忍者ブログ

野良猫ロック マシン・アニマル

  • posted at:2018-03-09
  • written by:砂月(すなつき)
のらねころっくましんあにまる
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年11月22日 併映「裸でだっこ」
監督:長谷部安春
企画:葛生雅美
脚本:中西隆三
撮影:山崎善弘
照明:高橋正博
録音:片桐登司美
美術:佐谷晃能
編集:丹治睦夫
助監督:田中登
色彩計測:古清水忍
現像:東洋現像所
製作担当者:紫垣達郎
音楽:たかしまあきひこ
挿入歌:「明日に賭けよう」梶芽衣子
・・・:「恋のブルース」青山ミチ
・・・:「恋はまっさかさま」太田とも子
技斗:田畑善彦
出演:梶芽衣子 藤竜也 郷鍈治 岡崎二朗 范文雀 
アメリカンビスタ カラー 82分

横浜の港町の一角に、マヤが率いる不良少女グループと佐倉が率いる暴走族が毎日何か面白いことはないかと戯れていた。ある日、一台のワゴン車がオーバーヒートを起こして停まっているの見つけると暴走族はそれを取り囲んだ。そして佐倉がお手上げの様子で立っていたノボとサブの前に歩み寄ると持っていたステッキで岩国のナンバープレートを叩き「気をつけろ。街へ出てきたらな」と言ってバイクのクラクションを鳴らした。他のメンバーの嘲笑で自分たちが馬鹿にされたことに気づいたサブは佐倉に殴り掛かろうとしたが、事を大きくしたくないノボはそれを力ずくで止めた。二人がいかにも貧乏臭い風袋をしていたことから、佐倉たちは金をたかるのを諦めたのだった。

ノボたちが向かった先は、岩国で聞いた人物の知り合いに当たるマスターがいるバーだった。マスターは横浜から出港する貨物船に密航者を乗せる仲介を行っており、2人はどうしても会わなければならなかった。日本を脱出しようとしているのはノボたちの他にもう一人おり、それを聞いたマスターは来週なら何とかなるかもしれないと言った。仲介料は1人100万円。するとノボは掌にあるカプセルを見せ、これで乗せて欲しいと交渉した。だがマスターは彼らに金がないことがわかると冷たくあしらった。するとその話を聞いていた歌手のミキは、アストロというゴーゴーバーにいるマヤに会えばいいとアドバイスした。

アストロは不良少女たちの溜まり場で、ノボはまずマヤに接触するとLSDを買いたいと言った。そしてあいつに聞くといいと言われたバーテンダーにドラッグを扱っているそうだねと話しかけ、買って欲しい物があるんだと紅茶の缶を見せた。その中にはLSDのカプセルが詰まっており、ここで流していることは知っているんだとサブが言うとバーテンダーは身を乗り出した。ノボが持っている在庫が500錠あることを知ると尻込みしたが、売り捌く話をつけることで合意した。一方、彼らの話を立ち聞きした手下からLSDのことを聞いたマヤはそれを奪うことにした。港付近に停めた車に近づくとサブは口琴を取り出し鳴らした。そして車に乗り込むと後部座席に隠れていた男がゆっくりと身を起こしたのだった。男はアメリカ軍の脱走兵のチャーリーで、彼とともにスウェーデンへ逃亡するために岩国の基地から横浜へやってきたのだ。そしてその資金は大量にあるLSDを売り捌いて作る計画だった。だが彼らの車をマヤたちが取り囲み、ナイフで脅してLSDを奪おうとしたのだが、チャーリーが拳銃を取り出したことで風向きが変わった。ノボはワゴン車を急発進させて逃げたが、マヤは彼らを絶対に探し出す気でいた。

屋台的映画館
PR

野良猫ロック セックス・ハンター

  • posted at:2018-01-24
  • written by:砂月(すなつき)
のらねころっくせっくすはんたー
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年9月1日 併映「大幹部 ケリをつけろ」
監督:長谷部安春
企画:高木雅行
脚本:大和屋竺 藤井鷹史
撮影:上田宗男
照明:森年男
録音:片桐登司美
美術:古谷晃能
編集:丹治睦夫
助監督:白井伸明
音楽:鏑木創
主題歌:「禁じられた一夜」安岡力也
挿入歌:「黄色いサクランボ」ゴールデン・ハーフ
挿入歌:「恋人がほしいの」ゴールデン・ハーフ
色彩計測:永塚各一郎
現像:東洋現像所
製作担当者:福田慶治
技斗:田畑善彦
出演:梶芽衣子 安岡力也 藤竜也 岡崎二朗 有川由紀 
アメリカンビスタ カラー 85分

アメリカ軍が引き揚げた立川のネオン街では、不良少女グループのリーダー・マコと不良少年グループのリーダー・バロンが統括する「イーグルス」が幅を利かせていた。ある夜、根城にしているゴーゴースナック・メインゲートでミキが盾突いたことから、マコはお灸を据えるために彼女を空き地に呼び出した。懐中電灯と車のヘッドライトの中で行われた決闘はマコの圧倒的な勝利に終わり、ミキはナイフで切られて倒れ込んだ。ユカは傷を負ったミキを車に乗せるとマコに早く行こうと促した。だがマコは「早く手当してやんな」と言ってその場に残り、原っぱに寝転がると星空を見上げた。するとそこに歌を口ずさみながら歩いてくる男がおり思わずその声に聞き惚れた。彼は数馬という通りすがりで「ママブルース」というスナックのことを尋ねたがマコは知らなかった。そんな他愛のない会話をするうちにマコは笑顔を取り戻した。仲間のところへ戻るとマリがその店の常連であることがわかり、マコはそのことを数馬に伝えた。

ママブルースを訪ねた数馬だったが、目当ての人はいなかった。彼は十年前に別れた妹のメグミを捜しており、ようやく人づてでスナックで働いていることがわかったのだが、ママから突然出て行ったという話を聞き落胆した。あの娘のことは諦めなさいと言われたが、どうしても居場所を明かさないことに疑問を抱いた数馬は誰にも頼らずに捜すことに決めたのだ。するとマリを巡ってのイチローとイーグルスとのケンカが始まり、その仲裁に数馬が入ったことで彼も抗争に巻き込まれることになった。子供の頃に姉が目の前で黒人兵に犯されるのを止められなかったことをバロンは今でも後悔しており、以来ショックで不能になったことでハーフや黒人に対して特別な憎しみの感情を持っていた。そしてマリの件をきっかけにして彼の怒りが爆発し、それらの人種を街から排除する活動を過激化させたのだ。男のメンバーは女の貞操を守るための戦争ごっこだと思っていたが、バロンにとっては本当の戦争だった。

イチローが仕事を辞めて街から出て行ったことを同僚から聞いたマリは、仕返しをするためにアジトへ戻ってくるバロンを待ち伏せし命を狙ったが、仲間に阻止され人質となった。バロンはマコを呼び出すと、彼女を引き渡す交換条件として今後一切俺たちがやることに対して口を出すなと言った。マコはマリをメインゲートに連れ帰ったが、イチローのことがどうしても忘れられないマリは一人で捜すことを決心し礼を言うと走り去った。そんな一途な彼女をマコはただ見送るしかなかった。

屋台的映画館

野良猫ロック ワイルド・ジャンボ

  • posted at:2017-11-05
  • written by:砂月(すなつき)
のらねころっくわいるどじゃんぼ
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年8月1日 併映「ハレンチ学園 身体検査の巻」
監督:藤田敏八
制作:笹井英男 岩澤道夫
企画:佐々木志郎
原作:船知慧
脚本:永原秀一 藤田敏八
撮影:安藤庄平
照明:海野義雄
録音:福田伸
美術:斉藤嘉男
編集:丹治睦夫
助監督:岡田裕
音楽:玉木宏樹
色彩計測:佐藤賢三郎
現像:東洋現像所
製作担当:金沢博
制作進行:真下武雄 坂田則正
スタント:三石千尋
出演:梶芽衣子 范文雀 地井武男 藤竜也 夏夕介
アメリカンビスタ カラー 84分

古びた町工場・丸保自動車商会を根城にする「ペリカンクラブ」。暇を持て余すガニ新、C子、デボ、ジローの四人はリーダー格のタキに片思いしている人がいるという噂を聞きつけたため二人をくっつけることにした。その方法とは彼女が運転する車を待ち伏せしてデボがタイヤを狙撃し、工場の部屋で鉢合わせさせるというものだった。作戦を決行し銃弾はタイヤに命中。パンクですかと偶然を装って現れたガニ新たちは手際よくスペアタイヤと交換した。そして女性が額にケガをしているのを見つけるとガニ新がハンドルを握り治療が必要だと言って工場まで運転した。ジローの兄が経営する工場の二階が彼らの溜まり場だ。C子が傷の手当てをしてしばらくするとタキが帰ってきたが、その光景に驚いた彼は慌てて興味のない素振りを見せた。すると自分の居場所ではないと察した女は帰って行った。その様子にタキはもう彼女と会うことはないだろうと諦めた。

外国人の観光客からせしめたチップの万札でガニ新たちが焼き鳥屋で飲んでいるとジローがある話を持ってきた。デボが三日前から東都高校の校庭を掘りまくっているというのだ。ここのところ様子がおかしいことに気づいていたタキはC子、ジローともに現場へ向かった。ライトで照らした箇所を一心不乱に掘り続けるデボにタキが話しかけたが、放っておいてくれというばかりだった。三人が呆れて帰ろうとしたところにやってきたガニ新はきっと宝探しに違いないと踏んで手伝うことにした。

寝不足のデボを引き連れてドライブに出かけたタキたちだったが、学生のボンボンヤクザ「西部会」から襲撃を受けた。タキは無視しろと言ったが我慢ならないガニ新は飛び降りて付近に停まっていたトラックに乗り込むと後ろから突っかけた。その様子を面白がったジローたちも二台のトラックに乗り込んで追い掛け回し日頃の鬱憤を晴らした。ひとりジープの運転席に残って呆れながら見ていたタキだったが、馬の嘶きが聞こえたことで振り返るとそこには白馬に跨ったあの女がいたのだ。逃げる白馬をタキが追い掛けると女が落馬した。心配して駆け寄ったタキは、やっと私に関心を持ったようねと言われたことでドギマギした。そんな彼女にタキは、お前は一体誰なんだとストレートに聞いた。すると女は正教学会幹部・藤森信介の二号であることを明かした。アサ子はその正教学会をタキにどうにかして欲しいと言った。しばらくいなくなること伝えに彼が根城に戻るとガニ新たちは西部会の復讐を受けてケガを負っていた。そこに帰ってきたのは目当ての物を掘り当てたデボだった。終戦時に駐屯していた霧島兵団がMPがくるという連絡を受けて慌てて埋めたという話を風呂屋のオヤジから聞き、苦労して武器を手に入れたのだ。武器マニアのデボが南部十四式拳銃三丁と九六式軽機関銃の調整が終えると、タキはメンバーにある計画を伝えた。

屋台的映画館

呪いの館 血を吸う眼

  • posted at:2016-06-22
  • written by:砂月(すなつき)
のろいのやかたちをすうめ
東宝
配給:東宝
製作年:1971年
公開日:1971年6月16日 併映「雨は知っていた」
監督:山本迪夫
制作:田中文雄
脚本:小川英 武末勝
撮影:西垣六郎
美術:育野重一
録音:渡会伸
照明:佐藤幸次郎
音楽:真鍋理一郎
整音:東宝録音センター
監督助手:河崎義祐
編集:近藤久
合成:三瓶一信
現像:東京現像所
制作担当者:橋本利明
出演:高橋長英 江美早苗 藤田みどり 岸田森 高品格
シネマスコープ カラー 81分

富士見湖の畔にある屋敷で妹で大学生の夏子と暮らす中学教師の秋子は、冬休みを利用して趣味の絵画を完成させようとしていた。彼女が頼りにしているのはレストハウスの管理人をしている久作で、愛犬・レオとの散歩の途中に出会うと裏口のドアの鍵を修理して欲しいと頼んだ。二人が話し込んでいるとシェパードのレオが突然走り出し、その拍子に倒れ込んだ秋子の脳裏に幼い頃に見たある夢の記憶がよぎった。心配し久作が彼女を助け起こすと、レオは運送屋のトラックとともに戻って来た。運転手は大きな木箱を降ろすなり、知らないと久作の質問に一切答えずに凍るような眼を向けて走り去った。久作は秋子に別れを告げると建物に木箱を引き入れたが、梱包材を外して包んだ布を取り去ると西洋の白い棺が現れたことから、悪ふざけにも程があると西原運送店に抗議の電話をした。だが先方はそんな荷物は扱った覚えがないという。思案の末、久作は棺を開けてみることにしたのだが、中は空で敷物の一部に血がついていたことから、顔を近づけて調べてみることにした。すると背後から伸びた手が彼の肩にかかった。

秋子が完成させようとしているのは、夕暮れの空から巨大な眼が覗き込んでいる奇妙な絵だった。ただ訳もなく目の底に浮かんでくる様子を描いただけだというその絵を見た夏子は、そのモチーフが5歳のときに見たというあの怖い夢ではないかと言った。するとその内容は忘れていると前置きをしながらも秋子はたぶんそうだと頷いた。それを聞いた夏子は、また彼に叱られるわよと指摘した。秋子の恋人は精神科医の佐伯で、つまらない強迫観念はすぐに忘れるべきだと言われていたからだ。だがどうしてもあの眼だけはどうしても忘れられないことから、何かの手がかりになると思い絵に表すことにしたのだ。これまでは特に動きはなかったが、先ほど起きたことを夏子に話すことにした。レオが運送屋の車目掛けて突然走り出した光景があの夢にそっくりだったことを。夢の中では先代のレオが見向きもせずただひたすら真っ直ぐに走って行くのだ。そして・・・。その先はどうしても思い出すことが出来なかった。

屋敷に遊びにやってきた佐伯は、秋子から話を聞くと運送屋だって機嫌が悪いことだってあるさと笑い飛ばした。そしてとても怖い幼児体験が大人になっても消えない君のような例はよくあり、その怖さに実態がない感覚的なものであることから悪夢や幻覚、架空の敵を作り出してしまうのだと説明した。それを横で聞いていた夏子は、そんな夢の話よりさっさと結婚して姉を幸せにしてあげれば強迫観念なんて吹っ飛んじゃうんじゃないかしらと言った。二人は顔を見合わせて苦笑するしかなかった。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R