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スクラップ集団

  • posted at:2017-10-08
  • written by:砂月(すなつき)
すくらっぷしゅうだん
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1968年
公開日:1968年11月24日 併映「極道社員遊侠伝」 
監督:田坂具隆
制作:脇田茂
企画:高島幸夫 本田延三郎
原作:野坂昭如
脚本:鈴木尚之
撮影:小杉正雄
美術:重田重盛
音楽:佐藤勝
録音:飯島陸夫
調音:松本隆司
照明:本橋昭一
編集:杉原よ志
監督助手:芦原正
装置:中村文吾
現像:東洋現像所
進行:福山正幸
制作主任:沼尾鈞
出演:渥美清 小沢昭一 露口茂 奈美悦子 宮本信子
シネマスコープ カラー 106分

九州のある炭鉱町では汲み取り業者がストライキを起こしていた。既に鉱山は閉鎖されていたが人口が増えているため、組合はバキュームカーを3台増やすか購入資金の借用を役所に申し込んだ。ところが役所側は聞く耳を持たなかったため賃上げ要求のストライキに踏み切ったのだ。組合のリーダー的存在であるホースは朝晩に不便を申し訳なく思うと住民に詫びるが、その影響で公園の公衆トイレには長蛇の列が出来ていた。その様子を見兼ねた警官は、非常事態としてその場を女性に譲り、男性は適当な場所で適当の処理をしたらどうかと提案した。散会して自宅に戻ったホースに会いに来たのは近所に住む主婦だった。糞尿の臭いに耐えられないため作業をして欲しいと願い出たが、仲間を裏切るわけには行かないの一点張り。だがそこである妙案を思いついた。ホースは車を持っている自家営業者だが組合に入っているから金を貰えば契約違反となる。つまり個人的な趣味として作業を行い金を受け取らなければ何の差し支えにもならないのだ。その考えを伝えると彼女は大喜びした。その後、役所が要求を飲み問題は解決したが、清掃課長が無断で汲み取っているホースの行動を知っていたために作業料の値上げを勝ち取ることが出来なかったのだ。仲間たちからの不評を買い孤立したホースは、除名を免れる代わりに一番遠くの地域を担当することになった。そうなると余計なガソリンを使ってしまうことから、その途中にある父と祖父が落盤事故で死んだ鉱山の扉に穴を開け、その中にバキュームカーに溜まった糞尿を流し込んだのだった。地下へ続くトンネルは3千尺の深さがあることからこの町の糞尿数百年分を納められる計算だ。それから1年ほど経ったある日、近くのボタ山を切り崩してゴルフ場が出来たが、異臭騒ぎで警察が抗口を爆破して調査することになった。その結果、ホースによる不法行為がわかり彼は証拠物件のバキュームカーを運転して巡査について行くことになったが、その途中で逃走した。若戸大橋を渡って九州を離れ山陽道をひた走って大阪に入ったが、そこでは営業が出来ないため車を売り払い釜ヶ崎に流れ着いた。この町はホースが慣れ親しんだ臭いが蔓延していた。

その町の福祉事務所でケースワーカーとして働くケースは、就業出来ない生活困難者に対し親身になって相談に乗っていたことから多くの人たちに慕われていた。彼がいつものように家々を巡回していると橋脚の下にバラックを建てて住んでいる山田家が引っ越し準備をしていることを知った。その理由を尋ねると、親戚間でもたついていた田舎の土地の問題が急に解決し、それを売った金でアパートを建てて暮らそうとしているというのだ。その話を聞いて喜ぶケースに山田は心ばかりのご馳走を振る舞うとあるお願いをした。彼の娘には耳の後ろに火傷の痕があるが、田舎には火傷の女は火を招くという古い習慣があるためこのまま一生を送ることになるだろうからお情けをかけて欲しいというのだ。意味がわからずにケースが聞き返すと、それは生涯の思い出に彼女を抱いてやって欲しいというものだった。焦った彼は拒み続けたが、本人や山田の妻が了承していることを知ると断り切れなくなった。それから数日後、山田一家が心中したことを新聞で知ったケースは良心の呵責にさいなまれ所長に辞表を提出した。

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ずべ公番長 ざんげの値打ちもない

  • posted at:2017-09-26
  • written by:砂月(すなつき)
ずべこうばんちょうざんげのねうちもない
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1971年
公開日:1971年4月28日 併映「日本侠客伝 刃」
監督:山口和彦
企画:吉峰甲子夫
脚本:宮下教雄 山口和彦
撮影:仲沢半次郎
録音:長井修堂
照明:元持秀雄
美術:藤田博
編集:長沢嘉樹
助監督:深町秀熙
擬斗:日尾孝司
進行主任:東一盛
企画担当:高村賢治
装置:吉田喜義
装飾:酒井喬二
記録:宮本衣子
現像:東映化学
音楽:津島利章
主題歌:「ざんげの値打ちもない」北原ミレイ
挿入歌:「棄てるものがあるうちはいい」北原ミレイ
出演:大信田礼子 橘ますみ 賀川雪絵 集三枝子 片山由美子
アメリカンビスタ カラー 86分
 
赤城女子学園を卒園した影山リカは一年ぶりに新宿へ戻ってきた。まず彼女が向かった先は、同室だった村木みどりの父・鉄五郎が経営する自動車工場だった。みどりが仮病を使って面会を拒否したことで娘と会えず仕舞いだった鉄五郎は、その帰りにリカに彼女が小さな頃から大事にしていたタヌキの土鈴を渡して欲しいと手渡した。リカはそのことをみどりに伝えたが、訳あって受け取ろうとしなかったことから今日まで大切に保管していたのだ。住所を手にようやく探し当てたのだが、何やら中では不穏な空気が漂っていた。卒園したみどりは自宅へ戻らずに恋人の浜田と同棲しており、その際に大矢組から80万円の借金をしていたのだ。鉄五郎は手持ちの30万円を支払うと取り立てにきた組員を一時的に追い返した。男たちがいなくなるのを待って事務所に顔を出したリカが挨拶すると、鉄五郎は彼女のことをよく覚えていた。ご苦労だったねとねぎらいの言葉を掛ける鉄五郎に、みどりに渡すのを忘れていたと嘘をついて土鈴を返すと彼の表情は曇った。みどりがいないことがわかり帰ろうとするリカを呼び止めた鉄五郎はこの後どうするんだと尋ねた。すると今夜の宿を探さないといけないという答えが返ってきたため、世の中は地道に生きなければならないと説教した上でうちで働きなさいと言った。それを聞いたリカは親切を素直に受けることにした。

大矢組は大矢興業としてギンザ娘というアルサロの経営を行う一方で、裏では賭場を開いていた。浜田はそこで多額の借金を作ったが、金額が膨らむきっかけとなったのはみどりが鉄五郎の実印を持ち出したことだった。浜田と鉄五郎の関係あることがわかると組長の大矢松造はこれを機に土地と建物の乗っ取りを図った。浜田はいわゆるヒモで、みどりをゴーゴーキャバレーで働かせた金で遊んでいたが、鉄五郎はみどりのためを思って借金の肩代わりをしていたのだった。鉄五郎の助手を務めるマカオからみどりの居場所を教えてもらったリカは、工場で働く報告を口実にして会うことに決めたが、彼女はけんもほろろだった。そこで事情は知らないが家に帰って親父さんを安心させてはどうかと提案したが、余計な心配はするなと追い返されてしまった。その帰り、マカオの運転する車が彼の不注意で運送屋のトラックと交差点で衝突した。運転席から飛び出してきた荒井竜二に対しマカオが謝っているんだから堪忍してやってとリカが言ったが、納まりのつかない竜二は関係ない奴が口出しをするなと言い返した。結局は工場で整備することで折り合いがつき、手を煩わせた鉄五郎にリカは出前のラーメンをご馳走することにした。するとそこへ岡持ちを手にやってきたのは、リカを姐御と慕うお雪だった。

お雪が働く珍々軒に集まったのは、リカの他にギンザ娘で働く赤城OGの長子とセンミツ、そしてツナオだった。リカが同級生だったマリのことを話題にすると何故か長子は口をつぐんだ。それでも何とか住所を聞き出した彼女は手土産を持って目的地に向かったのだが、そこは霊神会教団という宗教団体の建物だった。教祖に案内されて二階に上がったリカは、マリがいるはずの部屋で男が血を吐いて倒れていることに驚いた。

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ずべ公番長 はまぐれ数え唄

  • posted at:2017-09-18
  • written by:砂月(すなつき)
ずべこうばんちょうはまぐれかぞえうた
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1971年
公開日:1971年3月9日
監督:山口和彦
企画:吉峰甲子夫
脚本:宮下教雄 山口和彦
撮影:飯村雅彦
録音:小松忠之
照明:元持秀雄
美術:中村修一郎
編集:長沢嘉樹
助監督:深町秀熙
擬斗:日尾孝司
進行主任:東一盛
企画担当:高村賢治
装置:松野太三郎
装飾:神谷好孝
記録:山内康代
現像:東映化学
音楽:津島利章
主題歌:「はまぐれ数え唄」大信田礼子
挿入歌:「ビューティフル・ヨコハマ」平山三紀
出演:大信田礼子 谷隼人 賀川雪絵 集三枝子 市地洋子
アメリカンビスタ カラー 84分

山岳地帯を行く護送トラックには、三たび赤城女子学園に戻ることになった関東のずべ公仲間から伝説と呼ばれるハマぐれおリカこと影山リカと、彼女を姐御と慕うお雪が乗っていた。二人が到着するとリカを知る者たちは皆沸き立ったが、その様子を冷たく見ている女がいた。彼女は今の学園を仕切る関西ずべ公界のトップ・河内のお紋だった。お紋は作業中の川原で学園の番長を決める勝負を挑みリカもそれを買ったが、教官が止めたことでそのままお預けとなった。その後、何度も衝突がありながらも決着がつかず、1年後にリカはお雪とともに仮卒園した。門から出てきたリカたちにヘンリー河村というおかしな男が車で近づいてきて話しかけてくるので警戒していると、ツナオに頼まれて横浜から迎えにきたことがわかり思わず顔がほころんだ。彼女と以前から親交があるツナオは不器用だが憎めない男だった。車が中華街へやってくると、3年ぶりの風景に懐かしさを感じていたが、アダルトグッズショップの前で降ろされるとその光景に眉をひそめた。そこはツナオがヒモとして生活している安萬寿の店だったが、エロ写真を密かに売っていることが「Z団」にばれて殴り込みを掛けられたのだ。Z団は横浜を一帯を仕切る暴力団中尾組の息が掛かった女愚連隊で、再会の喜びもつかの間。ツナオはリカに用心棒を願い出たのだった。

ハマにのさばる愚連隊を偵察するためにリカがお雪と街をブラついていると、昔なじみのパコがZ団のジャケットを着てホステス募集のポスターを貼っていた。あんたが番長をしていた頃とは違うんだというパコの話で以前この土地を仕切っていた梶岡組が中尾組に潰されたことを知った。おとなしくしているか他所へ行くか考えた方がいいと言われたリカだったが、もちろんおとなしくするわけがなかった。パコと別れるとリカはモロッコというスナックに向かった。この店のマスターの早坂竜之助はリカの育ての親だった。彼女が3歳の時に船乗りだった父親が死に、そのショックで母親も半年経たずに病死した。両親と親交があった竜之助はリカのことを任されていたのだが、ドス竜と呼ばれていたその頃に出入りで刑務所暮らしとなり、出てきた時には彼女の所在がわからなくなっていた。名前だけを頼りにして必死に捜し回りようやく孤児院に引き取られていたことを突き止めたが、リカは8歳になっていた。それからは罪滅ぼしのつもりで実の娘のように育てたのだった。再会を喜ぶ竜之助はとっておきのワインを開け、常連客の売春婦・バケネコも交えて乾杯しようとしたのだが、それを邪魔したのはお紋だった。Z団のボスの彼女は赤城時代のケリをつけにきたのだ。

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砂の器

  • posted at:2016-12-08
  • written by:砂月(すなつき)
すなのうつわ
松竹=橋本プロダクション
配給:松竹=富士映画
製作年:1974年
公開日:1974年10月19日
監督:野村芳太郎
制作:橋本忍 佐藤正之 三嶋与四治
原作:松本清張
脚本:橋本忍 山田洋次
制作補:杉崎重美
企画:川鍋兼男
制作協力:シナノ企画 俳優座映画放送
撮影:川又昻
美術:森田郷平
音楽監督:芥川也寸志
作曲・ピアノ演奏:菅野光亮
指揮:熊谷弘
演奏・特別出演:東京交響楽団
録音:山本忠彦
調音:吉田庄太郎
効果:福島幸雄
照明:小林松太郎
編集:太田和夫
監督助手:熊谷勲
装置:若林六郎
装飾:磯崎昇
衣裳:松竹衣裳
現像:東洋現像所
進行:長嶋勇治
制作主任:吉岡博史
出演:丹波哲郎 加藤剛 森田健作 島田陽子 山口果林
シネマスコープ カラー 143分

昭和46年6月24日早朝、東京国鉄蒲田操車場構内で死体が発見された。被害者の年齢は60-65歳。やや痩せ型で、服装はグレーの背広上下を着用していた。背広にはネームが入っておらず所持品がなかったことから、身元不明のまま検分が行われた。血液型はO型で、死因は前頭部頭蓋骨陥没。石の様な物で頭部や顔面を殴打され、死後に轢死を装ったものと判明した。胃の内容物からアルコール分が検出され、死後推定3時間から4時間が経過していた。捜査一課の今西栄太郎警部補は西蒲田警察署刑事課の吉村弘巡査とともに聞き込みを行い、事件の前夜に蒲田駅前のトリスバー・ロンで強い東北訛りの二人が話し込んでいたこと突き止めた。そしてそのうちの一人が被害者である可能性が高まったことからもう一人の若い男を重要容疑者として捜査することになった。白いスポーツシャツを着た若い男が被害者を殺害して返り血を浴びれば遠くへ逃げることが不可能だと考えた吉村は土地勘がある者の犯行だとした。それを聞いた今西は、例えスポーツシャツに血痕がついたとしてもその下に着たシャツ姿になれば怪しまれることはないと一蹴した。

捜査は難航した。若い男が処分したと思われるシャツが出て来なかったからだ。そこでホステスの証言に比重を置いて捜査を行うことになった。捜査本部は男たちの会話の中で何度か「カメダ」という言葉が交わされていたという証言をもとに、警察庁に依頼して東北各県にいる64名の亀田姓を洗い出したが、その中に被害者を知る人物は一人もいなかった。手詰まり感が漂う中、今西は「カメダ」が人名ではなく地名ではないかと発言した。昨日、書店の店先で見た鉄道地図に「羽後亀田」という秋田県の駅名が載っていたからだ。本部の了解を得た今西は吉村とともに現地へ赴いたが、不審な男が川沿いの木の傍に30分程いたという情報以外目ぼしいものはなかった。8月4日、2日間の滞在で収穫がなかった二人が帰京すると捜査本部は解散し以後は警視庁の継続捜査に移った。

8月9日、事件は思わぬ形で動いた。被害者の息子が現れたのだ。三木謙一は父・彰吉がお伊勢参りに行くと言ったまま連絡が取れなくなったが、気ままな旅をすると言っていたことで特に気にも留めていなかった。だが50日を経過しても連絡がないため家族と相談して岡山県警に捜索願を出したのだ。すると警視庁から出ている紹介に心当たりはないかと見せられた写真があまりにも父に似ていることから東京で身元確認を行ったのだった。学校卒業後に島根県で巡査をしていた彰吉は、退職後は生まれ故郷の岡山県の江見町で雑貨店を営んでいた。遺体が彰吉であることは確認されたが、東北へ行ったことがないと思われるその人物が何故強い東北弁をしゃべり、お伊勢参りに行った人物が何故東京にいたのか、謎はさらに深まった。

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ずべ公番長 東京流れ者

  • posted at:2016-10-26
  • written by:砂月(すなつき)
ずべこうばんちょうとうきょうながれもの
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1970年
公開日:1970年12月3日 併映「日本侠客伝 昇り龍」
監督:山口和彦
企画:吉峰甲子夫
脚本:宮下教雄 山口和彦
撮影:中島芳男
録音:広上益弘
照明:元持秀雄
美術:藤田博
編集:長沢嘉樹
助監督:深町秀熙
擬斗:日尾孝司
進行主任:志村一治
企画担当:高村賢治
装置:根上徳一
装飾:上原光雄
記録:高津省子
現像:東映化学
音楽:津島利章
挿入歌:「東京流れ者」大信田礼子
挿入歌:「長崎ごころ」ジ・アース
出演:大信田礼子 橘ますみ 集三枝子 賀川雪絵 南利明
アメリカンビスタ カラー 86分

大羽興業と立ち回り再び赤城女子学園に逆戻りした「ハマグレのおリカ」こと影山リカは、妊娠しているメリーが「ネリカン」にいる彼氏のトミーに会って産むか産まないかを相談したいと思っていることを知り仲間とともに脱走の手助けをした。それから1年後、卒園したリカは保護司の坂本の紹介で小さなおもちゃ工場に勤めていたが、ミスが多くて作業課長に呼び出された。もう一度やらせてほしいと頭を下げるリカに課長がその件について今晩静かなところでゆっくりと話したいと言ったことで、魂胆を知った彼女は思わず頬を引っ叩いた。それが原因でクビになったリカが当てもなく歩いていると秋祭りが行われている神社が目に入った。その先で威勢のいい声が聞こえたことから覗いてみると、ハンサムな男が成田山のお守りがついた法律学入門を啖呵売していた。香具師の常太郎はリカから財布を掏った男から目を離さず、去ったと同時に追いかけ「俺の客から掏り盗ろうとしたのが気に食わねえんだ」と取り返した。常太郎は被害に遭ったことすら気づいていないリカに財布を差し出すと、彼女はお礼を言ってペンダントをあげた。

新宿に戻ってきたリカに声を掛けてきたのはチョボ松という冴えない男だった。デパートの売り子のような食品販売業の仕事を斡旋してくれるということでついて行った彼女だったが、そこは加瀬寅組の屋敷だった。若いリカが丁重に仁義を切ったことに感心した関東加瀬寅一家の五代目女親分・加瀬蘭子は、その作法を覚えたのが赤城女子学園だとわかると顔を綻ばせた。同じ赤城の卒業生と知り喜ぶ蘭子だったが、リカは売り子として連れて来られたのにと文句を言った。すると蘭子は例えテキヤ稼業であっても同じ売り子だと強気で主張した。だがそれでも納得しないため今度は泣き落としで引き留めることにした。結局、鉄道のガード下でチョボ松と焼きトウモロコシを売ることになったリカだったが、蘭子は二人に内緒でホストクラブ通いをしていた。

黒江組は加瀬寅組が持っている全国街商組合の看板を狙っていた。手に入れば新宿でのし上がることが出来るからだ。それを取り上げるために子分たちを使って度々嫌がらせを行っていたが、自分たちの商売道具が汚されたことでリカはケンカを買った。赤城の仲間だった知床のおたまの助けもあって黒江組を撃退したリカはそのことを蘭子に報告したが、彼女もスカウトしたという二人を紹介した。ナンバーワンホストのジミーに入れ込む蘭子は念願叶ってホテルに連れ込むことに成功したが、事の前に部屋へ入ってきたのはジミーの妻だった。逆美人局だとわかった蘭子がウワバミの彫物を見せて凄むと二人は腰を抜かした。妻はリカの仲間の八百長子で、ジミーと名乗っていたのは夫の丸井綱夫だった。意気投合したリカたちは赤城の同窓会を行うことになったが、その中でセンミツこと千本ミツ子は近々結婚することを発表した。婚約者の浜村はこれを機に黒江組から足を洗おうと考えていたが、黒江は条件として100万円を要求した。

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