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網走番外地 悪への挑戦

  • posted at:2023-02-14
  • written by:砂月(すなつき)
あばしりばんがいちあくへのちょうせん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1967年
公開日:1967年8月12日 併映「兄弟仁義 関東命知らず」
監督:石井輝男
企画:今田智憲 植木照男
原案:伊藤一
脚本:石井輝男
撮影:稲田喜一
録音:渡辺義夫
照明:大野忠三郎
美術:藤田博
編集:鈴木寛
助監督:内藤誠
進行主任:武田英治
現像:東映化学工業
音楽:八木正生
主題歌:「網走番外地」高倉健
出演:高倉健 嵐寛寿郎 真理明美 谷隼人 田中邦衛
シネマスコープ カラー 90分

博多港の波止場では少年たちがバリケードを築き母子を人質にして立てこもっていた。彼らの手にはライフル銃が握られており、警察との睨み合いは長時間に亘っていた。そんな中、ふらりと現れた橘真一は彼らの前に歩み寄ると何の罪もない人を放してやれと言った。少年たちがそれを拒否すると橘は女子供の助けを借りなきゃ何も出来ないのかと挑発し人質の身代わりを買って出た。そして罪を重ねれば少年死刑囚になりうることを説明して脅すとマシマロが怯え始め、ダンプとの間で小競り合いが始まった。橘はしめたと思い飛び掛かろうとするが、それにいち早く気づいたダンプが引き金を引いた。銃弾は橘のどてっ腹に命中し動揺したダンプは警察に逃走用のボートを要求するが、うずくまっていた橘が立ち上がって近づいて来ると恐ろしくなり真っ青になった。お勤めに行くかと言われ観念したマシマロ、ダンプ、エントツの三人は御用となった。橘は服の中の鉄板を取り出しながら本当にぶっ放しやがったとつぶやいた。

早々に現場から立ち去った橘に話し掛けてきたのはペコという少女だった。彼女はベイビードールというクラブに案内したが、そこは不良少年たちの溜まり場だった。あっという間に取り囲まれた橘だったが、挨拶がわりに大暴れしお前らみたいな行儀の悪い奴らにはこういうお返しもあるんだと説教した。彼らのバックにはハジキやドスよりも肺がんが怖いというクラブのオーナーの衆木という男がいた。波止場での活躍を見たことで心底惚れ込み、橘に仕事を斡旋しようと考えたのだ。だが子供を手先に使うやり方が気に食わない橘はすぐに店を出て行った。

港の見える高台を橘が歩いているとペコと新坊がつけてきた。きっと衆木が命じたに違いないと考えた彼はそんなことばかりしていると臭い飯を食うことになるぞと説教した。すると偶然鬼寅が通り掛かり、橘は懐かしさに相好を崩した。鬼寅は今体調を崩した幼馴染の島田保護司の手伝いするために愛宕少年寮にいたのだ。話を聞いた橘は今まで世間に迷惑を掛けた恩返しとしてしばらくここで働くことに決めた。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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