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谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座

  • posted at:2023-11-25
  • written by:砂月(すなつき)
たにおかやすじのめっためたがきどうこうざ
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年3月20日 併映「喜劇 いじわる大障害」
監督:江崎実生
企画:園田実彦
原作:谷岡ヤスジ
脚本:山崎厳 鴨井達比古
撮影:岩佐一泉
照明:藤林甲
録音:橋本文雄
美術:柳生一夫
編集:辻井正則
助監督:山口清一郎
色彩計測:仁村秀信
現像:東洋現像所
製作担当者:福田慶治
音楽:坂田晃一
主題歌:「ヤスジのオラオラ節」谷岡ヤスジ
出演:三波伸介 宍戸錠 藤江リカ 悠木千帆 沢知美
シネマスコープ カラー 84分

オラオラ丘派出所の屋根の上でムジ鳥が「全国的にアサー」と日の出を告げるとオラ山家の一日が始まる。オラ山家は夫のダメ次、妻のメタ子、長男のガキ夫、次男のキン太、姑のウメの5人暮らしだが、気の弱いダメ次はメタ子に頭が上がらない。ある日、ダブルベッドのセールスマンと称する男が訪ねてきたが、それは世を忍ぶ仮の姿で本当はダッチボーイのセールスマンだった。欲求不満のメタ子は興奮しセールスマンを自分の部屋へ招き入れると、早く膨らませて欲しいとせがんだ。そして本物にそっくりなマッチョ人形の体に触りまくると手は何時しかパンツの中へ。ところがその人形には大事な物がついていなかった。メタ子が文句を言うとセールスマンは希望のサイズを別に取り付けることが出来ると説明し、大型から小型までいろいろと取り揃えているとパーツを見せた。するとそのあまりのリアルさに驚いたメタ子は即金で支払ったのだった。セールスマンが帰って行ったことでダメ次は何を買ったのか尋ねようとしたが、メタ子は鍵を掛けて部屋から出てこようとしなかった。心配になり鍵穴を覗くと、そこでは彼女が見知らぬ裸の男にキス責めをしていたのだ。怒ったダメ次は壁をぶち破って大暴れしこの浮気者めと罵ったが、ロクに満足もさせてくれないんだからダッチボーイを相手にしたっていいじゃないのと言われ絶望した。取っ組み合いのケンカをしているうちにいつの間にかいいムードになったが、その様子をガキ夫とキン太が興味津々に見ていた。

遊びに出掛けたガキ夫は用を足すために公衆便所に駆け込んだが、クラスメイトの永井アサ子たちがやってきたため恥ずかしくて外の草むらで立ちションすることにした。ところが面白がってついてきた彼女らに「小さい、幼い、無邪気」と言われショックを受けたのだった。生きて恥をかくより死んだ方がましだと考えたガキ夫は川に飛び込むが水は腰までしかなかった。そこで今度は線路に寝転ぶが分岐器で列車の進路が変わり命拾いした。その様子を傍で見ていたキン太のアドバイスに従い遊園地の観覧車にロープを結び付けて首を吊ろうとするが急いで飛んできたムジ鳥に助けられた。死のうと思えばいつでも死ねると考えたガキ夫は恥をかかせたアサ子に復讐するために永井邸に乗り込んだ。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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