忍者ブログ

アクマイザー3

  • posted at:2024-04-08
  • written by:砂月(すなつき)
あくまいざーすりー
NET=東映
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年12月20日 併映「アンデルセン物語 マッチ売りの少女」「がんばれ!!ロボコン ムギョギョ!!食いねェ」「UFOロボ グレンダイザー」「秘密戦隊ゴレンジャー 青い大要塞」
監督:奥中惇夫
プロデューサー:宮崎慎一 平山亨 鈴木武幸
原作:石森章太郎
脚本:長坂秀佳
音楽:渡辺宙明
音楽制作:あんだんて
主題歌:「勝利だ!アクマイザー3」水木一郎 こおろぎ’73
・・・:「すすめ!ザイダベック」水木一郎 こおろぎ’73
撮影:古市勝嗣
照明:吉野典明
美術:前沢範
仕上制作:映広音響
録音:太田克己
編集:菅野順吉
効果:平田靖
選曲:村田好次
記録:山田光枝
助監督:福島孔道
進行主任:伊藤隆造
技斗:金田治
メークアップ:岡本政夫
装置:阿部幸夫
制作担当:佐久間正光
衣裳:東京衣裳
オートバイ協力:スズキ自動車
現像:東映化学
特殊撮影:特撮研究所 大沢哲三
特殊効果:大平特殊効果 菊地潔
オートバイアクション:室町健三
制作協力:東映エージエンシー
出演:千葉治郎 早田みゆき 小塙謙士 岩城和男 高橋利道
アメリカンビスタ カラー 24分

地球内部にある空洞の世界「地底世界ダウンワールド」。アクマ族のメザロードによる人間狩りで地上の人々がその世界に送り込まれた。悪魔の洗礼で倒れた者は皆殺しとなって赤い血のワインの材料に、そして残った生命力の強い者は奴隷にされた。ある夜、東京の上空に幽霊船が現れ、黄金の右腕が人々を鷲掴みにして連れ去った。東都タイムズの新聞記者・島一平は偶然のその幽霊船を目撃したが、突然消えたため同じ職場で働くカメラマンの渚ジュンに信じてもらえなかった。

帰宅するジュンは路上に白い砂の小さな山があることに気づいたが、それが連れ去りの痕跡であることを知る由もなかった。その時上空に幽霊船が現れ黄金の右腕が彼女を掴もうとしたが、暗闇から現れた何者かによって救われた。ジュンはお礼を言おうとするが、暗くて誰かわからなかったため顔を見せて欲しいと言った。だがその男は君を驚かせたくないからそれは出来ないと断った。何故そこまで拒むのかと不審に思ったジュンが素早くカメラを向けてシャッターを切ると、フラッシュで浮かび上がった顔はまるで「悪魔」のようだった。その男はサーベル「ジャンケル」を素早く抜くとカメラを叩き斬り、驚くジュンに俺はザビタンだと名乗って姿を消した。

翌日、一平とジュンが出社すると一平の弟・光彦が来ていた。編集長の秋田源作は子供の戯言だと思って返そうとしていたが、それが幽霊船の目撃情報だと知り一平の目の色が変わった。光彦が目撃した場所へ行くと幽霊船が現れ黄金の右腕が何処までも追い掛けてきた。するとザビタンが立ちはだかり小型ミサイルポッド・ザビタンノヴァで攻撃した。彼の姿に驚く一平だったが、そこに現れた兵士アグマーと戦ううちにザビタンが悪い奴ではなさそうだと思った。そこに今度はアクマ族のイビルとガブラが現れた。彼らの目的はザビタンの処刑だった。

屋台的映画館
PR

バスジャック

  • posted at:2024-04-04
  • written by:砂月(すなつき)
ばすじゃっく
オールイン エンタテインメント
配給:ワインド・アップ
製作年:2013年
公開日:2014年2月8日
監督:深澤佳文
企画:深澤佳文
製作:山田浩貴
プロデューサー:西健二郎
コー・プロデューサー:中村和樹
ライン・プロデューサー:金子哲男
脚本:武居秀剋 深澤佳文
撮影:福澤亮介
照明:磯部大和
録音:竹中泰
音響効果:樋口謙
編集:深澤佳文 坂口雄祐
ビデオ・エンジニア:山根晋
視覚効果:松本肇
技術プロデューサー:菅原光宏
キャスティング・プロデューサー:久保田隆久
記録:鈴木美恵子
助監督:亀谷英司
制作担当:辻智
配給協力・宣伝:らんくう
制作プロダクション:ワインド・アップ
出演:遠藤章造 石橋杏奈 藤原光博 清水一希 鈴木つかさ
アメリカンビスタ カラー 77分

午後4時30分、度重なる不幸に見舞われる小宮昇は公園をさまよっていた。先月会社をリストラされた彼の右の奥歯を昨夜から銀紙を噛んだ時のような痛みが襲い、レントゲン検査では胃に怪しい影が見つかった。その日することのない小宮はベンチの陰でひと休みすることにした。同じ頃、ベンチでは組織から独立しようとするチンピラの小田正也と一緒について行こうとする子分の近藤ヒロが口論していた。そんな中、近藤が組長の大事な拳銃を記念に持ってきたことがわかり、「死」という言葉が頭にチラついた小田はベンチの裏に捨てて二人で逃げることにした。小宮は事情を知らずに拳銃を手にしたが、驚きよりも歯の痛さの方が勝った。

午後5時2分、日東交通のバス乗り場にふらりとやってきた小宮は運転手の佐藤忠志が丹念に車体を拭くバスを見て故郷を思い出した。彼の故郷は高知であり、長距離を走って翌日引退を迎えるそのバスの行き先も高知だったからだ。気さくに話していた佐藤だったが、小宮が銃を持っていることがわかると途端に震え出した。その様子を見て彼が何か勘違いしているのではないかと考えた小宮は、銃は拾った物だと説明した。だが命が惜しい佐藤は聞き耳を持たず、どうせバスジャックされるのなら素直に言うことを聞こうと小宮に乗るよう促した。だがそのバスには何故か他の客も次々と乗ってきた。皆バス乗り場の案内が間違っていることに気づかずにやってきたのだ。どうしていいかわからず立ちすくむ佐藤。その時、最後部に座る小宮の奥歯がまた疼いた。「痛ってぇ!」。思わずそう叫んだが、佐藤には「行ってぇ!」と聞こえたのだ。ビビった彼はバスを発車させた。小宮と9人の乗客を乗せたバスは高知に向かっていたが、ストレスに耐えられない佐藤は最後部にバスジャック犯がいると皆に告げた。驚いた小宮は即座に否定し身の潔白を証明しようとするが、乗客の中に本物のバスジャック犯がいたのだった。

屋台的映画館

ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS

  • posted at:2024-04-01
  • written by:砂月(すなつき)
ごじらもすらめかごじらとうきょうえすおーえす
東宝映画
配給:東宝
製作年:2003年
公開日:2003年12月13日 併映「とっとこハム太郎 ハムハムグランプリン オーロラ谷の奇跡 リボンちゃん危機一髪!」
監督:手塚昌明
製作:富山省吾
プロデューサー:山中和成
脚本:横谷昌宏 手塚昌明
撮影:関口芳則
美術:瀬下幸治
録音:斉藤禎一
照明:望月英樹
編集:普嶋信一
キャスティング:斉藤謙司
助監督:村上秀晃
製作担当者:平山高志
音楽:大島ミチル
挿入歌:「モスラの歌」長澤まさみ 大塚ちひろ
音楽プロデューサー:北原京子
特殊技術・特殊技術:浅田英一
特殊技術・撮影:江口憲一
特殊技術・特美:三池敏夫
特殊技術・照明:斉藤薫
特殊技術・造形:若狭新一
デザインワーク:西川伸司
特殊技術・特効:久米攻
特殊技術・操演:鳴海聡
特殊技術・助監督:加藤晃
製作担当者:原田耕治
出演:金子昇 吉岡美穂 虎牙光輝 高杉亘 益岡徹
シネマスコープ カラー 91分

2004年2月13日夜、特生自衛隊習志野駐屯地・分析中隊本部では、アメリカ空軍の早期警戒レーダーが国籍不明の超音速飛行体を探知し日本列島を目指しているとの連絡が航空自衛隊から入った。スクランブルで出動した二機のF-15J戦闘機は硫黄島西南海域の雲の中を北上するその飛行体を追尾するが、警告を行っても返答がないため威嚇攻撃した。何処からか歌声が聞こえた直後に進路を変更したため、戦闘機はミサイルによる攻撃を行った。だが命中しなかったにも拘らず蛾のような姿をした飛行体は姿を消した。

ゴジラと3式機龍の死闘から1年、日本に上陸したゴジラはその後発見されていなかった。大破した機龍は特生自衛隊八王子駐屯地にある第一特別格納庫で修復作業が進められていた。特自の隊員で機龍の整備士の中條義人は軽井沢にある伯父・信一の別荘で休暇を過ごしていたが、そこで驚く光景に出会った。信一がテーブルの上にいる二人の小美人と会話していたからだ。今から43年前に彼らはインファント島で出会ったのだ。その信一に小美人はお願いがあると言った。人間がゴジラの骨から戦いの道具を作ったのは間違いだから海に返してあげて欲しいというのだ。信一の傍にいた孫の瞬がまたゴジラが来たらどうするのかと尋ねると、その時はモスラが命を懸けて戦うと小美人は言った。だが骨を海底に戻さない場合はモスラが人間の敵にならざるを得ないとも言った。私たちはそれを望んでいないと小美人は言うが、義人はゴジラを倒すためには機龍が絶対に必要だと考えていた。

ゴジラとの戦闘で機体の37パーセントを損傷した機龍は右腕と3式絶対零度砲(アブソリュート・ゼロ)を失った。修復作業は行われていたがアブソリュート・ゼロを修復する見通しは立っておらず、もし今ゴジラが現れ出撃したとしても対処する術はなかった。休暇を終え職場に戻った義人だったが、小美人の言葉が作業中も頭から離れなかった。

屋台的映画館

女獄門帖 引き裂かれた尼僧

  • posted at:2024-03-28
  • written by:砂月(すなつき)
おんなごくもんちょうひきさかれたにそう
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1977年
公開日:1977年4月8日 併映「新宿酔いどれ番地 人斬り鉄」
監督:牧口雄二
企画:本田達男
原作:島守俊夫
脚本:志村正浩
撮影:塚越堅二
照明:北口光三郎
録音:溝口正義
美術:山下謙爾
音楽:渡辺岳夫
編集:堀池幸三
助監督:俵坂昭康
記録:梅津泰子
装置:三浦公久
装飾:柴田澄臣
スチール:中山健司
擬斗:菅原俊夫
美粧:長友初生
結髪:明田多美枝
演技事務:森村英次
衣裳:松田孝
進行主任:俵坂孝宏
出演:田島はるか ひろみ麻耶 芹田かおり 成瀬正 小林稔侍
シネマスコープ カラー 69分

くちなわの弥多八の監視のもとで飯盛女郎として働いていたおみのは年季が明けて自由の身になれると喜んでいた。ところが弥多八は品川の女郎屋で五年間働くという契約を勝手に結び手付金まで受け取っていたのだ。おみのは常連客の沢吉に足抜けを手伝って欲しいと願い出るが、失敗した時の恐ろしさを知っている沢吉は二の足を踏んだ。それなら自分一人でやって逃げまくってやると言い出したため、呆れてある秘策を教えた。人から聞いた話では上州妙来山の辺りに愁月院という尼寺があるらしい。そこに駆け込んで三年間辛抱すれば現世に縁が一切断ち切れるというのだ。それを聞いたおみのはとても喜び、沢吉はその夜決行した。ところがその計画はあっさりとばれてしまい、袋叩きに遭う沢吉はおみのが勝手に言い出したことだから俺は知らないと裏切ったのだ。失望したおみのは騒動を利用して逃げ出し橋の下に一晩隠れてやり過ごした。

腹を空かせながら逃げるおみのは峠の茶屋を見つけるが、銭がないので客が食べるのを外から眺めるしかなかった。そして客が落としたおかずに飛びついて貪り食っていると、追手の弥多八と相棒の亀の姿が見えたため建物の陰に隠れた。二人は店に入るとじゃれ合いながら飯を食っていたが、おみのは今まで遭った仕打ちを思い返し睨みつけた。だが偶然目が合ってしまい再び逃げなくてはならなくなった。すると幸運なことにその先で出会った旅の町人に匿ってもらった上に握り飯までもらった。何処まで行くんだと聞かれたおみのは愁月院を探していると答えるが、町人はしばらく考えた末にそんな尼寺は聞いたことがないと言った。お礼を出来ないからこんな体で良かったら好きにしてくださいとおみのは言うが、町人はつまらない了見を起こさず自分を大事にしなさいと断った。その言葉に感動するおみのだったが、心とは裏腹に悪態をついた。

おみのが薄暗い森の道を歩いていると休憩していた二人の木こりが声を掛けてきた。こんなところで何をしているのかと聞かれた彼女は愁月院を探していると答えた。するとまだ遠いし俺たちが案内してやるからまず飯を食えと木こりの一人が言った。だがそれは口実で留吉と捨松の狙いはおみのの体だった。二人に犯された彼女が森の中をさまよっていると足を滑らせ落ちて行った。だが幸いにも目の前には探していた愁月院があった。

屋台的映画館

八月の濡れた砂

  • posted at:2024-03-25
  • written by:砂月(すなつき)
はちがつのぬれたすな
日活
配給:ダイニチ映配
製作年:1971年
公開日:1971年8月25日 併映「不良少女 魔子」
監督:藤田敏八
企画:大塚和
原作:中岡京平
脚本:藤田敏八 峰尾基三 大和屋竺
撮影:萩原憲治
照明:大西美津男
録音:古川恒夫
美術:千葉和彦
編集:丹治睦夫
助監督:松岡明
色彩計測:前田米造
現像:東洋現像所
製作担当者:松田文夫
音楽:むつひろし ペペ
主題歌:「八月の濡れた砂」石川セリ
演奏:ザ・ハーフブリード サンロックアンサンブル
技斗:田畑善彦
出演:村野武範 広瀬昌助 テレサ野田 藤田みどり 隅田和世
シネマスコープ カラー 91分

夏休みの早朝、海岸をバイクで走っていた西本清は男たちの乗ったオープンカーから少女が放り出されるのを目撃した。一人取り残された彼女は衣服を脱ぎ捨て裸になると海で何もかも洗い流そうとした。清が後ろから近づき声を掛けると、少女は慌てて服を着て何事もなかったように髪をとかした。そんな彼女を清はバイクに乗せて送ることにしたのだが、少女がいつまで経っても行き先を言わないため、とりあえず営業前の海の家へ連れて行くことにした。そこは兄・武の出店であり、今なら誰も来ないことがわかっているから安心だ。一旦家に帰り、武の妻・文子のタンスから洋服を持ち出すが店に少女の姿はなかった。陽が高く上り海の家の手伝いをしていた清は客として来ていた女性から名前と朝方いた場所を聞かれた。特にやましいことはなかったが、いつまでも黙っていると女性は金を置いて出て行った。気になって後をつけると車に乗ろうとしていた女性から白状しなさいと一喝された。その女性は三原真紀といい、妹・早苗を暴行した犯人を捜していたのだ。清は弁解するが信じて貰えず言われるがままに車に乗った。最初は軽口を叩いていた清だったが、その行き先が警察だとわかると激しい口調で抗議した。真紀は警察に突き出す気はなかったが、強引な手法で試そうとしたのだ。頭にきた清は彼女を助手席へ押し込むと運転席に乗り込み車を走らせた。そして人気のない場所で停めて真紀を犯そうとしたのだ。だが足を踏ん張った時にシフトレバーを折ってしまい、情けなさと申し訳なさで熱が冷めてしまった。

その日の夕方、青い顔をした清が歩いて海の家に戻ってくると、高校を自主退学した親友の野上健一郎が声を掛けてきた。彼の顔を見て何かあったことを察した健一郎は母・雅子が営むバーへ連れて行くことにした。健一郎がナポレオンを飲みながら清と話していると財界の大物・亀井亀松が客としてやってきた。母子家庭で育った健一郎は母に求婚する亀松に敵愾心を持っていた。二人が口論する中、自分がいるのは場違いだと考えた清は気分が悪いと言って店を出た。そして海の家に置いていたバイクで向かった先は真紀の車だった。誰もいない車内で座席を倒して目を閉じるといつの間にか寝入ってしまった。清は窓を叩く音で目覚めたが、辺りはもう明るくなっていた。誰かと思い体を起こすと、そこには早苗がいた。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R

 

フリーエリア