東映ビデオ=バンダイ=東映エージエンシー=日本コロムビア=東映
配給:東映ビデオ
製作年:2017年
公開日:2017年6月17日 併映「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」
監督:坂本浩一
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫
プロデューサー:中野剛 塚田英明 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:荒川稔久
音楽:渡辺宙明 亀山耕一郎
撮影:百瀬修司
照明:太田博
美術:和田洋
編集:目見田健
録音:山口満大
スクリプター:川野由希子
助監督:伊藤良一
制作担当:石切山義貴
ラインプロデューサー:佐々木幸司
装置:山本優
装飾:塩満義幸
小道具:淀名和祐介
持道具:大前瑠美
美粧:唐澤知子 一山あい子
衣裳:福田慎太郎 鷹嘴理恵
キャラクターデザイン:野中剛
資料担当:松井大
造型:レインボー造型企画 前澤範 前澤まさる 吉川学
主題歌:「ガールズ セイ ハレルヤ!」ガールズ・スクワッド(ジャスミン ウメコ シェリー シシー タミー)
挿入歌:「girls in trouble! DEKARANGER」ジャスミン&ウメコ with デカレンボーイズ
音楽プロデュース:Project.R
制作プロダクション:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:坂本浩一
出演:木下あゆ美 菊地美香 森田涼花 桃瀬美咲 川本まゆ
アメリカンビスタ カラー 55分
留置場の独房で目覚めたS.P.Dの日渡茉莉花(ジャスミン)は何故自分が囚人服を着ているのかいくら思い出そうとしても何も覚えていなかった。もしかすると記憶を消されているのかもしれない。そんなことを思い巡らせているとドアのロックが解除され、それと同時に飛び込んできたのは女性だった。自分以外にも人がいたと喜ぶ彼女だったがそれもつかの間、怪物が閉じた別のドアをこじ開けて侵入すると襲い掛かった。女性は爪で一閃され即死。SPライセンスを持っていないためデカイエローに変身出来ないジャスミンは隣の部屋に逃げ込んだ。するとそこでは仲間の胡堂小梅(ウメコ)が呑気に眠っていたのだ。慌てて起こそうとするがウメコは寝ぼけたまま怪物に殺された。怒りに燃えるジャスミンは怪物に殴り掛かるが、パワーに圧倒され首を絞められた。すると怪物の憎しみしかない感情が流れ込んできたのだった。彼女には触れるだけで相手の記憶を読み取る能力があるのだ。その憎しみに気を取られているうちに隙が生まれ、ジャスミンは首を折られて絶命した。
二度目の死から目覚めたジャスミンは、自分の身に起こっているのは同じことを何度も繰り返すループ展開だと確信した。体験した記憶は残っており、やはり同じタイミングでドアのロックが解除されたのだった。部屋の外に出た彼女は困って立ち尽くすあの女性を部屋の中に引き入れると自分が地球署の刑事であることを明かした。するとその女性も宇宙警察の刑事であることがわかった。ジャスミンは一緒に戦おうと協力を求めるが、女刑事は巻き込まれるのは御免だと逃げてしまった。ジャスミンが近くにあった棒で殴ると怪物は女刑事を追い掛けて出て行った。そこにやってきたウメコとともに部屋を出ると二人の女性が手招きした。ジャスミンたちは同じ部屋に籠るとドアの入り口にバリケードを築いた。宇宙連邦警察の刑事・シェリーとタミーも同じように二度死んでおり、そうなると少しばかり要領良くなっていた。拘束されているのは全て女性警察官であることから警察組織に対する復讐の可能性も考えられた。だが何度も死んで生き返っていることを重要視したジャスミンはまるでゲームのようだと言った。仮にそれが真実だとした場合どうすればクリアとなるのか。そう話しているうちに怪物がバリケードを破って侵入してきた。タミーは自ら勝負を挑み、シェリーのサポートを得てついに怪物を倒した。初めての勝利に喜ぶ四人だったが、起き上がった怪物から伸びた触手がウメコたちの体を貫いた。一人残されたジャスミンは部屋の隅に設置された監視カメラに気づき抗議するが声は届かなかった。その行動を別室で観察していたのは銀河連邦警察のバーディー刑事部長だった。
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