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バスジャック

  • posted at:2024-04-04
  • written by:砂月(すなつき)
ばすじゃっく
オールイン エンタテインメント
配給:ワインド・アップ
製作年:2013年
公開日:2014年2月8日
監督:深澤佳文
企画:深澤佳文
製作:山田浩貴
プロデューサー:西健二郎
コー・プロデューサー:中村和樹
ライン・プロデューサー:金子哲男
脚本:武居秀剋 深澤佳文
撮影:福澤亮介
照明:磯部大和
録音:竹中泰
音響効果:樋口謙
編集:深澤佳文 坂口雄祐
ビデオ・エンジニア:山根晋
視覚効果:松本肇
技術プロデューサー:菅原光宏
キャスティング・プロデューサー:久保田隆久
記録:鈴木美恵子
助監督:亀谷英司
制作担当:辻智
配給協力・宣伝:らんくう
制作プロダクション:ワインド・アップ
出演:遠藤章造 石橋杏奈 藤原光博 清水一希 鈴木つかさ
アメリカンビスタ カラー 77分

午後4時30分、度重なる不幸に見舞われる小宮昇は公園をさまよっていた。先月会社をリストラされた彼の右の奥歯を昨夜から銀紙を噛んだ時のような痛みが襲い、レントゲン検査では胃に怪しい影が見つかった。その日することのない小宮はベンチの陰でひと休みすることにした。同じ頃、ベンチでは組織から独立しようとするチンピラの小田正也と一緒について行こうとする子分の近藤ヒロが口論していた。そんな中、近藤が組長の大事な拳銃を記念に持ってきたことがわかり、「死」という言葉が頭にチラついた小田はベンチの裏に捨てて二人で逃げることにした。小宮は事情を知らずに拳銃を手にしたが、驚きよりも歯の痛さの方が勝った。

午後5時2分、日東交通のバス乗り場にふらりとやってきた小宮は運転手の佐藤忠志が丹念に車体を拭くバスを見て故郷を思い出した。彼の故郷は高知であり、長距離を走って翌日引退を迎えるそのバスの行き先も高知だったからだ。気さくに話していた佐藤だったが、小宮が銃を持っていることがわかると途端に震え出した。その様子を見て彼が何か勘違いしているのではないかと考えた小宮は、銃は拾った物だと説明した。だが命が惜しい佐藤は聞き耳を持たず、どうせバスジャックされるのなら素直に言うことを聞こうと小宮に乗るよう促した。だがそのバスには何故か他の客も次々と乗ってきた。皆バス乗り場の案内が間違っていることに気づかずにやってきたのだ。どうしていいかわからず立ちすくむ佐藤。その時、最後部に座る小宮の奥歯がまた疼いた。「痛ってぇ!」。思わずそう叫んだが、佐藤には「行ってぇ!」と聞こえたのだ。ビビった彼はバスを発車させた。小宮と9人の乗客を乗せたバスは高知に向かっていたが、ストレスに耐えられない佐藤は最後部にバスジャック犯がいると皆に告げた。驚いた小宮は即座に否定し身の潔白を証明しようとするが、乗客の中に本物のバスジャック犯がいたのだった。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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