忍者ブログ

野良猫ロック セックス・ハンター

  • posted at:2018-01-24
  • written by:砂月(すなつき)
のらねころっくせっくすはんたー
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1970年
公開日:1970年9月1日 併映「大幹部 ケリをつけろ」
監督:長谷部安春
企画:高木雅行
脚本:大和屋竺 藤井鷹史
撮影:上田宗男
照明:森年男
録音:片桐登司美
美術:古谷晃能
編集:丹治睦夫
助監督:白井伸明
音楽:鏑木創
主題歌:「禁じられた一夜」安岡力也
挿入歌:「黄色いサクランボ」ゴールデン・ハーフ
挿入歌:「恋人がほしいの」ゴールデン・ハーフ
色彩計測:永塚各一郎
現像:東洋現像所
製作担当者:福田慶治
技斗:田畑善彦
出演:梶芽衣子 安岡力也 藤竜也 岡崎二朗 有川由紀 
アメリカンビスタ カラー 85分

アメリカ軍が引き揚げた立川のネオン街では、不良少女グループのリーダー・マコと不良少年グループのリーダー・バロンが統括する「イーグルス」が幅を利かせていた。ある夜、根城にしているゴーゴースナック・メインゲートでミキが盾突いたことから、マコはお灸を据えるために彼女を空き地に呼び出した。懐中電灯と車のヘッドライトの中で行われた決闘はマコの圧倒的な勝利に終わり、ミキはナイフで切られて倒れ込んだ。ユカは傷を負ったミキを車に乗せるとマコに早く行こうと促した。だがマコは「早く手当してやんな」と言ってその場に残り、原っぱに寝転がると星空を見上げた。するとそこに歌を口ずさみながら歩いてくる男がおり思わずその声に聞き惚れた。彼は数馬という通りすがりで「ママブルース」というスナックのことを尋ねたがマコは知らなかった。そんな他愛のない会話をするうちにマコは笑顔を取り戻した。仲間のところへ戻るとマリがその店の常連であることがわかり、マコはそのことを数馬に伝えた。

ママブルースを訪ねた数馬だったが、目当ての人はいなかった。彼は十年前に別れた妹のメグミを捜しており、ようやく人づてでスナックで働いていることがわかったのだが、ママから突然出て行ったという話を聞き落胆した。あの娘のことは諦めなさいと言われたが、どうしても居場所を明かさないことに疑問を抱いた数馬は誰にも頼らずに捜すことに決めたのだ。するとマリを巡ってのイチローとイーグルスとのケンカが始まり、その仲裁に数馬が入ったことで彼も抗争に巻き込まれることになった。子供の頃に姉が目の前で黒人兵に犯されるのを止められなかったことをバロンは今でも後悔しており、以来ショックで不能になったことでハーフや黒人に対して特別な憎しみの感情を持っていた。そしてマリの件をきっかけにして彼の怒りが爆発し、それらの人種を街から排除する活動を過激化させたのだ。男のメンバーは女の貞操を守るための戦争ごっこだと思っていたが、バロンにとっては本当の戦争だった。

イチローが仕事を辞めて街から出て行ったことを同僚から聞いたマリは、仕返しをするためにアジトへ戻ってくるバロンを待ち伏せし命を狙ったが、仲間に阻止され人質となった。バロンはマコを呼び出すと、彼女を引き渡す交換条件として今後一切俺たちがやることに対して口を出すなと言った。マコはマリをメインゲートに連れ帰ったが、イチローのことがどうしても忘れられないマリは一人で捜すことを決心し礼を言うと走り去った。そんな一途な彼女をマコはただ見送るしかなかった。

屋台的映画館
PR
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R

 

フリーエリア