挿入歌:「ツッパリフォーエバー」清水健太郎
撮影協力:AOSレーシングチーム 鴨川ユニバースホテル
出演:岩城滉一 ジャネット八田 北川たか子 清水健太郎 西田健
アメリカンビスタ カラー 85分

1975年、夏。警視庁による暴走族壊滅作戦により首都圏最大勢力を誇る「クライムカイザー」は解散に追い込まれた。それから1年後、ヘッドの日暮光次は東都モーターズで自動車整備士として働きながら資金を貯め、仲間の松岡ヒデキと石川六郎とともにスクラップ置き場の廃材を使って車を1台組み立てた。1日も早くその車を走らせたい光次はヒデとロクの他にロクの彼女のピロを乗せて飛ばしていたが、道いっぱいに広がって走る「ビッグフィクサー」に我慢が出来ず強引に追い抜いた。すると先頭を走っていたヘッド・西原タカシの車が幅寄せして光次の車を路肩に弾き飛ばした。これがきっかけとなって騒動に発展したが、後方を走っていたタカシの女・落合マキの説得により何とか収まった。

数日後、配送を仕事をしていたロクはビッグフィクサーの4台に取り囲まれて事故を起こした。病院に運ばれたことを知った光次とヒデは急いで駆けつけるが、守銭奴の主治医から治療費の前金として20万円を要求された。払えないなら別の病院へ行けと言われ憤慨した光次は金の当てがないままその日のうちに支払うと約束した。東都モーターズに戻った光次は工場長に給料の前借りを申し出るが、遅刻や無断欠勤の常習者にそんな物はないと怒鳴られた。仕方なく実家のマネキン会社・日暮工業所を訪ね社長の父親に頼み込むが、お前が帰ってくるときはいつも金の話ばかりだと怒鳴られた。出て行けと言われ車に乗り込む光次に声を掛けたのは彼の中学時代からの友達で事務員の堀川桃子だった。桃子は気にせずに使ってと通帳と印鑑を渡そうとするが、光次は意地を張って受け取らなかった。次にサラ金へ向かったが担保がなくて追い返された。うなだれながらロクの様子を見に病院へ行くと、今夜がヤマで熱が下がらなければ大変なことになるとヒデから聞いた。金が払えずにそんな状態で病院を追い出されることになれば確実に死んでしまうと頭を抱えていると、ヒデがお前知らないのかと言った。光次に頼まれたと言って桃子が6万円ばかり支払って帰ったのだという。手術代は4、50万円掛かるらしく残金をどうするか話し合った結果、タカシから踏んだくることに決めた。光次がブティックを経営するマキに事情を話すと彼女は溜まり場へ連れて行った。そして車で起こった出来事なら車の腕で決着をつけるべきだとマキが言うと、タカシはそれならギロチンゲームをやろうと提案した。それはガソリンを積んだ車で火をくぐり、金網の前に立たせた相棒に最も近づいた方が勝ちという危険なルールのゲームだった。

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爆発!暴走遊戯

  • posted at:2023-11-09
  • written by:砂月(すなつき)
ばくはつぼうそうゆうぎ
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年1月15日 併映「トラック野郎 爆走一番星」
監督:石井輝男
企画:矢部恒
脚本:石井輝男 橋本新一
撮影:出先哲也
録音:広上益弘
照明:梅谷茂
美術:藤田博
編集:祖田冨美夫
助監督:橋本新一
記録:勝原繁子
擬斗:日尾孝司
スチール:加藤光男
進行主任:東一盛
監督補佐:橋本新一
装置:小早川一
装飾:酒井喬二
美粧:住吉久良蔵
美容:宮島孝子
衣裳:河合啓一
演技事務:山田光男
現像:東映化学
音楽:鏑木創
挿入歌:「可愛いぜ」岩城滉一
出演:岩城滉一 桑島正美 中島ゆたか 織田あきら 芹明香
アメリカンビスタ カラー 86分

イギリスF3選手権に参戦し優勝した「黒い稲妻」こと桑島正美が出場する鈴鹿JAFグランプリを観戦することになったヘッドの風間率いる下町の暴走族・ブラックパンサーは会場である鈴鹿サーキットに向かっていたが、後から来た山の手の暴走族・レッドバロンにちょっかいを出された。彼らの目的も桑島が出場するレースの観戦であり、ライバルを出し抜こうと妨害を試みたが、パトカーのサイレンを聞くと急におとなしくなった。

ブラックパンサーとレッドバロンは手すり一枚挟んだブロック席で観戦することになったが、ムードは最悪で一触即発の中レースは始まった。レース終盤は桑島と星野一義がデッドヒートを繰り広げ、最後はマシントラブルを起こしながらも完走した桑島が優勝した。セレモニー後の桑島に近づくことが出来たブラックパンサー副ヘッドの佐伯真一は風間の妹・ユキのためにサインをしてもらうが、そこに来たレッドバロンの魔子とその取り巻きは彼らを隅田川のドブネズミと罵ると桑島を連れて行ってしまった。翌日、レッドバロンヘッドの花田は風間が働く自動車修理工場を訪れると次の日曜日の朝に鈴鹿の決着をつけようと言った去った。

打倒レッドバロンに燃えるブラックパンサーだったが、150人を超える人数が押し掛けて来ると聞きそれを迎え撃つだけのメンバーを集めようと奔走していた。風間はユキを巻き込むまいと内緒にしていたが、真一からその話を聞いた彼女は自分だけ仲間外れにされたことを残念に思った。この抗争を止められないとわかると、ユキは自分が何とかしなければと行動を起こし桑島のマンションを訪ねた。そしてレッドバロンのヘッドに話して今夜のことを止めてくださいと頭を下げると桑島はそんなことは絶対にさせないと快く引き受けた。桑島が花田を説得したことで抗争は中止になったが、そうとは知らない風間たちは花田が仕掛けた罠にはまり通報した警官隊に逮捕された。

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爆発!暴走族

  • posted at:2023-09-28
  • written by:砂月(すなつき)
ばくはつぼうそうぞく
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年9月20日 併映「男組」
監督:石井輝男
企画:矢部恒
脚本:松本功 石井輝男
撮影:山沢義一
録音:井上賢三
照明:萩原猶義
美術:藤田博
音楽:三保敬太郎
編集:祖田冨美夫
助監督:森正光
記録:山内康代
擬斗:日尾孝司
スチール:加藤光男
進行主任:志村一治
監督補佐:橋本新一
装置:畠山耕一
装飾:酒井喬二
美粧:井上守
美容:石川靖
衣裳:福崎精吾
演技事務:石川通生
現像:東映化学
出演:千葉真一 岩城滉一 夏夕介 松平純子 藍とも子
アメリカンビスタ カラー 86分

社会現象となっている暴走族を尻目に光一は土曜日になると黒の皮ジャンに身を包んで国道を疾走する。一匹狼でスピード狂、そして抜群の運転テクニックを持つ彼に敵う者は誰もおらず、勝負で仲間を失った地獄グループは仇を取るチャンスを虎視眈々と狙っていた。光一の親代わりとなっているのは彼が修理工として勤める都モータース店主の都で、口うるさいながらもその言葉は温かかった。ある日曜日、光一はガソリンスタンドの息子の関口俊一を誘って走りに出掛けたが、その先で道一杯に広がって走るバイク集団を見つけた。光一はそれを追い抜こうとするが、先頭を走るアメ車の真弓が拡声器で妨害するように指示した。ところが光一のバイクは物ともせずにスイスイと交わして行くとアメ車をも追い抜いて行った。悔しい真弓は追い掛けるように言うが運転手で光田は事故になれば損だから諦めようと説得した。そんな彼に失望した真弓は草むらに光るサイドミラーをいち早く見つけると歩きたくなったと言って車を降りた。そして集団を見送ると光の方へ近づいた。そこにはバイクの横に寝そべる光一がおり、真弓は裸になって挑発した。

湖を望む場所に別荘があるがそこは暴走族紅バラ会の溜まり場だった。真弓はパーティーが開かれているそこに光一を招待したが、俊一はもう仲間のように溶け込んでいた。紅バラ会には初めてパーティーに参加した者は誰かと寝なければならないという掟があり、幼馴染の新一に誘われて参加した路子はそれを知った怯えた。どんな方法で決めようかと皆で話し合っていると、光一が俺もそのゲームに入りたいと言った。すると光田はバイクで勝負をつけようと提案した。それは目隠して崖っぷちまで走りより近い方が勝ちという命を懸けたゲームだった。先手の光田は崖まで50センチだったが、恐れ知らずの光一は前輪を乗り出して停まった。勝負は光一の勝ちとなり路子は解放された。よそ者によって顔に泥を塗られた紅バラ会はこの件をきっかけに解散宣言をした。懲りない真弓が新たな暴走族を結成しようと考え光一のスカウトに動く一方、俊一や元紅バラ会のアキやマサミたちもグループを作ろうと光一の後を追った。すると地獄グループと鉢合わせしてしまい騒動に発展したが混乱に乗じて逃げ出したのだった。その鮮やかなテクニックに魅せられた地獄グループの脱退者が仲間に入れて欲しいとせがんだため急遽グループを作ることになった。グループ名はブラックパンサーに決まったが、光一はリーダーになるのを拒んだ。

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ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル

  • posted at:2023-09-25
  • written by:砂月(すなつき)
はーどりべんじみりーぶらっでぃばとる
ハード・リベンジ、ミリー フィルムパートナーズ(エースデュース=デイズ)
配給:エースデュース
製作年:2009年
公開日:2009年7月11日
監督:辻本貴則
製作:小林洋一
プロデューサー:久保淳
脚本:辻本貴則
撮影:辻本貴則 石田肇
視覚効果:石田肇
照明:関輝久
美術:野村哲也
編集:辻本貴則
音楽:吉田光
アクション監督:園村健介
特殊造形・特殊メイク・残酷効果監修:西村喜廣
特殊造形・特殊メイク・残酷効果:石野大雅 奥山友太
ガンエフェクト:栩野幸知
ヘアメイク:渡辺順子
衣裳:江頭三絵
オープニングタイトル:矢野素行
武器デザイン:田原実
助監督:金子功
制作担当:村瀬正憲
アシスタント・プロデューサー:黒田仁子
脚本協力:楠野一郎
主題歌:「WITHOUT A TRACE」the GazzettE
劇中歌:「かたつむり」銀盤旅行
・・・:「偽造花」銀盤旅行
制作:デイズ
製作:エースデュース
出演:水野美紀 長澤奈央 辻本一樹 藤田玲 栩野幸知
アメリカンビスタ カラー 75分

復讐を終えてもミリーにやすらぎが訪れることはなく、むしろ生き甲斐を失ったこれからが地獄だった。20XX年、大都市の砂漠化により無法都市となったヨコハマに戻ってきた彼女は廃工場を新たな住処とするが、ある日そこに一人の女が訪ねてきた。ハルという名の女は大事な人が殺されたから復讐を手伝って欲しいと訴えたが、その答えが出る前に追手の四人の男たちが彼女を取り囲み拉致しようとした。ミリーはライフルなどの武器を駆使して男たちを倒すと彼らが持っていた銃を全て回収した。そして格闘中に傷を負い気を失ったハルを車の後部座席に乗せると別の場所へ移動した。

ミリーがやってきたのは「LAND」と呼ばれる関係者以外立ち入り禁止の地下居住区だった。左肩に銃弾を受けたハルを診せるためにイワマツと会ったが、天才的な外科の腕を持つ彼にとって大したことのない手術だった。そのイワマツこそ瀕死だったミリーの肉体に改造手術を施した人物なのだ。ミリーが回収した銃を鉄砲店店主のナンブは一つ一つ丁寧にチェックしていたが、ふと思い出したようにあんたのところに若い女が来なかったかと口にした。殺しを頼める者はいないかと聞かれたためミリーを紹介したのだが、厄介事に巻き込まれたくない彼女には迷惑な話だった。元気を取り戻したハルはミリーの前に現れ、助けてくれてありがとうと礼を言った。そしていつもあんな目に遭っているのかと尋ねると、私は人殺しだが殺し屋ではないとミリーは言った。それを聞いたハルは私も恋人のために復讐をしたいから一緒に捜し出して欲しいを懇願したが、ミリーはあなたの気持ちは痛いほどよくわかるが好きで人を殺しているわけではないと席を立った。

ミリーに協力を断られたハルは独自にトンファーの訓練を行い技に磨きを掛けた。覚悟を決めた彼女は「LAND」を出て行こうとするが、駐車場で待っていたのはミリーだった。自室に籠り銃の手入れをしていたミリーはハルの真剣に訴える表情や死んだ自分の娘が成長した姿を想像したことで考えを変えたのだ。あなたに殺しを頼まないが戦い方を教えて欲しいとハルが言うと、ミリーは今すぐ始めるとトンファーを取り出した。その頃、ミリーに殺された殺人鬼のジャックを敬愛するイッキと弟のヒューマが「LAND」に乗り込んできた。

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ハード・リベンジ、ミリー

  • posted at:2023-09-09
  • written by:砂月(すなつき)
はーどりべんじみりー
「Neo Actionシリーズ」製作委員会(ウェッジホールディングス=日本出版販売=ワコー)
配給:日本出版販売
製作年:2008年
公開日:2008年8月9日 併映「THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間」
監督:辻本貴則
企画:小林洋一 片山武志
製作:福井政文 小松賢志 多井久晃
プロデューサー:久保淳
脚本:辻本貴則
音楽:吉田光
撮影:湯浅弘章 辻本貴則
照明:村川聡 板倉陽子
美術:黒川通利
編集:辻本貴則
衣裳:江頭三絵
ヘアメイク:細倉明日歌 宮本真奈美
助監督:金子勲 遠藤薫
VFX:佐藤敦紀 鈴木朗 松田直紀
アクション・コーディネーター:園村健介
アシスタント・アクション・コーディネーター:鈴村正樹
アクション・スタッフ:アンドリュー小路
特殊造形監修:西村喜廣
特殊造形&メイク:石野大雅
エンディング曲:「Downrange Fish」Numb-Rub
制作:デイズ
出演:水野美紀 大口広司 中村哲也 紗綾 今村浩継
アメリカンビスタ カラー 44分

20XX年、銃刀法撤廃による治安の悪化で首都機能が崩壊し大都市は砂漠化した。その影響でヨコハマは無法都市となっていた。異母兄弟4人組の「ジャック・ブラザーズ」によって最愛の夫と幼い娘を目の前で惨殺され、自身も瀕死に陥ったミリーはカトウという男に助けられた。彼女は肉体を改造されたことで命拾いしたが、それはまさに全身武器だった。ある日、ミリーは市街地から離れた場所にあるコーヒーショップを訪ね、磨いて欲しいものがあると言って包みをテーブルの上に置いた。だが店主の男は、俺はもう引退したからそっちの仕事は勘弁してくれと素っ気なく言った。「あなたじゃなきゃダメなの、ジュウベイさん」。彼は伝説の刀鍛冶として知られた男であり、その名前で久しぶりに呼ばれた男は気が変わって包みを開けてみた。その中にカトウの脇差が入っていたことからミリーが殺人剣をマスターしたことがわかったが、人殺しに加担するわけにはいかないと拒否した。それでもミリーが諦めそうにないため、ジュウベイは一つため息をつくと磨くのはこいつだけでいいのかと言った。奥の部屋へミリーを連れて行ったジュウベイは彼女の右足に仕込まれたショットガン用の弾を渡した。そして刀は生き物だから戦いの最中でも一人斬るごとに磨いてやらなければダメだと忠告した。

ジュウベイからキョウシローの居場所を聞いたミリーは車で本牧埠頭の廃工場へ向かった。彼女が麻薬の客だと思ったキョウシローは俺の女になれば一生ぶっ飛んでられるぜと誘惑するが、異変に気づくよりも早くミリーの剣が動いた。真っ赤な血を吹きながら倒れ込んだキョウシローのジャケットのポケットから携帯電話を抜き取ったミリーは、その姿を写真に取るとジャックに送信した。やがて着信音が鳴ると、何の冗談だというジャックに自分で確かめてみればいいと挑発した。周囲の仲間が殺されているその原因が彼女だと知り何者だと尋ねるジャックに、あんたに家族を殺されたミリーよと答えた。

キョウシローの死体を外へ引きずり出したミリーは、彼の手首を刀で切り落とすと入り口のガラスに血で「Welcome」と書いた。そして部屋の中を歩き回り、間取りや武器として使えそうな物の配置を確認して来たる時を待った。

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