東宝映画
配給:東宝
製作年:2003年
公開日:2003年12月13日 併映「とっとこハム太郎 ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡 リボンちゃん危機一髪!」
監督:手塚昌明
製作:富山省吾
プロデューサー:山中和成
脚本:横谷昌宏 手塚昌明
撮影:関口芳則
美術:瀬下幸治
録音:斉藤禎一
照明:望月英樹
編集:普嶋信一
キャスティング:斉藤謙司
助監督:村上秀晃
製作担当者:平山高志
音楽:大島ミチル
挿入歌:「モスラの歌」長澤まさみ 大塚ちひろ
音楽プロデューサー:北原京子
特殊技術・特殊技術:浅田英一
特殊技術・撮影:江口憲一
特殊技術・特美:三池敏夫
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・造形:若狭新一
デザインワーク:西川伸司
特殊技術・特効:久米攻
特殊技術・操演:鳴海聡
特殊技術・助監督:加藤晃
製作担当者:原田耕治
出演:金子昇 吉岡美穂 虎牙光輝 高杉亘 益岡徹
シネマスコープ カラー 91分
2004年2月13日夜、特生自衛隊習志野駐屯地・分析中隊本部では、アメリカ空軍の早期警戒レーダーが国籍不明の超音速飛行体を探知し日本列島を目指しているとの連絡が航空自衛隊から入った。スクランブルで出動した二機のF-15J戦闘機は硫黄島西南海域の雲の中を北上するその飛行体を追尾するが、警告を行っても返答がないため威嚇攻撃した。何処からか歌声が聞こえた直後に進路を変更したため、戦闘機はミサイルによる攻撃を行った。だが命中しなかったにも拘らず蛾のような姿をした飛行体は姿を消した。
ゴジラと3式機龍の死闘から1年、日本に上陸したゴジラはその後発見されていなかった。大破した機龍は特生自衛隊八王子駐屯地にある第一特別格納庫で修復作業が進められていた。特自の隊員で機龍の整備士の中條義人は軽井沢にある伯父・信一の別荘で休暇を過ごしていたが、そこで驚く光景に出会った。信一がテーブルの上にいる二人の小美人と会話していたからだ。今から43年前に彼らはインファント島で出会ったのだ。その信一に小美人はお願いがあると言った。人間がゴジラの骨から戦いの道具を作ったのは間違いだから海に返してあげて欲しいというのだ。信一の傍にいた孫の瞬がまたゴジラが来たらどうするのかと尋ねると、その時はモスラが命を懸けて戦うと小美人は言った。だが骨を海底に戻さない場合はモスラが人間の敵にならざるを得ないとも言った。私たちはそれを望んでいないと小美人は言うが、義人はゴジラを倒すためには機龍が絶対に必要だと考えていた。
ゴジラとの戦闘で機体の37パーセントを損傷した機龍は右腕と3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)を失った。修復作業は行われていたがアブソリュート・ゼロを修復する見通しは立っておらず、もし今ゴジラが現れ出撃したとしても対処する術はなかった。休暇を終え職場に戻った義人だったが、小美人の言葉が作業中も頭から離れなかった。
屋台的映画館
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