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肉体の門(1988年)

  • posted at:2023-02-20
  • written by:砂月(すなつき)
にくたいのもん
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1988年
公開日:1988年4月9日
監督:五社英雄
企画:日下部五朗 佐藤雅夫
プロデューサー:厨子稔雄 天野和人
原作:田村泰次郎
脚本:笠原和夫
撮影:森田富士郎
美術:西岡善信
照明:増田悦章
録音:堀池美夫
整音:荒川輝彦
編集:市田勇
記録:田中美佐江
監督補佐:鈴木秀雄
装置:稲田源兵衛
装飾:福井啓三
背景:西村三郎
衣裳:宮川信男
美粧:長友初生
結髪:山田真佐子
ヘアメイク:河野明子
衣裳コーディネーター:森護
衣裳協力:カティアール
キャスティング:葛原隆康
手話指導:明石励造
振付:謝珠栄 相良まみ」
題字:堀三千三
通訳:岡田厚詩
擬斗:土井淳之祐
演技事務:寺内文夫
進行:尾崎隆夫
スチール:中山健司
音楽:泉盛望文
挿入歌:「星の流れに」八代亜紀
・・・:「帰り船」田端義夫
進行主任:長岡功
出演:かたせ梨乃 名取裕子 加納みゆき 西川峰子 山咲千里
アメリカンビスタ カラー 119分

アメリカ軍の占領下にある終戦後の東京。有楽町の廃墟ビルに住む浅田せんは街娼グループを率いているが、ある夜進駐軍による取り締まりから仲間と逃げる際に菊間町子を巻き込んでしまった。翌日、せんは彼女に食事代と電車賃を渡して帰らせようとしたが、町子はこのまま一緒にいさせて欲しいと願い出た。彼女の夫は陸軍中尉で硫黄島で玉砕し、住む場所も失ったことでどうやって暮らして行くか悩んでいたところだったのだ。せんはダメだと断ったが、それでもしつこく頭を下げるため、仲間たちの同意を得た上で厳しい決まりを守ることが出来るのならば入れてやると言った。その決まりとは、稼ぎは平等に分けること、稼ぎの一割はパラダイスの資金にキープすること、そして稼ぎにならない色恋をしてはならないことの三つだった。この掟を破った者は皆でヤキを入れて叩き出すがそれでもいいかとせんが問うと、町子はパラダイスって何ですかと質問した。パラダイスとはせんたちが計画しているダンスホールであり、今いる廃墟ビルを化粧直しして開業することが目標だった。事業が軌道に乗ればもう体を売る必要はなくなるのだ。資金のキープは既に一斗缶にして三缶分に達しており、あと三年もすれば実現しそうだという。それを聞いて安心した町子はせんと血の契りを結んだ。

街娼グループにはせん(関東小政)の他に菅マヤ(ボルネオマヤ)、本庄光代(きすぐれのミッチ)、安井花江(フーテンのろく)、乾美乃(ジープのみの)、柴田幸子(ベイビー)がいた。せんたちは廃墟ビルの中に一トン神社という奇妙な神社を作っていたが、御本尊として祀られていたのはB-29爆撃機が落として行った一トン爆弾だった。それは二年前に落とされたにも拘らず爆発しなかった不発弾で、いつも商売の前に必ず拝んでから出掛けていた。彼女らのライバルは有楽町を縄張りとする北川澄子(ラクチョウのお澄)がリーダーのラクチョウ一家だった。ある夜、澄子の妹分である大森銀子(血桜お銀)がマヤを訪ねてやってきた。仲間のテリーを可愛がったお礼をしたいというのだ。するとそこにやってきたせんが、文句があるならこっちに言いなと言った。銀子は二人を廃車バスのアジトへ連れ帰り澄子と対面させた。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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