東宝映画
配給:東宝
製作年:2004年
公開日:2004年12月4日
監督:北村龍平
製作:富山省吾
プロデューサー:山中和成
脚本:三村渉 桐山勲
撮影:古谷巧
美術:瀬下幸治
録音:斉藤禎一
照明:高坂俊秀
編集:掛須秀一
キャスティング:城戸史朗
アクションコーディネーター:竹田道弘
カースタントコーディネーター:雨宮正信
助監督:斉藤博士
製作担当者:金澤清美
タイトルデザイン:カイル・クーパー
音楽:キース・エマーソン
音楽共同プロデュース:キース・エマーソン ウィル・アレクサンダー
音楽:森野宣彦 矢野大介
挿入歌:「WE’RE ALL TO BLAME」SUM41
ゴジラ・メインテーマ:伊福部昭
音楽プロデューサー:北原京子
特殊技術・特殊技術:浅田英一
特殊技術・撮影:大川藤雄
特殊技術・特殊美術:三池敏夫
特殊技術・照明:川辺隆之
特殊技術・造形:若狭新一
特殊技術・特殊効果:久米攻
特殊技術・操演:鳴海聡
特殊技術・助監督:石井良和
製作担当者:大浦俊将
スーツアクションアドバイザー:喜多川務
出演:松岡昌宏 菊川怜 ドン・フライ 水野真紀 北村一輝
シネマスコープ カラー 125分
度重なる戦争と環境破壊、そして発達し過ぎた科学は地球の環境を歪め、眠っていた巨大怪獣を呼び覚ました。人類はお互いを敵とする時代を終え怪獣の脅威と戦う時代へと突入した。これが地球防衛軍の誕生のきっかけとなった。また世界各地で特殊な身体能力を持つ新人類・ミュータントが確認されるようになり、地球防衛軍では対怪獣戦力として彼らを集めた部隊・M機関を組織した。地球防衛軍の最大の敵は、1954年に初めてその姿を現して以来、幾度となく世界を滅亡の危機に陥れた怪獣の王・ゴジラだった。1984年、地球防衛軍が開発した空中戦艦・轟天号は南極でゴジラと対決したが、奇襲作戦も虚しく放射熱線を浴びて航行不能となった。だがその時に起きた地震でゴジラが地割れに足を掬われるとミサイルで氷山を破壊した。すると無数の氷の塊は深いクレバスに落ちて行くゴジラを封じ込めたのだ。人類にとって初めての勝利だった。
2004年、大破した轟天号の後継艦として建造された新たな轟天号はノルマンディ沖で竜のような姿をしたマンダと遭遇した。マンダは轟天号に巻きつくと深海に引きずり込んだ。かつて旧轟天号でゴジラを氷塊に封じ込めた経験のある艦長のダグラス・ゴードン大佐は、ミサイル攻撃で海底火山を噴火させて脱出することに成功した。マンダはなおもしつこく追ってきたが、冷凍メーサー砲と艦首鋼鉄ドリルによって粉砕された。この戦闘により轟天号は72パーセントの損傷を負い、なおかつ乗員を危険にさらした責任問題でゴードンは軍法会議にかけられた。
北海道で未知の怪獣のミイラが引き揚げられ防衛博物館に運ばれた。国連から派遣された分子生物学者・音無美雪の警護を任されたのはM機関の尾崎真一だった。どうせ理屈っぽい老いぼれが来るんだろうと思っていたが、まるでモデルのような美女だったことから面食らった。博物館に収容された怪獣は機械と生物が融合したサイボーグ怪獣だった。古代生物学者で館長の神宮寺八郎が付着物を分析した結果、それが1万2千年前の物であることがわかった。その話を聞いた美雪がその時代に融合させる技術があったとは思えないと口にすると、神宮寺は少なくともこの星にはないと静かに言った。
屋台的映画館
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