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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!

  • posted at:2026-07-07
  • written by:砂月(すなつき)
しんまいきしゃとろっこわたしがやらねばだれがやる
「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(東映ビデオ=SPOTTED PRODUCTIONS=ねこじゃらし=レオーネ=銀星会館=BBB)
配給:東映ビデオ=SPOTTED PRODUCTIONS
製作年:2024年
公開日:2024年8月9日
監督:小林啓一
製作:金子保之 直井卓俊 川村岬 久保和明 柳裕淳  加瀬林亮
エグゼクティブプロデューサー:佐藤現
プロデューサー:久保和明 浅木大 松嶋翔
企画:直井卓俊
原案:宮川彰太郎
脚本:大野大輔
音楽:クレナズム
撮影:野村昌平
照明:野村昌平
録音:日高成幸
美術:竹渕絢子
編集:田村宗大
VFXスーパーバイザー:桑本祥一
スタイリスト:阿部公美
ヘアメイク:夏美
スケジュール:伊藤一平
助監督:山口雄也
制作担当:三谷奏
キャスティング:伊藤尚哉
主題歌:「リベリオン」クレナズム
制作協力:NeedyGreedy
制作プロダクション:レオーネ
製作幹事:東映ビデオ
出演:藤吉夏鈴 高石あかり 久間田琳加 中井友望 綱啓永
アメリカンビスタ カラー 98分

小学生の頃に文学と出会った所結衣は、校庭でクラスメイトが遊びまわっている昼休みにいつも図書室へ出向きそこでたくさんの本を読み漁っていた。中学生になり未知なる出会いを求める彼女は若手作家の作品が多数掲載されている文芸誌「若葉」を購読し始めた。そこで出会ったのが櫻葉学園高校の文芸部だった。文芸界の甲子園ともいわれる学生文芸コンクールで二連覇を果たした西園寺茉莉を筆頭にいずれの作品も結衣に感動を与えるものばかりだった。その中でも感銘を受けたのが緑町このはの書いた「粉雪色の送別」で、その軽やかでありながらリアリズム溢れる筆致に激しく心を揺さぶられたのだった。このはに憧れ櫻葉学園高校の入学した彼女は文芸部の入部試験を受けるが、窓の外から入ってきたドローンが頭に直撃し失神した。結衣は後に部長の茉莉と副部長の片岡姫香からこのはが文芸部に所属していないどころか学園にもいないことを聞き驚いた。つまりペンネームで活動する正体不明の存在だというのだ。文芸部の規定で一人だけの再試験が認められないことから入部は見送りとなり、様々なことにショックを受けた結衣は目標を失った。

落ち込む結衣の目に留まったのは壁に貼ってある校内新聞だった。そこにはドローン事件のことが書かれていたが、その原因については触れられていなかった。記事を読む彼女の隣にやってきた茉莉は皮肉にも新聞部の仕業だったのねと言った。彼女によると新聞部は昨年から活動を始めた非公認の部活で生徒や先生の噂話をあることないこと勝手に書くのですごく評判が悪いらしい。その新聞部のインタビューにこのはが一度だけ答えたことがあり、茉莉は何度も問い合わせたが守秘義務を理由に教えてもらえなかった。文芸部を改革するためにはこのはが必要だと考える茉莉は新聞部に接触して欲しいと結衣に一方的にお願いしたのだった。手掛かりがなく途方に暮れる結衣だったが、新聞の片隅に新入部員募集のお知らせの記事を見つけると二次元コードをスマホで読み取った。地図に表示された場所へ向かうがそこに建物はなく、地面に別の二次元コードが貼ってあった。早速読み取るが、スマホの画面には「はずれ」の文字。周囲を見回すと至る所に二次元コードが貼られていたのだ。結衣は手当たり次第に読み取ることにした。

屋台的映画館
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クレージーメキシコ大作戦

  • posted at:2026-07-03
  • written by:砂月(すなつき)
くれーじーめきしこだいさくせん
東宝=渡辺プロダクション
配給:東宝
製作年:1968年
公開日:1968年4月27日
監督:坪島孝
製作:渡辺晋 大森幹彦
脚本:田波靖男
撮影:内海正治
美術:竹中和雄
録音:増尾鼎
照明:小島正七
整音:下永尚
音楽:宮川泰 萩原哲晶
メキシコ国立劇場ショー
 企画構成:河野洋 田村隆
 振付:小井戸秀宅
 監督:小谷承靖
監督助手:浅野正雄
編集:武田うめ
合成:三瓶一信
現像:東京現像所
製作担当者:島田武治
出演:植木等 ハナ肇 谷啓 藤田まこと 浜美枝
シネマスコープ カラー 161分

花岡組の親分・花岡平造の身代わりで刑務所に入りお務めを果たした清水忠治。その日の夜に出所祝いが行われることになったが、花岡はその前に早速頼みたい仕事があると言った。翌日、兄貴分の松村に案内されたのは東京百貨店の7階大催事場で行われている東京秘宝展の会場だった。アメリカのシンジケートからの依頼でオルメカの石像を盗み出すことになっており、仕事の内容をそこで初めて知った忠治は小汚い像にそんな価値があるのかと不思議に感じた。だが普段はメキシコの美術館にしまい込まれて手が出せないと聞けばそんなものかと思った。手筈は整っており、ケースの鍵は係の者を買収して開けさせていた。後は打ち合わせ通りに盗み出せばいいのだ。松村が部屋の隅に行きタバコに火を点けるふりをして放火すると店内は忽ち大騒ぎになった。忠治はそれに乗じて像をバッグに詰め込むが学生バイトの警備員に気付かれたのだった。何とか逃げ出しホッとしたのもつかの間。玄関に捨ててあったバナナの皮に滑ってバッグは二人組の足元に落ちた。彼らは大酒飲みの酒森進と美大生の村山絵美で、泣売で大量の着物を売りさばいて大金を手にしたところだった。お金に対する嗅覚が鋭い絵美はバッグを持ち逃げした。

オルメカ族の文化はメキシコ最初の高度なもので、オルメカの石像は紀元前300年頃の物と思われた。部屋に帰った進は売って金にすることを提案するが、絵美は大騒ぎしている最中にそんなことをしたら簡単に足がついてしまうと却下した。盗み出した奴がいるということは欲しがっている奴もいる。そう考えた進はいつものように偽物を作って欲しいと言った。つまり欲しい奴を見つけ出して高く売りつければいいのだ。バッグの中にはクラブ「人魚」という銀座のバーのマッチと「朝日」という銘柄のタバコが入っていたため、進はそこから捜せば該当する人物が必ず見つかると信じていた。人魚を訪れた進は憤って出て行く男と入り口で衝突し口論になったが、カウンターに置き忘れた朝日を見てあの男がバッグの持ち主だと気づいた。ママの由香利から忠治のことを聞き出した進は花岡組に偽物の像を売りつけることにした。

屋台的映画館

今日も嫌がらせ弁当

  • posted at:2026-06-30
  • written by:砂月(すなつき)
きょうもいやがらせべんとう
映画「今日も嫌がらせ弁当」製作委員会(関西テレビ放送=ポニーキャニオン=博報堂DYミュージック&ピクチャーズ=ジャパン・ミュージックエンターテインメント=博報堂=サンライズプロモーション東京)
配給:ショウゲート
製作年:2019年
公開日:2019年6月28日
監督:塚本連平
製作:岡田美穂 三宅容介 村田嘉邦 瀧藤雅朝 山本浩 高橋一仁
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希
プロデューサー:中畠義之 有重陽一 竹内一成
アソシエイトプロデューサー:林絵理
原作:ttkk(Kaori)
脚本:塚本連平
音楽:羽深由理
撮影:柳田裕男
照明:宮尾康史
美術:高橋泰代
録音:石貝洋
編集:上野聡一

装飾:徳田あゆみ
コスチューム:DAISY石橋瑞枝
ヘアーメイク:梅原さとこ
VFXスーパーバイザー:木村康次郎
選曲:近藤隆史
音響効果:壁谷貴弘
フードコーディネーター:ぬまたあづみ
スクリプター:巻口恵美
助監督:長尾楽
制作担当:木村利明
主題歌:「楽しもう」フレンズ
制作プロダクション:日活 ジャンゴフィルム
製作幹事:カンテレ
出演:篠原涼子 芳根京子 松井玲奈 佐藤寛太 鳥越壮真
アメリカンビスタ カラー 106分

最愛の夫を事故で亡くし持丸かおりはシングルマザーとなった。それから12年後、長女の若葉は高校を卒業してから独り暮らしを始めたため、今は次女の双葉と二人で生活している。家族が笑顔でいられたら何の問題もないのだろうが、高校生になる前の双葉に何やら変化が訪れた。何を聞いても返事すらせず会話を拒否。そして突然コミュニケーションアプリのチャット機能でやり取りを始めたのだ。見ざる聞かざる言わざるのまさに反抗期。双葉を何とか学校へ送り出すとかおりは職場へ向かった。昼はお菓子製造工場で副主任として働き、夜は居酒屋でパート勤務。忙しい毎日を送るせいで娘に構ってやれなかったことが原因なのではないかと思った。ある夜、かおりはふと双葉と友達との会話を思い出した。キャラ物はもう卒業かなと言っていたことを。そこでかおりはある方法で復讐することにした。

高校入学式の日、かおりは時間を掛けて念入りに弁当を作った。そして双葉が出掛ける時にそれを渡しながら「あなたがそういう嫌な態度を取るなら、改めるまで私もあなたが嫌がることをします」と宣言した。双葉がその意味を理解したのは昼食の時間だった。八丈島高校の入学生は人数が少なくクラスメイトは中学時代とほぼ同じだった。机を移動して4人グループを作り双葉が弁当箱の蓋を開けたところ、そこにはメルヘンな世界が広がっていた。かおりは赤ずきんちゃんのキャラ弁を作ったのだ。クラスメイトたちは羨ましがるが双葉には屈辱でしかなかった。学校が終わると双葉は走って帰り、こういうのもうやめてと弁当箱をテーブルに叩きつけた。彼女はそのまま自室に入って行ったが、かおりはとてもうれしかった。久しぶりに会話が出来たし、嫌がっていたキャラ弁を双葉がちゃんと完食していたからだ。自信がついたかおりは次の日もその次の日も時間を掛けて弁当を作った。クラスメイトたちは昼食の時間が来るのを楽しみにしていたが、双葉は勘弁して欲しいと心から願っていた。一方、かおりも毎日違うネタを考えるのに苦労していた。

屋台的映画館

うる星やつら オンリー・ユー

  • posted at:2026-06-26
  • written by:砂月(すなつき)
うるせいやつらおんりーゆー
キティ・フィルム
配給:東宝
製作年:1983年
公開日:1983年2月11日 併映「ションベン・ライダー」
監督:押井守
製作:多賀英典
企画:落合茂一
原作:高橋留美子
脚本:金春智子
脚色・絵コンテ:押井守
音楽:小林泉美 安西史孝 天野正道
音楽監督:早川裕
美術監督:新井寅雄
作画監督:青嶋克己 遠藤裕一 高沢孫一
メカニック監督:山下将仁
演出:安濃高志
撮影監督:若菜章夫
音響監督:斯波重治
アニメーション制作プロデューサー:布川ゆうじ
アシスタント・プロデューサー:久保真
製作協力:スタジオぴえろ
主題歌:「I.I.YOU&愛」小林泉美
挿入歌:「影ふみのワルツ」詩織
・・・「ラムのバラード」平野文
・・・「星空サイクリング」バージンVS
協力:小学館・週刊少年サンデー
製作協力:スタジオぴえろ
声の出演:平野文 古川登志夫 島津冴子 神谷明 杉山佳寿子
アメリカンビスタ カラー 89分

ある日、面堂終太郎のもとに一通の手紙が届いた。それは結婚式の招待状だったが、署名がクラスメイトの諸星あたるとエルという知らない女性になっていたため悪質な冗談だと思った。だがそれが本当であればあたるに一途なラムに不幸が降りかかるに違いないと考え情報機関を使って独自に調査することにした。あたるが結婚するという噂は友引高校の生徒達全員の耳に届いており、当然のように一つ屋根の下で暮らす二人の仲を皆心配していた。だがあたるもラムもそのことを知らなかった。そもそもエルって誰だ?。

化学の授業中にメガネからあたるにメモが回ってきた。お付き合いしたいという可愛娘ちゃんがいるというのだ。放課後になると約束通りに時計塔の裏にやってきたが、それはメガネが最高幹部会議長を務めるラム親衛隊による罠だった。親衛隊からは拷問を受け、三宅しのぶには殴られ、ラムに電撃を喰らわされたが、あたるはいくら思い出そうとしてもエルという名に心当たりがなかったのだ。

ラムの電撃の勢いで時計塔の時計が爆発したのと同じ頃、校庭に面堂財閥の私設機甲師団が到着した。指揮官である面堂は隊員全員をその場に待機させた。そして日本刀を掲げると男のけじめとしてこの手で叩き斬ると宣言して単身時計塔へ向かった。面堂は刀の錆にしてくれると二人の前で抜刀するが、何故かラムはいつものようにあたるを庇うのだった。その時、空が一瞬で掻き曇り渦の中心から大量の花びらとともに現れたのは巨大な宇宙船だった。光の階段を下りてきたのはエル星のきれいな女性で、ラムは問答無用でついて行こうとするあたるを強引に引き留めるとウチのダーリンを誘惑するんじゃないっちゃと抗議した。すると女性は、こちらには11年前の婚約の事実があるんだと鼻で笑った。ラムが唖然としている隙に逃げ出したあたるは女性のもとへ駆け寄ると懐かしいなあと白々しく言った。するとそこに現れた老婆がその者はこの宇宙船の艦長じゃよと訂正した。老婆はババラという名のエルの乳母だったが、あたるは彼女がエルだと勘違いして逃げ出したのだった。だが本物のエルが若くて美人だとわかるとあたるは態度を変えあっさりと申し出を受けることにしたのだった。

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赤いダイヤ

  • posted at:2026-06-23
  • written by:砂月(すなつき)
あかいだいや
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1964年
公開日:1964年10月14日 併映「十兵衛暗殺剣」
監督:小西通雄
企画:園田実彦 吉田達
原作:梶山季之
脚本:柳沢類寿 池田雄一
撮影:坪井誠
照明:元持秀雄
録音:加瀬寿士
編集:大橋四郎
音楽:菊池俊輔
助監督:内藤誠
進行主任:渡喜国
現像:東映化学工業
主題歌:「赤いダイヤ」藤田まこと
出演:藤田まこと 三田佳子 曽我廼家明蝶 ミヤコ蝶々 ハナ肇
シネマスコープ モノクロ 94分

昭和29年、朝鮮動乱が終わり特需景気が去った後の日本はデフレの嵐が吹きまくり世相は混乱に渦巻いていた。母一人を大阪に残し一旗揚げようと上京した木塚慶太だったが、進駐軍の横流し事業に失敗して600万円の借金を抱えた。にっちもさっちもいかず千葉の海岸で入水自殺を図ったのだが稀代の相場師・森玄一郎に命を救われた。彼は小豆の商品先物取引を行っており、わざわざ冷たい海に浸かっていたのは房総沖の水温を調べると海流の関係で北海道の気候が予測出来るからだ。これにより北海道小豆のその年の出来がわかるが、一歩間違えると大損に繋がるため占い師にも頼っていた。森はお抱えの占い師である安心院烱斎に木塚の運勢を見させることにし、戌亥の方角に大吉の運があるという結果が出た。それが東京だとわかると木塚は青ざめた。せっかく東京から夜逃げしてきたばかりなのに戻れば借金取りに殺されるかもしれないからだ。すると烱斎は何事も跳ね飛ばして真っ直ぐ行けと叱責した。

烱斎に言われた通りに北西の方へ進んだ木塚は東京にたどり着いた。すると目の前にはゾッコン惚れこんだバーのマダム井戸美子がいたのだ。これこそが大吉だと木塚は思ったが、美子は何よこれと一枚の紙を突き付けたのだった。それは木塚が書いた遺書だった。美子に愛想をつかされ行くところのない彼は入水自殺を図る前に行ったみやこ楽天地にある売春宿の百合のもとへ戻った。仕事を始めるきっかけが欲しいと木塚が愚痴をこぼすと、百合は客が置いて行ったという特別外貨資金記録書(リンテンションカード)を渡した。これを使って商売をすれば儲かると言っていたらしいが、木塚には肝心な金がなかった。悲嘆していると今頃になって背広の内ポケットに金が入っていることに気づいた。その5千円は森からの餞別だった。金を手にして俄然やる気を出した木塚は小学校時代に同級生だった毎朝新聞記者の小野敬一と会うことにした。森に助けられたため成功をして恩返しをしようと思うと話すと、小野は何か心当たりはあるのかと尋ねた。すると木塚はリンテンションカードを見せ金にする方法を教えて欲しいと懇願した。それは輸出額に対して特別に5パーセントの輸入許可が出る代物で、輸入業者は喉から手が出る程欲しがっていたのだ。だが有効期限が7ヶ月しかないためその間に取引を成立させなければならなかった。木塚はリンテンションカードを輸出業者から安値で買い取り輸入業者に高く売りつけることを思いついた。

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