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魔女見習いをさがして

  • posted at:2024-04-18
  • written by:砂月(すなつき)
まじょみならいをさがして
東映=東映アニメーション
配給:東映
製作年:2020年
公開日:2020年11月13日 
監督:佐藤順一 鎌谷悠
製作:高木勝裕 村松秀信
エグゼクティブプロデューサー:辻秀典 鈴木篤志
企画:関弘美
プロデューサー:関弘美
原作:東堂いずみ
脚本:栗山緑
音楽:奥慶一
編集:西山茂
録音:川崎公敬
美術監督:田尻健一
色彩設計:辻田邦夫
撮影監督:白鳥友和
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
総作画監督:馬越嘉彦
作画監督:中村章子 佐藤雅将 馬場充子 石野聡 西位輝実 浦上貴之
絵コンテ:佐藤順一 鎌谷悠 五十嵐卓哉 谷東
主題歌:「おじゃ魔女カーニバル!!(魔女見習いをさがして Version)」MAHO堂
劇中歌:「おじゃ魔女カーニバル!!(+子供たち Version)」MAHO堂+子供たち
エンディング曲:「終わらない物語(魔女見習いをさがして Version)」瀬川おんぷ 春風どれみ
音響効果:石野貴久
音楽構成:水野さやか
MAHO堂デザイン:行信三 ゆきゆきえ
製作担当:村上昌裕
アニメーション制作:東映アニメーション
声の出演:森川葵 松井玲奈 百田夏菜子 千葉千恵巳 秋谷智子
アメリカンビスタ カラー 91分

希望する東京の大手商社に入社したものの男社会の職場に馴染めず苦悩する帰国子女の吉月ミレ。教員を目指して名古屋の大学に通うが教育実習で現実の壁にぶち当たり思い悩む長瀬ソラ。尾道でお好み焼きのアルバイトをしながら学費を貯めているがダメ彼氏に振り回されるフリーターの川谷レイカ。子供の頃は本当に魔法があるんだと思っていた。空も飛べると信じていた。どうしてあんなに夢を見ることが出来たんだろう。彼女たちはそう思いながらそれぞれの空を見上げた。

1999年から放送されていたTVアニメ「おジャ魔女どれみ」シリーズに出てくるMAHO堂のモデルとなったと見られる建物を発見したというネットニュースを読んだソラは懐かしくなり鎌倉を訪ねた。その洋館は誰も住んでいる様子はなく、何とか近くで見られないかとウロウロしていたところ入り口の門が開いた。悪いとは思いながらも中を進んで行くと、そこには憧れのMAHO堂そっくりの洋館があった。うれしくなり更に近づいて行くと、扉の前でドアノブを持った不審な女性がいた。ソラが思わず「泥棒!」と叫ぶと、その女性も同じように「泥棒!」と叫んだのだった。慌てた二人が互いに弁解していると、そこにやってきたもう一人の女性が「今MAHO堂って言った?」と尋ねた。ソラ、レイカ、そして大家に許可をもらって内見にきたミレの共通点は幼い頃に様々な形で観ていた「おジャ魔女どれみ」のファンだった。見ず知らずにも拘らず同じタイミングで出会ったことを三人は運命だと感じていた。

レイカは2年前に亡くなった母の墓参りをするために鎌倉へきたのだが、そのついでにMAHO堂を見たらどれみちゃんに勇気をもらえるかもしれないと思って立ち寄った。ミレは担当外のアフリカ市場を開拓したにも拘らず手柄を上司に奪われたため憂さ晴らしにきた。ソラは教育実習で発達障害の子供と向き合おうとしたが理想と現実に予想以上の差を感じた。私たちはおジャ魔女だけでなく人生につまづいた訳あり女子でもあるのねとミレが何気なく言うと、人生経験の浅いソラたちは凹んだ。だが三人とも「魔法玉」を持っていることがわかるとその話で盛り上がり、また会いましょうと約束した。

屋台的映画館
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帰ってきたバスジャック

  • posted at:2024-04-14
  • written by:砂月(すなつき)
かえってきたばすじゃっく
コンセプトフィルム
配給:ANGLE
製作年:2017年
公開日:2017年7月8日
監督:藤原健一
製作:及川次雄
営業統括:人見剛史
プロデューサー:一力健鬼
アシスタントプロデューサー:太田雅之
原作:深沢佳文
脚本:江戸川崇 藤原健一
撮影:田宮健彦
照明:田宮健彦
録音:高島良太
美術:鈴木隆之
衣裳:杉本京加
ヘアメイク:山口かな子
助監督:伊藤一平
音楽:與語一平
音響効果:藤本淳
編集:石井塁
ガンエフェクト:芦野広忠
制作協力:ANGLE
配給協力:ユナイテッドエンタテインメント
企画:オールイン エンタテインメント
出演:遠藤章造 黒沢かずこ 岩尾望 今田美桜 藤重政孝
アメリカンビスタ カラー 68分

萩原バスのおっさん新米ツアー添乗員・小宮昇は失敗ばかりで課長の八巻治夫からついに見放された。そんな彼を不憫に思った教育係の岡田花子は、自分が企画したツアーを代わりに担当させて欲しいと八巻に願い出たのだった。花子に恋心を抱く八巻はかっこいいところを見せようとして小宮に最後のチャンスを与えることにした。花子が考えた新企画とは小宮が犯人役を演じるバスジャックツアーだった。

小宮が「TOKYO長距離バスターミナル」に停まるツアーバスに乗ろうとしたところ二人の男が声を掛けてきた。彼らは浪速会組員の金子丈一とその舎弟の木原一成で、組長から真田丸男という国際テロリストの指名手配犯を安全な場所へ連れて行くように命じられていたのだ。その真田という男は一度キレたら手が付けられなくなるという危険人物だったが、偶然にも金子が持っている写真が小宮とそっくりだったのだ。一方、花子から渡されたシナリオを熟読した小宮は彼らが自分を手伝うように言われたアルバイトの人だと思ったが、話の流れから格上のヤクザという設定だと理解しアドリブで横柄な態度を取った。それを見た金子たちはキレさせてはまずいと思い敬語で応対することにした。

小宮はツアーバスの傍に立つ添乗員に声を掛けるが、その男に見覚えがなかった。それもそのはず、彼が乗ろうとしているのは「荻原バス」の「ラブミステリーツアー」バスだった。その西山という添乗員は病欠となった担当の代わりであるため、小宮を仕込みの乗客だと思い込んで挨拶を交わした。一方、小宮も何も疑わずにバスに乗り込もうとした。そんな彼に移動の車を用意していると助言すると、小宮が突然しかめっ面をした。彼は時折、原因不明の歯痛に襲われるが、その顔を見た金子たちは真田がキレたと思い込んだのだ。二人は即座に平謝りすると静かに同行することにした。小宮の顔が一向に戻らないことから金子は焦り、運転手に早く車を出せと怒鳴った。これ以上長引かせると車内の空気が悪くなると思った西山は、ツアー客がまだ全員乗車していないが運転手の村岡翔太に今すぐ発車させるように言った。

屋台的映画館

無責任遊侠伝

  • posted at:2024-04-11
  • written by:砂月(すなつき)
むせきにんゆうきょうでん
東宝
配給:東宝
製作年:1964年
公開日:1964年7月11日 併映「悪の紋章」
監督:杉江敏男
製作:渡辺晋 安達英三朗
脚本:池田一朗
撮影:完倉泰一
美術:村木忍
録音:小沼渡
照明:猪原一郎
整音:下永尚
音楽:宮川泰 荻原哲晶
挿入歌:「馬鹿は死んでも治らない」ハナ肇とクレージーキャッツ
・・・:「無責任数え唄」ハナ肇とクレージーキャッツ
振付:竹部薫
監督助手:野長瀬三摩地
編集:小畑長蔵
合成:三瓶一信
現像:東京現像所
製作担当者:島田武治
協力:パン・アメリカン航空
出演:植木等 谷啓 ハナ肇 浜美枝 白冰
シネマスコープ カラー 87分

生まれつきの博才の持ち主でパチンコ、麻雀、競馬と常に勝ちまくる上田ヒトシ。そんな彼も日頃はホテルのボーイとして働いている。ある日、結婚披露宴で貿易会社阿波商事の花木常務と来賓の男が話しているのを聞いたヒトシは居ても立っても居られなくなった。賭け事好きの二人は花嫁のヒールのサイズを当てようとしていたのだ。話に割り込んだヒトシもその賭けに乗り、確かめるためにかかとが取れ掛かっている花嫁に近づいてヒールを拝借をしたのだった。彼は二人の前でサイズを確認しまんまと2万円をせしめたのだった。負けて悔しい花木は、今度は花嫁のヒップのサイズで勝負だと言い出し、それがきっかけで披露宴は大混乱となりヒトシはボーイ長からクビを言い渡された。事の顛末を知った阿波商事社長令嬢の阿波啓子は、あなたのせいでこうなったのだから責任を取りなさいと花木にヒトシの就職を世話するよう命じた。

花木は式場のホテルから出てきたヒトシを呼び止め、済まないことをしたと謝った。そして常務としての僕の特別な権限で入社させると持ち掛けるが、僕は会社勤めには向いていないんですとヒトシは頑として聞き入れなかった。そこで賭けで決めることになり、花木は信号待ちしている二台の自動車のどちらが先に動くかで勝負することにした。ここでもヒトシの博才は冴えに冴え、その後もいろいろな賭けで勝ち続けた。何度負けてもしつこくついてくる花木に嫌気がさしたヒトシは最寄りの寺に逃げ込んで撒くことに成功したが、そこにいた泉カネ子に捕まった。彼女はヒトシの婚約者であり、その寺の呑海和尚の娘なのだ。カネ子は博奕を止めることを結婚の条件としていたのだが、ヒトシと一緒にお茶を飲むためにホテルに電話をしたことでばれたのだ。おかんむりのカネ子は反省させるために父親のところへ連れて行くが、呑海は怒るどころか勤めをしながらでも賭け事は出来るはずだと諭した。そして娘の言うことなど聞くふりをしてうまくやればいいし、神妙に御勤めをしていればきっと怒りも収まるだろうと言った。するとそこに陳秀明という中国人が訪ねてきた。彼が経営する陳公司という会社は東洋のモナコと呼ばれるマカオでギャンブルの施設を運営しており、ヒトシの博才に惚れ込んでスカウトに来たのだ。ヒトシは二つ返事で引き受けようとするが、すぐにカネ子にばれてしまった。

屋台的映画館

アクマイザー3

  • posted at:2024-04-08
  • written by:砂月(すなつき)
あくまいざーすりー
NET=東映
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年12月20日 併映「アンデルセン物語 マッチ売りの少女」「がんばれ!!ロボコン ムギョギョ!!食いねェ」「UFOロボ グレンダイザー」「秘密戦隊ゴレンジャー 青い大要塞」
監督:奥中惇夫
プロデューサー:宮崎慎一 平山亨 鈴木武幸
原作:石森章太郎
脚本:長坂秀佳
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「勝利だ!アクマイザー3」水木一郎 こおろぎ’73
・・・:「すすめ!ザイダベック」水木一郎 こおろぎ’73
撮影:古市勝嗣
照明:吉野典明
美術:前沢範
仕上制作:映広音響
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:平田靖
選曲:村田好次
記録:山田光枝
助監督:福島孔道
進行主任:伊藤隆造
技斗:金田治
メークアップ:岡本政夫
装置:阿部幸夫
制作担当:佐久間正光
衣裳:東京衣裳
オートバイ協力:スズキ自動車
現像:東映化学
特殊撮影:特撮研究所 大沢哲三
特殊効果:大平特殊効果 菊地潔
オートバイアクション:室町健三
制作協力:東映エージエンシー
出演:千葉治郎 早田みゆき 小塙謙士 岩城和男 高橋利道
アメリカンビスタ カラー 24分

地球内部にある空洞の世界「地底世界ダウンワールド」。アクマ族のメザロードによる人間狩りで地上の人々がその世界に送り込まれた。悪魔の洗礼で倒れた者は皆殺しとなって赤い血のワインの材料に、そして残った生命力の強い者は奴隷にされた。ある夜、東京の上空に幽霊船が現れ、黄金の右腕が人々を鷲掴みにして連れ去った。東都タイムズの新聞記者・島一平は偶然のその幽霊船を目撃したが、突然消えたため同じ職場で働くカメラマンの渚ジュンに信じてもらえなかった。

帰宅するジュンは路上に白い砂の小さな山があることに気づいたが、それが連れ去りの痕跡であることを知る由もなかった。その時上空に幽霊船が現れ黄金の右腕が彼女を掴もうとしたが、暗闇から現れた何者かによって救われた。ジュンはお礼を言おうとするが、暗くて誰かわからなかったため顔を見せて欲しいと言った。だがその男は君を驚かせたくないからそれは出来ないと断った。何故そこまで拒むのかと不審に思ったジュンが素早くカメラを向けてシャッターを切ると、フラッシュで浮かび上がった顔はまるで「悪魔」のようだった。その男はサーベル「ジャンケル」を素早く抜くとカメラを叩き斬り、驚くジュンに俺はザビタンだと名乗って姿を消した。

翌日、一平とジュンが出社すると一平の弟・光彦が来ていた。編集長の秋田源作は子供の戯言だと思って返そうとしていたが、それが幽霊船の目撃情報だと知り一平の目の色が変わった。光彦が目撃した場所へ行くと幽霊船が現れ黄金の右腕が何処までも追い掛けてきた。するとザビタンが立ちはだかり小型ミサイルポッド・ザビタンノヴァで攻撃した。彼の姿に驚く一平だったが、そこに現れた兵士アグマーと戦ううちにザビタンが悪い奴ではなさそうだと思った。そこに今度はアクマ族のイビルとガブラが現れた。彼らの目的はザビタンの処刑だった。

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バスジャック

  • posted at:2024-04-04
  • written by:砂月(すなつき)
ばすじゃっく
オールイン エンタテインメント
配給:ワインド・アップ
製作年:2013年
公開日:2014年2月8日
監督:深澤佳文
企画:深澤佳文
製作:山田浩貴
プロデューサー:西健二郎
コー・プロデューサー:中村和樹
ライン・プロデューサー:金子哲男
脚本:武居秀剋 深澤佳文
撮影:福澤亮介
照明:磯部大和
録音:竹中泰
音響効果:樋口謙
編集:深澤佳文 坂口雄祐
ビデオ・エンジニア:山根晋
視覚効果:松本肇
技術プロデューサー:菅原光宏
キャスティング・プロデューサー:久保田隆久
記録:鈴木美恵子
助監督:亀谷英司
制作担当:辻智
配給協力・宣伝:らんくう
制作プロダクション:ワインド・アップ
出演:遠藤章造 石橋杏奈 藤原光博 清水一希 鈴木つかさ
アメリカンビスタ カラー 77分

午後4時30分、度重なる不幸に見舞われる小宮昇は公園をさまよっていた。先月会社をリストラされた彼の右の奥歯を昨夜から銀紙を噛んだ時のような痛みが襲い、レントゲン検査では胃に怪しい影が見つかった。その日することのない小宮はベンチの陰でひと休みすることにした。同じ頃、ベンチでは組織から独立しようとするチンピラの小田正也と一緒について行こうとする子分の近藤ヒロが口論していた。そんな中、近藤が組長の大事な拳銃を記念に持ってきたことがわかり、「死」という言葉が頭にチラついた小田はベンチの裏に捨てて二人で逃げることにした。小宮は事情を知らずに拳銃を手にしたが、驚きよりも歯の痛さの方が勝った。

午後5時2分、日東交通のバス乗り場にふらりとやってきた小宮は運転手の佐藤忠志が丹念に車体を拭くバスを見て故郷を思い出した。彼の故郷は高知であり、長距離を走って翌日引退を迎えるそのバスの行き先も高知だったからだ。気さくに話していた佐藤だったが、小宮が銃を持っていることがわかると途端に震え出した。その様子を見て彼が何か勘違いしているのではないかと考えた小宮は、銃は拾った物だと説明した。だが命が惜しい佐藤は聞き耳を持たず、どうせバスジャックされるのなら素直に言うことを聞こうと小宮に乗るよう促した。だがそのバスには何故か他の客も次々と乗ってきた。皆バス乗り場の案内が間違っていることに気づかずにやってきたのだ。どうしていいかわからず立ちすくむ佐藤。その時、最後部に座る小宮の奥歯がまた疼いた。「痛ってぇ!」。思わずそう叫んだが、佐藤には「行ってぇ!」と聞こえたのだ。ビビった彼はバスを発車させた。小宮と9人の乗客を乗せたバスは高知に向かっていたが、ストレスに耐えられない佐藤は最後部にバスジャック犯がいると皆に告げた。驚いた小宮は即座に否定し身の潔白を証明しようとするが、乗客の中に本物のバスジャック犯がいたのだった。

屋台的映画館

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