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ねこタクシー

  • posted at:2018-02-06
  • written by:砂月(すなつき)
ねこたくしー
「ねこタクシー」製作委員会(AMGエンタテインメント=アミューズメントメディア総合学院=tvk=テレ玉=チバテレ=三重テレビ=KBS京都=サンテレビ=札幌テレビ放送=TVQ九州放送=NTTぷらら=竹書房)
配給:AMGエンタテインメント
製作年:2010年
公開日:2010年6月12日
監督:亀井亨
製作総指揮:吉田尚剛
製作:関佳史 遠藤圭介 青柳洋治 波多美由紀 伊藤義行 江副純夫 木田淳一 力武史郎
小川貴史 伊藤明博
プロデューサー:飯塚達介 森角威之
共同プロデューサー:関佳史
ラインプロデューサー:岩城一平
原作:永森裕二
脚本:永森裕二 イケタニマサオ
撮影監督:中尾正人
録音:甲斐田哲也
美術:西村徹
ヘアメイク:唐澤知子
衣裳:永井伸子
助監督:芦塚慎太郎
音楽:野中”まさ”雄一
主題歌:「ソラノワダチ」水木一郎
編集:亀井亨
制作担当:齊藤光司
配給協力:中目黒製作所
制作プロダクション:杜方
企画:AMGエンタテインメント
出演:カンニング竹山 鶴田真由 山下リオ 高橋長英 甲本雅裕
アメリカンビスタ カラー 106分

間瀬垣勤はタクシーの運転手を始めて3年になるが、人づきあいが苦手で要領が悪いことから営業成績は万年ビリ。彼は4年前まで中学の英語教師をしていたが、生徒とうまく交流が出来ず悩んだ末に退職した。にも拘らず何故か今の職に就いたために客とのトラブルが絶えなかった。妻の真亜子、高校受験を控える娘の瑠璃と三人暮らしをしているが、中学の教師を続けている真亜子が一家の大黒柱となっていることで頭が上がらず、勤は家事を一手に引き受けていた。そんな父を瑠璃は見下し目を合わそうともしなかった。肩身の狭い思いをしている勤の気が休まるのは、土管のある公園の脇にタクシーを停めて園内のベンチで弁当箱を広げ、終わると車内で仮眠を取るときだ。ある日、いつものように弁当を食べようとすると、土管の中から熱い視線を感じた。オスの三毛猫が物欲しそうに見つめているのだ。弁当箱を隠しても追っ払っても近寄ってくるため、仕方なくふたを閉めて車内で仮眠することにした。しばらくして配車希望の連絡があり、応答しているといつの間にかあの猫が後部座席に乗っていた。窓から入ったのだろうか。そう考えているうちに夫婦の乗客がきてしまい、勤は猫を逃がすことも出来ずに発車した。ちょっとしたことで言い争う夫婦の仲を取り持ったのも、勤が初めて乗客と笑いあったのも猫のおかげだった。首輪に下がった絵馬型のネームプレートに「御子神」と書いてあったことから、彼は敬意を評して「御子神さん」と呼んだ。そして営業が終わるとねぐらへ返し、ありがとうございましたと頭を下げた。翌日、ペットショップでエサの缶詰を買った勤は公園に向かったが、何処を捜してもいなかった。彼はその日を寂しく過ごすことになった。

数日後、勤は猫好きの老婆を乗せた。彼女曰く猫との出会いはご縁だそうで、目が合うとと連れて帰って飼うのだそうだ。老婆はまず勤に猫を抱かせて気を逸らせ、710円の料金に対して1万円を受け皿に乗せるとお釣りをもらう時に千円札とすり替えた。そしてそそくさと逃げるようにして姿を消したのだった。詐欺だと気づいたときは後の祭りで、会社に戻ると同僚の丹羽仁美からあの界隈で有名な「ねこババァ」だと知らされた。いつも猫を使ってネコババするからねこババァ。猫好きだったこともあって猫屋敷の場所を調べたことがある仁美から住所を聞いた勤は、翌日の帰宅中に自転車で寄った。猫屋敷はゴミ屋敷の様相で、手に負えなかった保健所の職員と鉢合わせした。帰って行く彼らを尻目に玄関を入り声を掛けたがねこババァはいなかった。構わずに奥へ進んで行くと猫だらけの中に御子神さんがソファーの上でうずくまっていたのだ。再会を喜んでいるとねこババァがエサを持って現れ、猫といるあんたはいい顔をしているからご縁がある人に飼ってもらうのがいいと言った。だが大きいのがいなくなるとチビが寂しがるよと言って子猫の「小麦」まで押し付けられてしまった。結局、乗車賃の代わりに二匹の猫を連れ帰ることになった勤だったが、彼には真亜子を説き伏せるという試練が待ち受けていた。

屋台的映画館
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