「ヒーローショー」製作委員会(吉本興業=角川映画)
配給:角川映画
製作年:2010年
公開日:2010年5月29日
監督:井筒和幸
プロデューサー:片岡秀介 山本恭史 仲良平 増田悟司
脚本:吉田康弘 羽原大介 井筒和幸
撮影:木村信也
録音:白取貢
照明:尾下栄治
編集:冨田伸子
音楽:藤野浩一
演出補:武正晴
制作担当:小森日出海
美術:津留啓亮
アシスタントプロデューサー:杉原奈美
プロダクションマネージャー:小泉朋
エンディングテーマソング:「S・O・S」ピンク・レディー
シニアプロデューサー:水谷暢宏
チーフプロデューサー:岡本昭彦
エグゼクティブプロデューサー:大崎洋 椎名保
出演:後藤淳平 福徳秀介 ちすん 米原幸佑 林剛史
アメリカンビスタ カラー 134分
何をやっても長く続かない性格の鈴木ユウキは相方の秀夫とコンビを組んでプロの漫才師を目指していたが、MSC主催の夏季公演でネタを飛ばしてしまった。家賃を滞納する程困窮する彼はアルバイトをしていたが、連絡をせずに休んだことを責任者に咎められ勢いで辞めた。そんな彼の唯一の楽しみは美少女が主人公のシミュレーションゲームをするためにパソコンの画面に向かうことだった。ある日、先輩で元相方の剛志と再会したユウキはアルバイトを紹介された。それは住宅展示場の一角で行われる電流戦士ギガチェンジャーショーだったが、面接時間に遅れたためショーは既に始まっていた。終了後、面接を担当した俳優でチームリーダーの浜島はユウキに特技がないことがわかると、悪の手下役と運転手をお願いした。そこにやってきた怪人バクゲルグ役の剛志を見てユウキはニヤニヤするが、剛志はヒーローより怪人の方が燃えるんだと言った。
デパートの屋上でのショーが始まり、段取り通りにバクゲルグが司会の美由紀に襲い掛かった。そして剛志が「レッドのチンポは良かったか」と耳打ちすると、動揺した美由紀は何も聞こえなかったふりをして進行した。剛志は美由紀と付き合っていたが、ギガレッド役のノボルが寝取ったことを知り怒りを抑えられないでいたのだ。彼女の掛け声でギガレッドが登場すると、剛志は名乗りが終わる前に向かって行った。二人は子供たちの前で大乱闘を繰り広げヒーローショーは中止になった。怒りの収まらない剛志はサーフショップの鬼丸兄弟の力を借りて復讐することにしたが、見た目と違って気が小さいためユウキを誘った。翌日、三人を引き連れて大学に乗り込んだ剛志は同じ席にいたギガブルー役のツトムをいたぶってノボルを精神的に追い詰め治療費の60万円を三日以内に払えと脅した。困った二人は出会い系サイトを経営するツトムの兄・タクヤを頼ることにした。タクヤは金を出すことを渋るが、その代わりに自衛隊時代の同僚だった石川勇気を紹介した。
屋台的映画館
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