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はいからさんが通る

  • posted at:2025-11-06
  • written by:砂月(すなつき)
はいからさんがとおる
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年12月12日 併映「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲」
監督:佐藤雅道
企画:植田泰冶
プロデューサー:稲生達朗 河瀬光 河井真也
原作:大和和紀
脚本:西岡琢也
撮影:大町進
美術:高橋章
照明:篠崎豊治
録音:宗方弘好
編集:中野博
助監督:三輪誠之
進行主任:杉崎隆行
記録:高津省子
撮影効果:吉岡健一
音響効果:原尚
背景:植田義明
装置:開米慶四郎
装飾:小原昭
スタイリスト:金丸照美
衣裳:東京衣裳
ヘアーメイク:アート・メイク・トキ 奥村弘子
刺青:霞涼二
擬斗:岡田勝
音楽プロデューサー:石川光
音楽:萩田光雄 大谷和夫
主題歌:「はいからさんが通る」南野陽子
企画協力:エス・ワン・カンパニー CBC・ソニー酒井制作オフィス フジテレビジョン
出演:南野陽子 阿部寛 田中健 柳沢慎吾 松原千明
アメリカンビスタ カラー 90分

陸軍少佐の父親は娘の花村紅緒を男で一つで育てたが、何処でどう間違ったかあちこちでトラブルを起こすじゃじゃ馬娘になっていた。そんな彼女に手を焼く父親は行儀見習いのために伯爵家へ行かせることにした。大正七年、初春。伊集院家の屋敷は広い敷地の中にあり、紅緒が門扉の前でいくら呼び掛けても家人に声は届かなかった。怒って帰ろうとしたのだが、せっかくだから屋敷を見てやろうと塀をよじ登った。ところが足を滑らせてしまい、落ちた先は馬の背中。驚いた馬に振り落とされて泥だらけになった。そんな彼女を見て笑ったのはこの屋敷に住む青年将校の伊集院忍だった。馬鹿にされたと思った紅緒は近くに置いてあった竹箒を手に取ると構えた。父親から習った剣道の腕には自信があるからだ。すると忍は紅緒の名前だけでなく誕生日や好物まで言い当てた。何故なら彼は紅緒の許嫁だったからだ。驚きのあまり隙が出来たところに忍の一本が入り、紅緒は気を失った。

紅緒が伊集院家のベッドで目覚めると目の前に父親がいた。そこで初めて忍が許嫁だという話が冗談ではないことを知った彼女は誰が決めたのかと怒った。すると傍にいた伊集院伯爵夫人が「私が決めました」と口を開いた。夫人は十七歳の頃に一人の男性に恋をした。その男性は紅緒の祖父で徳川将軍家に代々仕えた旗本。一方、夫人は公家であった。出会ったのは運悪く明治維新の前夜であったことから止む無く二人は仲を引き裂かれたのだった。だが別れる際に、いつか万民の心が一つとなり身分の差のない平和な世の中になったら二つの家の血を一つにしようと誓い合ったのだった。その後、伊集院家に男児が生まれたが、花村家に紅緒の父親が産まれたため願いは叶えられず期待は次の代に持ち越された。そして夫人の息子がドイツ人のエリナという女性と恋に落ちて産まれたのが忍だった。

父親からひと月だけ我慢しろと言われた紅緒だったが好きでもない男性の家で行儀見習いをすることなど考えられなかった。そこで彼女は日が暮れのを見計らって脱走することにした。引き裂いたシーツをつなげて作ったロープを窓から垂らすが、番犬に吠えられて計画変更。裏門に繋がるドアから抜け出そうとするが、奥女中の如月に食事の支度が出来たと呼び止められたのだった。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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