東宝
配給:東宝
製作年:1961年
公開日:1961年7月8日 併映「香港の夜」
監督:杉江敏男
製作:藤本真澄
脚本:笠原良三 田波靖男
撮影:鈴木斌
美術:村木忍
録音:矢野口文雄 宮崎正信
照明:猪原一郎
音楽:広瀬健次郎
主題歌:「大学の若大将」デューク・エイセス
・・・:「夜の太陽」加山雄三
監督助手:梶田興治
編集:小畑長藏
現像:東京現像所
製作担当者:根津博
出演:加山雄三 星由里子 団令子 江原達怡 北あけみ
シネマスコープ カラー 82分
京南大学法学部政治学科の田沼雄一は水泳部でエースとして活躍しているが、麻布の老舗すき焼き屋「田能久」の長男であることから親しみを込めて皆から「若大将」と呼ばれている。ある日、正義感の強い彼はチンピラといざこざを起こし警察沙汰になった。そのことが父・久太郎の耳に入り帰宅するとこっぴどく叱られた。おまけにバンドを組むための楽器購入で学費を使い込んだこともバレてしまい、雄一はアルバイトをして穴埋めすると啖呵を切った。田能久はナイトクラブスタイルの「黒馬車」というステーキハウスに客を奪われており、雄一は久太郎が金銭面で頭を痛めていることを知っていた。そこで明治時代から変わらないすき焼だけを売りにするのではなく、対抗措置として店舗の改装や新しいメニューを取り入れるべきだと進言するが、お前のような若造に商売のことで指図を受けるほど耄碌はしていないとまた叱られた。部屋に籠った雄一がギターを爪弾いていると妹の照子が入ってきた。先日、お得意様へ集金に行った際にその中から2万円ほどくすねたというのだ。何かで埋め合わせするからその罪を被って欲しいと頼まれた雄一は、水泳部で行うダンスパーティーのチケットを10枚友達に捌いてくれと言った。
その夜、雄一の言葉が気になった久太郎は黒馬車へ偵察に出掛けた。店内には大きなステージがあり、女性歌手がバンドの演奏で歌っていた。サーロインステーキのスペシャルを注文すると、ボーイからホステスは如何かと尋ねられた。それがスープか何かだと勘違いした久太郎はとりあえず一人前を注文したのだが、後にそれが女給だと知り驚いた。注文の料理が来るまで踊りましょうとトランジスタのチャコに誘われた久太郎は断るが、せっかくホステスを呼んだのに無駄じゃないと言われたため渋々従うことにした。ムードのある音楽に乗せて踊るうちに彼はダンスホールにいるような気分になった。やがて音楽がロック風のドドンパに変わるとチャコの目は男性歌手に釘付けになり久太郎は嫉妬した。彼は暗くて歌手の顔がよく見えなかったが、その時にステージで歌っていたのは雄一だった。
屋台的映画館
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