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げきじょうばんえんじんせんたいごーおんじゃーたいげきれんじゃー
テレビ朝日=東映エージエンシー=東映ビデオ=東映
配給:東映
製作年:2009年
公開日:2009年1月24日 併映「’08真夏のゴーオンライブ!」「’09ニューヒーロー戦力ファイル!」
監督:諸田敏
製作:石井徹 亀山慶二 松田英史
企画:日達長夫 梅澤道彦 小川政則
エグゼクティブプロデューサー:鈴木武幸 杉山豊 疋田和樹
プロデュース:加藤和夫 佐々木基 矢田晃一 日笠淳 和佐野健一
原作:八手三郎
脚本:香村純子 荒川稔久
音楽:大橋恵 三宅一徳
撮影:松村文雄
照明:竹田勝三
美術:大谷和正
編集:佐藤連
録音:宮葉勝行.R
選曲:宮葉勝行.R
記録:渋谷康子
助監督:加藤弘之 荒川史絵
進行主任:南條記良
音響効果:阿部作二
視覚効果:沖満
音楽プロデューサー:前山寛邦
オープニング・テーマ:「炎神戦隊ゴーオンジャー」高橋秀幸(Project.R)
エンディング・テーマ:「明日もゴーオンジャー」岩崎貴文(Project.R)
キャラクターデザイン:酉澤安施 篠原保
デフォルメキャラクター:K-SUKE
企画協力:企画者104
資料担当:葛西おと 松井大
デザイン協力:プレックス
造型:前澤範
製作協力:東映テレビ・プロダクション
特撮監督:佛田洋
アクション監督:石垣広文
出演:古原靖久 片岡信和 逢沢りな 碓井将大 海老澤健次
アメリカンビスタ カラー 57分

世界的な総合スポーツ用品メーカー・スクラッチ。真咲美希特別開発室室長の娘・なつめの誕生日会に出席するために宇崎ランや深見レツと待ち合わせしていた漢堂ジャンだったが、害地水気スペシャル目蛮機獣・ヌンチャクバンキが現れたためゲキレッドに変身して戦うことにした。遅れてやってきたゲキイエロー(ラン)、ゲキブルー(レツ)と力を合わせるが、臨獣トータス拳のリンギ・空裂波(くれっぱ)で別の空間へ飛ばされた。騒ぎを聞きつけた炎神戦隊ゴーオンジャー(江角走輔、香坂連、楼山早輝、城範人、石原軍平)がやってくると、ヌンチャクバンキは時劣態(じれったい)を5人に見舞った。時間差でダメージを食らったゴーオンジャーが苦しむ間にヌンチャクバンキは姿を消したが、そこに現れたゲキバイオレット(深見ゴウ)とゲキチョッパー(久津ケン)は彼らがジャンを襲った敵だと思い勝負を挑んだ。

話し合いにより彼らが噂のゴーオンジャーであることを知ったゴウとケンは協力することにした。だが謎なのは蛮機族ガイアークの作った蛮機獣が邪悪の獣拳「臨獣拳アクガタ」を使っていることだった。そこでゴウたちはゴーオンジャーをスクラッチにいるマスター・シャーフーに会わせることにした。スクラッチは表向きは世界的な総合スポーツ用品メーカーだが、ゲキレンジャーをサポートするための部署が特別開発室だった。その真の目的は「獣拳」を科学的に進化させることにあった。マスター・シャーフーは激獣フェリス拳の使い手でゲキレンジャーの師匠に当たるのだ。関係者と1年ぶりの再会を懐かしむゴウたちだったが、なつめはそこにジャンたちがいないことに気づいた。彼らが異空間へ飛ばされたことを知ったマスター・シャーフーは、その拳法が恐らく空裂波でガイアークの背後に臨獣殿の残党がいたとしたら狙いは慟哭丸だろうと言った。それは永遠の時を生き退屈を紛らわすためだけに世界を滅ぼそうとした無間龍・ロンを封じた玉だった。二度と出てこられないようにジャンが身につけて守っていたが、それがガイアークの狙いだとしたら地球は最悪の事態を迎えることになるのだ。道先案内ロボット・ボンパーの解析でポイント4835に空間の歪みがあることがわかると、マスター・シャーフーがゲキワザで穴を開けた。

屋台的映画館
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けんか空手 極真無頼拳

  • posted at:2024-02-18
  • written by:砂月(すなつき)
けんかからてきょくしんぶらいけん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年12月27日 併映「トラック野郎 爆走一番星」
監督:山口和彦
企画:太田浩児
原作:梶原一騎 影丸譲也
脚本:掛札昌裕 中島信昭
撮影:中島芳男
録音:小松忠之
照明:川崎保之丞
美術:中村修一郎
編集:田中修
助監督:岡本明久
記録:宮本衣子
擬斗:日尾孝司
スチール:遠藤努
進行主任:松本可則
装置:根上徳一
装飾:田島俊英
美粧:入江荘二
美容:石川靖江
衣裳:福崎精吾
演技事務:石川通生
現像:東映化学
音楽:菊池俊輔
挿入歌:「空手道」渥美健
協力:極真会館
出演:千葉真一 多岐川裕美 中島ゆたか 湯原昌幸 石橋雅史
アメリカンビスタ カラー 87分

戦後初の全日本空手道選手権大会で優勝した大山倍達だったが、邪道の名を着せられ空手界から追放された。数年山に籠って稽古を重ねた彼は修業を終えると東京に戻り、自分の力を試すべく空手道場を訪れては他流試合を申し込んだのだった。そして昭和26年、錬心館を訪ねた大山は試合を申し込むが、館長の竜道寺重成に現代の空手は青少年の心身を鍛える健全なスポーツだからお前のは時代錯誤も甚だしいと断られた。「けんか空手」と揶揄される大山の空手は牛を殺す程の危険性があることから、彼が道場を出て行くと竜道寺は門弟たちに闇討ちを掛けさせたのだった。だが大山の強さは桁違いで全員を叩きのめしたが、それが刑事事件に発展し空手界から永久追放された。

数日後、食堂で飲んだくれていた大山は少年航空兵時代の仲間だった木村仙八と再会した。暴力団のボスとなった木村は昔と変わらない無鉄砲な大山に悪いようにはしないから力を貸してくれと言った。暴力団の用心棒として働き始めた大山は、祭りの出店でいかがわしい商売をするテキヤの男に目が留まった。その男は小鶴誠といい大山の名を騙って修業の際に見つけたという偽りの滋養強壮の薬草を売っていたのだ。本物が目の前にいることを知って青くなった小鶴は土下座をして謝るが、相棒の大橋耕一は俺が知っている大山倍達は空手家であり、暴力団の手先になった大山こそインチキだと言った。その言葉が大山の胸に刺さった。

その夜、頭が上がらない小鶴は大山の機嫌を取るために小料理店へ連れて行った。そこでも小鶴は大山の名を騙っており、看板娘の野川寿美子の気を引こうともがいていた。そんな彼を見て面白がる当の大山は弟子と称した。二階の座敷には竜道寺と門弟たちが客として来ており、酌をする寿美子の美貌に心を奪われた竜道寺は彼女を手籠めにしようとした。その噂は下にもすぐに届き、居ても立っても居られない無鉄砲な小鶴は一発で伸された。大山は小鶴を介抱するが抵抗することはなかった。すると竜道寺は一瞥して用心棒かと吐き捨てるように言った。

屋台的映画館

けんか空手 極真拳

  • posted at:2024-01-17
  • written by:砂月(すなつき)
けんかからてきょくしんけん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年8月9日 併映「暴力金脈」
監督:山口和彦
企画:太田浩児
原作:梶原一騎 影丸譲也
脚本:鈴木則文 中島信昭
撮影:中島芳男
録音:広上益弘
照明:梅谷茂
美術:藤田博
編集:田中修
助監督:福湯通夫
記録:山内康代
擬斗:日尾孝司
スチール:遠藤努
進行主任:松本可則
装置:小早川一
装飾:田島俊英
美粧:井上守
美容:宮島孝子
衣裳:福崎精吾
演技事務:石川通生
現像:東映化学
音楽:菊池俊輔
挿入歌:「空手道」渥美健
・・・:「男ひとすじ」渥美健
協力:極真会館
出演:千葉真一 成田三樹夫 多岐川裕美 石橋雅史 千葉治郎
アメリカンビスタ カラー 88分

昭和24年、京都・丸山公会堂で戦後初の全日本空手道選手権大会が洗武館館長・中曽根龍起大会委員長の下で開催された。空手日本一の野望を秘める48選手が全国から集まったが、その中に欠員の補充として参加した男がいた。その男は大山倍達といい、第一部の瓦割りで17枚の瓦を一撃で制した。第二部の組手では原則として相手の体に直接攻撃してはならないルールになっていたが、決勝で対戦した南部棋八郎に大山が打撃を与えたことで中曽根は故意の反則での失格と判断した。だが審判は南部が先に反則したのを見ており、得体の知れない男に優勝させたくない中曽根は再試合を命じた。ところが当てが外れて大山が優勝したため、中曽根は南部を見限り大山をスカウトすることにした。中曽根は武術よりも近代スポーツとしての空手の構築を目指していたが、大山は防具をつけて打撃等を行う練習法を望んだ。実戦的でない空手を「ダンス」と揶揄された中曽根は激怒し出て行けと怒鳴った。武道場を後にした大山は空手日本一の称号が理想とかけ離れていたことを嘆き、悔しさのあまり優勝杯を地面に叩きつけた。

中曽根と対立したことが新聞などに取り上げられ空手が出来なくなった大山は車引きをして日銭を稼いだ。修行を積んだ日々は一体何だったのかと自問自答しながら。ある夜、街角でアメリカ兵と話す女性を見掛けたが、3年前にその女性を暴漢から助けたことを思い出した。居ても立っても居られなくなった大山はアメリカ兵を殴りお前を街娼にするために助けたのではないと女性に説教するが、それは彼の思い違いだった。藤巻智八子の父親は英文学者だったが、敵国語を話せるというだけの理由でスパイの嫌疑を受けて獄死した。それでも英語を勉強を続けたおかげでアメリカ軍への就職が叶い、通訳として働くことが出来るようになったのだ。大山はすまなかったと頭を下げるが、そこにきた進駐軍の憲兵隊に連行された。倉庫に連れて行かれた大山は将校のニハシから、お前は銃殺刑だが死刑執行人の異名を持つ元ボクサーの兵士と戦って勝ったら釈放してやると言った。大山は手錠を掛けられたままの不利な状態で勝負し、一撃で相手の拳を破壊した。

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現代悪党仁義

  • posted at:2023-04-21
  • written by:砂月(すなつき)
げんだいあくとうじんぎ
日活
配給:日活
製作年:1965年
公開日:1965年2月3日 併映「ギャングの肖像」
監督:中平康
企画:水の江滝子
原作:佐川桓彦
脚本:岩井基成
撮影:山崎善弘
照明:三尾三郎
録音:橋本文雄
美術:千葉和彦
編集:辻井正則
音楽:三保敬太郎
助監督:村田啓三
製作担当者:岡田康房
技斗:渡井嘉久雄
出演:宍戸錠 二谷英明 桂小金治 稲野和子 山本陽子
シネマスコープ モノクロ 103分

握りカッパとは詐欺賭博のニセ丁半である。碁石をひと掴み握りをその数を当てるという簡単な丁半博奕だが、ちょっとしたカラクリで胴元が必ず勝つというものだった。例えば丁を張るとまずその印に二つの石を取る。そして残りの石を数えて行けば目の前で結果がわかるのだ。奇数から一つ取れば必ず丁になり、奇数から二つ取れば必ず半になる。この法則をうまく利用し金を吐き出させるのが詐話師の白神善六だった。その手口はカモを料亭に誘い込むと賭場に誘導し仲間たちと協力して大金を巻き上げるというものだったが、捕まる時はやはり捕まるのだ。

加古川刑務所で5年の刑期を過ごした白神は出所後、高台に建つ城の展望台から「みんな早く出てこいよ」と叫んだ。するとそこに謎の女が現れた。緑さとりというその女は苦労をしてきたのだから幸せにならなければと言い飲食店に連れて行ったが、久々のビールということで酔いが回り白神は足腰が立たなくなった。困ったさとりは連込み旅館へ白神を運びそのまま帰るつもりだったが、彼の巧みなしゃべりに乗ってしまいひと時を過ごすことになった。帰り支度をしたさとりは起きたばかりの白神にあなた詐話師でしょと話し掛けた。彼女の父親は詐話師に騙されて会社の公金を巻き上げられ、同じ頃に入った金庫破りではないかと疑われた。アリバイを証明出来なかった父親は金庫破りの汚名を着せられたまま加古川刑務所に収監され獄死したのだった。それ以来さとりは詐話師は怖い人だと思っていたが、白神と出会ったことで印象が変わり個人的な話を打ち明けたのだった。父親が獄死したのは1年前の今日であり、刑務所が見える展望台を訪れたのはそれが理由だった。このままでは離れられなくなると感じ隙を見て姿をくらますが、彼女に惚れ込んだ白神は当てもなく後を追った。

翌日、白神は出所前に同じ雑居房にいた田島から頼まれた約束を遂行するために淀競馬場へ向かった。当初は受けるつもりはなかったが、取り立てた借金80万円のうち50万円で殺した女の墓を建て、残りの30万円を報酬としてもらえると聞いたからだ。頼まれたら嫌と言えない白神は競馬場でくすぶるコーチ屋の才助を捜していたが、偶然再会した出目金たちのおかげで会うことが出来た。そこで白神は田島から借金をしていたのが貸金業を営む大神商事社長の大場死四郎であることを知った。

屋台的映画館

獣道

  • posted at:2022-10-06
  • written by:砂月(すなつき)
けものみち
Third Window Films=move=Libertas
配給:サードウィンドウフィルムズ
製作年:2017年
公開日:2017年7月15日
監督:内田英治
プロデューサー:アダム・トレル
Co.プロデューサー:山口幹雄 藤井宏二
原案:内田英治 衣緒菜
脚本:内田英治
撮影:伊藤麻樹
照明:尾下栄治
録音:甲斐田哲也
音楽:小野川浩幸 兒玉太智
ヘア&メイク:板垣美和 河本茜
ボディアート:征矢杏子
衣裳:深野明美
編集:小美野昌史
アシスタント・プロデューサー:田口梓
CG合成:松岡大祐 佐藤直輝
助監督:杉田満 松沢真美
演技事務:三浦萌
主題歌:「Miss Pen Pen」餓鬼連合
制作:NAC
出演:伊藤沙莉 須賀健太 アントニー 吉村介人 韓英恵
アメリカンビスタ カラー 94分

とある地方都市で生まれた志摩愛衣。重度の宗教依存の母・かおりは愛衣が小学生の時に四つ目の新興にのめり込んでいた。母親の愛情に飢えていた彼女は自分の体をカッターナイフで傷つけて気を引こうとしたが、それが癇に障り教団の施設に預けられた。富士山麓にある施設で信者たちと共同生活を送ることになった愛衣にはアナンダという名が与えられた。その名には幸せの意味が込められているのだという。教祖・ラビーから神に祝福された特別な子として育てられた愛衣に信者たちは魂の救済を求めた。施設で生活した7年間は彼女にとって誰よりも幸せだった。ある日、教団に警察の捜査が入りラビーは逮捕された。これにより愛衣の平穏な教団での暮らしは終わりを告げた。保護された愛衣は家に帰されたが、かおりは相変わらず宗教にのめり込んでいた。初めて学校に通うことになったがそこにも居場所はなかった。

愛衣と同じクラスだった作間亮太も学校に馴染めずにいた。興味本位で暴走族・青蛾会と拘ることになったが、5万円の退団費用を請求され辞められなくなった。ナンバー1の北川堅太、ナンバー2の三重野佑二と出会ったことで彼は地獄に足を踏み入れることになった。それから3年後、高校生になった亮太は街角で偶然愛衣と再会した。彼女は初めて愛した男・ハルキの影響でヤンキーになっていた。愛衣は今ハルキの家族と暮らしているが、彼女が人生の次のステージとして選んだのがヤンキー一家だった。この家の母親は14歳で最初の子供を産んだ苦労人だが、生活保護の金は全てパチンコに注ぎ込む気合の入ったギャンブラーでもあった。愛衣は北見ファミリーと拘ったことで初めて家族が助け合うことを知った。それは万引きという形だったが。なりゆきでこの家に入り浸るようになった亮太は確信した。自分たちには別の居場所が必要であることを。

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