「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」(東映ビデオ=SPOTTED PRODUCTIONS=ねこじゃらし=レオーネ=銀星会館=BBB)
配給:東映ビデオ=SPOTTED PRODUCTIONS
製作年:2024年
公開日:2024年8月9日
監督:小林啓一
製作:金子保之 直井卓俊 川村岬 久保和明 柳裕淳 加瀬林亮
エグゼクティブプロデューサー:佐藤現
プロデューサー:久保和明 浅木大 松嶋翔
企画:直井卓俊
原案:宮川彰太郎
脚本:大野大輔
音楽:クレナズム
撮影:野村昌平
照明:野村昌平
録音:日高成幸
美術:竹渕絢子
編集:田村宗大
VFXスーパーバイザー:桑本祥一
スタイリスト:阿部公美
ヘアメイク:夏美
スケジュール:伊藤一平
助監督:山口雄也
制作担当:三谷奏
キャスティング:伊藤尚哉
主題歌:「リベリオン」クレナズム
制作協力:NeedyGreedy
制作プロダクション:レオーネ
製作幹事:東映ビデオ
出演:藤吉夏鈴 高石あかり 久間田琳加 中井友望 綱啓永
アメリカンビスタ カラー 98分
小学生の頃に文学と出会った所結衣は、校庭でクラスメイトが遊びまわっている昼休みにいつも図書室へ出向きそこでたくさんの本を読み漁っていた。中学生になり未知なる出会いを求める彼女は若手作家の作品が多数掲載されている文芸誌「若葉」を購読し始めた。そこで出会ったのが櫻葉学園高校の文芸部だった。文芸界の甲子園ともいわれる学生文芸コンクールで二連覇を果たした西園寺茉莉を筆頭にいずれの作品も結衣に感動を与えるものばかりだった。その中でも感銘を受けたのが緑町このはの書いた「粉雪色の送別」で、その軽やかでありながらリアリズム溢れる筆致に激しく心を揺さぶられたのだった。このはに憧れ櫻葉学園高校の入学した彼女は文芸部の入部試験を受けるが、窓の外から入ってきたドローンが頭に直撃し失神した。結衣は後に部長の茉莉と副部長の片岡姫香からこのはが文芸部に所属していないどころか学園にもいないことを聞き驚いた。つまりペンネームで活動する正体不明の存在だというのだ。文芸部の規定で一人だけの再試験が認められないことから入部は見送りとなり、様々なことにショックを受けた結衣は目標を失った。
落ち込む結衣の目に留まったのは壁に貼ってある校内新聞だった。そこにはドローン事件のことが書かれていたが、その原因については触れられていなかった。記事を読む彼女の隣にやってきた茉莉は皮肉にも新聞部の仕業だったのねと言った。彼女によると新聞部は昨年から活動を始めた非公認の部活で生徒や先生の噂話をあることないこと勝手に書くのですごく評判が悪いらしい。その新聞部のインタビューにこのはが一度だけ答えたことがあり、茉莉は何度も問い合わせたが守秘義務を理由に教えてもらえなかった。文芸部を改革するためにはこのはが必要だと考える茉莉は新聞部に接触して欲しいと結衣に一方的にお願いしたのだった。手掛かりがなく途方に暮れる結衣だったが、新聞の片隅に新入部員募集のお知らせの記事を見つけると二次元コードをスマホで読み取った。地図に表示された場所へ向かうがそこに建物はなく、地面に別の二次元コードが貼ってあった。早速読み取るが、スマホの画面には「はずれ」の文字。周囲を見回すと至る所に二次元コードが貼られていたのだ。結衣は手当たり次第に読み取ることにした。
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