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電撃戦隊チェンジマン

  • posted at:2022-05-24
  • written by:砂月(すなつき)
でんげきせんたいちぇんじまん
東映
配給:東映
製作年:1985年
公開日:1985年3月16日 併映「GU-GUガンモ」「とんがり帽子のメモル」「キン肉マン 正義超人VS古代超人」
監督:堀長文
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:矢野立美
主題歌:「電撃戦隊チェンジマン」KAGE
・・・:「NEVER STOP チェンジマン」KAGE
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:山口一喜
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:宮本衣子
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
撮影協力:藤岡敦子(吉田警察犬訓練学校・訓練士)
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 白熊栄次
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:浜田治希 河合宏 和泉史郎 西本ひろ子 大石麻衣
アメリカンビスタ カラー 24分

星王バズー率いる大星団ゴズマは全宇宙の支配を進めていた。既に多くの惑星は軍門に下っており、バズーは次なる標的を地球に定めた。地球方面遠征軍を指揮するギルーク司令官は地球への侵略を開始したが電撃戦隊チェンジマンによって阻止された。

外敵からの地球防衛を行う世界的な軍事組織・地球守備隊。その日本支部では各部隊から精鋭が集められ、鬼軍曹と呼ばれる指揮官・伊吹による苛烈な特訓が行われた。ゴズマによる襲来が近いうちに起こるのではないかと考えた彼は地球守備隊の中に電撃戦隊を組織した。ゴズマの戦闘員・ヒドラー兵によって隊員たちは惨殺されたが、生き残った5人(剣飛竜、疾風翔、大空勇馬、渚さやか、翼麻衣)は謎の光を浴びた。それは地球が危機に瀕した際に地球自身が発する「アースフォース」であり、彼らが左腕にはめているチェンジブレスが反応したことでチェンジマンに変身したのだ。圧倒的なパワーを手に入れた彼らはヒドラー兵を撃退した。

宇宙獣士カミラにレドン鉱石を投入した副官ブーバは地球ファイヤー作戦を開始した。その作戦とはレドン鉱石と地中のマグマを反応させて地球を焦熱地獄に変えるというものだった。午前3時、地底深くに築いたレドン反応炉にスイッチが入ると巨大な地震が発生した。午前4時、この地震が人工的なものではないかと考えた伊吹は震源地に近い大鷹山国立地震研究所へ急行させた。研究所では地震や火山噴火ではありえない異常な波形を観測していたが、先回りをしていたカミラが所員の体を乗っ取り大鷹山噴火の前触れだと言わせた。そして10時間後の午後2時に大鷹山始まって以来の大噴火が起こることから直ちに住民を避難させるようにと命じると、飛竜たちは急遽大鷹村へ向かった。これは計画の邪魔となるチェンジマンを大鷹山から遠ざけるための作戦だった。

午前8時、大半の住民が下大鷹駅の前に避難してきたが、少年のユウジが貨物列車の運転席に乗り込み始動させたのだ。両親によると置いてきた犬が気掛かりで連れてきたいらしい。飛竜と翔はバイクで追い掛けるが、それを知って驚いたのはブーバだった。まさか戻ってくるとは・・・。

屋台的映画館
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クレージー作戦 先手必勝

  • posted at:2022-05-21
  • written by:砂月(すなつき)
くれーじーさくせんせんてひっしょう
東宝
配給:東宝
製作年:1963年
公開日:1963年3月24日 併映「戦国野郎」
監督:久松静児
製作:渡辺晋 森田信
脚本:池田一朗
撮影:玉井正夫
美術:清水喜代志
録音:増尾鼎
照明:西川鶴三
音楽:宮川泰 萩原哲晶
整音:下永尚
監督助手:木下亮
編集:大井英史
合成:松田博
現像:東京現像所
製作担当者:眞木照夫
出演:植木等 谷啓 ハナ肇 池内淳子 中尾ミエ
シネマスコープ カラー 96分

サラリーマンの上田ヒトシは酔っ払って一晩留置場に泊まったことを理由に会社をクビになった。独身寮を追い出されたヒトシが頼ったのは小料理屋を営むお勝だったが、それは彼女にとって都合のいい話だった。ヒトシに惚れているお勝としてはこのまま居続けてもらい行く行くは結婚式を挙げることまで考えていた。だが無責任ながらも意外と律儀なヒトシは、親しき中にも礼儀ありだから家賃を払うと言ったのだ。がっかりしたお勝が好きなようにすればいいと素っ気なく言うと、ヒトシはそのうちになんとかすると言って店を出て行った。気分直しに祭りを見に行ったヒトシだったが目の前で神輿同士の争いが始まり、騒動を収めるために近くにあった乳母車を押して中に飛び込んだ。赤ん坊に何かあっては大変だと神輿は離れて行ったが、乳母車に乗っていたのは人形だった。事態を穏便に収束させたことを祭りの主催者たちに感謝されたヒトシは謝礼を受け取った上に一升瓶までもらった。その様子を見ていたのは留置場から出てきたばかりの安井真だった。彼は一晩ヒトシと同じ部屋におり、強盗と殺人で前科六犯という出まかせを本気で信じていた。弟子にして欲しいと安井が申し出ると、困った彼は主催者のところに置いてある酒を持ってきたら考えると言って姿をくらました。

ケンカが起これば仲裁人が必要になる。仲裁に入れば金になる。立派な職業として成り立つことを証明したヒトシは「よろずもめごとまとめ屋」を始めることにした。料金は親子ゲンカが千五百円で夫婦ゲンカが二千円。相棒はフラフラになりながら一升瓶を両手に持って帰ってきた安井だ。近所の八百屋で夫婦ゲンカが始まったことをお勝から聞いたヒトシは早速仲裁に行き特別サービスの千五百円を手に入れた。次の仕事はないかと二人で街を散歩していると男たちが殴り合っていた。きっかけはどうやら犬のケンカらしくとりあえず仲裁に入ることにした。ところがいつの間にかケンカに巻き込まれてしまいヒトシは首を絞められる始末。するとそこに着流し姿の男が割って入り仲を取り持った。その男は喧嘩頂戴業の花木ハジメといい、その芝居がかった仲裁の仕方に興味を持ったヒトシは彼を仲間に引き入れることにした。

屋台的映画館

カメラを止めるな!

  • posted at:2022-05-19
  • written by:砂月(すなつき)
かめらをとめるな
ENBUゼミナール・シネマプロジェクト
配給:ENBUゼミナール・シネマプロジェクト
製作年:2017年
公開日:2018年6月23日
監督:上田慎一郎
アソシエイトプロデューサー:児玉健太郎 牟田浩二
プロデューサー:市橋浩治
脚本:上田慎一郎
撮影:曽根剛
録音:古茂田耕吉
特殊造形:下畑和秀
特殊メイク:下畑和秀
ヘアメイク:平林純子
助監督:中泉裕矢 吉田幸之助
編集:上田慎一郎
音楽:鈴木伸宏&伊藤翔磨 永井カイル(ZIPANG ENTART)
主題歌:「Keep Rolling」謙遜ラヴァーズ feat. 山本真由美
制作:吉田幸之助
出演:濱津隆之 真魚 しゅはまはるみ 長屋和彰 細井学
アメリカンビスタ カラー 96分

とある山奥の廃墟で自主映画の撮影隊がゾンビ映画を撮影していた。リアルさを求める監督は女優の演技に納得が行かずOKを出さなかった。そして42テイクに至るとついに堪忍袋の緒が切れ、恐怖に染まった本物の表情をくれと怒鳴りつけて部屋を出て行った。急遽休憩に入ると心配になった男優は女優にいたわりの声を掛けメイクの女性は紙コップのお茶を渡した。こうなったのは自分のせいだと落ち込む女優に悪いのは監督のせいだとメイクが言い聞かせていると、助監督の男性がバケツを持って屋上に向かおうとしていた。どうやら監督の言いつけでありったけの血糊を持って行くところらしい。メイクは監督との付き合いが長くいろいろなことを知っていた。どうやら今回の映画に賭けており借金までしているらしい。しかも監督自身が全国の廃墟を何百ヶ所も回ってこの廃墟に決めたというのだ。あくまでも噂ではあるが、この場所は表向きは浄水場として作られたが裏では日本軍がある実験で使っていたとか。それは死人を生き返らせるための人体実験だった。怖くなった男優は話を変えて盛り上げることに努めるが、外で聞こえた悲鳴とともに腕が転がってきて驚いた。造形物にしてはよく出来ていると三人が感心していると、後からやってきて倒れ込んだ助監督の男性の右腕がないことに気づいた。メイクはドッキリだと思ったが、今度はゾンビと化したカメラマンの男性が入ってきて暴れ始めた。男優が何とか外へ追い出したが、今度は助監督が息を吹き返して暴れ始めた。三人が恐怖におののいていると、俄然やる気を出した監督がハンディカメラで撮影を始めた。「これが映画だよ!」。興奮した監督は自分が求めていた嘘のない本物の映像を記録し続けることに決めた。

今から1ヶ月前、8月に開局するゾンビ映画専門テレビ「ゾンビ・チャンネル」のスペシャルドラマの監督として映像監督の日暮隆之が抜擢された。そのドラマは廃墟で自主映画を撮っているスタッフが本物のゾンビに襲われパニックに陥りながらも戦うというものであり、この企画には二つの重要ポイントがあった。一つは午後1時から30分間生中継で放送すること、そしてもう一つは一台のカメラで一度もカット割りをすることなく終始撮り続けるワンカット撮影だった。ラインプロデューサーの古沢真一郎とテレビプロデューサーの笹原芳子からその話を聞いた日暮は戸惑うが、娘の真央が好きな俳優・神谷和明が出演することを知り引き受けることにした。

屋台的映画館

沖縄やくざ戦争

  • posted at:2022-05-16
  • written by:砂月(すなつき)
おきなわやくざせんそう
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年9月4日 併映「徳川女刑罰絵巻 牛裂きの刑」
監督:中島貞夫
企画:日下部五朗 橋本慶一 奈村協
脚本:高田宏治 神波史男
撮影:赤塚滋
美術:井川徳道
照明:北口光三郎
録音:溝口正義
音楽:広瀬健次郎
編集:堀池幸三
助監督:藤原敏之
記録:森村幸子
装置:吉岡茂一
装飾:白石義明
背景:西村三郎
琉歌指導:竹中労 知名定男
スチール:中山健司
衣裳:高安彦司
美粧:田中利男
結髪:明田多美枝
演技事務:西秋節生
擬斗:上野隆三
進行主任:野口忠志
出演:松方弘樹 渡瀬恒彦 新藤恵美 矢吹二朗 尾藤イサオ
アメリカンビスタ カラー 96分

沖縄本島の中部に位置するコザは、極東最大のアメリカ軍基地を対象とした商業や娯楽サービスにより経済は飛躍的な発展を遂げた。長年の間、国頭、北谷、中城の三派が縄張りを分け合っていたが、昭和43年、国頭正剛の命を受けた中里英雄とその舎弟分たちが北谷、中城の両派を倒してコザを制圧すると、中里は罪を一身に被り7年の刑を受けて服役した。その後、沖縄県の本土復帰が本決まりになると本土系暴力組織が侵略の動きを見せ始めたため、それに対抗すべく国頭派は那覇の大城派は大同団結し防衛に当たる決意を固めた。昭和46年に結成された「沖縄連合琉盛会」がそれである。だが国頭と大城朝光の二人を理事長に据えたことでいつ爆発するかわからない火山のように不気味な危機を孕んでいた。

喜屋武岬の慰霊塔下で白骨化した遺体が発見された。仲間の知花誠治が行方不明となっているため身元を確かめるために中里が警察に出向くが、その遺体はバラバラに切り刻まれ頭蓋骨にはいくつもの陥没があった。持ち物から知花だと確信したが、その話を国頭や理事の石川隆信にしても何故か乗ってこようとしなかった。そこで中里は知花の敵を討つまで葬式を出さないことに決めた。そんな彼の行動を一番警戒していたのは石川だった。知花と同様、中里も消さなければ将来対決することになりかねないと進言するが、国頭は兄弟分に絶対手を出すなと言った。一方、中里派も石川が知花を殺したと考えていた。何故なら中里の服役中に知花の弟・鉄男やその仲間たちが散々な目に遭わされていたからだ。鉄男は石川の殺害を提案するが、中里派が30人なのに対し石川は200人の配下を従えているため結果は目に見えていた。中里は国頭を信じて待つべきだと言った。

中里の配下の具志川照邦は組員を養うために縄張りを越えて飲食店に氷の販売を行い、その話が耳に入った国頭は見せしめとして彼を拷問に掛けた。即座に中里が詫びを入れにきたことで国頭は中の町一帯を任せることに決めたが、石川はその一方的なやり方が気に食わず反発した。その結果、破門されむしゃくしゃした気持ちで帰宅すると待ち伏せしていた鉄男に命を狙われた。

屋台的映画館

兵隊やくざ 俺にまかせろ

  • posted at:2022-05-13
  • written by:砂月(すなつき)
へいたいやくざおれにまかせろ
大映(東京撮影所)
配給:大映
製作年:1967年
公開日:1967年2月25日 併映「東京博徒」
監督:田中徳三
企画:久保寺生郎
原作:有馬頼義
脚本:高岩肇
撮影:宗川信夫
録音:飛田喜美雄
照明:伊藤幸夫
美術:渡辺竹三郎
音楽:鏑木創
編集:中静達治
助監督:帯盛迪彦
製作主任:渡辺俊策
出演:勝新太郎 田村高広 内田良平 渡辺文雄 長谷川待子
シネマスコープ モノクロ 89分

昭和二十年、北満。ソ連軍の襲撃により駐留部隊は全滅したが、瓦礫に埋もれたおかげで奇跡的に命拾いしたのは大宮一等兵と有田上等兵だった。二人は救援にきた鬼と呼ばれる第一〇二独立守備隊木崎部隊にそのまま配属となったが、戦況の悪化から作戦が全面的に変更され南方への転進に即応した行動を取ることになった。密偵の張から掃討作戦によってゲリラが鳴りを潜めていると聞いた田沼参謀は通過点である孟家屯に分遣隊を送ることに決めた。

練兵休の日に田沼から酒などの特配があり兵隊たちは大いに盛り上がった。気が大きくなった滝口兵長は下戸だという張を捕まえ参謀直々の酒が飲めないとは何事かと絡んた。すると便所から出てきた大宮は嫌がる物を飲ませることはないじゃねえかと一升瓶を取り上げようとした。何処の馬の骨か知らないが俺は参謀殿の車の係をしていると滝口が誇らしげに言うと、大宮は運ちゃんじゃねえかと嘲った。ボクサー崩れの滝口は表へ出ろと勝負を仕掛けるが簡単に伸されてしまった。その噂は忽ち広がり仙場伍長など腕に自信がある者たちに呼び出されたがこれも敵わなかった。後からやってきた有田は大宮の肩をポンと叩きすっきりしたろうと笑った。

ある日、孟家屯分遣隊にゲリラ隊が襲撃し、二名の負傷者を出したが撃退した。張からの情報との食い違いが転進作戦に重大な影響を受けることは間違いなかった。四日後の十二時に各部隊が一斉に行動を開始し孟家屯の間道を経て南下することが既に決まっていたことから田沼は大変な事態が起こるだろうと予想した。その頃、大宮と有田は料理長の仙場が作った料理をたらふく食べ缶詰などの土産を抱えて上機嫌で小隊に戻ったが、そこに北沢軍曹が真っ赤な顔をしてやってきた。物干場から彼の襦袢がなくなっており火急の用事と称して持ち物を検査しようとしたのだ。言われもない理由で自分の部下が疑われた岩兼曹長は、内務班に逃げ込んだのを目撃をしたという監視兵を厳しく問い質した。すると監視兵は震え出しその様子を見た北沢は内々に処置するつもりだったが正式に取り調べてもらうと言った。怖くなった竹内二等兵は自首しようとするが、監視兵が事の発端だと考えた有田はそれを止め先に盗んだのはそっちだろうと言った。そこへ大宮が割って入り俺が盗んで文句があるのかと啖呵を切った。岩兼は俺の小隊の始末は俺がつけると言い、二人が帰ると大宮に今日こそ徹底的に木崎隊の神髄を見せてやると睨みつけた。

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