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暴走パニック 大激突

  • posted at:2018-04-07
  • written by:砂月(すなつき)
ぼうそうぱにっくだいげきとつ
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年2月28日 併映「横浜暗黒街 マシンガンの竜」 
監督:深作欣二
企画:本田達男 杉本直幸
脚本:神波史男 田中陽造 深作欣二
撮影:中島徹
照明:若木得二
録音:中山茂二
美術:富田治郎
音楽:津島利章
編集:市田勇
助監督:篠塚正秀
記録:田中美佐江
装置:吉岡茂一
装飾:西村三郎
美粧:田中利男
結髪:白鳥里子
スチール:中山健司
演技事務:森村英次
衣裳:高安彦司
擬斗:上野隆三
進行主任:長岡功
カー・アクション:東洋レーシングチーム
出演:渡瀬恒彦 杉本美樹 渡辺やよい 風戸佑介 小林稔侍
シネマスコープ カラー 85分

白昼堂々、名古屋の福徳相互銀行に拳銃を持った覆面の二人組が押し入り、現金600万円をわしづかみにして逃げられた。その後、大津の滋賀相互銀行でも同様の手口で1200万円が奪われた。そして京都では800万円が持ち去られたが、犯人は犯行に使った大阪ナンバーの盗難車から用意していた別の車に乗り換えて逃走を図ったのだった。次の狙いは大阪か、神戸かと世間が騒ぐ中、三宮の繁華街を一台の赤いワーゲンが辺りを物色するように走っていた。乗っている山中高志と関光男は銀行強盗の二人組だった。彼らは第一勧業銀行に目をつけると車を脇に寄せ、記念写真のフリをして建物の外観を撮影した。二人の夢は儲けた金でブラジルへ渡り悠々自適な生活を送ることだったが、光男には気掛かりなことがあった。それは高志の女をどうするかだった。

高志が本業のバーテンダーとしてシェーカーを振っていると捜査状況が載った新聞を片手に光男が現れると、亭主と名乗る男が女の客をテーブルで犯そうとし始めたのだ。見兼ねた高志は男をつまみ出したのだが、それが彼女との最初の出会いだった。それからしばらくして女は万引きで捕まり、身元引受人として高志を指名した。面倒なことには巻き込まれたくなかったが、本人を目の前にすると断ることが出来ずに弁償を了承したのだった。女は緑川ミチという元ホステスで、キャバレーに勤めていた頃から思い込みの激しい男に付きまとわれていたのだ。そんな彼女を不憫に思った高志は面倒を見ることにしたのだが、いずれ何処かへ飛んで行くに違いないと気にも留めていなかった。

決行の日、銀色のスカイラインを銀行の向かいに停めた高志たちはボストンバッグ片手に直行した。そして賑わうカウンターの前を通り抜けてトイレに向かうと内側から鍵を掛け、室内に誰もいないことを確認すると着替え始めた。そして合図とともに飛び出し拳銃で威嚇しながらバッグに札束を詰め込んで行った。だが行員が非常ベルを鳴らしたことに驚き慌てて外に飛び出したのだった。人目を避けるために二人は路地を抜け車を停めてある大通りに出たのだが、前から走ってきたバイクに接触した光男は撥ね飛ばされた。運が悪いことに彼はそこへ走ってきたトラックの下敷きになり轢死したのだ。高志はバッグとともに光男を助け出そうとしたが、行員たちが追いかけてきたことでどちらも諦めて車に乗り込んだのだった。兵庫県警は緊急配備を敷き大阪府警、京都府警に対して協力を要請したが、高志は淀川付近でタクシーに乗り換えて自宅に戻ったのだ。翌日、テレビのニュースで光男のアパートに家宅捜索が入り、複数の証拠品とともに共犯者の指紋を発見したことが報じられた。逮捕までに時間がないことがわかると高志は急いで荷造りを始めた。するとそこに光男の兄・勝男が現れたのだった。

屋台的映画館
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ねこばん3D とび出すにゃんこ

  • posted at:2018-04-03
  • written by:砂月(すなつき)
ねこばんすりーでぃとびだすにゃんこ
「ねこばん」製作委員会(アミューズメントメディア総合学院=tvk=テレ玉=チバテレ=三重テレビ=KBS京都=サンテレビ=札幌テレビ放送=TVQ九州放送=NTTぷらら=竹書房)
配給:AMGエンタテインメント
製作年:2010年
公開日:2011年1月22日
監督:有馬顕
製作総指揮:吉田尚剛
企画:永森裕二
製作:脇谷典和 遠藤圭介 梶野元延 波多美由紀 伊藤義行 江副純夫 菅村峰洋 矢上尚宏 小川貴史 伊藤明博
脚本:永森裕二 清水匡 有馬顕
音楽:sanpachi(STUDIO8)
主題歌:「ふたりぼっち」廣坂愛
プロデューサー:飯塚達介 森角威之
ラインプロデューサー:岩城一平
撮影監督:中尾正人
助監督:芦塚慎太郎
編集:石川真吾 有馬顕
音響効果:丹愛
ヘアメイク:唐澤知子
衣裳:永井伸子
アニマルトレーナー:ZOO動物プロ
制作プロダクション:杜方
企画・配給:AMGエンタテインメント
出演:伊武雅刀 奥田いろは 片山けい 上原奈美 りりィ
アメリカンビスタ カラー 65分

電車の運転手だった根本勲は会社を定年退職して迎えた初めての夏を屋根の上で過ごしていた。何するでもなくそこで寝転がってただ青空を眺めていると海の匂いがした。この家に住み始めて30年になるが、手が届きそうなくらい海が近かったことを改めて知った。その昔、趣味を持とうと思い気の迷いでサーフボードを買ったが、結局一度も海に出ることはなかった。仕事一筋の彼は時間の無駄だと思ったのだ。ぼんやりと海を眺めていると傍で猫の声がした。その方へ目をやると、何処から迷い込んできたのか子猫が近づいてきたのだ。どうしていいかわからない勲はおっかなびっくりで子猫の背中を撫でてやった。電車の運転はミスが許されない仕事で1秒たりとも無駄な時間は過ごせなかった。だから猫に触ったことすらなかったのだ。勲は子猫を呼び寄せるとしっかりと抱いた。

勲の苦手なことは、4歳の孫娘のちずるとふたりきりで時間を過ごすことだ。同窓会に出席するために娘がちずるを預けにきたのだが、妻の敏子はスイミングスクールで出掛けているために彼が面倒を見なければならなかった。夕方の5時までどう過ごせばいいのか。それが今まさに直面している問題だった。仕事をしていたときの方が遥かにストレスが少なかったなどと考えていると足元で子猫の鳴き声が聞こえた。庭に昨日とは違う子猫が迷い込んできたのだ。それにちずるが興味を持ったことで勲は一時的に重圧から解放された。根本家には毎日のように猫がやってくる。近所で大量に飼っている家があるのか、それとも誰かが捨てたのか。最初こそ追っ払っていたが、こう毎日だときりがないのであえて無視することにした。

前の職業柄、勲は時間がとても気になり部屋中に時計が至る所にある。鉄道の運転手にとって時間は命だ。そんなこともあって仕事を辞めてからの腕時計を外すことが出来なかった。一方、長年家事に追われた仕返しなのか敏子は連日、冷蔵庫のホワイトボードに指示を貼り出し習い事で家を空けるようになった。妻の指示に従って風呂の掃除をしていると子猫が入り込んできた。まるで自分の家のようにくつろぐ子猫を追い出すことに成功したが、彼はあることに気づいた。子猫がここにいるということは・・・。慌てて庭に向かい、ちずるの姿を捜したが何処にも見当たらなかった。更に悪いことが続き、屈んだときに腰を痛めてしまった。少し休めば楽になるだろうと廊下で仰向けに横たわったがそのまま寝入ってしまった。電話のベルの音で我に返った勲が起き上がろうとすると、ちずるが腹の上で寝ていた。彼女を起こさないようにそっと移動させると、腰に負担が掛からないように立ち上がり電話に出た。電話の主は敏子で、海へ来て欲しいのだという。だがちずるの面倒を見なくてはならないし、風呂の用意もしなければならなかった。妻の突然過ぎる行動に勲は頭を悩ませるのだった。

屋台的映画館

メカゴジラの逆襲

  • posted at:2018-03-29
  • written by:砂月(すなつき)
めかごじらのぎゃくしゅう
東宝映像
配給:東宝
製作年:1975年
公開日:1975年3月15日 併映「新八犬伝 第一部 芳流閣の決斗」「アグネスからの贈りもの」「アルプスの少女ハイジ」「はじめ人間ギャートルズ」「サザエさん」
監督:本多猪四郎
製作:田中友幸
脚本:高山由紀子
撮影:富岡素敬
美術:本多好文
録音:矢野口文雄
照明:高島利雄
音楽:伊福部昭
整音:東宝録音センター
効果:東宝効果集団
現像:東京現像所
監督助手:山下賢章
編集:黒岩義民
スチール:田中一清
協力制作:所健二
製作担当者:篠田啓助
現像:東京現像所
特殊技術・美術:青木利郎 小村完
特殊技術・合成:三瓶一信
特殊技術・監督助手:田渕吉男
特殊技術・光学撮影:真野田嘉一
特殊技術・光学作画:石井義雄
特殊技術・操演:松本光司
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭
特技監督:中野昭慶
出演:佐々木勝彦 藍とも子 平田昭彦 中丸忠雄 睦五郎
シネマスコープ カラー 83分

ゴジラとキングシーサーによって破壊されたメカゴジラの残骸を捜索するために派遣された海洋開発研究所の調査艇「あかつき号」が沈没した。国際警察東京支局では事故調査委員会が開かれ、研究所技術員の若山勇一は試作段階の状態であっても一瞬で大規模な爆発に繋がるような設計上や技術上のミスが起こるとは考えられないと証言した。そして調査艇が強力なエネルギーによって解体されたような状態で発見されたことを報告すると、出席者は驚きの声を挙げた。すると田川署長が数枚の写真を取り出し、断定は出来ないと前置きをしてその説明を始めた。写真には円盤のような物が写っており、あかつき号が沈んだ辺りの海から数回に亘って空中に浮上していくのを撮影者が確認していたのだ。そこへ海洋生物学者の一之瀬明が遅れて到着すると若山は早速ボイスレコーダーに録音された音声を聞かせた。そこには緊迫した艇内の生々しい様子と獣のような雄叫び、そして「恐竜だ!」という乗員の叫び声が記録されていた。署長から意見を求められた一之瀬だったが、信じられないとしか答えられなかった。

一之瀬が恐竜という言葉から連想出来る人物が一人だけいた。それはかつて海洋開発研究所で研究員として働いていた生物学博士の真船信三だった。真船は30代の初めに海洋開発理論を発表し海底牧場プランは世界中から注目を浴びた。その後、彼は動物を自由自在にコントロールする実験に乗り出したが成果を収めることは出来なかった。それからしばらくして、今度は小笠原の海底で恐竜を発見したと報告し、「チタノザウルス」と名付けたその恐竜を必ずコントロールしてみせると発表したところ生物学会から批判されて研究所を辞めざるを得なくなったのだ。彼が真鶴に住んでいるかもしれないという情報を得た一之瀬は、彼の先輩で国際警察捜査官の村越二郎とともに現地へ向かった。すると地元の住民も近づかないような森の中の一軒家に住んでいることがわかり、洋館を訪ねると中から若い女が出てきた。彼女は真船の娘の桂で、5年前に死んだと言うとドアを閉めた。二人は食い下がって質問を続けたが、あの頃のことは思い出したくないと追い返されたのだった。

故郷のブラックホール第3惑星が破滅に向かいつつあることから、第3惑星人のムガール隊長は地球の頭脳とも云える東京を先ず占拠し自分たちの住み良い都市に改造する計画を立てていた。計画は着々と進んでおり、その一環として真船を利用しようと考えていた。彼は生きていたのだ。第3惑星人は真船の研究をバックアップし、ついにチタノザウルスコントロール装置を完成させたが、それは海底から引き揚げ修復したメカゴジラを操るための装置でもあった。

屋台的映画館

非行少女ヨーコ

  • posted at:2018-03-24
  • written by:砂月(すなつき)
ひこうしょうじょよーこ
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1966年
公開日:1966年3月18日 併映「日本大侠客」
監督:降旗康男
企画:栗山富郎 加茂秀男 吉田達
脚本:神波史男 小野龍之助
撮影:仲沢半次郎
録音:加瀬寿士
照明:銀屋謙蔵
美術:中村修一郎
音楽:八木正生
編集:祖田冨美夫
助監督:内藤誠
進行主任:伊藤源郎
現像:東映化学工業株式会社
出演:緑魔子 大原麗子 城野ゆき 谷隼人 石橋蓮司
シネマスコープ モノクロ 84分

故郷を飛び出してきた高校生のヨーコは幼なじみのタケシを訪ねて東京へやってきたが、中華料理店の厨房で働く彼は忙しくてそれどころではなかった。だがヨーコの身を案じたタケシは、俺がマネージャーに話してやると言って店で働くことを薦めたのだった。彼が働くこの店は住み込みの寮となっているため住処を探す必要がなく、話のわかるマネージャーならきっと了承してくれるに違いないと思ったからだ。タケシの予想は的中しヨーコはウェイトレスとして働くことになった。だが接客に慣れていない彼女の態度はぶっきらぼうで、客だけでなく先輩たちからも白い目で見られた。ある夜、夜這いを掛けてきたタケシと口論になり夜が明ける頃に店を飛び出すと白い外車に乗る中年男に拾われた。男は浅井潤というマンション暮らしの独身ファッションデザイナーで、ヨーコのことが気に入るとスタジオへ連れて行きスタッフに支度をさせた。華やかな衣装を身にまとい化粧を施されたことで彼女は見違えるように美しくなった。その夜、浅井がドレスで着飾ったヨーコを食事に連れて行くと、酒に酔った彼女はこれまで自身に起こった出来事を包み隠さず話し始めた。すると浅井はもっと飲んで全て忘れてしまいなさいとやさしく言った。自宅に戻ると浅井はいい気分になっているヨーコに、ここへ来たときに着ていた服に着替えるように言った。素直に応じると彼は突然襲い掛かりヨーコの服を剥ぎ取ると馬乗りになって顔を叩いたのだった。

信じていた人から裏切られたことでヨーコの怒りは沸々とたぎっていた。夜が明け寝室から出てきた浅井に皆俺の好みを受け入れていると言われたことでひと言ぶつけてやろうとしたそのとき、部屋を訪ねてきたのは恋人の珠江だった。一度は治まったものの彼女からメイド代わりとしてしか務まらないと言われて頭にきたヨーコはつまんないと二人に吐き捨てて出て行った。

行く当てのないヨーコがボウリング場で暇をつぶしていると一人の女が声を掛けてきた。彼女はヨーコを見るなり家出中だと言い当てたのだった。女はハルミという風俗嬢で、仲間たちの溜まり場となっている軽食店に連れて行くと美容師見習いのナロンに世話を任せたのだった。ヨーコに「現代的にシビレル」体験をさせたいと思ったナロンは彼女を紫煙が籠るジャズ喫茶に連れて行った。そこでは睡眠薬ラリハイとアルコールを同時に飲んで酩酊状態になる遊びが流行っており、ヨーコがためらわずにそれを試したことでいち早く仲間として受け入れられた。踊り続けてダウンしたヨーコを介抱したのは予備校を辞めて絵描きを目指しているジロウで、行くところがないヨーコの面倒を見ることに決めた。早速彼女をデートに連れ出したが、映画館でいいムードになりながらもジロウがキスしないため、ヨーコは腹を立ててラリハイに手を出したのだった。

屋台的映画館

OL官能日記 あァ!私の中で

  • posted at:2018-03-20
  • written by:砂月(すなつき)
おーえるかんのうにっきあぁわたしのなかで
日活
配給:日活
製作年:1977年
公開日:1977年2月22日
監督:小沼勝
プロデューサー:樋口弘美
脚本:宮下教雄
撮影:水野尾信正
照明:木村誠作
録音:橋本文雄
美術:徳田博
編集:鍋島惇
音楽:高田信
助監督:中川好久
色彩計測:青柳勝義
現像:東洋現像所
製作担当者:高橋信宏
出演:小川亜佐美 中島葵 日野道夫 立原昌子 工藤麻屋
アメリカンビスタ カラー 72分

団地住まいの鈴村亜佐美は父・耕平と二人暮らし。朝は二人で出勤することが日課となっている。亜佐美は丸ノ内にあるオフィスビルでタイピストとして働いているが、この会社ではオフィスラブが蔓延していた。その日の夕方、先輩の泉田駒子たちのお誘いを断った亜佐美がやってきたビジネスホテルでは松木課長が待っていた。松木は彼女と関係しており、大阪へ出張することになっている今日は新幹線の最終時間まで亜佐美と楽しもうと考えていたのだ。夜が更けても亜佐美が帰ってこないことを心配した耕平はいつもより酒の量が増えていた。すると突然帰ってきた亜佐美に約束の量のことで叱られたが耕平は娘の成長にうれしさを感じていた。亜佐美は今年24歳になるため耕平は娘に見合った結婚相手を探していたが、ようやく目矩に適ったのが自分の会社で働く塚本だった。これを機会に見合いをしてみないかと薦めたが亜佐美は返事を保留した。

翌日、出社しても見合いのことが頭から離れず仕事に身が入らない亜佐美は誰もいない課長の席を見てため息をついた。その夜、耕平が帰ってこないことで先に夕食を摂っていると大虎になって帰ってきた。昔の戦友と30年ぶりにばったり会いついつい飲み過ぎたというのだ。だが亜佐美は聞く耳を持たず、今年定年になる父の体を心配して小言が出た。すると耕平は娘に妻の姿を重ね合わせて昔を思い出し、そのまま炬燵で寝込んでしまった。その姿を見た亜佐美はため息をついた。

自称恋多き薄幸の女・駒子は恋人に振られてしまい、会社のトイレでこっそりヤケ酒を飲んでいた。そしてたまたま廊下で亜佐美にあったことから駒子は彼女を屋上へ連れて行き思い切り愚痴った。今日が駒子にとって20代最後の日であり、誰も祝ってくれる人がいないことを知った亜佐美はよかったら明日うちへ来てくださいと言った。ささやかながら彼女の誕生日パーティーを開くことにしたのだ。すると駒子は飛び上がって喜んだ。翌日、駒子は仕事が終わると手土産を持って亜佐美のアパートを訪れたが、彼女はまだ戻っておらず耕平も食事の準備中だった。二人きりでいろいろと世間話をするうちに駒子は耕平が自分の理想とする男ではないかと思うようになり、酒飲みの女ってどう思いますと尋ねた。突然のことで動揺する耕平は答えを渋っていたが、亜佐美が帰ってきたときには酒が入ったこともあって二人とも上機嫌だった。その様子を見た亜佐美は心底呆れた。

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