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真田風雲録

  • posted at:2018-01-05
  • written by:砂月(すなつき)
さなだふううんろく
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1963年
公開日:1963年6月2日 併映「恋は神代の昔から」 
監督:加藤泰
企画:小川貴也 翁長孝雄
原作:福田善之
脚本:福田善之 小野竜之助 神波史男
撮影:古谷伸
照明:井上義一
録音:中山茂二
美術:井川徳道
音楽:林光
振付:関矢幸雄
色彩考証:重達夫
編集:宮本信太郎
助監督:鈴木則文
記録:田中美佐江
装置:木津博
装飾:宮川俊夫
美粧:林政信
結髪:桜井文子
衣裳:三上剛
擬斗:足立伶二郎
進行主任:並河正夫
主題歌:「真田隊軍歌」ジェリー藤尾
・・・:「あなたなんだかおしえてよ」ジェリー藤尾
出演:中村錦之助 ジェリー藤尾 ミッキー・カーチス 渡辺美佐子 本間千代子
シネマスコープ カラー 90分

慶長五年関ヶ原の頃、戦乱の世をたくましく生き抜く子供たちがいた。ずく入の清次を頭に弟のどもりの伊三、舎弟分のかわうその六、そしてむささびのお霧の四人組だ。彼らは戦場の死体から金目の物を剥ぎ取っては金に換えて飢えを凌いていた。ある日、いつものように草むらから戦場の様子を窺っていると、取り残された子供をかばいながら戦う分が悪い足軽がいたことからお霧は石を投げて加勢した。勝敗が決し助太刀料欲しさに四人が駆け寄ると、豊臣方で戦い父や兄を失った筧十蔵は世を儚み自害しようとした。それを見て驚いた清次は仲間たちとともに力ずくで止めると、身寄りのない者同士で手を組まないかと提案した。子供の世界には豊臣も徳川も関係ないからだ。盗人として生きることに抵抗を感じていた十蔵が返事を渋っていると、木の上で話を聞いていたはなれ猿の佐助が自殺の方が賢明だと言った。彼は不思議な力を使って西方についた武士を何処にも就職させないと言った東軍本陣の家康の姿を覗いてきたからだ。十蔵は彼が刺客ではないかと疑うと佐助は十蔵の心を読み抜き自分の生い立ちを話し始めた。

十四年前、信州戸隠の山深くに大きな流れ星が白く長く尾を引いて落ちた。そのイン石の放射能が赤ん坊だった彼の体に作用したのだ。その後、老夫婦によって育てられたが、一年経ったある日、山賊一派が家に押し入った。ところが不思議な力によって一瞬のうちに退治したのだった。月日が流れ、二人が亡くなると佐助は本当に一人ぼっちになった。姿を消したり人の心を読み抜く彼を皆気味悪がって相手にしなかったからだ。

話を終えた佐助のことを信用する者はお霧だけだった。あばよと姿を消しても匂いを頼りについてくるのだ。その訳を尋ねると、好きになったとお霧は答えた。すると佐助は彼女の顔の前に両手をかざし人の気持ちは変わるものだと言った。心の中が見通せる彼にとって心変わりほど苦痛なことはなく、これまでにそれを何度も味わってきたのだ。再びそうならないためにお霧を深い眠りに落としその隙に姿を消した。

十数年後、清次(三好清海入道)たちは立派に成長していた。一緒に旅を続けるのは彼の他にお霧、六(海野六郎)、伊三(三好伊三入道)、筧十蔵、そして戦場で泣いていた根津甚八だった。若者たちはお霧がいつも口ずさんでいる「愛しい人」という歌が誰のためのものか知りたくて仕方がなかった。やがて宿場にたどり着くと、お霧は何処かで嗅いだ懐かしい匂いを感じた。だがそれが何なのか思い出すことが出来なかった。

屋台的映画館
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